ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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今回のエアリアル改修型やルブリスソーン、そして30MSのトウカイテイオー等の新作プラモはかなりの争奪戦だったようで何処もかしくもすぐに完売したみたいですね。自分も朝早くからヨドバシに並んで何とか手に入れられました……(;´Д`)

今回は前回のラミィに続き異世界のホロメンが登場!しかし何やら不穏な感じが……?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


第116話『侵略!秘密結社holoX!』

これは、前回のオマケからの続きである……

 

ーコンコンッー

 

「……入れ」

 

ーウィーンッー

 

「…………失礼します。総帥、かねてより秘密裏に侵攻していた天界の主要都市五国の内三つの侵略が完了。残る二つも侵略完了まで時間の問題との事です」

 

「……そうか、報告ご苦労。クク、これで魔界に引き続き天界も吾輩達の物になるな」

 

此処は玲二達の住む世界とは違う世界。その天界の上空には今Xを象った巨大な飛行船が浮かんでおりその一室では鳥の羽根のような髪型をした女性が大きな角が生えた女性に何かを報告していた。どうやら彼女達は現在天界に対して侵略行為を行っているようだ。

 

「それで、急な呼び出しとは一体何事でしょうか?」

 

「おぉそうだったな?幹部、まずはこれを見ろ」

 

「はい総帥……なんでしょうかこれは?」

 

「今退屈しのぎに他世界を覗き見ていたのだが、その中にあるこの世界にいるこの男……何やら妙な力を感じるのだ」

 

そう言って総帥と呼ばれた大きい角の女性がモニターに写し見せたのは一人の男が子供達と遊んでいる姿だった。

 

「この男が、ですか?すみません、私にはこの男にそんな力があるとはとても思えませんが……?」

 

「フン、まあお前等では見た目でしか判断出来ないから仕方あるまい。だが吾輩には感じるぞ、この男から溢れ出る途方もない力を……幹部、今から博士と掃除屋と侍を呼べ!侵攻作戦の変更を伝える!」

 

「え?!か、畏まりました!」

 

総帥に言われ幹部である女性は急いで指示された三人を集めに向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、集まったようだな?ではこれより我々holoXは天界の侵攻を一時中断しこの男がいる異世界へと侵攻する。目的はこの男の確保、逆らうようであればある程度痛めつけてでも連れ出すのだ」

 

「えー?なんでわざわざこんな男を捕まえるのさぁ?そんな無駄な事してないでさっさと天界侵略しようよ〜?」

 

集められた三人は総帥から作戦内容の変更を聞かされるがその内の一人であるフードを被り目元をマスクで隠した女性、掃除屋が面倒くさそうにしさっさと天界を侵略しようと言い出した。

 

「沙花叉、ラプ殿の命令は絶対でござるよ。それにラプ殿が今まで我々に指示してきた命令に無意味だった事は一度もござらん、今回のこの男の捕獲も必ず何か意味があるに違いないであろう」

 

それに対して黄緑と白を基調とした袴を纏った女性、侍が掃除屋に対して大人しく指示を受けるようになだめていく。

 

「うむ、侍の言う通り、今回我々が狙うこの男には今後の我等の世界征服に大きく関わってくる。吾輩の力でこの男を観察したが、この男は人間であるにも関わらず魔力、霊力、神力全てが高水準で兼ね備えられているのだ」

 

「へぇーそうなんだぁ〜?これはボクも興味が湧いてきたなぁ〜♪その力の源、解剖して頭からつま先まで隅々まで調べてみたいなぁ〜♪」

 

総帥の言葉で白衣を纏ったピンクヘアーの獣耳の女性もうっとりとした表情でモニターの男を眺めている。その目は完全に狂気に染まっていた。

 

「それについてはこいつを捕らえてから考えるとしよう。奴は現在ワールドコードH20191202の世界にあるこの島にいるようだ。よって我々は今から異世界ワープを行いこの世界へと侵攻する!資源を調達出来次第すぐに出るぞ!」

