仮に純粋に欲しい人だったとしても店に迷惑をかけるのは転売ヤーとやってる事が一緒なのでそういった行為は本当に止めてほしい限りです。
今回はタイトル通りあの神が戦います。最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
〈お待たせしました!只今より本日のメインイベント、空島の宝探しを開催致しますッ!!〉
遂に始まるか……あの後バカ騒ぎしてたあいつ等抑えるのに時間が掛かって全然休めなかったが、いざ始まるとなるとやっぱ楽しみで仕方がない!そして今回は宝探し、という事は探索系のイベントみたいだな?
〈ルールは簡単!この空島エリアに散らばる宝箱にあるポイントを集めていき、より多くのポイントをゲットしたプレイヤーの勝利です!またポイントを持ってるプレイヤーを撃破する事で相手の保有するポイントを奪う事も出来ます!そして撃破されたプレイヤーは一分間のクールタイム終了後に再びスタート地点から再出撃出来ます!〉
成る程、なら他のプレイヤーにわざと宝を見つけさせて其処を襲撃する手もあるのか。だがその場合失敗すれば全くポイントを得られないままゲームが終わってしまう事になりそうだな。
〈制限時間は一時間!宝箱は見つかりにくい場所程高得点なので皆さん頑張って探してください!それではまもなくゲームスタートです!〉
……いよいよ始まる。周りには多くのプレイヤーが既にスタート出来る準備を終えている。俺もゴッドガンダムのブースターを展開し何時でも出られるようにしている。後は、スタートの合図を待つだけだ……!
―GAME START―
よし、始まったッ!スタートと同時に俺はゴッドガンダムの機動力を活かし直ぐ様奥の森林へと向かった。目指すは空島の山岳地帯!おそらくだが遠い分ポイントとかも多くある筈だ!
〈……凄い、一瞬で山岳地帯の方に向かって消えて行った……!?〉
〈あれが異世界のビルダー、玲二さんのゴッドガンダム……俺も、負けてはいられないな〉
山岳地帯へと向かった玲二を見てリクとヒロトも自分の機体を出撃させゴッドガンダムを追うように山岳地帯へと向かうのであった。
―森林地帯 サラ視点―
「えっと……あ、また宝箱あったよ♪」
〈姉さん、こっちにも二つ見つけたぞ〉
森林地帯ではサラとメイのLダイバー組が二人で協力し宝箱を集めていた。この二人は其処まで上位を目指すつもりはなくただ楽しむように宝探しをやってるようだ。
〈……そういえば姉さんは別世界とはいえリアルの世界に行ったのだろう?その……どういう感じだったのだ?〉
「え?うーん……最初は戸惑ったりしたけど、ガンプラのボディじゃなくて人間のようにユッキーや玲二さん達と過ごせて、それで皆と美味しい物を食べたり可愛いお洋服を着れたりして凄く楽しかった♪」
〈………そうか〉
サラから別世界で生身の身体を得た感想を聞いたメイは何処か羨ましそうな顔をしていた。それを見たサラも何かを察したようで……
「………もしかして、メイも生身でリアルに行ってみたいの?」
〈ッ!?い、いや、少し羨ましく思っただけだ。それに幾ら生身の身体を得てリアルに行けてもそれは一時的な物に過ぎない。こちらの世界に戻ればまた元のLダイバーに戻ってしまうのだろう?それならエルドラに行くのとそう変わらないだろうし、だったら私はそちらでも構わないからな……〉
「メイ……」
サラは何となく気づいてしまった、メイも本当はリアルの世界に憧れている事を……
確かに自分達Lダイバーは普段はGBNの中で過ごしリアルに行く時はガンプラのボディに宿っている。しかしそれはあくまで作られたガンプラの身体であって本当の身体ではない。
故に食事も必要ないしリアルでの遊びや行動にも色々と制限が出来てしまう。だからたまに他のプレイヤーが話すリアルでの出来事に憧れを持ってしまう。
そしてそんなサラも一時的とはいえ別世界のリアルで普通の女の子として過ごしたという事実にメイは少なからず嫉妬心を抱いてしまってるようだ。幾らエルドラで似た体験が出来るとはいえ彼処はヒロトやリク達が過ごす世界とは全然違うのだから……
〈だからこの話はもう忘れてくれ。今は宝探しに集中しよ「ねぇメイ、もし私達が本当にリアルで人間として過ごせる方法があるとしたらどうする?」………え?〉
「……実は向こうの世界に行った時に玲二さんから聞いたんだ。戻る時にその気になれば私を人間としてリアルに送る事も出来るって」
