ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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ガンプラウォーズを導入した事でガンプラを本格的に扱えるのでいろいろとやっていきたいと思いつつも、あまり激しい事をしたらAnotherみたいな事になるのでなるべく遊びや対決程度にしないと( >Д<;)

今回はにじさんじより新たなメンバーが迫ってくる?な話です。最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


新都市ホロライトシティ編
第90話『玲二の政略結婚?』


「えーそれでは皆さん、レイくんとパトラちゃんの結婚と新しく生まれ変わった『ホロライトシティ』を祝して!」

 

『かんぱーい♪』

 

パトラとの結婚をしてから二週間後、俺達は新しく出来たホテルの最上階でパーティーを楽しんでいた。実は俺達の住むこのホロライブタウンが幾度の拡張、そして都市化が進みこの度名前もホロライトシティへと変わったのだった。名付け親はフブキとそらでホロライブや他のアイドル達でこの街を照らしていきたいという意味を込めたらしい。うん、良いと思うぞその名前。そしてその市長として俺が就任する事になったが、今までもこの島の都市開発には関わってたからやる事は特にそんなに変わらない。

 

「それにしてもパトラがご主人様と結婚するなんて………ハッ!これはもしかして僕にもチャンスが!?」

 

「あるわけないから諦めてくださいこの愚兄。というよりなんでまだ諦めてないんですか?」

 

「やだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーッ!!僕だってご主人様と一緒になりたいぃぃぃぃぃぃぃぃーーーッ!!」

 

いや仮に俺にまだ結婚する意志があってもお前は無理だろたまき?だってお前男だし。

 

「玲二君、パトラちゃんとの結婚おめでとう♪」

 

「あ、有り難うございますういさん」

 

「それでこれ、私からの結婚祝いなんだけど良かったら受け取って「母ちゃん、それもしかしなくても婚姻届だろ?」……勘の良いスバルは嫌いだよ」

 

いやあんたもかい?ういさんも前々から隙があれば婚姻届を俺に差し出してくるけどいい加減諦めてくれないですかね?

 

「あ、それとレイさん!ガンプラウォーズの開発も順調なんだよね?」

 

「ん?ああ、皆が遊んでくれたお陰で調整も早く済みそうだし、それにクロもガンプラのデータを提供してくれたお陰である程度の改造にも対応出来るようになったしな」

 

「フフン、ゲームでは弱いかもしれないがこういう処で私も協力してるんだ♪」

 

とはいえまだまだテストプレイや改良はしていかないといけないし、暫くはこの街でのみの稼働になるだろうな。おめシスの二人が経営してるゲームセンターに設置してもらったし、これからはもっといろんな奴の遊んだデータも取っていかないと。

 

「ま、今回は新たな節目という感じだがまだまだ俺達にはやらないといけない事は沢山ある。これからも気を緩めず頑張っていこう!」

 

『おーッ!』

 

こうして俺達はこれからも頑張っていく事を誓いつつ今日のパーティーを楽しむのだった。まだまだやる事いっぱいだが、今日くらいは楽しまないとな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―数日後―

 

「うーん………」

 

「あれ?どうしたの玲二くん、そんな頭を抱えて?」

 

「ぷゆぅ~?」

 

「ん?ああ、すいに“きらり”か。いやちょっとな……」

 

俺は今仕事の最中で今度行うにじさんじとの合同ライブの企画書を見てたんだが、その書類に紛れて入ってた二通の妙な手紙をやって来たすいせいに見せてみる。因みにきらりは俺とすいせいの子供で普段は愛嬌があって可愛らしい女の子だ。

 

「………何この手紙?“ヘルエスタ王国”と“鬼人の集落”から?」

 

「ああ……その内容がちょっとな?」

 

そう言って俺は手紙の内容をすいに伝える。それは天界にある人間達が中心の国のヘルエスタ王国と魔界にある鬼人族達が暮らす鬼人の集落からのもので、簡単に訳すとこのホロライトシティと友好関係を結びたく、その証としてヘルエスタからは第二皇女を、鬼人の集落からは女王を俺に嫁がせるといったものだった。

 

「はあぁッ!?何このふざけた内容は?!」

 

「あっぷぁ?」

 

「そうなんだよなぁ?友好関係って、国同士なら兎も角なんでこんな一街と結ぼうとしてんだか?」

 

「そんな事より玲二くんこれどうするのさ?!まさかこんな何処の馬の骨だか知らない女達と結婚するつもりじゃないよね?!」

 

いや流石に結婚するつもりはねぇよ。それとだけど……

 

「いやすい、言っとくがこいつ等知らない奴ではないぞ?寧ろすいもよく知ってる奴等だ」

 

「え?そ、そうなの?」

 

「ああ、ってか肩書きで分かるだろ?“ヘルエスタ第二皇女”と“鬼人の女王”だぞ?」

 

