今回はタイトル通りあの三人組が登場します。今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
「わ~い♪」
「こーらマオ、あんまり走り回っちゃ危ないよ〜?」
「んちょ……あい、できちゃ♪」
「お、こころもでんぐり返し出来るようになってきたな。凄いぞ〜♪」
とある日曜日、俺は久々に子供達の遊び場であるキッズルームでマオとこころと遊んでいる。今日は保育園もお休みだし、こうして此処で遊んであげるのも久々だからミオとはあと、それからラプも一緒にうんと遊んであげる事にしたんだ。今はマオが元気にはしゃぎ回り、こころは最近覚えたでんぐり返しをお披露目してくれている。
「それとれなもわざわざ付き合ってくれて有難うな。れなも久々の休みなのにマオ達と遊んでくれて」
「うぅん、私も子供達のお世話するの結構好きだし♪それに、この子が産まれた時の予行練習にもなるもん♪」
そして俺の横にはにじさんじのマジシャンアイドルである『れな(旧姓:夜見)』が俺達と一緒にマオ達の相手をしている。この娘も俺と結婚した一人で現在妊娠四ヶ月目になるお腹を擦りながらにこやかに笑っている。
「よるみんも結構お腹目立つようになったよね?」
「でも少しお腹大っきいわよね?もしかしてぼたんちゃんと同じ双子だったりして?」
「うーん、まだ調べてもらってないから分からないけどそうなのかなぁ?」
確かにれなのお腹は他の娘よりも大きくなってるからはあとの言う通り双子なのかもな?まあそれは明日の健診で分かる事だし、どっちにしろ俺の大切な子に変わりはない。無事に産まれてくれて母子共に健康体でいてくれれば父親としてこれ以上嬉しい事はないさ。
「そう言えばれなちゃん最近エレオちゃんに弟子入りしたんだってね?」
「うん、最近は師匠からスプレッドとダブルリフトを教わってるよ♪」
「いやお前幼児に何教わってるんだよ?」
そしてエレオはなんでそんな技術持ってる?一応あいつ物をカラクリ化させる能力があるけどそれとは関係なく手品の技術を会得してるし。あの子もある意味将来が末恐ろしいんだよなぁ……?
「ぱーぱ、どちたの?」
「ん?ああなんでもないよ。ほらマオ、こころ、こっちおいで」
「「わーいぱぱ〜♪」」
「「ぱぱ〜♪」」
「いやお前等の事じゃねぇよ魔使、天宮」
俺がマオとこころを呼ぶと二人とも嬉しそうに俺に寄ってくるがどさくさ紛れに違う奴が俺に寄ってくるので俺はそいつ等を軽くあしらってマオとこころを抱き寄せた。
「えぇ〜!?だって今主人僕とあみゃの事呼んでたじゃん〜!」
「呼んだのは俺の娘達だ、お前達の事ではない」
「えぇ~!?玲二さんのイケズぅ〜!」
何がイケズだ?しかも俺はお前等の父親ではない。こいつ等はれなと同じくにじさんじに所属する自称俺の使い魔の『魔使マオ』と古来より龍と対話をしてきた一族の巫女『天宮こころ』である。今日はれなと一緒に子供達のお世話を手伝ってもらっているんだが、確かに今思えばこいつ等の名前も『マオ』と『こころ』だもんな?一応こいつ等とも婚約という形をしているがまだ籍もいれてない。その理由は後に分かるけど。
「なんでそんな冷たいのさ主人〜!?僕だって構ってほしいのに、マオちゃんやこころちゃんばっかり構ってるし!」
「そうだよぉ〜!あみゃも玲二さんといっぱいイチャイチャしたいもん〜!」
「いやイチャイチャって何言ってんだお前等?今は子供達と遊んでるだけだろうが」
全く、こいつ等に限った事じゃねぇが婚約組はなんでこうも隙きあらば俺に引っ付こうとするんだろうか?
