それでは今回も最後まで見て頂けたら有難いです、ではどうぞ!
「………えぇッ?!それ本当ですかメイさん!?」
「あぁ、お陰で私と姉さんの機体はボロボロだ……」
ドンオニタイジンと対峙し負けてしまったパルとアヤメ。戻った先で見たのはゲンムによってボロボロになってしまったメイとサラのモビルドールだった。
「あのゲンムって機体、乗っていた人すらも乗っ取って好き勝手に暴れているみたい。もしゲンムがこのまま暴走してしまったらイベントどころかこのGBNも危ないかも!?」
「そ、そんな事になったら大変です!?なら速いところヒロトさん達にこの事を伝えないとッ!」
「あぁ、リクや玲二さんにも!もうすぐ私達の機体も回復するから二人とも乗って!」
「うん!」
「あぁ!」
暴走するゲンムを止める為に、サラ達は零丸とヴァルキランダーに乗り込み玲二やリク達が向かったであろう山岳地帯へと向かう。果たして四人は間に合うのだろうか……?
―山岳地帯麓 あやめ視点―
「……おぉッ!また宝箱ゲット~♪これで余のポイント2400まで貯まったぞ~♪」
〈おぉ~あやめるも貯まってきたね♪ボク達も負けてらんないね?〉
〈吾輩だって他のプレイヤー倒してポイントゲットしたから二人に追いつくのも時間の問題だな♪〉
余達ホロメンガンプラメンバーは今山岳地帯の麓で順調に宝探しを進めていたんだ。道中他のプレイヤーとも戦う事になったが問題なく倒せて、現在ではなかなかの高得点を集められたと思う。うん、順調だな♪
〈はいちゅどーん♪〉
―チュドオォーンッ!―
〈やーりぃ♪これでまたポイントゲット~♪〉
そしてその近くではおかゆもアルスアースリィを駆り襲ってきた他のプレイヤーを迎撃しつつポイントを稼いでいた。
「お?おかゆも順調にポイント集めているね?」
〈まーね、僕達のガンプラが珍しいのか向こうからやって来てくれるから結構楽にポイント稼げるよ♪〉
〈うん、これなら上位賞も楽勝かもね♪〉
そうこうしている内に皆のポイントはかなり貯まっており気づけば余達はランキング上位に上がっていた。とはいえ他にもまだ他にも高得点を出してるプレイヤーもいるし余達を狙ってる者も多いのでまだまだ油断は出来ないけどね。
「……うわ凄ッ!?ねぇ見て、マリン船長のポイントめっちゃ高いよ?」
〈え?あ、本当だ!船長も頑張って宝箱見つけてるみたいだね?〉
〈それか他のプレイヤーを倒してるとか?〉
〈えぇ~?あの船長がかぁ?〉
そしてまさかのマリン船長が上位に入っているのを見て余達は驚いちゃった。マリン船長はジャンルにもよるけどこうしたシミュレーションゲームはそんなに得意ではないからこの結果は意外だなぁ……?
※最も、これはゲンムが好き勝手に暴れているのが原因なのだが……
〈うーん……ちょっと吾輩他の所にも行ってみようかな?パパも多分今頃リクやヒロトと戦ってるかもしれないからその様子も見てみたいし〉
〈そうだね、ルーナちゃんもレイくんを追いかけていっちゃったし、僕達もそろそろ他の場所に行ってみようかな?〉
〈そうだね~……ところでメルメルはどうしたの?なんか全然見かけてないしランキング見ても全然ポイント稼いでないし……?〉
「なんかこっちにお宝ある気がするっていって一人で湖地帯に行っちゃったみたいだけど、あんな開けた場所に何かあるとは思えないんだけどなぁ……?」
取り敢えず此処等辺の宝箱は殆ど回収しちゃったし、此処ばっかりいても仕方ないから他の場所とかにでも向かおうかな……?