 

『Yes My Dark!』

 

「いえすまいだーく……かったりぃ〜」

 

総帥の指示によって幹部達は急いで準備をし始め、掃除屋はめんどくさそうにしながらも武器庫に向かい武器の手入れを始めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃……

 

「……………………」

 

……何か嫌な予感を感じて調べてみたら、またとんでもない事が起こりそうだ。しかも、これまでとは規模も桁違いだ。これは、すぐにでも手を打たないとな……

 

「あれ?どうしたんですかレイくん、なんだか神妙な顔になってますよ?」

 

「……フブキ、今すぐ義兄さんに連絡を入れてくれ。ホロライトシティの警戒レベルを最高レベルの5にすると」

 

俺は横にやって来たフブキにホロライトシティの警戒レベルを最大にする事を伝える。フブキも驚いているが、これはかなりの緊急事態なんだ。

 

「け、警戒レベルMAXって……!?一体何があったんですかレイくん?!そんな事今までする必要がなかったのに……!?」

 

「……先程ある時空の歪みから強大なエネルギーを観測した。これは明らかに巨大な何かがこの島に向かって来ている証拠だ。この強大なエネルギー反応からしてこれが異世界からの侵略者の可能性もある以上この島の警戒レベルを最大まで上げて防衛する必要がある。だから手遅れになる前に早く準備をするぞ!」

 

「は、はいッ!」

 

よし、義兄さんへの連絡はフブキに任せて急いで警戒レベル5モードへの準備を済ませないとな!それと栄ちゃんにお願いして住民に避難の準備をさせないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーピンポンパンポーンー

 

《ホロライトシティにいる全ての方に緊急の連絡です。只今よりホロライトシティは緊急レベル5に移行します。現在外に出ている方は安全の為速やかに近隣の建物に避難してください。繰り返します、現在……》

 

「あれ?これって栄ちゃんの声だよね?」

 

「うん、でも警戒レベル5って一体どういう事なんだろう……?」

 

突然島中に鳴り響く警戒レベル引き上げのアナウンスに神羅城にいる皆も何事かと驚いていた。ホロライトシティ設立以来初の緊急事態に皆それぞれ不安になっていく、そんな時……

 

 

 

ーガコンッ!ウイィーーーンッ!ー

 

 

 

「え?え?な、何が起きてるの!?」

 

「ッ!ねぇ皆外見てよ!?」

 

「こ、これって……!?」

 

スバルに言われて皆が外を見ると、なんと神羅城から見える景色がどんどん低くなっていってたのだ。よく見ると街の建物とかもどんどん沈んでいっている、という事は現在この神羅城は地下へと降りているという事である。

 

「スッゲェーーーッ!こんなアニメみたいなシェルターがあったなんて!?」

 

「う、うん凄いけど……」

 

「……つまり此処までしないといけない程今危険な状況って事……?」

 

『あ…………』

 

皆アニメみたいなシェルターへの降下に興奮していたが、そらとアズキの言葉で今自分達が置かれている状況に危険を悟ってしまった。確かに此処までするなんて普通ならあり得ない。つまりそうでもしなければ防衛出来ないような事が今起ころうとしているのだ。そう考えると一部のメンバーが恐怖に狩られ震えてしまう。

 

「だ、大丈夫だよね?このシェルターが役に立たなかったりするとかないよね……?」

 

「ちょっとあくあちゃん!?急に怖い事とか言わないでよ?!」

 

『あうぅ〜……』

 

「だ、大丈夫だよ皆!きっとパパには考えがある筈だから!?だからそんな怖がらなくても良いから安心して、ね?」

 

あくあや子供達のように不安になってる者を他のメンバーがなんとか慰めるが、内心皆も不安でいっぱいだった。無理もない、こんな事は今まで起こった事もないのだから。そんな時……

 

 

 

《緊急招集、緊急招集。今から呼ばれた者は五階のテストルームへ集合せよ。みしろ、ぼたん、おかゆ、シロ、社築、フミ……》

 