「ほらまちゅかい、あみゃみゃ、玲二さんが困ってるからもうそこら辺にしときなよ?」
「うがぁ〜!なんだいよるみんばっかり!僕達まだ14歳だから結婚出来ないってのによるみんはそんな僕達を置き去りにして主人との子孕んでズルいじゃん!」
「そーだそーだー!あみゃ達だって玲二さんとイチャコラしたいのに出来ないんだもん!だったらもう玲二さんの娘になって甘えるしかないんじゃ〜!」
なんだその謎理論は?確かにまだ魔使と天宮は中学生だからまだ結婚出来る年齢じゃないから婚約で済ませているけどそれじゃ我慢出来ないから俺の娘になるって意味が分からん。後魔使、アイドルが気安く孕むとか言うな。
「そんな事は絶対に許さんぞ!パパに甘えるのは娘である吾輩や妹や弟達の特権だ!お前達には絶対にパパはやらんからなぁッ!」
「なんだよぉ!?いーじゃん別に!結婚出来る年齢になったら僕達主人のお嫁さんになるんだからそれまでは娘として甘えるんだ〜!」
「いや娘になって甘えるってなんだよ?」
大体養子縁組するって言うんなら婚約は破棄しなきゃいけないって毎回言ってるだろうが?
「ほらあみゃちゃんもまちゅかいちゃんもあんまりダーリンに迷惑掛けちゃだめだからな〜?」
「「うぅ〜!」」
「はいはい唸んないの。それに養子縁組なんてしたらレイさんとの婚約破棄になるけどそれでも良いの?」
「「それはやだぁ〜!」」
「だったら二人とも玲二さんを困らせないの、良いね?」
はあととミオ、そしてれなに宥められ二人とも不満ながらも漸く大人しくなってくれた。二人とも母親になってから年下の子に対して落ち着いた対応をするようになってくれてるからこういう時は本当に助かってるんだよな。れなも妊娠してから母性が出てきたのか度々暴走する魔使達を止めてくれるその姿はまるで我儘な娘を叱る母親のようでもある。
「さて、そろそろ良い時間だし昼飯にするか。確か今日はちょこが野菜カレーを作ってくれてたな」
「「わーいかれ〜♪」」
「えぇ〜?僕バターチキンカレーとかが良かった〜!」
「ほらマオちゃん、文句言ってるとお昼ごはん抜きにしちゃうからね?」
「ごめんなさぁ〜い!それだけはご勘弁をぉ〜!?」
全く調子が良いよな魔使も?ま、其処がこいつの良いとこなんだけどな?
「はぁー食った食った。マオとこころも満足したか?」
「あーい♪」
「けっぷぅ♪……ふあぁ〜」
あらら、お子様野菜カレー食べてお腹いっぱいになって眠くなったみたいだな?この子達の成長スピードは早いとは言えまだ二歳だからまだまだお昼寝タイムは必要だもんな?
「ほらマオ、こころ、こっちに毛布あるから少しおねんねしちゃいな」
「あ~ぃ……ふみゅぅ……」
「すぅ……すぅ……」
よし、寝てくれたみたいだな?そんじゃあ気持ちよく寝てもらえるように二人の周りに音波遮断のバリアを張ってと……これで良しっと、ゆっくり寝るんだぞ〜。
「あ、マオ達寝かしつけてくれたんだ?」
「あぁ、音波遮断もしといたから暫くはゆっくり寝てるだろ?そんじゃあ俺達も食べ終えた事だし、もし皆この後時間があるなら協力してほしい事があるんだけど良いか?」
「え、何?もしかして子づくり?」
「んなワケあるか!?これだよコレ!」
魔使の奴音波遮断しているとはいえ子供が近くにいるのに何言ってんだよ?!ま、まあそれは兎も角俺は皆の前に一冊の資料を出して広げていく。
「?ダーリン、これって……あ、もしかして前に言ってたガンプラウォーズの新しいイベントの企画書?」
「ああ、今回新たにやるイベントの内容を纏めた物だ。今までのイベントは全てプレイヤー同士のバトルがなかったから今回は思い切って純粋なガンプラバトルをしようと思ってな」
「おぉ〜良いねそれ♪あみゃも使いたかったガンプラあったからやりたい♪」
「ウチも新しいガンプラ出来たばっかりだからそれでバトルしたいな♪」
「パパ、吾輩は最近ガンプラは作ってなかったから今回はマオ達のおもりをするね」
うん、ラプ以外の皆も乗り気みたいだから早速準備するとしますか。という事で俺達はラプがマオ達を見ていてくれると言ってくれたのでラプにマオ達の事を頼みテスト用の筐体が置いてある部屋へと向かう事にした。
