ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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なんだかんだでこの小説も200話になりました。意外にも続けられて自分が一番ビックリしてます( ゚д゚;)

そして先日ビルドメタバースのラーガンダムとビルドストライクエクシードギャラクシーが発売されましたがやはりビルドストライクの方が人気でラーガンダムは余りがちですね(-_-;)皆さんも見かけましたら是非買ってみてください(≧∇≦)/

今回はすいせいとみこのWデート!一体どんな展開が待ち受けているのか!?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではとうぞ!


第146話『久し振りのデート』

只野達との戦いによって真の神羅族へと覚醒し見事にガンプラウォーズを守った玲二。それから数日後、玲二はホロライトシティの中央公園噴水広場の前にいた。今日は一体何をするのだろうか?

 

「………そろそろ時間になるな。さて、あいつ等はっと……」

 

ーピトッー

 

「だーれだ?」

 

「……その声、すいだろ?」

 

「フフ、やっぱり玲二くんは分かってくれるね♪」

 

当たり前だろ、大切な家族を間違えるなんて事あるワケがないし。そもそも気配で後ろから来てたの分かってたしな。

 

ーピトッー

 

「だーれだ♪」

 

「…………すみません、どなたか知りませんが変ないたずら止めてもらえません?」

 

「おいおかしいだろぉ!?なんで星街は分かってみこの事は分かんねぇんだよぉ〜ッ!?」

 

「冗談だ、そんなに怒るなよみこ」

 

流石にちょっと意地悪だったか?俺はプンプンと怒っているみこの頭を優しく撫でてやるとみこはにへらと笑いながら脱力していく。こんな事言ったら失礼かもしれないがチョロいな。

 

「それはそうと二人とも種族変化してんだな?」

 

「うん!今日は久し振りに本土でのデートだからね♪幾ら私達の仲が公認だからって流石に普段通りの姿だったらファンが集まって来ちゃいそうだし。どぉどぉ玲二くん、天使のすいちゃんだよぉ〜♪」

 

「オメーどっちかって言うと悪魔の方が似合ってんじゃない?「あ?」いや怖ぇーよ!?その斧危ねぇから降ろせよ?!」

 

全くみこはすぐすいを怒らせるよな?そして今回すいは金髪の天使に、みこは茶髪の猫の獣人に姿を変えていた。けどでっかい斧抱えてる天使のすいって威圧感半端ないな……っと、二人とも変化しているなら俺も一応変化しとくか。

 

ーキュイィィンッ!ー

 

「……よし、こんなもんか?」

 

「あ、玲二くんも変化したんだ?」

 

「おー!玲二、まるで会長みたいでカッコイイで!」

 

「そうか?一応ココをイメージして変化してみたけど、意外と尻尾って重くないんだな?」

 

俺はココをイメージしてオレンジ髪の龍人へと変化してみたが、これは確かに正体を隠すのに良いかもな。

 

「それにしても玲二くんの変化って一瞬で出来るんだね?私達なんて変化するのに数分は掛かるのに」

 

「それはお前達がまだ神羅族に成りかけの状態だからな。俺は既に完全な神羅族になったから力を使うスピードも一瞬だし制限もなくなったから速く変化出来るんだよ」

 

「ほぇ〜、玲二ってやっぱ本当に完全覚醒したんだにぇ〜?」

 

まあな。これのお陰で前回も只野達を異世界に飛ばした後も世界を書き換えて只野達が元々存在しなかった事にも出来たし。因みにゴーマンが消えた影響かは分からんがロボ子は普通の人間になっていた。

 

どうやら世界が変わった事で上山家は三姉妹という事になっていて長女の杏奈、三女の七奈美、そしてロボ子はその間の次女の『零奈』という名前になったようだ。

 

けどロボ子や他の妻達は元の世界の記憶はあるのとあやめの子供も漢字は違えど玲菜なのでそのままロボ子と名乗る事にしたらしい。まぁ本人が良ければ全然良いんだけどな?それと今義兄さんの所で働いている元RBKシリーズの子達も普通の人間として生きているらしいから良かった。

 

「さて、準備も出来たしそろそろ行くとするか」

 

「「はーい♪」」

 

