今回は久々にあおぎりメンバーのお話!何やらあおぎり高校ではとんでもない事が起こってるようで……?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
「「スゥ、スゥ……」」
「はわわぁ、やっぱり可愛いなぁ〜♪」
「「あ、あぅ、あうぅ〜」」
「うわぁ~、この子達のおててちっちゃいなぁ〜♪」
ホロライトシティ総合病院、その病室の一角で俺は出産を終えたれなとルイスと一緒に新しい生命と対面していた。しかも驚いた事になんと二人とも双子の女の子を出産したのだ。れなの子供はお姉ちゃんが黒髪、妹が白髮とれなの髪色が別れたような感じでルイスの子供はお姉ちゃんが赤目、妹が青目になっている。どの子も可愛らしく元気に産まれてくれて本当に良かったよ。一緒に来てくれたマオとこころ(にじさんじの方)も新しい子供達を見て目をキラキラさせている。
「わぁ〜、本当に可愛いねぇ〜♪ねーよるみん、この子達の名前はもう決めてるの?」
「え?うーん……実はまだ決めてないんだよね。玲二さんとも話し合ってるけどなかなか良い名前が思い浮かばなくて……」
「そうなの?じゃあルイスの方は決まってるの?」
「ううん、実は私の方もまだなんだ。玲二君も案は出してくれてるけどなかなかね……」
そう、実はれなとルイスの子供達にはまだ名前が決まってないんだ。まぁこれは本当にしょうがないんだよ、だって既に俺の子供は五十人を超えている。そんなにいる中で被らないように名前をつけるのは本当に大変な事なんだよ。だからって適当な名前を付けるワケにもいかないし、本当に早めに決めてあげないとな……
「じゃあだったらボクがよるみん達の為に子供達の名前付けてあげる♪「いや変な名前付けられそうだから遠慮しとくわ」なぁーんでだよぉーーーッ!?」
「まぁまぁ、名前は後で俺達がゆっくり考えて付けるからその件は保留にしとこう。それより二人とももうすぐ退院出来るんだよな?」
「うん、先生も明日には家に戻っても大丈夫だって♪」
「でも配信自体はまだ一ヶ月程は休もうって事になってるけどね」
そりゃまだ子育てとかやらなきゃいけない事は沢山あるからな。これは俺達佐々木家が皆で話し合った共通のルールだ。ある程度慣れたら他の皆にも協力してもらいながら配信を再開する。こうすれば無理なく子育てと配信を両立出来ると思ったからだ。
「さて、それじゃあ俺はそろそろ行くとするか」
「あれ?主人もしかしてこれから仕事なの?」
「いや、実は大代と千代浦に呼ばれたんだよ。なんか大変な事になってるから今すぐ来てくれって」
「大代と千代浦って、確かあおぎり高校の真白ちゃんと蝶美ちゃんだよね?」
そうそう、実はそのあおぎり高校から大代と千代浦が今朝突然俺に連絡してきて音霊達が大変な事になってるから来てあげてくれませんか?って言われて仕方なく行く事にしたんだ。大変な事って一体なんだろうな?
「そういう事だからすまないがこれからあおぎり高校に行ってくるからマオとこころは二人と一緒にいてあげてくれ」
「オッケー任せて主人♪」
「じゃあその間で皆で子供達の名前決めてあげよ〜♪」
ん、そうしてくれると助かるな。んじゃちゃっちゃと音霊達の様子を見に行くとするか。
「…………って様子を見に来たのは良いが、これは一体どうなってるんだ?大代」
「あーいやーその………」
あおぎり高校に到着し校門前で待っていた大代に連れられてあおぎりメンバーの溜り場となってる空き教室へと案内されたんだが、其処にいた音霊達の異様さに若干引いてしまっていた。何でかって言われたら……
『………………………………』
其処にいる千代浦以外のメンバーが全員死んだように項垂れて倒れているからだ。なんだ?此処は殺人現場かなんかか?