「ッ!?ま、まさか……?!」

 

「う?」

 

そう、そのまさかだ。しかもそいつ等、なんだったら今この神羅城に住んでるしな。

 

「……兎に角そいつ等今部屋にいるみたいだから今から話をしに行く。すいも一緒に来るか?」

 

「当たり前だよ!この間のパトラちゃんとの結婚だってかなりの妥協点だったのにこれ以上玲二くんの妻が増えてたまるか!」

 

「たやぁーッ!」

 

うん、そう言うと思ったわ。じゃあ取り敢えずあいつ等をリビングに呼び出すとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………で?これは一体どういう事なんだ?ヘルエスタ、竜胆」

 

「あ、アハハ、きっと父上がこのホロライトシティと繋がりがほしくて私を差し出したんでしょうね~……?」

 

「わ、わらわの処もきっと同じ理由かのぉ~……?」

 

俺が目の前にいる二人、にじさんじに所属してる『リゼ・ヘルエスタ』と『竜胆尊』を軽く睨むと分かりやすく動揺している。やっぱりこいつ等何かやったな?

 

「いやお前等何かやっただろ?大体何が友好関係だよ?国同士で結ぶならまだしもなんでこんな開発されて間もない島街と結ばないといけないんだよ?」

 

「そ、それはですねぇ~……ほ、ほら、ヘルエスタ王国は昔から国同士の友好関係よりもこういった都市との交流をしていたので……」

 

「わ、わらわも自分が住んでる街とは友好関係を結んでおいた方が良いかと……」

 

「だとしても開発されたばっかでまだ世間に公表していないこの街をなんでヘルエスタ王国が知ってるんだ?それに竜胆ももし自分の住んでる所と友好関係を結ぶというなら何故今までそれをしてこなかった?」

 

「「うぐッ……?!」」

 

案の定二人して言い訳してきたがすぐに問い詰めると言葉に詰まってしまっていた。もう大体予測は付いてるが此処は更に問い詰めるか。

 

「……分かった、取り敢えずこの事をヘルエスタ王国と鬼人の集落にも確認を取る」

 

「「えッ!?」」

 

「そりゃそうだろ?これは謂わば国際的な問題だ。更に言えばヘルエスタ王国は天界、鬼の集落は魔界にあるんだ。もしこれでこの友好関係を結ぶ誓約に偽りがあったら三界を巻き込んだ大問題に発展するんだから確認はしっかりしないといけないだろ?それとも……本当はこの友好関係誓約もお前等が勝手に結ぼうとしたんじゃないよな?」

 

「「………すみませんでしたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」」

 

ほらやっぱり、あの手紙お前等が勝手に出したヤツだったか。そりゃにじさんじとの合同ライブの資料の中に混じってた時点で大体は察してたけどまさか此処まで捻りもない事するとは思わなかったわ。

 

「だ、だって玲二さんもう結婚しないとか言ってたのにパトラさんと結婚したから私達も迫れば結婚出来ると思って……」

 

「わらわもこういう形式で迫れば玲二が断らないと思ったから……」

 

「その前にすいちゃん達がそんなの許すワケないの分かるじゃん?」

 

「……あぅ」

 

うわぁすいが物凄いくらい恐ろしい無表情で二人を睨んでるな……?膝に乗っかってるきらりも全く愛嬌のない顔で二人を見てるし。まあきらりの場合は俺とすい以外には基本的に愛嬌がなくなるんだけど……なんでこの子は俺達以外にはなんの興味も示そうとしないんだろうな?

 

「そもそもリゼさんや尊様もなんで其処まで玲二くんと結婚したがるのさ!?玲二くんにはもうすいちゃん達がいるんだから諦めてよ!」

 

「嫌じゃ嫌じゃあぁッ!玲二は何時だってわらわの事を鬼人族の女王だからと特別扱いせず普通の女の子として扱って優しくしてくれたのが嬉しかった!だからわらわはこの男となら一緒に歩んで行けると思ったのじゃッ!だからこんな事で諦めとうないッ!!」

 

「私だって!皇女という身分であるせいで拐われそうになった私を玲二さんは危険を省みずに助けてくれたんです!そんな私にとって玲二さん以上の男の人なんていないんですッ!!」

 

………なんかこうして見ると俺って余計な事して変に繋がりを増やしてしまってるような気がする。けどあの時竜胆を放っておいたら病んでそうだったしヘルエスタも誘拐されてるのに見捨てるなんて絶対に出来ないし……なんで俺の周りにはそんな状況が多いんだよ?

