さて、今回はプラモバトラーズの決着!そして今回終盤ではあるお知らせが……?今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
「ハアァァァァッ!!」
ードガッ!バキッ!ドゴオォッ!!ー
「きゃあぁッ!?」
《ちょっと何やってるんですか!?ワタシの可愛い顔に傷がついたらどうするつもりなんです!?》
「う、うるさいなぁ!そもそもこんなほぼリアルファイトなバトルで本物の格闘家相手にまともにに戦えるワケねーだろがぁ!?」
ゲームが始まってから僅か数十秒、音霊とルミティアは最初こそ勢い良く突っ込んでいったが今はセカイのカミキバーニングに押されっぱなしになってしまっている。まぁ実際に身体を動かして戦う分格闘家としての技量があるセカイと普段そんなに身体を動かさない音霊じゃ動きの差が出て当然だけどな。
「さぁどうした!?このままじゃ一方的に終わっちまうぜ?!」
「そんな事言われたってこんな実際に動かなきゃいけないゲームで格闘家に勝てるワケ《飛んでください!》ってえ!?と、飛ぶってそんな事出来ないでしょうが!?」
《このゲームは自分の身体で再現出来ない事もイメージすれば再現出来ます!ワタシには翼があるので飛んで斬撃で空中戦を仕掛けられます!だからそんなアホヅラ下げてないでさっさと飛びやがれですこのスカポンタヌキッ!》
「おいしれっと悪口言うなや!?あぁもう飛べば良いんだろ飛べば!とぉッ!!」
ーバサァッ!ー
おぉ!翼が広がってルミティアが上空に飛翔した!それにしてもルミティアって何で時々口が悪くなるんだ?
「ほ、ホントに飛べたぁ!?よぉーし、これなら充分に戦える!反撃開始だぁッ!」
「おぉ!?そんな事も出来るんだなこのゲーム!?なら俺も、もう少し本気出すとするか!」
お、音霊のやる気を見てセカイも本気出してきたか。てかやっぱり少しは手加減してたんだな?セカイのバーニングガンダムが腰にマウントしていた刀を抜きルミティア目掛けてそのまま高く跳び上がっていった。
そんな中、リシェッタとフミナは……
ーヒュンッヒュンッヒュンッ!ー
「フッ!ハァッ!」
ーバキュンッ!バキュンッ!ー
「くぅッ!やるわね、リシェッタさん!」
フミナの玉藻の前が飛ばした狐型の追尾兵器をリシェッタがリシェットブラストで撃ち落としその隙を狙い接近戦を仕掛けていく。だが玉藻の前も錫杖を駆使し激しい鍔迫り合いを繰り広げていた。流石リシェッタ、動きも機敏で隙が一切ないな。それに対抗して拮抗出来るフミナもなかなかだ。
「あわわわ、なんて凄い迫力なんだろ……!?」
「てか魂子先輩が彼処まで動けるのも意外だわ……」
「このゲームは身体を動かすのは勿論、脳波を読み取ってプラモ特有の能力を自在に発揮する事が出来るんだ。だから身体を動かすのが苦手な奴でも結構動けるんだよ」
元々は小さい子供や普段から身体を動かさない人達の為のシミュレーションゲームを想定して開発された技術だが、それを応用して格闘ゲームにした事でこういう人間離れした動きも出来るようになったんだ。流石天下の藤枝コーポレーションの技術だ。
「な、なんだか複雑で難しいなぁ……?」
「けどこの技術、下手したら軍事利用されてもおかしくなさそうな技術だよね……?」
「あぁ、だからこそ義兄さんはこの技術を完全社外秘にしてるんだよ。これを軍事利用なんかにしたら独裁国家のトップ達しか喜ばないからな。それに……」
『それに?』
「こういうのは皆が笑顔になれる事の為に使う方が最高に楽しめる、だろ♪」
『ッ!?//////』
?なんかあかり達の顔が真っ赤になってるけど……いやまさかな?