〈人間として……!?それってどういう…………ッ?!姉さん伏せてッ!!〉
サラの言葉にメイが問おうとした瞬間何やら気配を感じたのかメイはサラに伏せるように指示をした。すると次の瞬間
―ズガガガガガァッ!―
「きゃあッ!?」
〈グッ……?!誰かいるのか!?〉
突然森の奥から銃撃が放たれサラを庇ったメイのウォドムポッドの一部に被弾し装甲が破損した為仕方なく残りの装甲も剥がしモビルドールの状態となり銃撃があった方に向かって武器を構えた。そしてその木の陰から現れたのは………
《楽しそうだな貴様等ぁ?ゲームマスターであるこの私を差し置いてぇッ!》
〈いやだからあんたこのゲームのマスターじゃないでしょうがッ!?〉
そう、仮面ライダーゲンムとその操縦者?のマリンであった。しかし案の定ゲンムはマリンの操縦を無視して勝手に動いているようだ。
〈お前は、確か佐々木玲二の仲間だったか?不意討ちとは随分卑怯なやり方をするんだな?〉
《ハッ!どんな手段を駆使してでもクリアする。それがゲームというモノだろうがぁッ!!》
〈いやだからってさっきから不意討ちし過ぎなんだって!もうお願いだから船長の言う事聞いてってばぁッ!?〉
「?……もしかしてあの機体、勝手に動いているの?」
操縦者であるマリンの悲鳴に似た声を聞き、二人はどうやらゲンムがマリンの操縦を受け付けず勝手に動いているという事に気づいたようだ。
〈……お前が何者かは分からないが、少なくとも邪悪な意思を感じる。もしお前がGBNの脅威となるのなら、此処で食い止めてみせる!〉
《ほぉ、神であるこの私を相手にするつもりか?良いだろう、コンティニューしてでもクリアする……ッ!》
〈だから言う事聞けってえぇぇぇぇぇーーーッ!!〉
こうして二人のLダイバーのモビルドールと仮面ライダーゲンムとの戦いの火蓋が切手落とされた。そんな中マリンも必死で操縦しようとするも全く受け付けずただ叫びが虚しく響くだけであった。
―視点変更 マリン―
〈はあぁッ!!〉
―ガキィンッ!―
《ぐうぅッ!?》
うわわわわ……ッ?!いきなり船長のゲンムがメイさんとサラさんに喧嘩売ってバトルが始まったんだけど、これ普通にヤバくない?!さっきからゲンムが幾ら攻撃してもサラさんのシールドで防がれるしその隙にメイさんが懐に入ってきてダメージを受けるし!もう残りのHPも僅かになってしまいましたよ!?
「ど、どうするんですか!?このままじゃ負けてしまいますよぉッ?!」
《黙れぇッ!神の才能を持つ私が負ける等あり得る筈がないいぃッ!!》
〈だったら思い知らせてやる、己の傲慢さを恥じるんだな!〉
―ドゴオォッ!―
《ぐおぉッ!?ガ……ハッ……》
ゲンムが体勢を立て直そうとする中でメイさんが容赦のない蹴りを放ちゲンムのHPゲージを0にしてしまった!それってつまり……!?
―GAME OVER―
―シュウゥゥゥ………―
やっぱりやられてしまったじゃん!?これじゃあさっきまで集めたポイントが全部無駄になるじゃん!?だから止めろって言ったのに………
………あれ?おかしいですね?何時まで経ってもスタート地点に戻らないし画面も暗いままですが……もしかしてバグった?
〈……取り敢えず退けたみたいだな〉
〈うん、これであの人のポイントも………あれ?さっきの人、500ポイントぐらいあった筈なのにメイのポイント全然変化してない?〉
〈何?一体どういう……〉
―ブオォンッ―
〈ッ!?姉さん後ろだ!〉
〈え………?―ドッゴオォンッ!―キャアァッ!?〉
………え?え?ど、どういう事ですか?何でゲンムがいつの間にサラさんを背後から蹴り飛ばしたんですか?!てかゲームオーバーになったのに何で………ってゲームオーバー!?って事は……!?
《ヴェハハハハァッ!残りライフ98ィッ!!》
―LIFE 99→98―
「やっぱりコンティニュー機能かぁーーーーーいッ!?」
そうだゲンムのレベル0は99もライフがあるから一回倒しただけじゃ意味ないんだわ!?
〈残りライフだと?!まさか、スタート地点に戻らずに即座にコンティニューしたという事なのか?!〉
〈しかもそれが後98もあるなんて……?!〉
《これが私が成せる神のゲームの力だあぁッ!ヴェハハハハァーーーッ!》
動揺する二人にゲンムは容赦なく再び攻撃を仕掛けていくけどやっぱり二人もすぐに対応して防いでいきますね……それにしてもなんか二人の動きが少し鈍いような気がするけど……?