「え?緊急招集?」

 

「こんな時に招集だなんて、一体何だろう?」

 

「さあ?でも緊急事態だし急いで行った方が良さそうだね?じゃあ玲牙、つばき、大人しく此処で待ってるんだぞ?終わったら沢山遊んでやるからな♪」

 

「あい!」

 

「うゆぅ……」

 

神羅城に設置されたスピーカーから緊急招集が下されぼたんを始めとする呼ばれたメンバーは急いで五階にあるガンプラウォーズのテスト筐体があるテストルームへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……お、皆来てくれたか」

 

「いやこれどういう事なんだよ玲二!?この緊急招集もそうだが一体何が起こってるんだ?!」

 

あーやっぱり急な呼び出しの所為で皆混乱してるな?けどまずは落ち着いてもらって話を聞いてもらわんとな。

 

「落ち着け築、今からそれを説明するから。まず単刀直入に言うと、現在ホロライトシティの上空に発生した時空の歪みから強大なエネルギーが観測されたんだ。これは今までの来訪者とは違いかなり巨大な物、おそらくは大型の戦艦クラスの物であると推定される」

 

「戦艦!?なんでそんな物が……?!」

 

「それはまだ分からない。これが俺の杞憂で済めば良いんだが、万が一にもこいつがこの世界を侵略しに来たとするなら俺達は全力で阻止する必要がある」

 

本当に唯の迷い込んだ来訪者だったら良いのだが、このエネルギー反応を考えたらその可能性は限りなく低い。なら俺達は皆の安全を守る為にも此処でこいつを抑え込む必要がある。

 

「ちょ、ちょっと待ってよレイくん!?もしこれが本当に戦艦だったとしたら流石に僕達でもこれをどうこうするのは無理じゃないの?!」

 

「分かってる、だからお前達を呼んだんだ。これで戦ってもらう為にな」

 

そう言って俺はガンプラウォーズの筐体の電源を入れて特別プログラムのコードを入力していく。

 

「ガンプラウォーズ!?こんな時に遊んでる場合じゃないでしょ?!」

 

「あぁ勿論これは遊びじゃない。兎に角説明は後だ、このエネルギー反応からして後一時間程で奴等が来るからそれまで皆自分の持ってるガンプラを持って来い!」

 

俺の指示に皆は首を傾げながらもガンプラを取りに出ていく。さて、俺も他の準備を済ませないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……

 

 

 

ーシュウゥゥゥゥゥ……バアァァァァァンッ!ー

 

「……総帥、ワープ完了し目的地に着いたようです」

 

「そうか、なら早速……おや?」

 

ホロライトシティの上空、其処に発生した時空の歪みから巨大な戦艦が出現し、総帥は目的である男のいる島を確認しようと窓から覗き込む。しかし……

 

「……あれ?ねぇラプちゃん、映像にあった街なんて何処にもないよ〜?周りは無人島しかないし〜」

 

「はぁ?何それ?もしかして座標間違えたとかなの?かったりぃ〜……」

 

「総帥、これは……」

 

「…………フン、どうやら奴等も吾輩達の事を察してたようだな?全く、くだらん小細工をした物だ……」

 

総帥はそういうとモニターを操作し一番大きな島を映すとサーチモードに切り替える。すると無人島と思われた島の地下にかなり発展した街が映し出された。

 

「これは……!?」

 

「……成る程、地下へと逃げ込んでたのでござるか」

 

「そういう事だ、吾輩達に感づいた奴等が街ごと地下シェルターへと逃げ込んだというワケだ。にしても吾輩達の事を察知出来るとは……クク、やはりあの男は何としてでも吾輩達の手に納めなければ!」

 

総帥は歓喜に満ちた笑みを浮かべながらマイクを手にし島に向かって宣戦布告を開始する。

 

