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こちらでは玲二以外の視点からホロライトシティの日常を描いてくれるとの事なのでよろしければ是非ご覧くださいませ!
こうしたビルドライバーズの小説もホロライブラバーズみたいな感じで増えてくれたら嬉しいです!……高望みし過ぎですかね?(-_-;)
今回は貴方と出会っての第9弾!今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
ー姫森ルーナー
は?にーちゃとの出会い?そんなのおめーに言う必要なんてねーのら。おらとっとと帰んな……え?こよりちゃんから頼まれてる?皆の出会いを記録に纏めてほしいって?んー……じゃーたこ焼き一週間分で手を打ってやるのら。そんでにーちゃとの出会いなのらけど……
ー十数年前ー
「フギャア!フギャアッ!」
「おぉッ!無事に産まれたぞ!」
「新たなお菓子の国の皇女の誕生だぁッ!」
天界の一国であるお菓子の国。その王宮の一室で新たなる生命が誕生した。産まれたばかりの赤子は力強く産声をあげ、周りからは歓喜の声が上がっていた。
「お、おぉ……良くぞ、良くぞ無事に産まれて来てくれた!」
「えぇ、私達の大切な赤ちゃん……♪」
そしてその赤ん坊の両親、お菓子の国の国王と王妃が産まれたばかりの我が子を優しく抱きしめ感激の涙を流す。その後その赤ん坊はルーナと名付けられ国中から沢山の祝福を受けるのであった。
その翌日……
「んなー、う~」
「おールーナよ〜♪無事に産まれて来てくれてパパは嬉しいぞ〜♪」
「えぇ、本当にこの子が元気に産まれてくれて嬉しいわ♪」
王宮らしく豪華なベビーベッドで横になってるルーナを国王と王妃がデレデレになりながら眺めている。産まれたばかりなのに既に親バカ状態のようだ。それに対しルーナは……
(う~、キラキラ〜)
ニコニコ笑う両親を見てキラキラしていると感じていた。というのも実はルーナの眼には特殊な力が宿っており相手のオーラを見る事が出来るのだ。ルーナの目には父親である国王からは温かいオレンジ色のオーラ、母親である王妃からは優しい緑色のオーラが見えてるようでそのちっちゃい手をぱたぱたさせながら両親に触ろうとしている。
「おぉ!ルーナが私達に手を伸ばしてくれてるぞ!」
「えぇ、きっと私達の事が分かっているのかも知らないわ♪」
そんなルーナに両親はニコニコと笑いながら大層な愛情を注いでいくのであった。
それから数週間後……
「え?佐々木さん達が?」
「あぁ、遅くなったがルーナの出生祝いに来てくれたそうだ。今日の午後には王宮に着くみたいだ」
「そうなのね?良かったわねルーナ、貴方の為に遠くからお祝いしに来てくれるんですって♪」
「んなぁ?」
ルーナの出生祝いをする為に何処からか誰かがやって来るそうだ。だがルーナは何の事か分からずただ手足をぱたぱたさせている。
「そう言えば彼処の子って四人兄弟だったわよね?その子達もくるのかしら?」
「いや、来るのは次男の玲二君だけみたいだ。丁度開校記念日で休みだったらしい。折角だからルーナにも玲二君と触れ合わせてみようと思うんだがどうかな?」
「あら、良いわねそれ♪ルーナ、貴方に初めてのお友達が出来るわよ〜♪」
「う〜」
こうしてルーナにとって家族と使用人以外で初めて他の人と会う事になった。それがまさかあのような事になるとは、この時の姫森家は誰一人思いもしなかった……
「おぉ遠路はるばるよく来てくださったな」
「お久しぶりです、国王陛下」
「お久しぶりね聖愛、わざわざ遠いところご苦労さま♪」
「えぇ、お久しぶりねルミナ♪」
それから午後になり客人である佐々木夫妻がやって来て国王達に挨拶をしていた。
「ほぉ、この子が産まれたばかりの皇女ですか?」
「あぁ、姫森家の新しい姫、ルーナだ。ほれルーナ、お前のおじさんとおばさんだぞ〜♪」
「ぷゆ?う、う~」
佐々木夫妻を紹介されたルーナは物珍しそうに見つめるが、二人から出ている温かいオーラを見て安心したのか手をぱたぱたさせていく。
「おー、やはりルーナにはその人の良さが分かるみたいだな」
「そうね……あら?そう言えば今日は息子さんもやって来るんじゃなかったかしら?」
「あー、今あいつはトイレに行ってますね。なにせ初めての王宮だからきっと緊張してしまってるんでしょう」
ーガチャッー
「失礼します。すみません、少し場所が分からなくて迷ってました」
そんな中一人の男の子が謁見の間へと入ってきた。ルーナは扉が開いた音に反応して男の子の方を見ると……
(ッ!うゅ〜!キラキラ、キラキラ〜!)
