今回はリク達が遂に玲二達の世界に!しかしそれだけではないようで……?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
「ほあぁ……これが玲二さん達の住む世界ッ!」
「凄い!前に来た時よりも街が発展してるよッ!」
最近益々発展しているホロライトシティ。様々なアイドル達やガンプラマニア達の聖地となりつつあるこの場所に珍しい来訪者達がやって来た。そう、リク達ビルドダイバーズの世界の住人達だ。彼等は今回玲二達から招待されて一週間このホロライトシティの高級ホテルに宿泊する事になったのだ。
「見てみてサラちゃん!あの大きなホテルの最上階のスイートルームに私達泊まれるんだよ!」
「うん、凄く楽しみ♪」
「うわぁ、こんな豪華なホテルに無料で宿泊だなんて本当に大丈夫かな……?」
「もうお兄ちゃん、折角招待してもらったんだからもっとシャキッとしないと!」
「でもやっぱりリアルでこういう所に泊まるのは緊張しちゃうわね……」
そしてリク達は今自分達が宿泊するホテルを目の前にして緊張しつつもかなり興奮していた。因みにサラ以外は皆リアルの姿である。更に……
「ホント、こんな素敵なホテルにタダで宿泊させてくれるだなんて玲二くんってば太っ腹ねぇ~♪」
「あぁ、本当に凄ぇ奴だったんだなあいつ……?」
「僕も話はリク君達から聞いてたけど、その玲二って人もなかなかのやり手みたいだね」
マギーさんをはじめタイガーウルフとフォース『SIMURGH』のリーダーである『シャフリヤール』もいた。シャフリヤールことシャフリとはこれが初対面になるが、タイガと同じビルドダイバーズの主要人物という事で玲二が招待したようだ。そして……
「な、なあ、本当に俺達此処に来て良かったのか?」
「た、確かに緊張してしまいますね……」
「ああ、こんなに凄い場所に泊まるのは初めてだな……」
「これをタダで泊まらせてくれるなんて、その玲二さんって人凄いんだね?」
もう一つのビルドダイバーズであるヒロト達もやって来ていた。ヒロトの横にはヒロトの幼馴染みである『ムカイ・ヒナタ』も一緒に来ていて、一同は初めて訪れる世界に大興奮していた。
「それにしてもメイさんがGBNと同じ姿で一緒にいるのは不思議ですね」
「あぁ、私も皆が何時もと違うリアルの姿だから少し新鮮だな」
「メイ、来て良かったでしょ?」
「……そうだな、姉さん」
普段リアルの世界ではガンプラのボディであるサラとメイの二人もGBNの姿のままこの世界にやって来ている。メイはこの今まで味わった事のない体験に少し嬉しそうである。
「さあ皆~!まずはチェックインしてからそれぞれの部屋に行きましょう♪その後玲二くんの使いの人がこの街を案内してくれるそうよ~♪」
「わぁ~!すっごく楽しみ♪ねぇねぇ皆、早く行こうよ~♪」
「うん、行こう!」
そして一行は街を回る前に部屋に荷物を置く為にホテルへチェックインしに行く事に。はてさて、何やら楽しい事が起こりそうな予感がする。
………一方その頃
「……………う、うぅ、ん………ん、あれ?此処は一体……?」
ホロライトシティの中央公園、其処のベンチの上で一人の赤髪の少年が目を覚ました。その近くの別のベンチには他にもポニーテールの女の子とメガネを掛けた少年が眠っている。
「……ていうか本当に何処だ此処?俺達確か次の大会に向けて合宿に来てきた筈なのに……そうだ、先輩!ユウマ!起きてくれ!」
「……う、うぅん……セカイ、くん?……あれ?此処は一体……」
「……なんで俺達、こんな所で寝ているんだ?確か俺達合宿先の部屋にいた筈……?」
セカイと呼ばれる少年に起こされ先輩と呼ばれた女の子とユウマと呼ばれた少年が目を覚ます。しかし二人も唐突な出来事に混乱してしまっているようだ。
「……うん、荷物とかは全部あるみたい。それにしても、此処って本当に何処なの?」
「全然見慣れない街みたいだが……そもそもなんで俺達こんな場所に寝ていたんだ?」
「わかんねぇ……兎に角この公園から出てみようぜ。そしたら何か分かるかも?」
「そうね、まずは街の方に出て何かないか調べてみましょう」
こうして三人は現状を調べる為に街へと足を運んでいくのであった。これが後に新たな出会いが起こる事を、この時は誰も知るよしもなかった。
「うわぁ~………スッゴいよこれ!前に来た時よりもずっと多くのガンプラが置いてあるよ!」
「本当に凄いわぁ。それにユッキーやサラちゃんの言う通り私達のガンプラまで製品化されてるのね♪」
「ふふん!今やこのホロプラにないガンプラは殆どないのです♪」
一方その頃、リク達はホテルから出て街を回っており、最初にリニューアルして大型化されたホロプラへとやって来ていた。其処には新旧様々なプラモがずらりと並んでおり、此処で買えないプラモは殆どないと言われる程品揃えが豊富なのが売りである。
「スゲェな、チャンピオンや俺等のガンプラまであるぞ」
「それだけじゃない。サラちゃんやメイちゃんのモビルドールもキット化されているね」