(な、何今の玲二さんの笑顔!?玲二さんってあんなふうに子供っぽく笑う事もあるんだ……!?///)
(ヤバいヤバいヤバい……あんな眩しい笑顔見せられたら僕、ドキドキが止まんないよぉ……///)
(はうぅん!あの笑顔、昔私が落としたハンカチ拾ってくれた時に見せてくれた笑顔とおんなじ笑顔!やっぱり玲二君の笑顔って素敵だわぁ〜♡///)
(い、いやいや待って!?大代にとって佐々木さんは仕事仲間ってだけだよ?!で、でもあんな笑顔見せられたら……///)
(うわうわうわうわぁーーーッ!あんな素敵な笑顔見てしまったら普段から下ネタばっかり言ってる自分が恥ずかしくなっちゃうってばぁーーーッ!!///)
(うわぁ…………これ完全に皆堕ちたんじゃね?真白先輩も顔真っ赤にして照れてるし……これが拓哉くんが言ってた通称『女堕とし』か)
そう、蝶美の言う通り今の玲二の笑顔によって今まで上辺だけの好意だったあかり達メンバーの心が完全に玲二に握られてしまったようである。しかもこれまで唯の仕事仲間と称していた真白も玲二の笑顔に見惚れて顔を真っ赤にしていた。それを見てこの男は一体どれだけの女を堕とせば気が済むんだ?と若干呆れてしまう蝶美なのであった。
「ハアァァァァッ!セリャアァァァァッ!!」
「フッ!ハッ!ドリャアッ!」
ーバキッ!ドゴッ!ガキィンッ!ー
セカイのバーニングガンダムの打撃と音霊のルミティアの剣撃が激しくぶつかり合っていく。お陰でフィールドであるドームがあちこち崩壊してしまっている。どんだけドンパチしたらそうなるんだよ?
「ハァ、ハァ……ぜ、全然ダメージが与えられないんだけど……?」
《こ、この人どんだけタフなんですか……?》
「いや、お前達もなかなかスゲェぜ!俺の拳をギリギリのところで躱してるし、少し気を抜いたら逆にやられそうだしな!」
確かに音霊とルミティアはバーニングガンダムの攻撃を避けつつ隙があれば反撃に転じている。身体の動きはセカイに劣るもののそれを脳波のコントロールで補っているようだ。セカイも手加減こそしているみたいだが若干焦りが見えてるし、結構良い勝負してんじゃないか?
「けどこれで、俺も遠慮なく本気で奥義を出す事が出来るぜッ!利亜流愚零怒、発動ッ!!」
ージャキィンッ!ー
ッ!バーニングガンダムが刀を抜いた!利亜流愚零怒モードも発動させてるし、セカイの奴本気で音霊達を倒すつもりか!?
「ちょおッ!?なんかヤバそうな雰囲気なんですけどぉ?!」
《だったらこっちも必殺技で対抗ですッ!》
「必殺技!?そんな事言われたってどうすれば良いのさ?!」
《既に必殺ゲージが溜まってるのでそのエネルギーを解放すればそれが必殺技になります!後は貴方のセンスで格好良くズバッと決めちゃってくださいッ!》
お、ルミティアも必殺技で対抗するみたいだな。ルミティアの身体が青く光ってその光が剣に集約されていく。バーニングガンダムも自分から放たれる白い炎を刀に纏わせ振り上げていく。
「ハアァァァァッ!カミキガンプラ流奥義ッ!!紅蓮覇王ザアァァァァァァァンッ!!」
「えっと、必殺技、えーと……天使斬りぃッ!!」
《えぇぇぇぇぇーーーッ!?センスねぇですーーーーーーッ!!?》
ーゴオォォォォ……ドッカアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!ー
バーニングガンダムが放った奥義、紅蓮覇王斬とルミティアが放った必殺技、天使斬りが同時にぶつかり合い激しい爆音と共に画面が光に包まれていく。てか音霊、その必殺技名マジでセンスねぇな?
そして光が徐々に弱まっていくとフィールドはすっかり荒れ果てており砂埃が酷く舞っていた。どんだけの威力だったんだよあれ?で、肝心のあいつ等はどうなったんだ……?
「うぐ、くぅ……ッ!」
「ッ!せ、先輩!?」
おぉッ!?バーニングガンダムが結界で守られている!?そうか、フミナの玉藻の前が直前でバーニングガンダムに結界を張って守ったのか!だがフミナの方は間に合わなかったのか玉藻の前は装甲が全て剥がされボロボロの状態になってしまってる。あれじゃもうバトル続行は無理だろうな?
「先輩、俺の為に……!?」
「良いってセカイ君、このキットは元々護衛用の装備がメインなんだから。でも流石にこれ以上は戦えないかもね……」
「……有り難うございます、先輩。俺、先輩の分まで戦うぜッ!」
お、セカイがまたやる気を出して再びバーニングガンダムが立ち上がった。対する音霊達は……?