〈クッ……!?さっきから機体の様子がおかしい……?!〉
〈う、うん、私も……まるで力がどんどん失われてるような……?〉
「力が失われてる?……ってまさか?!」
《フッフッフ……本来レベル0はバグスターウィルスを抑制する為の力だが、此処ではどうやらお前達にも有効なようだなぁッ!?》
やっぱりこいつの仕業かぁーーーッ!?今度はバグスターを抑制する為の力がこの世界だとガンプラの機体レベルを下げる力になっちゃってるみたい!?どどど、どうしよう!?このままじゃサラさんとメイさんが負けちゃう!?イベントだから本来だと勝ちたいけどこいつに好き勝手されるのは絶対に嫌なんですけど!?
―ガッチョーンッ!―
〈ッ!?させないッ!〉
《無駄だぁッ!!》
―ギュイィィィィッ!ズバアァッ!!―
サラさんがまたシールドを張ろうとしたけどそのエネルギーは既に少なく膜のような薄い物になっていて、そのシールドごとゲンムは容赦なく右手に装着してるバグヴァイザーツヴァイのチェーンソーで斬り裂いてしまった!
〈キャアァッ!?〉
〈姉さんッ!クッ!?よくも姉さんを……!〉
《ほお?まだ私と戦うつもりか?ならば、この私の本気を見せてやろうではないかぁッ!!》
え、本気の力?一体何を―シュウゥゥゥ……パアァァァンッ!―え?!な、なんか変な形のガシャットが出てきてるんですけど?!ってかゲンムって本来レベル2しかキット化してない筈じゃ……?!
《グレード無双……》
―無双ガシャットッ!ガッチャーンッ!無双Level up!―
―掴み取れ栄光のエンディング!漆黒の天才プレジデント!グレード無双ゲンム!―
―…バチッ……バチバチバチイィッ!―
ッ!?ぐあアァぁぁァあァアアァァァぁッ?!!?な、何、これ……?!あ、あた、しの中、に何か、がはいっ、てく、る……?!れ、れい、じ、く………
―視点変更 メイ―
《クククッ……ヴェハァーーーハハハァーーーーーッ!!これこそが、神の才能を持つ私が創りあげた究極の力……仮面ライダーゲンム、無双ゲーマーだあぁーーーッ!!》
「な、何がどうなっているというんだ……?!」
〈わ、分からない……けど、とても嫌な感じがする……!?〉
サラとメイはかつてない程に恐怖を感じていた。目の前にいた自分達モビルドールと同じような姿の漆黒の戦士が突如として神々しくも禍々しい姿へと変貌し、その放たれる恐ろしい程の威圧感から二人は全く動けなくなってしまう。
《ほぉ?どうやら本能は正直なようだな?勝てないと悟り動けなくなったか……なら神からのせめてもの慈悲だ、一瞬で終わらせてやろうではないかぁッ!!》
―ガッチョーンッ…ガッチャーンッ!GENM CRITICAL FINALE!!―
ゲンムはバックルの横にあるレバーを閉じ再び開くと両腕両足に高出力のエネルギーが集まっていき、そして……
―ブオォンッ……―
―ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!―
―PERFECT―
「〈キャアアァァァァーーーーーッ?!〉」
―ドッゴオォーーーーーンッ!!―
次の瞬間、ゲンムは目にも止まらないスピードで二人に連続で攻撃していき最後にはなす術なく二人は上空に飛ばされ爆散してしまったのであった。
《……クククッこの力があればこの世界で私はまたやり直せる。この世界で今度こそ私は……私が望むままの新時代を築き上げるのだあぁッ!ヴェハーーーハハハァッ!!》
ゲンムは二人からポイントを手に入れるとすぐにその場から去ってしまうのであった……
―スタート地点 サラ視点―
「……メイ、大丈夫?」
「あ、ああなんとか……だが、スタート地点に戻った筈なのに機体が全然修復されてない。これが奴の力だというのか……?!」
「……あのゲンムっていうのに乗ってたマリンって人もあの禍々しい姿になってから反応が消えてた……このままだとこのGBNがゲンムに支配されてしまうかも!?そうなる前に急いでリクや玲二さんにこの事を知らせないとッ!」
ゲンムの力によって機体がボロボロに大破されてしまったサラとメイ。果たしてゲンムの暴走を止め無事にマリンを助ける事は出来るのか……?
―To be continue―
はい、という事で神暴走です!果たして止められる者はいるのか……( ; ゚Д゚)
けど次回は別視点で他のメンバーが戦います。次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!