ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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もう転売ヤーも諦めたのか、店にいけば偏りはありますがコロナ前のようにガンプラが並んできてます。嬉しい限りですね♪

今回はアンジュの特訓開始!はたしてどんなゲームが行われるのでしょうか?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


第127話『アンジュ猛特訓!中編』

親友である兎鞠まりや他のアイドル達の協力を得て遂に自分のガンプラを完成させたアンジュとアリス。その翌日、アンジュ達はガンプラウォーズで特訓する為再びホロプラへと集まっていた。

 

「それじゃあアリスちゃんの登録も済んだし早速ガンプラウォーズを始めていこっか♪」

 

「おー!で、今日はどんな勝負をする予定なの?」

 

「うーんそうだね〜……あ、これ良いかも!『ボム・ドッジボール』ってバトルだけどこれ面白いし初心者にオススメだよ♪」

 

兎鞠が見せてきたのはガンダムとザクがボールのような物をぶつけ合いをするイラストが描かれた説明欄だった。

 

「うわぁ、それブラザーがめっちゃ得意なヤツやん?」

 

「リオちゃんもこれめちゃくちゃ得意なゲームだったよね?」

 

「そう!リオはねぇ、このボム・ドッジボールがいっちばん好きッ!」

 

「へぇ、そうなんだ?因みにこれどんなゲームなの?」

 

「基本的には普通のドッジボールだよ。ただ少しガンプラバトルの要素を追加してあるから絶対に面白いと思うよ♪それじゃあ今からくじでアンジュチームとアリスチームに分かれよう」

 

こうして兎鞠はくじを取り出しアンジュとアリス以外の他のメンバーがくじを引いていき、その結果以下の通りのチームとなった。

 

 

アンジュチーム

レイ

リオ

キクノジョー

 

 

アリスチーム

ぽんぽこ

ピーナッツくん

兎鞠

 

 

「ってちょっと待って?!これ私のチーム一人少ないやん!?これ絶対私のチーム不利じゃん!?」

 

「ふふん、其処は問題ないよアンジュ!実はもう一人、スペシャルゲストをお招きしているんです!それでは早速お呼びしましょうどうぞ〜!」

 

アンジュのチームメンバーが一人足りないという事態にも兎鞠はすぐに対応し新たなゲストを呼んでいた。それがこちら!

 

「……あ、どうも社です、よろしくお願いします」

 

「って社さんかい!?なんで此処におるねん?!」

 

「いや再販したエアリアル改修型とルブリスウル買いにきたらなんか兎鞠に呼ばれて参加する事になったんだよ、何するか全く聞いてないけど?」

 

なんと参戦してきたのはにじさんじ屈指のオタクライバー社築だった。どうやら買い物に来たところをそのまま連行されたようである。そして社は兎鞠から事情を聞き、若干渋りながらもアンジュの特訓に協力する事となった。

 

「いやまぁこっちももう買い物は済んだから別に良いんだけどさぁ?」

 

「有難うございます!因みに社さんって今ランクはどんくらいなんですか?」

 

「俺?ダイヤの2だけど」

 

『うえぇッ!?』

 

まさかのやしきず、プラチナを通り越して既にダイヤランクまで上り詰めていた。この男、どんだけやり込んでいるんだ?

 

「ちょっと待ってよ!?そんな強い人いたらアリス達めっちゃ不利じゃん?!」

 

「葵達ゴールドとかシルバーなのにそれよりもっと上のランクのやしきずさん入ったらゲームバランス崩壊するって!?」

 

「だ、大丈夫だって!ほら社さんも今日は買い物に来ただけだから自分のガンプラだって持ってきてない筈「あるぞ?」あるの?!」

 

「そりゃバトラーたるもの何時でもガンプラウォーズ出来るようにマイガンプラは常備してるぞ。最近じゃ玲二が自宅や外出先とかでも出来るようPC版を開発中だっていうし、それが出来ればホントに何処でも出来るしな」

 

なんと常にマイガンプラを持ち歩いているというやしきず、流石はオタクライバーの称号を得ただけの事はある。

 

「安心しろ、流石に手加減はしてやるから。それにやるのはボム・ドッジボールなんだろ?正直それ少し苦手だから皆でも頑張れば勝てるって」

 

「そ、それなら多分大丈夫かな?それじゃあ早速エントリーしてやっていこぉーッ!」

 