そんな内部事情は置いといて俺達は本土に向かって転移した。久し振りの休日デート、二人の為にも思いっきり楽しまないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………あれがカナタの言ってた新しい神羅族?なーんか思ってたのと違うけど……面白そうだからついていこうかな~♪」

 

………そんな玲二達を上空から眺めていた少女がいたが、それに気づく者は誰もいなかった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、やって来たな北海道!」

 

「「イエーイ♪」」

 

転移して僅か数秒で俺達は北海道の主要都市札幌へとやって来た。北海道には旅行やロケで何度も訪れているからある意味東京よりも関わりがあるかもしれない。今回そんな北海道に来た理由はみこが北海道のラーメンが食べたいという事で俺とすいも賛成しこうしてやって来たという事だ。

 

「さて、早速だけどまずは何処に行こうか?」

 

「えーっとね〜……あ、此処の観覧車があるビルに○蘭があるで!」

 

「いや北海道に来てまで一○かい?」

 

確かになんで北海道に来てまで博多系のラーメン食わなきゃならんのだ?流石にそんな所じゃなくて違うラーメン屋探せよ。

 

「ほら、確かこの通りに美味い味噌ラーメンが食べれる店があったから其処に行こうぜ」

 

「おー!玲二が美味いって言うなら絶対良い店じゃん!おっしゃー早速いくでぇ〜♪」

 

「おー!すいちゃんは野菜全抜きチャーシューマシで!」

 

「いや○郎じゃねぇんだから。それと野菜もちゃんと食べろよな」

 

こうして俺達は近くにあるラーメン屋へと足を運ぶ事になった。さて、久々のラーメンを堪能しますかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………って思ってたのになんでこうなったんだ?」

 

「おいみこち、お前どうするつもりなんだよこれ?」

 

「そ、そんな事言ったって〜!?」

 

行った先のラーメン屋が定休日だったから仕方なく近くにあった別のラーメン屋に入ったのは良いが……目の前にあるこれ、どうすれば良いんだよ……?

 

 

 

「ではこの爆盛味噌チャーシューメン!制限時間は一時間、それまでに食べきればお代無料と賞金五千円!但し残せば罰金八千円となります!」

 

……俺達の目の前にはあり得ないデカさの器に盛られた巨大なラーメンが出されていた。そう、俺達はいつの間にか大食いチャレンジをするハメになってしまったのだ。というのも店に入ってすぐの所にこの大食いチャレンジのポスターが貼られていて、それを見たみこが

 

「おぉ〜!ねぇ玲二、すいちゃん!このラーメン食べきったらタダだし賞金もらえるって!ねぇ折角だからこれにしよーよ!すみませ〜ん、この大食いチャレンジ三人分で!」

 

「「ちょ、おい!?」」

 

みこがポスターをちゃんと確認しないままこの巨大ラーメンを注文してしまい、そして現在こんな事になってしまっている。

 

「はぁ、折角玲二くんとのデートなのになんでこんな事になっちゃったんだろ……?」

 

「ご、ごめんってぇ〜……」

 

「……まぁうだうだ言ったって出された以上食べなきゃ失礼だよな。よし、そんじゃ食べるとするか!」

 

「お、兄ちゃんいさぎ良いねぇ!それじゃあちゃっちゃと始めるとしよう!ヨーイ……ドンッ!」

 

店員の合図と共にタイマーのカウントのスイッチが押され大食いチャレンジがスタートする。さて、食べ始めるとするか……

 

(……まぁでも)

 

(なんだろう………)

 

(さっきは見た目で少しビビっちゃったけど………)

 

(普通に食べられるな)

 

((普通に食べ切れそうな気がする……? ))

 

まずは上にあるチャーシューから……うん、しっかり味が染みてて柔らかい。それに麺ももちもちしててスープともよく合うな。そしてそのスープは豚骨系、しかも全体的に背脂が掛かっていてより濃厚になっている。普段はアッサリ系のラーメンが好みなんだが、これはこれで美味いな。

 

「あ、このチャーシュー美味しい♪」

 

「ん〜!麺がもちもちしてて美味いにぇ〜♪」

 

「お、おい、あの三人食べるペース速くないか……?」

 

「い、いやきっと序盤で飛ばしてるだけだって!?」

 