「お、おい、一体どうしちまったんだ音霊達は……?」
「えっと……実は少し前までは魂子先輩達が佐々木さんとどうやったら付き合えるかって話をしていたんですが……」
はぁ?どうやったら付き合えるって、それは前にフレン達との対決でもう俺とはそういう関係性にはならないって話し合った筈だろ?取り敢えず気になるからそのまま大代の話を聞いてみる事にするか……
数時間前……
「良いかお前等!今日こそは玲二さんと付き合える方法をなんとしても見つけ出すぞぉーーーッ!」
『おぉーーーッ!!』
数時間前、音霊魂子をはじめとするあおぎりメンバー達は何度目か分からない玲二と結ばれる為の会議を始めていた。と言っても前回のフレン達との対決の際に交わした誓約書の所為で突破口が見つからず、結局話しが纏まらず終わってしまう事が続き一緒にいる他のあおぎりメンバーは何時も呆れた様子でいるようだった。
「………ねぇ、魂子先輩達ももう諦めたらどうなの?どうせ誓約書書いた時点でもう無理ですって言われてるようなもんなんだから」
「何言ってんだ大代ぉ!?玲二さんを諦めるって事はつまり私達に今後の人生お先真っ暗で過ごせって言ってるのと同意義だぞ!?」
「いや言い過ぎじゃないそれ?」
真白や蝶美が幾ら諦めるように言ってもワケの分からない事を言って諦めようともしない。何故顔見知り程度なのに其処まで玲二に執着出来るのかが真白達には理解出来ずにいた。
「大体真白達はなんで玲二さんの事好きになんないんだよ?!あんな素敵な男性なんて他にはいねぇだろ?!」
「いや、それは言い過ぎじゃね?佐々木さんは仕事仲間としては良い人だけど別に付き合いたいとは思った事ないし」
「ちよも佐々木さんにはいろいろお世話になってるけど恋愛感情なんてないですし」
「私も仕事仲間としてしか玲二さんの事は考えてませんね」
「っていうか私に至っては佐々木の事嫌いだし」
魂子が他のメンバーに玲二の事好きじゃないかと聞くと真白と蝶美、そしてあおぎり高校に一時的に所属している『エトラ』はあくまで仕事仲間としてしか見ておらず、あおぎりの新人である自称クレイジーサイコレズの『春雨麗女』に至っては玲二の事を嫌っていた。
「はぁッ!?なんでオメェあんな素敵な玲二さんの事が嫌いなんだよ?!」
「いやだから前にも言ったじゃないですか?私高校時代に付き合ってた彼女をあいつに盗られたって」
麗女曰く、中学時代付き合ってた彼女がいたのだが高校に上がると同時に一つ上の先輩だった玲二に彼女が惚れて麗女から離れてしまったという。実際は玲二はその娘にアタックされたが丁重にお断りした為盗ったと言うのは語弊がある。それと麗女は玲二の事を一方的に恨んでいるが玲二としては麗女の事は面識もないようなのでこれは完全な逆恨みである。
「うぎぎぎぃ……オメェ等それで良いのか!?これを逃せば間違いなくこれ以上素敵な人なんて現れないぞ?!」
「いやそんなの人それぞれじゃないっすか?」
「そうですよ、それにそんな心配されなくても私は平気ですから」
「え?平気ってどういう事なの?」
「だって私
ーピキッ……!ー
『……………………は?』
突如蝶美の口から放たれた言葉に他のメンバーは一瞬ワケが分からず固まってしまった。
「こ、こここ、婚約者……?」
「えぇ、婚約者です」
「あ、アハハ、まっさかぁ?どーせ前に石狩や音玄っちみたいに私達を出し抜く為の嘘とかでしょ?」
「そんなんじゃないし、私には本当に以前から結婚を前提にお付き合いしている人がいますから」
「…………え、まさか本当に?」
「本当に」
『…………ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァっ!!?』
まさかの衝撃的な事実、なんと蝶美には将来結婚を誓い合った相手がいたのだった。その事実を知った魂子をはじめとする玲二ラブなメンバーはショックで倒れ込んでしまったのであった。
そして現在に戻る……
「成る程、千代浦が婚約者がいるって言った所為でこいつ等ショックで倒れてしまったワケか」
「えぇまぁ……でも蝶美、あんた何時の間に婚約者なんて出来たのさ?そんな話し今まで聞いた事もないんだけど?」
「まぁあおぎりのメンバーには誰にも話ししてなかったんで……」
事の顛末を聞いたけどなんか凄い事になってしまったみたいだな?俺が来ても音霊達は反応こそするが虚ろな目をしてるし、事の原因である千代浦はまるで何事もなかったかのようにお茶を啜っている。それと俺が来る前にエトラは仕事があるからって言ってスタジオに向かい春雨は俺が来るって聞いて会いたくないからと言ってさっさと帰ったらしい。俺、春雨と面識はないんだけど何かしたか?
「はぁ……で、俺は呼び出されたワケだが一体何をすりゃ良いんだ?」
「えっと……まぁ無理だとは分かっているんですが佐々木さん、どうか魂子先輩達を受け入れてもらえないですかね?このままだと本当にあおぎりが崩壊しかねない状況なんで」
「やっぱりそういう事だよな……けど申し訳ないがそれは本当に無理だ。此処で唯の情けで付き合うなんて言っても音霊達が一時的に復活するかもしれないが今までそういった付き合いが薄い以上俺も上辺だけの付き合いしか出来ない。そうなったらその先にあるのは破局しかないから結局誰も喜ばないだろう」
「……まーそりゃそうでしょうね?」
大代もその辺の事は理解してくれてるからあっさりと引き下がってはくれる。それにこれ以上付き合うとなればフブキや皆にも悪いしな。けど、だからといって音霊達をこのまま放置するのワケにはいかないだろうし、どうしたもんかな……?