「異世界の住人達よ、ごきげんよう。吾輩達は異世界の秘密結社holoX、そして吾輩はその総帥であるラプラス・ダークネスだ。吾輩達の目的はただ一つ、お前達の中にいる強大な力を秘めた男を吾輩達に渡してほしい。おとなしく引き渡してくれれば何もせずに去ってやろう。だが抵抗するようなら……容赦なく貴様等を痛めつけてやる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……やはり友好的な感じはなかったか。しかし、ラミィに続いて今度はラプとはな?」

 

「しかも目的は人攫い、それもあの言い方だと標的はレイっちで間違いなさそうだね?」

 

「この様子だと多分ルイ姉とかもいるかもね~?で、どうするレイくん?」

 

どうする?決まってるだろおかゆ、向こうが宣戦布告してきた以上こっちもそれに対抗させてもらうだけだ!

 

「それじゃあ皆、いくぞッ!」

 

『応ッ!!』

 

俺達も向こうに対抗する為にガンプラウォーズに自分達のガンプラをセットし起動させていく。さあ、バトル開始だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………何も反応はありませんね?」

 

「もしかしてバレてないとでも思ってるんじゃないの?」

 

「もしくは既にこの街を捨てた可能性は……?」

 

「いや、吾輩達の事を察知出来たとしてもそんな事を短時間で出来るワケがない。それに吾輩には分かる……あの街にはまだ人の気配が多く残っている。連中がこのままやり過ごそうとしているなら、まずは挨拶代わりに一発おみまいしてやろうじゃないかッ!」

 

総帥はそう言うと操縦員に指示を下し戦艦にある砲身を全てホロライトシティが隠れた島へと向けエネルギーを充填させていく。どうやら力づくでシェルターを破壊し内部を制圧するようだ。だが……

 

 

 

ーバキュウゥンッ!ドゴオォォンッ!ー

 

 

 

「ッ!?な、何事だ?!」

 

「総帥!島の方から複数の熱源を察知!こちらに向かっております!」

 

「何?……ッ!あれは……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいテメェ等、俺達の島に何しようとしてくれてんだ?この落とし前は絶対につけてもらうぞ!」

 

どうやら向こうも攻撃して俺達の街を襲撃しようとしていたが、奴等の戦艦の砲身が全てこの島に向いてるのを確認し俺達は攻撃をしながら森の茂みから次々と出現していく。そう、()()()()()()()()()()()()()

 

「おぉーーーッ!俺のターンエーが本当に動いてるぞ!?」

 

「まさかガンプラウォーズの技術をレイくんの力で具現化するとはね?」

 

そう、俺はガンプラウォーズのシステムと俺の具現化能力を駆使してこの世界にガンプラを実際のMSとして呼び寄せたのだ。しかも実際の俺達はこの筐体のモニター前にいるからやられたとしても死ぬ事はないしコンティニューすればまた再出撃出来る。これで奴等が幾ら攻めてこようと返り討ちに出来る!

 

そして俺達の使用機は……

 

「皆!狙うは奴等の砲台だ!其処を潰せば向こうも下手に攻めてはこれまい!」

 

玲二 ガンダムエアリアル改修型

 

「りょーかい、狙撃なら任せな〜♪」

 

ぼたん ガンダムデュナメス

 

「初めて使うガンプラだけど、イッキに攻め落としてみせるよ〜!」

 

おかゆ ガンダムルブリスウル

 

「何時もはゲームエリアの画面なのに今はリアルの、しかも今時点での真上の情景って思うとなんか恐ろしいな……?」

 

築 ターンエーガンダム

 

「ご主人様を拐おうなど不届きな真似、このみしろが許しません!」

 

みしろ アトラスガンダム

 

「アハッ♪シロから玲二を奪おうなんて命知らずもいたもんだね~?」

 

シロ サイコザク

 

「我も久々に頭にキテるから容赦しないからな〜!」

 

フミ Ξガンダム

 

となっている。これだけあれば奴等の戦艦の砲台も全て潰す事が出来る!それとちゃんと非殺傷設定してるから向こうを殺すような事はないから思う存分やるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ードゴオォンッ!ドゴオォンッ!ー