なんとその男の子からは今まで見た他の人達と違う七色に強く輝くオーラが放たれていたのだった。ルーナはその輝くオーラを見て自分の目も輝かせていた。
「おい玲二、遅いぞ。すみません、うちの息子が遅くなってしまいまして」
「いやいや、この王宮も広いから最初だと迷っても仕方ないだろ「んなぁ〜!なあぁ〜!」ッ!?る、ルーナ!?一体どうしたんだ?!」
するとルーナは今まで見せた事も無い程の声をあげ入ってきた少年に向かって手を伸ばしていた。それはまるで少年の事を求めているかのようだった。
「え?も、もしかしてルーナ、あの子に近づきたいのか?」
「うな!」
「え?な、なんでいきなり?俺今来たばっかりなのに?」
「さ、さぁ?……と、取り敢えず君、ルーナの事抱っこしてもらっても良いかしら?」
「は、はぁ……」
いきなりの事でよく分からないが少年は言われた通り王妃からルーナを受け取り優しく抱っこする。するとルーナは男の子の頬に触れ、今まで以上に温かくそして輝かしいオーラを感じ……
「…………うなぁ♪」
「え!?」
「る、ルーナが……笑った!?」
「なんと!?ルーナが初めて笑ったぞ!!」
「……え?何これ、どうなってんだよ?」
「なぁ♪」
なんと少年の事を気に入ったのか、ルーナは産まれて初めて笑ったのであった。これには国王や王妃、そして使用人や佐々木夫妻もびっくりし抱っこしている少年は一体どうしたのか分からず唖然とするしかなかった。
それからルーナは少年、玲二にずっと抱っこされながら一緒に王宮内を散歩したりミルクをもらったりとルーナは産まれてから一番満たされた時間を過ごしていた。しかし……
「うなぁーーー!うぅーーーッ!!」
「こらルーナ!いい加減に玲二君から離れなさい!」
「え、えーと……ルーナちゃん、そろそろ離してくれないと俺帰れな「んなぁーーーッ!」……困ったなぁ」
夕方になり佐々木一家が帰宅する頃になり、玲二がルーナを王妃に返そうとするとルーナは玲二から離れたくないのか引っ付いて離れようとしなかった。そしねその後なんとか引き離して佐々木一家が地上界へと帰って行くが、その後……
「びゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーッ!!」
「だ、ダメだ!何やってもルーナが泣き止んでくれんぞ!?」
「そ、そんなに玲二君と離れたくなかったのかしら……!?」
玲二から引き離されたルーナはずっと大泣きし続けていた。何度もあやしてもルーナは泣き止む事はなく、お菓子の国では数日間ルーナの泣き声が響いたのであった。
それから数日後……
「レイくーん!きょうもいっしょにあそぼ〜……あれ?レイくん、その赤ちゃんどうしたの?」
「あー、いやその……ホントにどうしたもんだろうか?」
「うなぁ〜♪」
玲二がいないと機嫌が悪くなるという事で一週間に一度はルーナを預かる事になったようで、こうして玲二の負担が増える事になったがルーナの機嫌は良くなるのであった。
それから十数年後……
「なのら、なのら、なのなのら〜♪」
ふんふ〜ん♪今日は久々にレイちゃが遊びに来てくれる日なのら〜♪今日は一緒に何して遊ぼっかな〜?……あれ?パッパの部屋からレイちゃの声が聞こえるのら?なんかお話でもしてるのらか?