〈…………ッ!?皆、伏せて!〉
〈え?一体な……―ドゴオォォォォォォンッ!―
〈ッ?!ら、ラプちゃん!?〉
その時ロボ子さんが何かを察して皆に伏せるように言ったけど遅かった。突如放たれたビームにラプちゃんの乗るターンエーシンが吹き飛ばされてしまいあっけなく撃破されてしまったのだ。そして余達がビームが放たれた先を見ると、其処には深紅の装甲をしたまさに鬼と呼べる機体、『ガンダムGP-羅刹天』が待ち構えていた。
『ガンダムGP-羅刹天』
『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する百鬼のリーダーオーガが駆る機体。宇宙世紀の機体であるGP-02サイサリスをベースにしているがOOのGNドライヴが搭載されておりトランザムを使用出来る。その戦う姿はまさに鬼神そのものと言えよう。
〈……チッ、なんだよこの程度の攻撃で吹っ飛ぶとか、とんだ薄味なヤツだな〉
〈……よく言うよ、後ろから不意打ちなんて、“獄炎のオーガ”らしくないやり方だね?〉
この声……?!羅刹天に乗ってる時点で察してたけどやっぱりさっき余と玲菜を威圧してきたあのオーガだった!ロボ子さんは砲撃してきた羅刹天を駆るオーガに向かいΞのビームライフルを向け威嚇するもオーガはそれをただ鼻で笑っていた。
〈フン、今のは只の挨拶代わりだ。俺の目的は最初っから一つ、其処のアストレイだけだッ!〉
「………え?!よ、余の事か?!」
どうやらオーガの目的は余のようで羅刹天はその刃をアストレイパワードレッドに向けてきた。い、一体どういう事なの……?
〈お前のその機体を見た瞬間に感じた、こいつは極上のご馳走だとな!だからこそ俺はお前と戦ってみたいと思ったんだよ!〉
「……成る程ね。そういやお前ってそういうヤツだったっけ?けど……だからといって余だけならともかく玲菜まで威圧する事なかったじゃん?」
〈……あぁ、お前が抱いてたガキか?なんでGBNにあんなガキがいるかは知らんが俺にとってはそんなのはどうだっていい。俺は只、お前とやり合えればそれでいいんだからなッ!!〉
……そんなの?今こいつ、玲菜の事そんなのって言ったか?玲二様と余の大切な娘に向かってそんなの……?
「…………皆、手出ししないで。余、久々に怒ったから……許さないから……余の大切な玲菜を泣かせたお前だけは、絶対に許さないかんなぁッ!!」
余は普段滅多な事では怒らないけど……流石にこれは余の逆鱗に触れたよ!余はアストレイの150ガーベラストレートを構え羅刹天に切っ先を向けて睨みつける。けどそんなオーガもまた嬉しそうに攻撃的な笑みを浮かべていた。
〈それでいい。この俺の心を動かしたんだ……薄味なバトルなんてしたら容赦しねぇからなぁッ!!〉
その言葉と共に羅刹天がアストレイに一気に詰め寄り互いに刃をぶつけていく。玲菜を泣かせたこいつだけは、絶対に許さないッ!!
こうしてあやめとオーガ、二人の鬼による戦いの火蓋が切って落とされたのであった。
―視点変更 おかゆ―
「す、凄い……あやめちゃん、あのオーガって人の動きについていってる……?!」
〈オーガはフォース百鬼のリーダーでこのGBNでもトップクラスの実力者なんだけど……あやめるもあの激しい動きに全く引けをとってないよ!?〉
本来パワードレッドはその豪腕のせいで機動性が落ちている筈なのに目の前のアストレイはそんな事微塵も感じさせない程の凄まじい剣撃を放っている。これには見てる僕達ですら身震いしてしまう程だった。あやめちゃん、相当怒ってるみたいだけど何があったんだろう……?
〈そ、それより此処にいたらボク達まで巻き込まれないかな?〉
「……そうだね、取り敢えず此処はあやめちゃんに任せて僕達は他の所に〈行かせはしないぜッ!〉ッ!?」
―ドッゴオォォォォォォンッ!―
ッ!?今の攻撃、上から?!一体誰が……ッ!あの人!確かさっきレイくん達と一緒にいたタイガーウルフって人だ!……でもこの人前から思ってたけど見た目狼なのになんでタイガーなの?