周りの客がなんかいろいろと言ってるが俺達は気にせずラーメンを啜り続ける。うん、美味い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後……

 

「「ごちそーさまでした♪」」

 

「す、すげぇ!彼女達も食べきったぞ!?」

 

「あり得ねぇ!?チャーシューだけでも1kgはあるんだぞ?!」

 

「しかもあの男と天使の娘なんかライス頼んでチャーシュー丼にして食ってたし!?」

 

ふぅ、思ってたよりも時間掛かってしまったな?それにしてもすいとみこもまさか完食するとは意外だったな。

 

「へッ!兄ちゃん達良い食べっぷりだったぜ!この店始まって以来誰も食べきる事が出来なかった爆盛チャーシューメンを食べきるとは感服だ!約束通り料金無料と賞金だ、受け取れ!」

 

爆盛ラーメンを食べきられて悔しがるかと思いきや店長は感動した様子で俺達に賞金の入った封筒を渡してくれた。案外気さくな店長だったしラーメンも美味かったから機会があったらまた来よう。

 

「それじゃあ二人とも、そろそろ次の場所に行くとするか」

 

「「はーい♪」」

 

それから玲二達が店を出た後、自分達ももしかしたら食べ切れるんじゃないかと思った他の客が同じようにチャレンジラーメンを注文するが、結果は全員見事に惨敗したとか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~満腹だにぇ〜♪」

 

「それにしてもあのラーメン、三キロはあるって聞いたけど思ってたより全然食べれたよね?以前だったら絶対に食べきれなかったと思うのにどうしてだろ?」

 

「あぁ、神羅族は取り込んだ物を瞬時にエネルギーに変換出来るからな。だから体内にエネルギーとして貯蓄する事が出来るんだよ。しかもこのエネルギー貯蓄は食べる以外にも自然界のエネルギーや魔力や霊力からも蓄えられるんだ」

 

「そんな事になってるの私達の身体!?」

 

自分達の身体がいつの間にか膨大なエネルギータンクと化している事に驚くすいだがみこはいまいちピンとこないようで頭の上に?が出ている。まぁ簡単に言えばどんだけ食べてもすぐにエネルギーに変換出来るから食べようと思えば幾らでも食べられるし食べなくても周りからエネルギーを吸収すれば空腹になる事もないというワケだ。本当に便利な身体だよな。

 

「さて、それじゃあ次は何処に行こうか?」

 

「そうだね〜……あ、玲二!彼処にゲーセンがあるよ!もしかしたらガンプラウォーズ置いてるかもしれないよ!」

 

「おいおい、北海道に来てまでガンプラバトルする気か?」

 

「でも良いんじゃない?私達って基本的にホロプラでしかガンプラバトルしないから視察も兼ねて見てみようよ♪」

 

まぁ確かにホロライトシティに住んでたら大体はホロプラかおめシスのゲーセンでしかやらないもんな?じゃあすいの言う通り視察も兼ねて見に行くとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉ、此処も結構賑わっているな」

 

「うん!ホロプラに負けず劣らずの大盛況だね♪」

 

「おわぁ〜、彼処なんて特に人集りが凄いで♪」

 

店に入ってみるとガンプラウォーズのスペースが思ってたよりも大盛況で現在多くのプレイヤーで賑わっている。中には改造案のやり方をレクチャーしてたりパーツ交換をしている人達もいるみたいだ。こうしてみるとガンプラウォーズは大成功とも言える人気コンテンツになってくれてるみたいで開発者としては嬉しく思えるな。

 

「それにしてもみこの言う通り彼処だけ特に人集りが多いな。何かあったのか?」

 

「あれ、あんた知らないのか?今北海道地区最強のバトラーである雪奈さんが来てるんだぜ!」

 

せつな?確かそれって……俺は持っていたタブレットでガンプラウォーズの上位プレイヤーのリストを確認してみた。えっと……あ、このプレイヤーか?