「そうか、ホロライブの新しいアイドルをスカウトする事になったのか」
「えぇ、でもスカウトなんて初めてなものなんで上手くいくかどうかは不安でしたが……」
「けれど既に四人もスカウトしたのだろう?大丈夫、君なら後一人もすぐには見つけられるさ」
「そうだと良いんですが……」
……ホロライブ?それって確か地上界のアイドルグループなのら。その名前は天界でもかなり有名に成る程ビッグな事務所だけど……そう言えばレイちゃがそのホロライブで働いているって言ってたのら。という事は、ルーナもそのホロライブに入ればレイちゃといられる時間が増えるって事なのらね!?それならこーしちゃいられねーのら!
「レイちゃ!」
「ん?あぁルーナか、ごめんな、少し伯父さんとの話が長くなってしまったな」
「そんな事はどーでも良いのら!それよりレイちゃ、さっきホロライブの新しいアイドルをスカウトしてるっていうのは本当なのら!?」
「え?あ、あぁ、確かに今ホロライブ4期生のスカウトを任されてはいるけど「だったらルーナもホロライブに入りたいのら!」えぇ!?る、ルーナがホロライブに!?」
「こらルーナ!お前いきなり何を言い出すんだ?!お前はこの国の姫なのだからそんな事は許されるワケがなかろう!?」
パッパがなんか怒ってるけど関係ねーのら!大体姫様なんて殆ど王宮で過ごさないといけないなんてつまんねー人生送りたくもねーのら!ルーナはこれからレイちゃと一緒にアイドルとして世界にその名を轟かせてやるのらぁーーーッ!
こうしてルーナは半ば強引に4期生へと加入する事となり、そして話題性もあって瞬く間に人気を博したのであった。その後スバルが玲二の事を兄ちゃんと呼び慕っているのを見て羨ましくなり自分もにーちゃと呼ぶようになるが、それはまた別の話である……
ー姫森ルーナ編 完ー
ー竜胆尊ー
おぉ!お主じゃな、玲二との出会いを聞いて回ってるという奴は?どれ、わらわも玲二との出会いを語るとするかの…………ってなんでどっか行こうとするのじゃ!?
え?今回アンケートに入ってなかったから対象外?なんじゃアンケートって?!そんなのしなくてもわらわが語るくらい別に良いじゃろうが!?兎に角ちゃんと聞くが良い!あれはわらわがにじさんじに入りたての頃じゃった……
ー数年前ー
「…………はぁ、漸く仕事が終わったのじゃ…………」
にじさんじに入って早二ヶ月、わらわはCMのちょい役の仕事が終わって漸く事務所へと戻ってきた。
入ってすぐに仕事がもらえて凄いという者もおるが殆ど通行人のような役なので正直誰でも良かったのだが、偶々他の先輩の仕事を見にいったついでにプロデューサーの目に止まったようでその場で出された急な仕事じゃった。
そのお陰で本来よりも帰ってくる時間が遅くなり、しかも何度もダメ出しされた所為でわらわもいつも以上にヘトヘトの状態で帰って来たのだ。さ、流石に今日はこれで終わりーピリリリリッー……なんじゃ?
ーピッー
「……もしもし?」
〈あ、女王!これから緊急の会議を開きたいので至急魔界までお戻りくださいませ!〉
「え!?ちょ、そんな事いきなり言われたってープツップー、プー、プー……ー……はぁ、またかの?」
突然魔界からの呼び出しがあり、わらわは仕方なく転移装置を使って魔界へと向かうのじゃった。
わらわは魔界にある鬼人族の里で生まれ育った。その里では鬼人族のリーダーとなる王がいるのじゃが、先代の王が魔龍との戦いで命を落としてしまった所為で新たな王を決める為の選抜の儀が執り行われたのじゃが、当時十歳だったわらわも何故か選抜対象になってしまい、気づいたら鬼人族の女王に選ばれていたのじゃ。なんでもわらわは先代の王をも超える妖力を持ってたらしく、そして幹部クラスの者達も満場一致でわらわを推薦してくれたからじゃとか?