それから俺は部屋に入るとガンプラウォーズの筐体の電源を起動させ新しいイベントのデータが入ったUSBメモリをセットしダウンロードを開始させる。時間的には……うん、後五分程度だな。
「へ〜こんな所にガンプラウォーズの筐体置いてたんだね?」
「て事はこれからは毎日此処でガンプラウォーズやり放題ってコト!?」
「んなワケあるか、此処の筐体はあくまでテストプレイ用だ。普段みたいに自分のIDカードが使えるワケではないし、そもそもテスト用のステージをプレイ出来るだけで通常モードでは遊べないからな?」
この筐体はあくまでデータ取りの為の物だからそんな普段から好き勝手には遊ばせたりはしないぞ?まあ元よりこの部屋を開ける権限は俺とそれからぼたんや築みたいにデータを取る為に協力してもらってる奴だけだからそれ以外の奴は入る事自体無理なんだがな。
「えぇ~!?折角タダで遊べると思ったのにぃ〜!」
「まあ開発に関わってる人がタダで遊んでたら問題じゃん?それでレイさん、今回はどんなイベントを行うの?」
「ああ、今回はシンプルに三対三のチームバトルだ。お互いにリーダー機を設定して先に相手のリーダー機を倒した方が勝ちだ。勿論、お互い相手チームのどれがリーダー機なのかは分からない状態でな」
「へぇ、面白そうだねそれ♪誰をリーダー機にするかで戦略や連携も変わってきそう♪」
そう、今回のチームバトルの要点はズバリ、如何に相手チームのリーダー機を見極めつつ自軍のリーダー機を悟られないようにするかがポイントだ。これは編成時からも作戦を練る必要もあるから中々面白くなりそうだな。
「という事で今回はテストプレイという事でチーム分けは俺とミオとはあとの三人、そしてそっちはゲームるチームで良いか?」
「ウチらはそれで良いよ。れなちゃん達もそれで良いかな?」
「うん、本当は私達も玲二さんとチームしたかったけどやっぱりチームワークを考えたらそれが良いもんね♪」
「よぉーし!公式番組として生まれ変わったゲームる?ゲームる!の力を見せてやるー!」
「よし、ならお互いリーダー機を決めてらスタートしよう。そっちも決まったら声をかけてくれ」
こうして俺達はチームも決めてそれぞれ筐体の中に入っていき準備を進めていった。さて、ガンプラウォーズは兄貴のトレーニングの時以来だな……よし、久々に頑張るとしますか!
「…………って意気込んだは良いけど、まずは敵の動きを見ないとな?それと、ミオとはあとの機体もチェックしないと」
ゲームが始まり画面には今回のステージであるスペースデブリが散らばる宇宙空間が表示されている中、まず仲間であるミオ達の機体をチェックする事にした。というのも今回は敵味方関係なく全ての機体がランダム地点でのスタートとなっているのでまずはエリアサーチをして敵と味方の居場所の把握と味方が使用している機体をチェックしないといけないのだ。それでミオとはあとは……はあとは割と近くにいるがミオが少し離れているな?そして機体はミオが『ダガーL』ではあとが『サザビー』か。二人ともらしいと言えばらしいチョイスだ。
『HG ダガーL』
『機動戦士ガンダムSEEDDestiny』に登場する地球連合軍の量産型MS。前作であるSEEDに登場したストライクダガーをベースに装甲面のコストダウンがされた機体だがその性能はストライクダガーと匹敵する程である。またこちらもストライクガンダムと同じくストライカーパックを装備する事が可能であり、戦況に応じて戦い方を変える事が出来る。
『HG サザビー』
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したシャア・アズナブルが駆る最後のMS。その性能はシャア最後の機体と言うに相応しいスペックを持ち、最大の特徴はバックパックに装備されている六機のファンネルによる遠隔攻撃である。またこの機体は他のMSと違い胴体ではなく頭部にコックピットが存在する。
「さて、二人の機体もチェック出来たしまずは近くにいるはあとと合流しないと……ッ!後ろか!」
ーズガガガガガガガガッ!ー
危なッ!?いきなり後ろから撃ってきやがった!?あれは……『ヘビーアームズ』か!