 

「だから玲二さんお願いします!私と結婚してくださいッ!もし私の持つ財産が欲しいのであれば全部あげますし、必要であればヘルエスタ王国ごと差し上げますからッ!!」

 

「わらわも頼む玲二!もしわらわが鬼人の女王だから無理と言うなら今すぐにでも女王辞めるからッ!!」

 

「い、いやそんな迫られても困るっての!?」

 

「そうだよ!それにそんな簡単に自分の身分を捨てるようなマネしたら上に立つ者として失格でしょ!?」

 

俺とすいが必死に止めるも二人も食い下がる気は全くないのか全然離れてくれない!?鬼人族の竜胆は兎も角普段体力ない筈のヘルエスタはどっからそんな力出てんだよ?!

 

 

 

 

―ガチャッ―

 

「おぉーい婿殿ぉ!一緒に酒でも飲まぬかぁ~?!」

 

「ちょっと母上!?玲二様酒弱いんだから母上と飲んだりしたら倒れちゃう余!……あれ?玲二様、もしかして取り込み中だった?」

 

「ぱぱ~♪」

 

そんな中切菜さんとあやめと玲菜の親子三代がやって来た。ってか切菜さん俺は酒弱いんだから勘弁してって言ってるのになんで毎回来るんだ?!もう取り敢えず一旦こいつ等落ち着かせる為にあやめにも協力してもらわないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんじゃそんな事だったんか?それならば貰えるモンは貰えば良かろうが!ハッハッハッ!」

 

「ちょっと母上何無責任な事言ってんのさ!?」

 

いや全くだわ。なんとか二人を説得して諦めさせてほしいって言ったのになんでこの人肯定しちゃってんの?ってかこの人なんか最初の頃より豪快になってないか?いや、多分これが元の性格なんだろうな……

 

「どうしたあやめ?強い雄に惹かれるのは雌の本能じゃろう?ならその雌を満足させるのも雄の役目というもの!お主等もそんな事で一々騒がずドンと構えてれば良かろう?」

 

「おぉ……あやめさんのお母さん流石です!」

 

「うむ!流石鬼人族は考えが寛大じゃのう♪」

 

いやいや切菜さん、あんたの考えは1500年前の男女の営みでしょうが?!それとさっきから一升瓶空にするスピードが速ぇよ!?それもう五本目だろ!?

 

「大体婿殿は考えが堅いのじゃ、堅いのは○○○だけで良いってのに?」

 

「ちょっと母上!?玲菜やきらりちゃんがいる前で下ネタ止めて余!!」

 

「知らん、それより婿殿。お主にはもう既に多くの嫁がおるんじゃろう?なら今更十人二十人増えた処で変わらんじゃろ?だったらお主の事を好いてる奴等纏めて面倒見るくらいの度胸見せんかい!?そんであやめ達も婿殿を信じているなら妻としてドンと構えておれッ!そうすれば婿殿もどっか行く事もなかろう!」

 

う……言ってる事無茶苦茶だが謎の威圧感のせいで言い返せない。まさか義母にあたる切菜さんから嫁を増やせなんて言われるとは思わなかったが、この状況をどうすれば良いか……?

 

「……とまあ此処まで勢いで言ったがそれだと婿殿もまだ納得せんだろう?だから此処は勝負といこうではないか」

 

「え?勝負ですか……?」

 

「うむ、お主確か最近ゲームを開発しとるみたいだったのう?お主達の趣味であるガンプラを実際に動かして戦うゲームと聞いたが、それで其処の二人とあやめとすいちゃんの四人で対決して勝った者の言い分を聞く、これでどうじゃ?」

 

ま、マジか……でも勝負ったってすいとあやめがそれに乗るワケが……

 

「……良いよそれで。その勝負ですいちゃんかあやめが勝てば良いだけの話だし」

 

「余もそれで良い余!玲二様、余達必ず勝つから心配しないで!」

 

「いや受けるんかい!?なんでそんな簡単に引き受けるんだよ?!」

 

ってそうだよこの二人かなりの負けず嫌いだったわ!?勝負と聞いて変に闘争心が燃えてしまったのかよ!?

 

「良いでしょう!ヘルエスタの誇りに賭けて、必ず勝って玲二さんと結ばれて見せます!」

 

「わらわだって絶対に負けないからね!」

 

「うむ、その意気じゃ!なら勝負は一週間後、それまでにお互いに勝負に使うガンプラを作るが良い!婿殿もそれまでには腹を括っておけ!では解散じゃッ!!」

 

切菜さんはそう言って部屋から出ていってしまった……のは良いけど空の一升瓶片付けていけよ!しかも増えてるし!?

 

しかもいつの間にかすい達も部屋に戻っちまったみたいだし……はぁ、マジでしんどい……

 

 

ひょんな事から決まってしまったリゼと尊との結婚を賭けた勝負。果たして玲二の行く末はどうなっていくのだろうか?続く……




はい、という事で静お…ヘルエスタ王国の皇女リゼと鬼の女王尊様の登場でした!そして次回はすいちゃんとあやめも交えた対決にしようと思いますので……あ、ドロドロな展開にはしません(^^;
なので次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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