『オーッ!』

 

こうして急遽やしきずも参加する事になり兎鞠はボム・ドッジボールのイベントをエントリーし一行はゲームエリアへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームエリアに到着した一行は早速筐体に入りそれぞれのガンプラをセッティングし今回はより臨場感を出す為にVRゴーグルを装備しゲームを起動する。今回の舞台はなんと体育館!その中央部には今回の対決のフィールドであるドッジボールコートがセッティングされていた。

 

「おぉ〜、ガンプラウォーズってこんなフィールドまであるんだ?」

 

「これはガンプラだから出来るステージでもあるよね〜?それじゃあまずは互いのガンプラを見ていこっか♪」

 

という事で此処で皆のガンプラを紹介していこう。まずはアンジュチームのガンプラはアンジュが昨日作ったガンダム、おめがレイがユニコーンガンダムデストロイモード、おめがリオがガンダムヴァーチェの改造ガンプラ『ガンダムグランドリオン』、キクノジョーがジムの改造ガンプラ『ジムヘビーアームズ』、そしてやしきずがオリジナル改造ガンプラ『プロトダブルオー』である。

 

 

『ガンダムグランドリオン』

『機動戦士ガンダムOO』に登場したガンダムヴァーチェを改造した超重量級ガンプラ。唯でさえ重量級のヴァーチェに更にプラ板でガチガチに装甲を増強しバックアップや装甲の一部に機動性を損なわせない為のバーニアが装備されているので圧倒的防御力を誇りながらも動ける機体である。コンセプトは絶対に突破出来ない要塞である。

 

 

『ジムヘビーアームズ』

『機動戦士ガンダム』に登場したジムと『新機動戦記ガンダムW』に登場したガンダムヘビーアームズと30MMシリーズのウェポンズをミキシングした機体。コンセプトはコスパの悪い量産型MSという事らしく、ミキシングやプラ板増強を繰り返した結果エース機以上の高火力と防御力を確保したが明らかに量産型でやる事ではないロマン改造である。

 

 

『プロトダブルオー』

『機動戦士ガンダムOO』に登場したダブルオーガンダムの改造ガンプラ。ただベースにした機体はなんと30MMのアルトでありそこからダブルオーのパーツや指揮官用オプションパーツとエネルギー武装のカスタマイズウェポンズを使用して作られた。コンセプトは機体名の通りダブルオーのテスト機である。

 

 

「あれ?レイちゃん唯のユニコーンガンダム?何時も使ってるガンプラはどうしたの?」

 

「改修が間に合わなかったんだよぉ〜ッ!?仕方ないから今朝目の前にあったユニコーン急いで作ったんだよ〜!」

 

「にしたってなんでユニコーンにしたんだよ?それパーツが緩くて結構部品外れやすいキットじゃん?」

 

「残ってたキットですぐ作れそうなのこれしかなかったんだもぉーん!」

 

まさかのおめがレイ、自分のガンプラの改修が間に合わず急遽作った素組のユニコーンで参戦する事に。それにしてもまさかあのおめがリオが改造ガンプラを使ってるのが意外である。

 

 

「それじゃあ次は兎鞠達のガンプラを紹介するね!どぉどぉ?兎鞠の『ガンダムバルバタウロスルプスレクスマークX』!」

 

『名前長ッ!?』

 

続いてアリスチームのガンプラ紹介。リーダーであるアリスのクシャトリヤをはじめ兎鞠の『ガンダムバルバタウロスルプスレクスマークX』、葵がガンダムMk-IIをベースに改造した『ガンダムヘビーシールダー』、ぽんぽこがガンダムグシオンを改造した『ぽんぽこグシオン』、そしてピーナッツくんのは……

 

「どーだぁ!これが僕のリーサルウェポン!『ガンダムシェルフォートレス』だぁーーーッ!」

 

「いやデカくない?!コートの半分くらい占拠してるし!?」

 

なんと自軍エリアの半分くらいを余裕で占拠している巨大な改造ガンプラ『ガンダムシェルフォートレス』であった。

 

 

『ガンダムバルバタウロスルプスレクスマークX』

『ガンダムブレイカーバトローグ』に登場したガンダムバルバタウロスを更に改造した機体。ルプスレクスの装甲を足し更に代名詞とも言えるメイスも棘や刃を加えた事でより凶暴な見た目へと変化している。コンセプトは限界を越えた真の獣である。因みにマークXというのはこれが10回目の改修だからだとか。