 

「えっと、GWネーム『雪奈』北海道地区のプレイヤーで現在唯一のダイヤ3ランク。その実力はあの社築さんも一目を置いてる程の凄腕バトラーだって!」

 

「スゲェ〜!そんな凄いバトラーが今此処に来てるの?!」

 

「あぁ!なんたって此処は雪奈さんのホームベースのようなものだからな!今も他のバトラーとのバトルロイヤルで戦ってるんだが未だに被弾なしで30機倒してるんだ!」

 

30機!?それは凄いな……そう言えば前に大和が北海道に凄腕のバトラーがいるって言ってたけどそれってあの雪奈って奴の事だったんだな。

 

ーWINNER SETUNA!ー

 

『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

あ、どうやら終わったみたいだな?どれ、一体どんな……ってえぇ!?

 

「う、嘘……!?」

 

「しょ……小学生ぃーーーッ!?」

 

「驚いたな、まさか子供だったとは……!?」

 

なんと筐体から出てきたのはおそらく小学四、五年生程の小柄な女の子だった。しかもその見た目は幼少期の『刹那・F・セイエイ』が女の子になったような見た目をしている。まさか大和達以外にもこういう子がいたのか……?

 

「………次、オフラインでやるけど誰かやる?」

 

「おぉ!なら俺が相手になるぜ!」

 

「馬鹿!お前まだシルバーだろうが!?雪奈ちゃん、俺が相手になってやるよ!」

 

「絶賛連敗中は黙ってな!雪奈たんの相手はボクが相応しいんだから!」

 

「「いやガンプラすら持ってない奴が出てくんな!」」

 

…………凄い人気だな?けど北海道で一番とされるガンプラバトラー、少し戦ってみたい気はするな…………ん?あの子、なんか俺達の方に近づいて来てるけどどうしたんだ?

 

「………貴方、私の相手をしてくれる?」

 

「…………え?」

 

『何いぃぃぃぃぃぃッ!?』

 

え、なんで俺が?他にもやりたいって奴がいっぱいいるのに?

 

「貴方から感じるの、貴方がこの中にいるどのバトラーよりも強いって……だからお願い、私と戦って?」

 

こ、この子、もしかして所謂不思議ちゃんってヤツか?相手の強さを感じれるだなんて……ま、まぁでも指名されたんならやるしかないか?

 

「おぉ〜!玲二に挑むなんてなかなか見る目がある子やで♪」

 

「よぉーし玲二くん!此処は一発バシッとキメて格好良いところ見せちゃおうよ♪」

 

「はいはい、わかりましたよっと……なら、さっさと始めるとするか」

 

二人にも押され俺は自分のガンプラであるエクシアの改造機を取り出し筐体へと向かう。さて、相手はどう出るのやら……?

 

(……あのエクシア、凄い完成度だった。やっぱり私の判断は間違ってなかった!)

 

そして雪奈も筐体に入りそれぞれガンプラをセットしゲームを開始する。舞台は宇宙空間で周りに足場となる場所が少ない。俺の苦手なステージだけど少しは健闘しないとな?対する相手は……やはりイメージ通りダブルオータイプの機体か。

 

「……それじゃあ始めるか。『ガンダムエクシアブレイブ』、いくぜッ!」

 

「……雪奈、『ダブルオースノーホワイトリリィ』、目標を駆逐する」

 

そうして俺達はバトルを開始しお互いに激しくぶつかり合う死闘を繰り広げていったのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ〜、結局引き分けかぁ……」

 

「でも凄いよ玲二くん!ツインドライヴのダブルオーのトランザムに対等に渡り合うなんて格好良かったよ♪」

 

「うんうん、流石みこ達の旦那だにぇ〜♪」

 

まぁそう言ってくれると有難いな。けどまさか最後に互いにビームサーベルで刺し違えてしまうとは、あの子の正確な動作はやはり天性の賜物だな。

 

「それにしてもすまなかったな、折角のデートだったのに殆んどゲームに夢中になっちまって」

 

「ううん、すいちゃん達も楽しかったから全然大丈夫だよ♪それに見てみて玲二くん!さっきのバトルですいちゃんも遂にプラチナランクに昇格したよ〜♪」

 

「うぇ!?星街いつの間にそんなにランク上がってんの?!みこまだシルバーの4なのに!?」

 

「フフン、これがすいちゃんとみこちとの圧倒的差というもんだよ♪」

 

「うがぁーーー!星街のドヤ顔ムカつくうぅぅぅぅぅぅーーーッ!!」

 

こらこら喧嘩すんなって。それにしても最後ら辺で二人の変化が解けて元の姿に戻った時は焦ったな、お陰で店内はちょっとしたお祭りムードになったし。まぁちょっとしたファンミーティングだと思えば良いし、予定とは違うけど楽しいデートにはなったかな?