 

「右舷第二砲台大破!第三から第五ももう持ちません!」

 

「左舷の砲台もほぼ全て使用不能!このままでは飛行エンジンもやられてしまいます!」

 

「…………フン、思ったよりやるではないか。なあ幹部?」

 

「ハッ!まさか此処まで()()()()()()()()()()()()……」

 

玲二達のガンプラ達による反撃を喰らい次々と戦火を上げるholnxの戦艦。しかし、そんな戦艦の砲台をやられても総帥達は余裕を見せていた。

 

「ラプちゃ〜ん!そろそろ準備が出来るから何時でもいけるよ〜♪」

 

「ふむ、ならばさっさと奴等の本丸に行くとするか」

 

「でも、本当にこの艦を捨てるのでござるか?」

 

「いーじゃん別にぃ?元よりこいつはこの作戦の為だけに引っ張ってきた旧式の戦艦だし、それに沙花叉達にはこよちゃんが作ってくれたワープ装置があるんだからこんな旧戦艦無くなったって困りやしないよ」

 

「そういう事だ。よし!これより作戦パターン2に移行する!戦艦の操縦をオートモードに切り替え総員博士の用意したワープ装置に乗れ!」

 

そして博士が何やら用意した装置の上に総帥と団員全員が乗り、博士が操作すると全員の身体が光の粒子となりその場から消えてしまったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………そして…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー……ブオォンッ!ー

 

「……どうやら侵入出来たようだな?」

 

「ハッ!おそらくこの屋敷の何処かにターゲットはいる筈です!」

 

地下に避難した神羅城の一階大広間に先程消えた総帥達の姿が現れた。そう、先程の装置は博士が作ったワープ装置だったのだ。

 

「それにしてもラプ殿も古い戦艦を囮に敵の拠点に侵入するなんて作戦をよく思いついたでござるな?」

 

「フン、奴等が吾輩達に楯突くのは最初から分かっていたからな。奴等にはせいぜい囮の戦艦相手に必死になってくれれば良い。その間に目的の男を捕まえるのだ!」

 

「ヒュ~、さっすが総帥♪んじゃさっさと目的の男捕まえてとっとと帰ろっと」

 

「ああ、そうだな……ふむ、どうやら奴はこの建物の五階にいるようだ。おそらくは其処であのロボット達を動かしてるのだろう。ならば総員五階へと向かうぞ!道中に邪魔が入るのであれば容赦なく潰せ!」

 

『Yes My Dark!』

 

総帥の指示によって幹部達と団員達は一斉に玲二のいる五階へと侵攻を開始する。もうすぐ目的が果たせる、そう思っている総帥の顔は不敵な笑みを浮かべるのであった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ービーッ!ビーッ!ビーッ!ー

 

ー侵入者発見!侵入者発見!ー

 

「えッ!?侵入者!?」

 

「ウソ、このタイミングで?!」

 

「ちょっと待って!今モニターに映してみる!」

 

リビングに避難していたフブキ達だったが、突然鳴り響く侵入者発見のアラートに驚きすぐにテレビのモニターを防犯カメラとリンクさせ映し出すと、其処には侵入してきたholoXの面々が上に向かって侵攻する姿があった。

 

「こ、これが異世界のラプラスやholoX……!?」

 

「ていうかラプラスが子供じゃない!?何このグラマーなラプラス?!」

 

「どうやったらこのちんちくりんがあんなグラドルみたいな体型になるの……?」

 

「おい誰がちんちくりんだ?!」

 

そう、実は此処まで具体的な容姿には触れてなかったが実は異世界のラプラスこと総帥はこちらのラプラスと違い大人でその身体つきはまるでグラビアアイドルのような美しいフォルムをしている。胸もおそらくGカップはあるようでこれを見たまつりやシオンやその他一部の面々が思念にまみれた形相で睨んでいた。因みに容姿が違うのは総帥だけではなく、他には