 

 

『ぽんぽこグシオン』

『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』に登場したガンダムグシオンを改造した機体。装甲にベアッガイ等のパーツを加えて狸のような見た目をしている。メイン武器であったグシオンハンマーの代わりにスクラッチして作った『妖刀 打怒気』を腰に構えている。コンセプトは忍ばない忍びである。

 

 

『ガンダムヘビーシールダー』

『機動戦士Zガンダム』に登場したガンダムMk-IIを改造した機体。メインウエポンはビームサーベル一本とコアガンダムのコアスプレーガンのみで装甲はプラ板やガンダムのシールドをスクラッチしてアーマー化させた物でガッチガチに強化している。コンセプトは仲間を支援する防御全振りのガンダムである。

 

 

『ガンダムシェルフォートレス』

『機動戦士Zガンダム』に登場したサイコガンダムをベースに改造された機体。宇宙世紀のあらゆるMSの装甲の一部分ずつを取り込みその名の通り巨大な要塞のような機体へと仕上がった。その圧倒的火力と防御力を引き換えにその場から身動きが出来なくなるという弱点を抱えてしまっている。コンセプトはラスボスになりきれなかったガンダムである。

 

 

「なんでピーナッツくんそのガンプラ持ってきたのさ!?クッソ邪魔なんだけど?!」

 

「しょーがないじゃん!僕だってボム・ドッジボールって分かってたらこれじゃないの持ってきてたっての!?」

 

「うえぇ〜!これじゃ身動き出来ないよぉ〜!?」

 

「うわぁ、あっちデカい機体ばっかで身動きしづらそう……?」

 

「確かにこのゲーム防御面も重要だけど彼処までガチガチだと逆にムズくね?」

 

ほぼ全員増強された装甲だったり元のサイズだったりの所為でアリスチームのコートはほぼスペースが埋まってしまっている。こんなんで大丈夫なのか?

 

「と、兎に角改めてルールの説明をするね!とは言っても基本は普通のドッジボールと同じでこのボールを相手にぶつけていくゲームだよ」

 

「え、それだけ?それじゃあ普通のドッジボールと変わらんやん?」

 

「ちぃーっちっちっちぃ〜。ところがどっこいこのゲームで使うのはこのボムボールっていう時限爆弾なのさぁ!」

 

そういっておめがレイが取り出したのは赤いコアのような物が埋め込まれた黒いボールだった。普通のドッジボールは相手に球をぶつけていきぶつけられた者はコートの外に出るというルールなのだが、このボム・ドッジボールはボムボールという時限爆弾をぶつけ合って戦うゲームなのだ。

 

「このボムボールはぶつけられるか一定時間が経つと爆発しちゃうからその爆発を受けて撃破されたプレイヤーは失格ってワケ。けど普通のドッジボールと違って爆発を受けても耐えられたらそのまま続行する事が出来るから最終的にこのボムボールで相手チームを全滅させた方が勝ちって事。二人とも分かったかな?」

 

「なるほど!要は相手にバンバンボールをぶつけていけば良いって事ですね!?」

 

「おっしゃあ!そんじゃ早速やってやんぜぇ!」

 

ルールを聞いてヤル気を上げてく二人。そして互いのコートにそれぞれ陣営を配置しいよいよゲームが始まるのであった!

 

 

ーGAME STARTー

 

 

「よっしゃあ!先攻はこっちだぁ!まずは目の前にいる葵さんからだぁッ!」

 

「あちょっと待てアンジュッ!?」

 

ーブウゥンッ!ー

 

やしきずが何かを言い掛けたがアンジュはお構いなしに葵のヘビーシールダーへとボムボールを投げつけていく。だが

 

「甘いよアンジュさん!フンッ!」

 

ーガキィンッ!ー

 

「!?ウソ、防がれた!?」

 

なんとヘビーシールダーがその両腕に装備されたシールドでボムボールを弾き返し、その球は兎鞠のマークXへと渡ってしまった。

 

「そんじゃ反撃!狙いは……レイちゃんのユニコーン!イッケエェーーーッ!」

 

ーブオォンッ!ー

 