〈ほぉ?今の一撃を受け流すとは大した奴だな?〉
「まあね……といっても今の少し避けるのが遅かったらやられてたかも?」
あれは……確かアルトロンガンダムだったっけ?それの改造機みたいだけど、どうやら格闘戦に特化した機体みたいだね?
〈そのアルスとかいう奴が使ってたガンプラ、それに異世界からのバトラーとなりゃあ戦ってみたくない奴はいねぇだろッ!?だから俺と戦おうやぁッ!!〉
「……僕どうせなら熱血タイプは檜○修○さんボイスが良いんだけどなぁ……でもまあそんなに戦いたいんなら良いよ、相手になってあげる!」
僕はアルスアースリィのビームライフルを背中にしまい右手にエネルギーを纏いサーベル状にして構える。向こうも改造アルトロンを構え臨戦態勢に入っていた。
〈……フォース虎武龍のリーダータイガーウルフとその愛機ガンダムジーエンアルトロン〉
「……ホロライブゲーマーズ佐々木おかゆとアルスアースリィガンダムロービジビリティ」
「いくよッ!」
〈いくぞッ!〉
―ガキイィンッ!―
僕とタイガーウルフの合図と共にアルスアースリィのビームサーベルとジーエンアルトロンの拳がぶつかり合う。これでも僕は家族の中ではEXVSは一番強いんだ、簡単にはやられないよッ!
―視点変更 ロボ子―
「………な、なんかボクだけ余っちゃったね?」
ラプちゃんはスタート地点に戻されちゃったしあやめるはオーガと、おかゆんがタイガーウルフと戦い始めちゃったせいでボクは今孤立しちゃった。一瞬一緒に戦おうかって思ったけどそれは無粋だから止めとこう……さて
「……そろそろボク達も戦う?カザミ」
〈うぉッ?!な、なんで俺が近くにいるって分かったんだ?!〉
「いやそんな岩の影に隠れてバレバレだって、シールド隠しきれてないし?というか隠れるなんて君らしくないんじゃない?」
〈い、いやぁ本当は俺もオーガやタイガさんと一緒に出ようと思ったんだが二人ともさっさと行っちゃったからタイミングが悪くなってな……〉
成る程、本当は三人同時に出るつもりが二人が真っ先に突っ走っちゃったからタイミング逃しちゃったんだね?まあ元々この三人は所属してるフォースも違うし息合わなくても仕方なさそうなメンバーだもんね?
〈……にしてもΞガンダムって、マギーさん達から聞いたけどマジでそっちの世界にはスゲェガンプラがあるんだな?しかもガンメタブラック仕様で悪役感出てるし〉
「確かにそうだね。ボクのイメージカラーで塗装したらちょっと悪役機みたいになっちゃったのは否めないけど、それでもボクはこれはこれで気に入ってるよ♪」
ってそんなのはどうでも良いや。ボクはカザミの機体、イージスガンダムの改造機であるイージスナイトにビームライフルの銃口を向ける。
「ボクも君達の活躍見て、そしてマスターからこの世界に連れて来てもらった時は何度も君達と戦いたいと思ってたんだ。だから出し惜しみなんてしないで全力でいくよ!」
〈うッ!?す、スゲェ迫力だが……俺だってもう昔の俺とは違うんだ!俺だってビルドダイバーズだってところを見せてやるさッ!〉
うん、向こうも乗り気になってくれたみたいで嬉しいよ。正直カザミはビルドダイバーズの中ではイマイチパッとしない感じはあったけど、その成長スピードは作中でも凄まじいものがあったから真っ先に戦ってみたかった相手だったんだよね。それじゃ、思う存分戦わせてもらうよ!
「いくよカザミッ!」
〈おっしゃあッ!全力でいくぞおぉッ!!〉
そして突っ込んできたイージスナイトのライテイショットランサー改とΞのシールドがぶつかり合い火花が散る。皆も楽しんでいるんだ、ボクも思う存分戦おうッ!!