『HG ガンダムヘビーアームズ』
『新機動戦記ガンダムW』に登場するトロワ・バートンの機体。重火器による遠距離からの砲撃がメインでありその火力は多数のMSを相手にしても圧倒する力を誇っている。但しその反面接近戦用の武器は右腕に装備されたナイフのみである。因みにヘビーアームズはその名前に反し他作品の重火器系MSと比べても7.7tとかなり軽量である。
《もぉーーーッ!なんで避けるのさぁ!?今の絶対に当たったと思ったのにぃ〜!》
「その声、魔使か!?いきなりガトリング弾ぶっ放して危ねえだろうが?!」
《あ、なんだ主人だったんだ?でも奇襲は戦闘での基本戦術でしょ?》
グッ……!?確かに戦術としては何も間違ってないから何とも言えんわ……
《それにしても主人の機体はフリーダムなんだ?しかもSDだなんてあんま主人っぽくないね?》
「ん?ああ、だけどこいつは確かにSDはSDだが最新の技術が詰まったMGSDだ。ナメて掛かると痛い目見るぜ?」
『MGSD フリーダムガンダム』
SDのスタイルに最新の技術によってMGの要素を組み込んだSDガンダムの集大成とも言える新ブランドである。その第一弾として登場したフリーダムはSDにデフォルメされつつも元の格好良さと動かしやすさを損なっていないかなり素晴らしい仕上がりとなっている。
《ふーん?まあよく分かんないけど、多分そっちのリーダーって主人でしょ?なら主人さえ倒せば僕達の勝ちっしょ♪》
「……さあ、どうかな?」
どうやらマオはこのまま俺とやるつもりみたいだな?なら俺は取り敢えず相手しつつはあとと合流するか。そんじゃ、行動開始だ!
新たなイベントのテストプレイである3on3は玲二とマオの勝負によって始まった。果たしてリーダーは誰なのか?そしてどちらが先に相手リーダーを撃破し勝利するのだろうか?続く……
ーオマケー
「えっと、此処は本当に何処なのでしょうか?多分お屋敷のお外だと思うのですが……?」
その頃、市街地の端の方では前回時空の歪みから現れた娘が此処が何処だか分からず辺りをキョロキョロしながら歩いていた。しかし、自分がいる場所すら理解出来ていない為かかなり困り果てた様子である。
「はぁ、困りました……産まれてこの方お屋敷から出た事がなかったのでお外での勝手が分からないです。一体どうすれば良いのでしょう……?」
「あれ、ラミィじゃん?今日配信あるって言ってたのにこんな所で何してんの?」
「……え?」
と其処にやって来たかなたに声を掛けられ困り果てた娘は更に困惑した様子でかなたに問い返していく。
「あ、あの……貴方様はどちら様でしょうか?ラミィの事をご存知なのですか?」
「へ?何寝ぼけた事言ってんのさラミィ、僕だよかなたんだよ」
「かなたん…さん?すみません、ラミィは知人と呼べる方が少ないので何処かでお会いしているのなら覚えている筈なのですが……?」
「は?いやいや何を言ってんのさラミィ?僕達ずっとホロライブで活動してきた家族じゃん?」
「?あの、申し訳ないのですが、ホロライブとは何の事でしょうか?ラミィ、産まれてこの方お屋敷の敷地から出た事がなかったので俗世の事には少し疎くて……」
「……え?え?ど、どういう事これ?」
目の前にいる娘……ラミィと噛み合わない会話に困惑してしまうかなたなのであった。
はい、という事でにじさんじのゲームる?ゲームる!の三人組とのバトル開幕回でした!後半ではもう少しバトルを盛り上げれればなと思います(^^;)
あ、それと今更ですがこの世界のホロメン並びににじライバーの年齢は公式設定とは違う事が多々あるので其処はご了承くださいませ(;´∀`)
近日中に後編もあげますので次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!