そしてマークXはボムボールに力を注ぎおめがレイのユニコーンに向かって勢いよく投げつけていく。そのスピードは先程のアンジュのガンダムとは比べ物にならないくらいの速さで飛んでいき

 

ーバキィンッ!ドッゴオォォォォォォォォンッ!ー

 

「ノオォォォォォォッ!?」

 

「レイちゃーーーん!?」

 

そのままユニコーンに命中するとボムボールが大爆発を起こしその攻撃をモロに受けたユニコーンはあっさりと爆散しリタイアとなってしまった。

 

おめがレイ リタイア

 

アンジュチーム 4ー5 アリスチーム

 

「わぁ〜、兎鞠ちゃんすごーい♪」

 

「へへん!兎鞠の剛速球の前に相手は為す術もないのだぁ〜♪」

 

「おいアンジュ!なんでいきなり防御重視の機体に向かって投げたんだよ?!こういうのは攻撃タイプを潰してから防御タイプを攻めるのがセオリーなんだよ!」

 

「ご、ごめんってぇ!でも知らなかったからしゃーないやん!?」

 

おめがレイが撃破されいきなり戦力がダウンしてしまったアンジュチーム。まぁおめがレイの機体は素組のユニコーンなので仕方ないと言えば仕方ないであろう。

 

「さぁどうするアンジュ?こっちの防御タイプが多いこの鉄壁スタイルの陣営を突破出来るかな〜?」

 

「う、うぅ〜、初心者相手に厳しすぎるのだぁ〜……」

 

いきなりアンジュの不利な状況で始まったボム・ドッジボール。はたしてアンジュはこの特訓でゲームスキルを上げられるのだろうか?続く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーオマケー

 

「わぁ〜!レミのいもーとぉ♪」

 

「うん、レミィもこれでお姉ちゃんだね♪ほら“フラン”、お姉ちゃんだよ〜♪」

 

楓達の出産が終わってから数時間後、残った娘達の出産も無事に終わり病室に戻って安静にしていた。メルは産まれた第二子『フラン』をレミィに見せるとレミィは嬉しそうに目を輝かせている。

 

「……なんか不思議な感じやなぁ?この子がさっきまであてぃしのお腹の中におったなんて」

 

「本当にそうだね、まさに生命の神秘って感じがするなぁ♪」

 

「だね♪るるもこうして玲二君との子供が授かれるなんて夢みたい♪」

 

そしてほぼ同時に出産した唯華と夏芽とるるも産まれたばかりの自分の子供を抱き抱え嬉しそうに微笑んでいる。

 

「皆、本当にお疲れ様。そしてこの子達を産んでくれて有難うな」

 

「うん、玲二君もこれからあてぃしと『蓮華』の事、大事にしたってな〜♪」

 

「これから一緒にいろんな物語を考えていこうね『つぼみ』♪」

 

「パパみたいな格好良い男の子になってね『優二』♪」

 

三人は我が子に願いを込めた名前を授け優しく頭を撫でてあげる。そして楓とリゼ、メルも嬉しそうに我が子を撫でていてその様子を見ていた玲二はこれからもより一層頑張っていこうと誓うのであった。

 

 

新たな命、無事誕生。

 

メル

命名『フラン』女の子

 

唯華

命名『蓮華』女の子

 

夏芽

命名『つぼみ』女の子

 

るる

命名『優二』 男の子

 

※尚、前回の子供達はどちらも女の子です。

 

 

 

 

 

ーブーッブーッブーッー

 

「?なんだ、役所から?一体どうしたんだ?」

 

そんな和んでいた中突然玲二のスマホが震え確認すると役所からの着信だった。一体何事かと思いながら玲二は一旦病室から出て電話に出る。

 

ーピッー

 

「はい佐々木です……え?変な()()()が役所にやって来てる?話が微妙に噛み合わない?なんだそりゃ?まぁ取り敢えず今から向かうから少し待っててくださいーピッー……はぁ、喜びに浸る暇もないのかよ……?」

 

急な事態が起こり玲二はひとまず病室に戻り皆に事情を説明した後すぐに転移し役所へと向かっていくのであった。




はい、という事でボム・ドッジボール開幕です!早速おめがレイがやられてアンジュはピンチですがはたして逆転出来るのか?今回長くなりそうだったので後編ではなく中編にしました、次回でこの特訓回は終わります!次回もまったり待って頂ければ幸いです、ではまた!
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