「…………まったく、どんだけ派手にぶつかり合ったらこうなるんですか?後技名ダサ過ぎです」
「う、うっさいなぁ!いきなり必殺技って言われたからそれっぽい感じに言ったんだから別に良いだろ!?」
《いや普通にセンスなくて笑えもしなかったです……》
お、こっちはリシェッタがシールドを展開して防いだみたいだな?だが完全に防いだワケじゃないから結構なダメージを負ってしまったようだ。
「お互いボロボロの状態か。なら、こっからは一気に決めてやるぜ!」
「えぇ、望むところです……と言いたいところでしたが、それは無理みたいですね」
「え?無理ってどうしてージジッジジジジッ……!ーって何この音……?」
……あちゃあ、どうやら此処までのようだな?さっきの必殺技のぶつかり合い、そして連続しての試運転の所為でサーバーが落ちそうになってしまってる。やっぱ試運転用のβ版だとこれが限界か。
『すまない皆、サーバーの方が限界みたいだから今日のテストプレイは此処までにする 』
「えぇぇぇぇぇ!?これからが良いとこだって言うのにぃ〜!?」
《いやあのままやってたって多分負けてましたよワタシ達?》
「兎に角一度ログアウトしましょう。カミキセカイ達も良いですね?」
「あぁ、少し不完全燃焼だけど仕方がないな」
「えぇ、でもまた完成した時にもう一度楽しめば良いし、まだ時間もあるからこの後はガンプラウォーズで楽しもう♪」
ゲーム続行不可能になった事で全員ログアウトし今回のプラモバトラーズの試運転はこれにて終了となった。その後は皆で日が暮れるまでガンプラウォーズを楽しんだ。
「さて、これで気分転換は出来たか音霊?」
「まぁそうですね。蝶美に婚約者が出来たのはショックだったけど、ゲームやってたら気になんなくなりました!」
「そっか。それと今日はプラモバトラーズの試運転に付き合ってくれたお礼もしたいんだが何か希望があるか?」
「え、良いんですか!?じゃあ玲二さんと「結婚以外でな?」ちぇ、ダメか……」
うん、絶対に言うと思ったからすぐに返答出来たわ。流石にいい加減諦めてくれよ?
「あ、だったら私達とそれぞれ一日デートっていうのはどうです?」
「一日デート?うーん……まぁ、フブキ達の許可があればだが多分いけそうかもな?」
実際に唯のデート、というよりお出掛けくらいならケイや富士とかとした事もあるからな。勿論これは唐突な仕事を依頼した際にお礼として買い物に付き合うといった感じだったがフブキ達もその点に関しては理解してくれてはいるからそれくらいなら問題はないだろう。勿論、あくまで一緒に出掛けるだけだけどな?
「やったー!じゃあまずは私からお願いしますね♪」
「ちょっと!なんで石狩が出しゃばるんだよ!?テストプレイしたの私だろ!?」
「あ、じゃあ僕もデートしたーい♪」
「玲二さん、こまるともデートしてくれますよね♪」
「フフ、念願の玲二君との初デート……♡///」
「あ、あの〜、出来れば大代も……///」
おいおい全員かよ?てかなんで大代まで乗っかってくるんだ?こいつは別に俺の事仕事仲間くらいしか思ってないって言ってなかったか?
結局その後ゴネられても仕方がないので千代浦を除くメンバーとはそれぞれ日替わりで一緒に出掛ける事を約束した。千代浦には代わりに麺屋ぼたんのラーメン無料券を拓哉の分と合わせて二枚渡してあげたら喜んでくれた。取り敢えずこれにて音霊達の機嫌取りは完了したし、そろそろ帰るとするか。
こうしてあおぎりメンバーの機嫌が直り一同はそれぞれ自分達の家へと帰宅していくのであった。
その夜……
「……で、なんでお前私に着いてきたんだよ?」
「え〜?そりゃ面白そうだからに決まってるからじゃないですか♪マスターと一緒にいるのも素敵ですけど、こうして面白そうな人とパートナーになったら凄く刺激的な毎日が送れそうですし♪」
ベッドで寝転ぶ魂子の横には先程ホロプラで一緒に戦っていたルミティアがラフな格好で座っていた。どうやらあの後魂子のポケットに入ってそのまま着いてきたらしい。
「まぁ一緒にいる以上私も家のお手伝いとかしてあげますから♪」
「え〜?お前みたいなチビに手伝いとか出来んのかぁ?」
「馬鹿にしないでください!これでも私は力を使えば人間サイズになれるんですから!それに私がいればマスターとの距離をグッと近づくヒントとかもあげますよ♪」
「む〜……ま、いっか。じゃこれからよろしくな、ルミア♪」
「だからルミア様って言ってるでしょうが!ま、まぁそれよりも、確かマスターが今日の夜にガンプラウォーズのチャンネルから緊急連絡するって告知がありましたよ?」
ルミティアことルミアが居候する事にあっさりと了承した魂子。そしてルミアは玲二がガンプラウォーズチャンネルにてある緊急連絡をする事を魂子に伝えスマホを勝手に操作してチャンネルを開いていった。