けれども女王になったからといって何も良い事はなかった。朝から夜まで雑務をやらされ面倒事になればそれが大した事ではなくとも必ずわらわを通してくる。そんな辛い日々にわらわもどんどんストレスが溜まってしまい、幹部の一人に仕事を任せ地上界へと逃げるように向かったのじゃ。
其処でにじさんじというアイドルグループにスカウトされて入ったは良いものの……其処でもレッスンやら仕事やらで今まで以上に疲れる日々が増えてしまった。お陰で毎晩飲む酒の量が日に日に増えてしまっとる気がするのじゃ……
「…………はぁ、もう里になんのコンビニ建てるのかなんて女王がいなくたって進められる話じゃろうが……ングッングッ」
会議を終えて地上界に戻ったわらわは家の近くにある公園で一升瓶でラッパ飲みをしておった。まったく!たかがコンビニ建てる話なんかでわざわざわらわを呼ぶ必要なんてないじゃろ!?どーせわらわはそんなに行かないんじゃから!
「ングッングッ……ぷはぁ~♪……おりょ?もぉ空になっちったのじゃ?確か近くにスーパーがあったから其処で……はにゃ?」
な、なんじゃ?立ち上がったら急に目眩が……あれ?わらわ今どうなっとるんじゃ?な、なんだかきゅうにねむ……く…………
「……………………ん、んん……ハッ!?こ、此処は……?」
あ、あれ?此処は一体……?確かわらわは仕事のストレス発散の為に公園で飲んでて……ダメじゃ、其処からの記憶が全然ない。それにしても此処は一体何処なんじゃ?何処かの家のリビングみたいじゃが……
ーガチャッー
「あ、漸く起きたみたいね。具合はどうかしら?」
「へ?あ、貴方は……?」
そんな中部屋の扉が開き一人の女性が入ってきた。とても容姿が整って綺麗な女性じゃが、もしかして此奴がわらわを此処まで運んだのか?
「あー、いきなりでびっくりしちゃったかしら?此処は私の家よ。酔いつぶれていた貴方をうちの弟が此処まで運んできたのよ」
「よ、酔いつぶれていた……?」
「そうよ、弟から聞いたけど倒れてた貴方の近くに一升瓶が三本転がってたんですってね?そりゃ鬼人族とはいえど酔いつぶれて当然よね」
へ!?さ、三本も?!わらわ自分でも気づかないうちにそんなに飲んどったのか?!
「……その顔を見る限り自分でも自覚はなかったみたいね?幾ら鬼人族とはいえ貴方は若いみたいだからあんなに飲んだらそりゃ倒れて当然よ。弟が運んで来た時は病院に運ぼうか考えたくらいなんだから」
「ヴッ!?め、面目ない……」
うあぁーーーッ!やってしまったのじゃぁーーーッ!?まさかわらわがお酒をセーブ出来ずにそんなに飲んどったなんて、今までそんな失態した事なんてなかったのにぃ〜!?
ーガチャッー
「お?姉貴、その娘起きたのか?」
「あぁ玲二、今起きたみたいよ」
すると今度は一人の男が部屋に入ってきた。此奴がわらわを此処まで運んでくれたのか……ん?でもこの男、何処かで見た事がある気が……?