 

幹部……ロングヘアーにメガネ

博士……セミロングのボサボサヘアーに目の下に隈

掃除屋……身体に無数の傷

侍……右腕が義手

 

となっている。

 

「こ、これが異世界のこよなの……?!」

 

「なんだか本当に秘密結社してる感じがするでござるな……?」

 

「ってそんな事言ってる場合じゃないよ!?このままじゃレイくんが危ないんだよ?!」

 

「そ、そうだよね?じゃあ戦える人を今すぐ玲二さんの元に向かわせないと!」

 

玲二に危機が迫っている。そう思うとフブキ達は居ても立っても居られない様子になり急いで戦えるメンバーは準備をし始めていく。

 

 

 

「うゅ、ぱーぱぁ………………むんッ!」

 

そんな母親達を見て父親である玲二の危機を察したこゆき達は不安になるも何かを決心した様子だった。

 

 

 

「あ、そうだ。一応此処も危ないかもしれないから子供達を安全な部屋に避難させないと」

 

「うん、もしかしたら此処も襲われるかもしれないし……ってあれ?かいり、何処に行ったの?」

 

「え?!かいりちゃんいないの……って子供達全員いなくなってる?!しかも腕輪だけが残されてる!?」

 

「そんな?!一体何処に…………ッ!?ま、まさか……!?」

 

子供達を避難させようとするがその肝心の子供達の姿がいつの間にか消えてしまっていた。しかも先程までいた場所には子供達の力を抑えているリミッターの腕輪が落ちていた。そして母親達の目を盗み部屋を抜け出した子供達は玲二のいる五階のテストルームへと向かおうとしていた。

 

「みんなー!いくよ〜!」

 

『あーいッ!!』

 

大好きな父親を助ける為にと子供達は危険を顧みず急いで下の階を目指すのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ードゴオォンッ!ドゴオォンッ!ー

 

「よっしゃあッ!これで奴等の砲台は殆ど壊せたぞ!」

 

「けど油断しないで!まだ小型のメカが襲撃してきてるよ!」

 

「けど主力兵器を潰したからあいつ等もそろそろ諦めてくれるんじゃない?」

 

「だと良いのですが…………?ご主人様、どうかされたのですか?」

 

「…………妙だな?あいつ等、これだけやられているのにどうして此処までノーリアクションでいられるんだ?」

 

既にあいつ等の戦艦はボロボロの状態、にも関わらず何故か向こうのラプラスは最初の宣戦布告以降何も反応もない。向こうの動きもなんだかワンパターンだし……ッ!しまった!もしかしてこれは!?

 

ービーッ!ビーッ!ー

 

「?フブキからの通信?まさか……ーピッーどうしたんだフブキ?」

 

《レイくん大変!異世界のラプちゃん達が神羅城に侵入してきちゃった!オマケに子供達も勝手にいなくなって……!》

 

「なんだって!?」

 

しまった!やはりあの戦艦は囮だったのか!?最初から俺達を油断させる為にこんな手の込んだ事をしていたのか!?しかも子供達までいなくなったって……?!こうしちゃいられねえ!

 

「ぼたん!此処の指揮はお前に任せる!俺は侵入してきたラプラス達の相手をしてくる!」

 

「え!?ちょっとレイっち!?」

 

俺はすぐに筐体から出て部屋を飛び出しラプラス達を迎え討つ為に下の階へと向かっていく。その前にテストルームの防御レベルを上げておいて、これで此処に襲撃されても安全な筈だ。それじゃあ急いでラプラス達を食い止め子供達も見つけないと!皆、無事でいてくれよ……!

 

 

 

異世界から侵攻してきた秘密結社holoX。彼女達の策略に踊らされた玲二ははたして追い返す事は出来るのか?そして子供達の運命や如何に……?次回に続く……




はい、という事で異世界holoXに侵攻回でした!はたして玲二は無事に済むのでしょうか?次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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