「緊急連絡?一体なんだろ?」
「さぁ?兎に角見てみましょう」
そして数分後……
《……皆さん、お久しぶりです。ホロライブプロダクション日本支部支部長兼にじさんじ日本支部総合マネージャー兼ホロライトシティ市長、並びにガンプラウォーズ開発責任者の佐々木玲二です》
「あ、始まった!」
「マスター、一体何を言うつもりなんでしょうね?」
《この度私達が様々な企業と共同開発し展開したガンプラウォーズがなんと、ユーザー数が一億を超えました。皆様の日頃からのご愛好、誠に感謝しております》
そう、実はガンプラウォーズは現在地上界だけでなく天界、魔界と展開しており、そのユーザー数が遂に一億を突破したのだ。これを聞いたユーザー達はスゲェと沸き立っていき、ネットの掲示板では凄い量の書き込みが書かれていた。
《そして今回は多くのバトラーにご愛好して頂いておりますガンプラウォーズにて皆様への感謝をお伝えすると同時に、皆様にある重大発表をさせて頂く事となりました》
「重大発表?」
「何それ?フブキ知ってる?」
「う、ううん、私も全然聞いてないんだけど……?」
神羅城にて玲二の配信を見ていたフブキ達も突然の発表は聞いてなかったようで皆して何事かと驚いていた。そして、その内容とは……
《それでは、発表させて頂きます…………
この度、藤枝コーポレーションが主催となる初のガンプラウォーズの超大型大会、『ガンプラウォーズディメンショナルワールドチャンピオンシップ』の開催を宣言しますッ!!》
「…………え?」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇーーーーーーーーーッ!!!?』
なんという事だろうか、まさかの大型大会の開催宣言に多くのバトラー達が驚愕してしまうのであった。
《今大会には地上界、天界、魔界、そして異次元から多くのバトラーを招き、真の最強バトラーを決めるまさにガンプラウォーズ初の特大イベントとなるでしょう!》
「ガンプラウォーズ最強のバトラー!?」
「おぉーーーッ!これは絶対に参加したいッ!!」
社築をはじめとするにじさんじ組も初めての大型大会に歓喜の声が上がり、次々と参加を決意していく。
《そして最強のバトラーとなった優勝者には初代GWDWCチャンピオンの称号とトロフィー、そして世界で一つだけの豪華なガンプラと賞金一億円を贈呈します!》
「一億!?そんなに賞金出るの!?」
「それに世界で一つだけのガンプラに最強の称号……これは参加しない理由はないでしょ!?」
まさかの豪華賞品に多くのバトラー達のやる気がどんどん上がっていく。
《GWDWCの本戦開催は2024年夏!そして予選は2024年一月より行っていきます!予選参加資格は2023年十二月末までにゴールドランクに達していれば誰でも参加可能です!更にガンダリウムランクのバトラー達には予選を免除し本戦への参加資格が与えられます!》
「ガンダリウムランクは予選免除!?て事は……!」
「大和さん、いきなり本戦に進出って事ですね!」
「う、うん………ガンプラウォーズ最大イベント、か……!」
これを見ていた彩夏達ガンプラサークルの面々もチャットで盛り上がっていた。
《詳しい大会の詳細はガンプラウォーズ公式サイトにて随時更新して参ります。最強のバトラーの座を賭けて、皆様のご参加をお待ちしております。以上を以て発表を終わらせて頂きます、本日は有り難うございました》
そして配信が終わり画面が暗くなるが、配信を見ていた多くのバトラー、そして配信を見なかったがネットで情報を知った多くのバトラー達が興奮しお祭り状態であった。
「ガンプラウォーズ初の超大型大会……!」
「これは……参加しない理由はないね?」
「当たり前だよ!よぉーし!皆で優勝目指して参加だぁーーーッ!」
『おぉーーーッ!!』
大会の情報を知りフブキ達ホロメンも盛り上がっていく。こうして多くのバトラーはGWDWCへの参加を目指し大会参加への準備を備えるのであった。
余談だがこの後日、ゴールドランクを目指そうと多くのバトラーがランク上げに勤しむ姿が見られたとか。
2024年より、GWDWC編スタート!
はい、という事でプラモバトラーズのテストプレイ完了です!とはいえまだまだやる事があるのでしばらくは改良していくと思います。そして遂にガンプラウォーズ初の超大型大会開催決定!来年はGWDWC編という事で進んでいくと思いますが年内は普段通りの話となっていきます。GWDWC編も昔書いたアナザーみたいな事にはならないよう楽しくバトルしていくつもりなので其処は安心してください(^^;)
次回はReGLOSS回!何やら莉々華には悩みがあるようで……?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!