「さて、気分はどうだ?竜胆」
「え!?な、なんでわらわの名前を……?!」
「おいおい、ついこの間仕事先で一緒にいたじゃねぇか?ほら、月ノや樋口達と一緒にいた」
美兎先輩と楓先輩と一緒に…………あ、そうじゃ。此奴は確かホロライブとかいう事務所のスタッフじゃったな?なんでも美兎先輩達とも知り合いみたいじゃが……そうか、この男がわらわを助けてくれたのか。
「あ、ありがとう、なのじゃ」
「あぁ、気にすんな……それよりお前、何か嫌な事でもあったのか?」
「ッ!?な、何がじゃ?わらわは別に嫌な事なんて……」
「父さんが言ってたんだよ。人が許容量を超える程の酒を飲む時は決まって過度なストレスを感じている時だって。幾ら鬼人族といったって一升瓶三本は流石に許容量を超えているだろ?そんなに飲む程だからよっぽどのストレスを感じているんじゃないかって思ってな。だから良ければ教えてくれ、一体お前に何があったんだ?」
こ、この男、わらわのあの状況を見て一瞬でストレスを感じている事に気づいたのか!?なんという観察力じゃ……けど美兎先輩の知り合いという事はそれなりに信用出来そうじゃし、少しだけでも話してみようかの……
「…………成る程、鬼人族の女王とアイドルとの両立でその忙しさで酒を飲む機会が多くなってしまったのか」
「うむ……正直わらわ自身も其処まで飲んでたつもりはなかったんじゃが、まさかあんなに酔いつぶれてしまう程じゃったとは………」
「それだけ気づかぬ内に溜め込んでしまってたんだろう。多分竜胆は根が優しいから他人に当たる事も出来ずに自分の中で処理しようとして身近にあるお酒に走ってしまったんだな」
うぅ……確かにわらわは昔から他人に向かって怒るなんてした事もなかったのじゃ。まさかそれも原因じゃったなんて……
「私も同僚でお酒でストレス発散する人がいたけど、その人もこの間急性アルコール中毒で亡くなってしまったわ……お酒は適度に飲むのは良いけど度が過ぎれば唯の毒にしかならないから決してストレスの捌け口にしてはならないのよ」
「そ、そうじゃな……でもそれならわらわはどうすれば良いのじゃ?アイドルとして、女王としての悩みなんてそう安々と他人に話せないし「なら今日は俺達にその悩み、全部打ち明けてみな?」……え?」
「これでも俺はホロライブのスタッフだからな。アイドル達のメンタルケアとして結構悩みとか聞いてるし、それに他人に話す事で少しは気分が良くなるっていうしな」
「私も後輩からよくお悩み相談とかされているから、良かったら私達に話してみない?あ、もちろん話したくないなら無理に話さなくて大丈夫だから♪」
…………この二人、わらわの事を助けてくれただけじゃなく話まで聞いてくれるなんて……う、うぅ……
「うぅ……う、うわあぁぁん……!」
「え!?ど、どうした!?もしかして話したくなかったとかか?!」
「ち、違うのじゃ……そんなふうに今までわらわの事を気にかけてくれる者がおらんかったから……わらわの話なんて誰も聞いてくれんと思ってたから……!」
「……そっか、なら今は泣きたいだけ泣きな。涙は隠してやっからよ」
ーギュッナデナデー
男はそう言うとわらわを抱き寄せ頭を撫でてくれた。暖かい……人肌に触れるなんて何時ぶりじゃろうか。そしてわらわは少しの間男の、玲二の胸の中で泣きじゃくり、そしてその後に玲二とお姉さんに悩みを打ち明けた。
……今思い返せば男の胸で泣くなんて、わらわとんでもなく恥ずかしい事しとったんじゃな……///でも、そのお陰でわらわの心の中にあったモヤモヤはすっかり消えてすっきりした気分になったのじゃ。その後もわらわにご飯を御馳走してくれたりして、玲二達には本当に感謝してもしきれないくらいの恩を受けた。そしてわらわはそれからも玲二と話をしていく内に、いつの間にかわらわは玲二の事が好きになっていたのじゃ。
それから数日後……
「女王!以前報告していたコンビニ建設の件ですが……」
「じゃからそれはお主らだけでも出来る話じゃろう?わらわはそんなに里には帰らないのじゃからその程度の事で何度も呼び出すのは止めてくれんか?」
「は、はぁ……あ、それとこの間来ました女王へのお見合い写真の一覧なのですが「いらん、わらわには既に心に決めた男がいるからの」え!?そ、そんな、女王!それは一体誰なんですか?!まさかアイドルの誰かとかですか?!」
幹部の一人がわらわに対してピーピー何か言っとるがそろそろ配信の時間になるからそんな事は気にせず地上界へと戻っていった。さて、今夜は配信が終われば久々に玲二と食事の約束をしとったからのぉ、今から楽しみなのじゃ♪
………玲二にはわらわ以外にも沢山のおなごが慕っておる。だからといってはいそうですかと簡単に諦めるわらわではない。何時か必ず、玲二をわらわの夫として迎える為に今日も頑張るのじゃ!
ー竜胆尊編 完ー
はい、という事で今回はルーナ姫と尊様の出会い回でした!尊様は本当はアンケートに入れるつもりが忘れてしまってたので今回一緒に書かせて頂きました!
次回は……少し構想を考えるのでちょっと間が開くかもしれませんがまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!