 

「ねぇ玲二くん、明日は旭山動物園に行って動物達見ようよ」

 

「お、良いねぇ〜♪じゃあ今日はホテルに行って温泉に入ろ〜♪」

 

「こらこら、そんなに慌てなくてもすぐ近くだから走るなって」

 

全く、この二人の自由気ままな感じにもすっかり慣れてきたな。さて、まだまだデートは続いてるし、二人のお姫様を充分に満足させてあげないとな?

 

こうしてWデート初日は楽しく幕を閉じ、翌日も二人に引っ張られながらも動物園を満喫する玲二であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーオマケー

 

「…………やっぱりあの人、強かった」

 

「それにしても雪奈ちゃん、なんであの男にバトルの申込みなんてしたんだ?他にも雪奈ちゃんとやりたいって言ってた奴は沢山いたのに」

 

「……あの人、お姉ちゃんの旦那さんにそっくりだったから」

 

「お姉ちゃん?へぇそうなんだ、だからバトルを申し込んだんだ?」

 

「うん……」

 

(………けど途中で一緒にいた女の人達がホロライブのすいせいさんとみこさんって分かって気づいた……あの人、やっぱりお姉ちゃんの旦那さんだったんだ。フフ、またいつかバトルしたいな……♪)

 

「……じゃあそろそろ帰る」

 

「お、そうか、それじゃあ気をつけて帰るんだぞ」

 

「ん……」

 

雪奈は帰宅する時間になり荷物をまとめてそのままゲーセンを後にした。

 

「いやぁ今日も凄かったですね雪奈さん。あの見慣れない男、めっちゃ強かったのに普通に渡り合う程だったんですから」

 

「あぁ、流石『白き雪の皇女』()()雪奈だけはあるな」

 

ゲーセンを出た後、店長と常連客はそんな他愛もない話をするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーオマケその2ー

 

「うーん、確かにこの街に転移したとは思ったけどどこ行っちゃったんだろ?ホントに私って相手の位置情報把握するのが苦手だなぁ〜?あ、店員さーん!特上カルビ後十人前追加ね〜♪」

 

「お、お客様!もうご勘弁ください!もう既に店の在庫が殆んど尽きてしまってますので!?」

 

「えぇ〜?んじゃまぁ仕方ないなぁ、まだ腹三分目くらいなのに……」

 

「は、はぁ……ではお会計は「何言ってんの?()()()()()()()()」………はい、お代は結構です。有難うございました」

 

少女がそう言うと店長らしき人はお会計する事なく少女を店から出してしまった。

 

「うーん……ハァ!さて、次はラーメンでも食べようかな〜っと「何してるの?『マツリ』」ゲッ!?ハ、『ハアト』!?どうして此処に?!」

 

「ソラに言われて来たのよ、緊急招集したのにも関わらずに勝手に新しい神羅族に接触しようとする馬鹿を連れ戻せって」

 

「そ、そんなぁ!?まだ彼の事詳しく見てないっていうのにぃ〜!?」

 

「知らないわよそんなの?それより早く戻らないと『アキ』からお仕置きされるわよ?」

 

「うげぇ!?そ、それはヤダからさっさと帰りまーーーすッ!!」

 

マツリと呼ばれた少女はそう言うとすぐにゲートを開きその場から消え去っていった。

 

「……ハァ、全く皆して新しい神羅族が誕生したからってはしゃぎ過ぎよ。それと、あいつ店に迷惑を掛けてんじゃないわよ、ったく……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()っと……」

 

そしてハアトと呼ばれる少女も面倒くさそうに溜息を吐きながらその場を後にするのであった。その後マツリが食べてた焼き肉店の在庫は元に戻っており何事もなく通常通り営業していったのだった。




はい、という事でみコメットデート回でした!そしてしれっと出てきた新キャラ達は今後も活躍があるかもなので期待しない程度にお待ち下さい!

次回はリクエスト消化!の前に一つネタが出来たのでそちらをやりたいと思います。次回はお嬢様に憧れる一般庶民なあの娘の回です。まったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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