「うん、私も自分の分身が出来たみたいで嬉しい♪ね、メイ♪」
「あ、あぁ……だがなんだか少し恥ずかしい気もするな……///」
サラとメイも自分のガンプラを手に取り楽しそうに笑いあってる。こうした事はリアルでは出来なかったから余計に嬉しそうだ。
「それにしてもこんなにガンプラがあるなんて……玲二さんの話だとこの世界では転売ヤーが買い占めして高額転売しているって聞いてたんだけど……?」
「あ、それなんですが先月に新たな法律で『高額転売禁止法』というのが出来たのです」
皆を案内していたるしあがリク達に説明する。高額転売禁止法とは古物商許可証か商業許可証を持たない者がメーカーが定めた定価、小売価格を越える金額での販売を禁止する法案である。これによりメ○カリ等のフリマサイトで転売を行っていた転売ヤーは軒並み検挙されていき、更に許可証を持つ者も上乗せ出来るのは三割までと決められているので高額転売はなくなっていったのである。
「これのお陰でバカな転売ヤーは一気にお縄になったのです♪最も海外に売り飛ばそうとする輩もいたけど手数料とかを考えたらマイナスにしかならないからすぐにいなくなったけどね」
「へぇ、そうなんだ……あれ?ねぇるしあさん、この上のポップは何ですか?『ガンプラウォーズ対応します』って……?」
るしあの説明を聞きながら商品棚を見ているとリクは棚の上に貼られていた『ガンプラウォーズ対応します』というポップが気になりるしあに尋ねた。
「あ、それは今日から新しく稼働したゲーム『ガンプラウォーズ』の宣伝ポップなのです。玲二さんがGBNを参考にして作ったガンプラバトルが楽しめるゲームなのです♪」
「ガンプラバトル!?この世界でもガンプラバトルが出来るようになったの!?」
「はい♪あ、良かったら皆もやってみる?今だとサービス開始記念のイベント開催中なのです♪」
「本当に!?よし、皆やってみようよ!」
「お、良いなそれ!ヒロト、俺達も参加しようぜ♪」
「ん?あぁそうだな」
一同はるしあの提案で店の奥に設置してあるガンプラウォーズの筐体を見に行く事に。其処には20台程の筐体が設置されており、大人から子供まで老若男女問わず盛り上がりを見せていた。
「おぉ……凄い!これがガンプラウォーズなんだ!?」
「GBNみたいなコックピット……かなり本格的なゲームですね!」
「はいなのです♪パル君のような車イスの人でも参加出来るようにコックピットの高さも変えれるので安心してほしいのです♪それと今は三種類のイベントが行われていて、なんと!どのイベントもクリア出来れば此処でしかもらえない限定ガンプラが手に入るのです!」
「マジか!?それはテンション上がるなっ!」
「うん、これは是非参加してみたいもんだね♪」
限定ガンプラと聞き一同は一気に参加する意欲を見せていた。そしてるしあからそれぞれのイベントについて説明がされる。
「まず一つ目は『プロジェクトZ』。舞台はスペースコロニー、此処では秘密裏に製造されたZシリーズが配備されているのです。プレイヤーはコロニー内部に侵入しZシリーズを製造している軍事施設を破壊する事が出来ればクリアなのです。但し、当然の事ながらZシリーズの機体も攻めてくるので要注意なのです」
「成る程、敵勢力の制圧がこのイベントのミッションか」
「二つ目は『見つけてベアッガイ』。舞台はベアッガイ達が住む草原、その中に困った様子のベアッガイがいるのです。どうやら子供達とはぐれてしまったので特徴を聞き制限時間内に子供ベアッガイを見つけてあげればクリアなのです。但しこのイベントでは武器の使用は禁止、更にベアッガイ達に危害を加えた時点で失格となるのです」
「げッ!?武器の使用禁止なのかよ?!」
「これは完全な捜索ミッションって感じですね」
「最後は『セレモニーを防衛せよ』です。舞台は此処ホロライトシティ、此処ではガンプラウォーズ稼働開始の記念セレモニーが行われようとしているのですが、其処に他の世界から敵勢力が押し寄せて来てセレモニー会場を襲撃しようとしているのでこれ等を全て撃破してほしいのです。但し、セレモニー会場が攻められた時点で失格となるので注意なのです」
「最後は防衛ミッションか」
「どれだけの敵か分からないけど、これも殲滅力が問われるミッションだね」
三つのイベント内容を聞き、リク達はそれぞれどのイベントに参加するかを話し合っていく。そして参加するメンバーは以下の通りになった。
プロジェクトZ
リク
ユッキー
アヤメ
タイガーウルフ
マギー
見つけてベアッガイ
サラ
モモ
ナミ
パル
ヒナタ
セレモニーを防衛せよ
ヒロト
カザミ
メイ
コーイチ
シャフリ
「それではこちらでエントリーを受け付けたのです。因みに難易度はビギナー、ノーマル、エースと三段階に別れていてエースは一番難しいですがその分景品も豪華になってるから頑張ってくださいなのです♪」
「よぉーし!皆、頑張ってイベントクリアしよう!」
『おぉーーーッ!!』
こうして一同はそれぞれのイベントを楽しむ事になった。さて、一体どうなる事やら?