ーピリリリリッピリリリリッー
「あ、すみませんちょっと失礼します……ーピッーあ、もしもし
ーピクッ!ー
俺がどうしようか考えてたら千代浦のスマホが鳴りそのまま通話に出た。どうやら相手は拓哉みたいだな………って音霊達、なんか急にユラァっと立ち上がったんだがどうしたんだ?
「うん、うん………分かった、じゃあ今日の収録終わったら家にお邪魔するね、それじゃ♪ーピッーふぅ……ってえ?な、何ですか魂子先輩?」
「…………蝶美ぃ〜?今の電話、もしかしてオメェの婚約者かぁ?」
「は、はいそうですが……?」
電話を終えた千代浦の真横にまるでゾンビのように音霊が這い寄っていた。普通に怖いんだが?
「そーかそーか、ふーん……私等がどうやったら玲二さんと結ばれるか必死に考えてる中オメェは一人何処ぞの馬の骨か分からねぇ奴とイチャコラしてたってかぁ?」
「せ、先輩目が怖いですって……?」
「そんなのどーでも良いんだよ。それよりその拓哉だっけ?そいつとは何処で知り合ったんだ?まさか出会系とかそういうのじゃねーよなぁ?」
「違いますって!?それに拓哉くんなら皆さんも会った事あるじゃないですか!?」
「は?ボク達そんな人知らないんだけど「いや会った事あるでしょ!この間のホロライブとにじさんじとの合同イベントの時にいたスタッフさんだよ!」……え?」
千代浦に説明され頭の中で思い返す音霊達。そして何かを思い出したのか一同は俺の方に振り向く。
「……あ、あの〜玲二さん?拓哉さんってもしかしてこの間のイベントで一緒に来てた玲二さんの部下の方ですか?」
「あぁ、拓哉は俺の部下でホロライブの現スタッフリーダー兼ホロライブDEV_ISの責任者だ」
「え……って事はひょっとして玲二さん、その拓哉さんとちよちゃんの関係って……?」
「あぁ、勿論知ってたよ。拓哉から千代浦が高校を卒業したら籍を入れるのも聞いてたし」
『ハアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーッ!!?』
うわうるさッ!?いきなり近くで叫ぶなよ?!
「そ、そんな……私等の知らないとこで玲二さんの部下と蝶美が付き合ってただなんて……!?」
「蝶美ぃ!なんでその事私達に言わなかったんだよぉッ!?」
「いやだってまだ婚約だから良いかなって思って。報告するなら結婚の時にしようかな〜って思ってたから」
「うぐぐぐぅ……!まさか私達の身近にこんな特大級のリア充がいただなんてぇ〜!?」
あーもう音霊達が嫉妬やら嘆きやらの感情がごちゃ混ぜになって顔がスゲェ事になってんな?さて、このカオスな状況をどうすればーピリリリリッピリリリリッーん?電話?一体誰が……
ーピッー
「はい佐々木です」
《あ、玲二さんお久しぶりです!フミナです!》
「フミナ?お前またこの世界に来たのか?」
なんと電話の相手は以前俺達の世界に迷い込んだチームトライファイターズのリーダーフミナだった。そういやこいつ等の世界ともゲートを繋いでたっけ?
《はい!実はセカイ君が玲二さん達とまた戦いたいって言ってて、それで私もまた遊びに行きたいなって思ってたので来ちゃいました♪急に来てすみませんが今大丈夫でしたか?》
「あー今ちょっと立て込んでて……いや、丁度良いや。なら俺達もすぐに向かうからホロプラで落ち合おう。場所は分かるよな?」
《はい、島の構造は前回来た時に把握してますから大丈夫です!》
「OK、なら三十分後にホロプラで合流な。そんじゃなーピッー……という事でお前等、今からホロプラに行くぞ」
俺はフミナとの電話を切り音霊達にホロプラへと付いて来るように指示する。
「え……な、なんで急にホロプラに?」
「今のお前等は頭ン中がいろいろとごちゃごちゃしてる所為でワケ分かんなくなってる状態だろ?なら気分転換に皆で遊べば少しは気が晴れるだろ」
「は、はぁ……?」
音霊達はまだポカーンとしているがフミナ達が来た事は好都合だからな。今回はあいつ等にも協力してもらって皆で気の済むまで遊び倒すとしよう。それに俺も前回作ったガンプラの再調整版を試したかったから良い機会だしな。
身内の婚約事情を知りショックを受けた魂子達を元気づける為にホロプラへと連れてく事になった玲二。セカイやフミナも交え、一体どんなバトルを繰り広げるのだろうか?続く………
はい、という事で次回あおぎりメンバーとセカイ達が思いっきり遊び倒します!今やってるビルドメタバースを見て久々に出したくなりました♪
そして今回冒頭ではれなとルイスがそれぞれ双子の女の子を産みましたが、記述の通りまだ名前が決まってません……この名前が良いと言うのがあればコメントに書いて頂けると嬉しいです(;´∀`)
それでは次回までまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!