―山岳地帯頂上付近 玲二視点―
……なんかやっと俺の視点になったような気がする。って俺は何を言ってんだ?……まあそんな事はどうでも良いか。それよりも今は……
―ガキイィンッ!!―
〈グッ!?流石玲二さんですね、あれから更に強くなってる……!〉
「まあな、別ゲーだけど似たようなゲームでシミュレーションしてたからな!」
俺は今絶賛リクのダブルオーの改造機、スカイメビウスと交戦中だ!迫り来るビーム攻撃をRG持ち前の機動性を駆使しかわしていき近づいては一撃を放っていく。しかしリクも攻撃を受ける直前で機体を少し後退させる事でダメージを最小限に抑えている辺りは流石と言ったところか。そしてもう一人、ヒロトもアースリィを駆り一緒に参戦してきたが、今はルーナのスタービルドストライクと交戦している。
〈んなあぁーーーッ!全然当たんねぇのらぁーーーッ!?〉
〈……やみくもに乱射するだけなら簡単に避ける事は出来る。それにその機体自体はかなり凄いが本人がそれを使いこなせてないようだな?〉
……流石ヒロトだな、冷静に物事を見て対処している。対してルーナは感情的になりやみくもにビームライフルを放ってるだけだ。このままではエネルギー切れを起こしてしまうぞ?
〈玲二さん、余所見してる場合ですか!?〉
「ッ!?―ガキイィンッ!―……そうだな、俺も目の前の相手に集中しないとな!」
俺もいささか機体のスペックに助けられてはいるもののやっぱリクのスカイメビウスには圧されてしまってる。油断は禁物だな……!
〈……玲二さん、あの時の勝負は正直不服でした。俺も本来のガンプラではなかったし決着をつけられないままゲームが終わってしまった……けど今回は違う!俺もスカイメビウスで戦えて、玲二さんもパワーアップしての戦いが出来ると思うだけでワクワクします!〉
「そうかい!それはこっちも同じだ!お互い望んでいた再戦、思う存分戦いあおうぜッ!」
〈勿論です!では玲二さん、いかせてもらいますッ!トランザムインフィニティーッ!!〉
ッ!やっぱ使ってくるかトランザム!ならこっちもハイパーモードでやらせてもらうぞッ!
―戻って麓 あやめ視点―
「はぁ、はぁ……お、思ってたよりやるね?」
〈はぁ、はぁ……フッお前もな?こんな喰いごたえのある奴は久しぶりだ……ッ!〉
うぅ、オーガの羅刹天の攻撃を受け続けたせいで機体のダメージが凄い事になってるよ……でもそれは向こうも同じ事!このままごり押してでも勝って必ず玲菜に謝らせるんだからッ!
〈いくぜ小娘……俺を本気にさせたからには簡単にはくたばるんじゃねぇぞぉッ!?〉
「上等だ余ッ!余もお前倒してちゃんと玲菜にごめんなさいさせるからなぁーーーッ!!」
余も残る力を全て振り絞って、羅刹天に最後の一撃を放つ余ッ!
〈ちょっと待ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーッ!!〉
ッ!?え、ねねち?!一体何処から……ってあれラプちゃんのターンエーシン!?なんでラプちゃんの機体からねねちの声が?!
〈おいそんな中で動くな!ただでさえ六人乗っててキツいんだぞ!?〉
〈く、苦しいぃ~……〉
〈ちょっとラミィちゃん我輩の頭に胸乗せないでよ!?〉
〈ごめんて!でも狭いんだからしょうがないじゃん~!〉
え?な、何あれ?もしかしてねねちだけじゃなくて5期生全員乗ってるの?一体何があったんだ余?!