「思ったよりガンプラウォーズが盛況で良かったな」
「うん♪ヒナ達もイベントのテーマソングが歌えて嬉しいし♪」
「今度これでホロライブとにじさんじで実況出来るから楽しみだわぁ~♪」
「「たやぁ~♪」」
うん、開発に携わっただけにこうやって皆が楽しんでくれるのは有難い事だ。俺は今ヒナとシオン、そしてユメと久遠と一緒にホロプラへと足を運んでいた。と言うのも遊びに行くワケではなくおめシスの所のガンプラウォーズのイベント景品が少し減ってきていたので在庫を取りに行く為だ。思ったより皆景品をゲットしてくれてるみたいだな?これは追加発注をメーカーに頼んで良かったわ。
このホロライトシティでのリリースによりわざわざ本土からやって来る人も多いのは有難い。来年には本土にもどんどん設置していくから宣伝してくれるならこちらも嬉しいからな。
「それにしてもヒメ、こんな一大イベントの日に一人収録だなんてツイてないよね?」
「まあリリース日を早めてしまったから仕方ないさ。フブキ達も今頃本土で仕事中だし」
「でもそれだけ皆ガンプラウォーズを楽しみにしてくれてたって事でしょ?ならフブキちゃん達には悪いけど皆が楽しんでくれてるって事で良いんじゃね?」
「ね~」
そうだな、フブキ達には悪いが今日は来てくれた皆におもいっきり楽しんでもらおう。今頃リク達も来てるだろうし、皆もガンプラウォーズを楽しんでくれてれば良いんだがな?
「まんまぁ、ぱいぱい」
「ん?どうしたのユメ、お腹空いちゃった?じゃあ向こう着いたらおっぱいあげるからもう少し待っててね?」
「あい♪」
「久遠も後であげるから待っててな~♪」
「あっぷぅ♪」
うん、二人ともすっかり母親だな。最初に会った頃はまさかこんな光景を見るとは夢にも思わなかったが、こうして見るとなんだか幸せな気分になってくる。
「それじゃユメ達の為にも早くホロプラに行かないとな。多分リク達もいるからついでに其処で少し顔出しておくか」
「「はーい♪」」
「「あーい♪」」
よし、そうと決まればさっさとホロプラへ……………ん?彼処にいる三人、何か困ってるのか辺りをキョロキョロしてるな?もしかして本土から来た奴等か?だとしたら道に迷ってもおかしくはないが……けどあの三人、どっかで見たような気が……?
「……ダメね、やっぱり此処って私達の知らない場所だわ」
「みたいですね先輩。俺も今までいろんな場所を回って修行して来ましたけど、ホロライトシティなんて街は聞いた事もないですし」
「それにさっき広告の看板にあったガンプラウォーズというゲームだが、そんなの聞いた事もない……にわかには信じがたいが、此処はもしかすると……」
「俺達のいた世界とは別の世界……って事か?」
先程公園で目覚めたセカイと呼ばれる少年は他の二人と共に街を探索していたが、見慣れない風景に見た事のないガンプラのゲームを見てもしかすると此処は自分達のいた世界とは別の世界ではないかという憶測が出てきていた。そうなれば自分達はどうやったら元の世界に戻れるのか?そう不安になっていると……
「あー、ちょっとすまない其処の三人。もしかして道に迷ったか?」
「「「………え?」」」
其処に近くにいた玲二達が話しかけてきた。しかしいきなり知らない相手に話しかけられたセカイという少年達は少し警戒してしまう。
「あ、あの、貴方は……?」
「ん?ああ、いきなり声を掛けてすまない。俺は佐々木玲二、このホロライトシティの市長だ」
「ッ!この街の市長!?」
お、市長って名乗ったら驚きはするものの警戒心は少し解けたか?それにしてもこの三人、やっぱり……
「ああ、それでなんだが……もしかして君達、トライファイターズっていうガンプラバトルのチームじゃないか?」
「なッ!?あんた、なんで俺達のチームの名前を知っているんだ!?」
……あぁそうか、こいつ等やっぱりあの『ガンダムビルドファイターズトライ』の主人公チームじゃねぇか。はぁ、これはまた面倒な事が起きたな……?
リク達ビルドダイバーズとは違うガンプラの世界『ビルドファイターズ』からまさかの来訪者。これはまた一波乱の予感が起こりそうである。続く………
はい、という事でビルドダイバーズだけでなくビルドファイターズトライからもチームトライファイターズが参戦しました!セカイ達がリク達とどう絡むのか?次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!