〈……おい貴様等、まさか俺とこいつのバトルを邪魔しにきたのか?〉
〈ち、違うって!?それより皆大変だよ!マリン船長とねね達のドンオニタイジンが大変な事になっちゃったんだよ!!〉
「え?大変な事って……?」
な、なんだろう?ねねちのあの慌てようを見たらただ事ではないのが分かるけど……取り敢えず不本意だけど戦いを止めてねねち達の話を聞かないとな。
―視点変更 玲二―
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーッ!!」
「でやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーッ!!」
―ズガガガガガガガガガガガガガガガガガァッ!!―
リクのスカイメビウスのトランザムインフィニティーによる強化攻撃と俺のゴッドガンダムハイパーモードの攻撃が互いにぶつかり合う。その度にコックピットのコントローラーから振動が伝わる、俺とリク、ゴッドガンダムとスカイメビウスの激しい鬩ぎ合いがッ!
あの時決着をつけられず終わってしまった戦いがこうして再び出来て、俺の心は今熱くなっているのが分かる!出来る事ならこの勝負をいつまでも続けたい、もっと戦いあいたいッ!!
「楽しい、楽しいなぁリクッ!」
〈はい!俺も玲二さんとこうしてまた戦えるのが嬉しいですッ!あの時決着をつけられなかった分を今!全力で戦える事が何よりも楽しいんですッ!!〉
ハッ!嬉しい事言ってくれるな!?なら俺もその期待に応えて全力でぶつからせてもらうぞッ!
―視点変更 ルーナ―
―バシュゥッ!バシュゥッ!―
「んなぁーーーッ!一発くらい当たれや~ッ!」
〈………其処だ!〉
―バシュゥッ!ドゴォンッ!―
「んなぁッ!?」
うぅ~ッ!さっきからルーナの攻撃全部かわされてるしヒロトのアースリィが的確にルーナのスタービルドを攻撃してくるからシールドで防ぐのが精一杯なのらぁ~ッ!?
〈……リクさんやマギーさんの話を聞いて期待はしていたが、思っていたよりはあっけないな……なら、そろそろ終わりにする〉
ヒロトがそう言うとアースリィがライフルからビームサーベルへと構えてルーナに向かって突っ込んできたのらッ!
………フッ、かかったのらね♪
―キュイィィィィィィィィィィィィンッ!―
〈ッ!?な、これは……!?〉
「もぉお芝居は終わりなのらッ!スタービルドストライク、ディスチャージなのらぁーーーッ!!」
ルーナはこの時を待ってたのら!スタービルドストライクのシールドには相手のビーム兵器のエネルギーを吸収するアブソーブシステムがあってそれをディスチャージモードで解放する事でルーナのスタービルドは更にパワーアップするのら!今回はその力をスピードモードに転換して光の翼を生やしたのら!こうなったルーナはもう止められねーのらぁ~ッ!
―キュインッ!キュインッ!キュインッ!―
〈ッ?!速いッ!?〉
「速いだけじゃねーのら!さっきまでのお返し、たっぷりくらいやがれなのらぁーーーッ!」
―シュウゥゥゥゥゥゥ……バシュウゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!―
〈ッ!?〉
ルーナはスピードモードからライフルモードに切り替えて残りのエネルギーを全てスタービームライフルへと注ぎ目の前にパワーゲートを展開してそのゲートを潜らせるように一気にエネルギーを解き放ったのら!
―ドッゴオォォォォォォォォンッ!!―
「おっしゃあッ!やったのらぁ~♪」
全出力のビーム攻撃をアースリィがモロに受けたのら!これでもうアースリィは撃破してポイントゲット~♪……あ、あれ?ポイント入ってねーのら?なんでぇ~?!
〈コアチェンジ!ドッキング、ゴーッ!!〉
「んなッ?!」
―ギュイィィィィィィィインッ!ドゴオォォォンッ!―
んなぁーーーッ?!な、なんなのら?!急に目の前に違うガンダムが出てきたのら!?しかも肩に付いてるドリルでスタービルドのシールドが破壊されちまったのら!?
……そうだ!確かヒロトの使うコアガンダムってアーマーを変える事で戦い方を変えられるんだった!じゃあ今ルーナがやっつけたのは………ッ!?アースリィのアーマーだけ?!あの一瞬でアーマーを外して違うのに変えたって事ぉッ?!
〈………やっぱり、どうやらそのシールドはあくまでビーム兵器だけを吸収するようだな?なら、物理で攻撃するサタニクスの攻撃までは防げない〉
「ッ!?気づかれてたのら?!」
そんな!?シールドを破壊されたらもうアブソーブシステムも使えないし、そもそも今の一撃でスタービルドのエネルギーはもうすっからかんなのらッ!?
〈………さっきまではあんたは正直大した事のない奴だと思っていた。そのガンプラもあんたの実力も本物だ。だが、これで終わりだ〉
う……目の前にサタニクスのドリルが迫ってるのら。にーちゃが傍にいたから勝って褒めてほしかったのらぁ~……
〈ヒロト、玲二ッ!!〉
〈?メイ、どうかしたのか?〉
……?あれ、ヒロトが攻撃する前に誰か来たのら?あれってもしかしてヒロトの仲間なのら?
―視点変更 玲二―
「?……あれは、ヴァルキランダーと零丸?一体どうしたんだ?」
〈リク!玲二さん!大変なの!ゲンムが……ゲンムが暴れてしまって……!〉
この声、サラか?なんで零丸にサラが?それにゲンムが暴れてる?ゲンムっていうとマリンか?あいつに何かあったのか?
そして俺達はバトルを中断しやって来たサラやアヤメから話を聞く事にした。するとどうやらゲンムがマリンを乗っ取って好き勝手に暴れているらしい。しかも改造とかもしてないのに無双ゲーマーにもなるなんて、やっぱあいつ正真正銘檀黎斗本人だったみたいだな?
「ど、どうするのらにーちゃ!?このままじゃマリン船長が危険なのら!?」
「それどころかこのGBNにも被害が及んでしまうかもしれない……!?」
「そんな……!?玲二さん、此処は皆でそのゲンムとかいう奴を倒しましょう!」
「ああ、だが………」
……果たしてゲンムを攻略出来るのか?奴は今無双ゲーマーとなっているのだとしたら時間停止の力、ポーズが使えてしまうかもしれないし何よりマリンはあれをレベル0の状態に改造してた。という事はおそらくコンティニュー機能も使えるかもしれない。そんな奴にまともに戦っても勝てんのか?…………こうなったら
「………すまないリク、皆。俺はちょっとやるべき事があるから一旦抜ける」
「ええッ!?ど、どうしてですか玲二さん?!」
「そうなのらよにーちゃ!?マリン船長とこの世界の一大事なのらよ!?」
「分かってる、だがこのままだともしかしたら勝てないかもしれない。だから奴を攻略する準備をしてくる、それまで皆なんとか持ちこたえてくれ」
そう言って俺は転移能力を使い“この世界から”一旦抜けた。やっぱゲンム攻略には、“あいつ”の力が必要だよな?それと、改造して作ったあれも試してみるか……
「……にーちゃ、行っちゃったのら」
「……でも玲二さんは無責任に逃げるような人じゃない!きっとゲンムって奴を倒す為の秘策を用意しに行ったに違いないさ!」
「だと良いんですが……」
「考えても仕方ない、今はそのゲンムとかいう奴を止めるのが先決だ」
「でもリク達の機体も今ボロボロね……この際イベントの事はもう諦めてポイントを消費してスタート地点に戻りましょう。そうすれば撃破された時より早く再開できるわ」
「そうするのら……皆、こんな事言うのも変かもしれないけど、マリン船長を……ルーナ達の家族を助けてあげてほしいのら!」
「勿論!必ずゲンムを倒して、マリンさんも助けよう!」
『おぉーーーッ!!』
遂に他のメンバーにもゲンムの脅威が伝わった。果たしてゲンムを攻略する事は出来るのか?そして玲二は何処へ向かったのか?次回、ゲンム攻略開始!
はい、という事でガンプラ同士の対決でした。とはいえほぼほぼハイライトでしたが……(ー_ー;)
次回はいよいよゲンムとの戦いです!果たしてホロメンやリク達はゲンムを倒せるのか?そして玲二は何処へ行ったのか?
次回もまったり待って頂けたら幸いです、ではまた!