ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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新年明けましておめでとうございます!

今年も去年と変わらず仕事にガンプラ、そして小説筆記と頑張って参ります!

今回は新年会からスタートです、ではどうぞ!


番外編『新春』

2022年1月1日 元旦

 

「新年、明けまして」

 

『おめでとうございまーす♪』

 

去年は色々な事があったが、無事に新年を迎える事が出来た俺達。今日は元日という事でホロメンといつものメンバーで集まり新年会を開き大いに盛り上がろうとしていた。

 

「皆、去年は本当に色々あったが、なんとか無事に新年を迎える事が出来たという事で、今年も変わらずよろしくな」

 

「勿論ですよレイくん、変わらずどころかこれからどんどん楽しくて明るい家にしていきましょう♪」

 

「ああ、そうだな。それじゃあ挨拶はこのくらいにして、早速食べるとするか!」

 

『はーい♪』

 

挨拶を終えて俺達は目の前にあるご馳走を食べ始めていく。おせちは勿論、オードブルやケン○ッキーやデザートまで揃っておりかなり豪勢な昼飯だ。これ食べきれるのか………いや、何人かめっちゃ食うから大丈夫か。

 

「あ、そうだラプ。ほれお年玉」

 

「おぉ~♪ありがとパパ♪」

 

今年からは新しくラプが娘になったから少ないがお年玉を渡す。これは俺がいつか子供を持った時にしたかった事の一つ、自分の子が笑顔になってくれるならやった甲斐があるな。

 

「それじゃあラプちゃん、これはフブキママからのお年玉です♪」

 

「はい、ウチからもお年玉♪」

 

「私からもお年玉あげるね♪」

 

「はい、これはアタシからだよ♪」

 

「お、おう……」

 

俺に続くように次々と皆がラプにお年玉を渡していく。俺と結婚、婚約した事で皆ラプの母親になったからこれでラプは計40以上のお年玉を貰う事になる。そう考えるとすげぇなラプ。

 

「ぱ、パパァ~。こんなに貰っちゃったけどどうすれば良いんだよぉ~……」

 

「うわスゲェな、もう持ちきれないくらい貰ってるじゃんか」

 

ラプが両手に持ちきれないほど沢山のポチ袋を抱えて困惑している。今まで院長からしかお年玉を貰った事のないラプがいきなりこんなに沢山貰ったらそら困惑するわな。

 

「それじゃあラプちゃん、そのお年玉はママが預かっておきますね。こっちのポーチに一旦入れてね♪」

 

「はーい、んしょ……」

 

お、フブキがラプのお年玉を預かってくれるみたいだな。もうすっかり母親と娘の関係になってるのを見ると初日のやり取りが嘘みたいだわ………それとそのお年玉、ちゃんと使わずラプの口座に入れてやれよ?

 

(分かってますよレイくん♪)

 

こいつ直接脳内に……ッ?!っていつの間にそんな事出来たんだよ!?……………ん?

 

「………おいちょっと待て。誰だこの封筒渡したヤツ?」

 

ラプが持ってたポチ袋の中に一つだけ不恰好な茶封筒が入っており、外から見ても分かるくらい分厚いモンが入ってる。いや、誰が入れたかは大体察しがつくが……

 

「あ、ソレワタシがあげたお年玉デスネ♪」

 

「やっぱりお前かココ…………因みにお前いくら入れた?」

 

「え、二百万デスけど?」

 

「入れすぎだ馬鹿!!」

 

なんでお年玉にそんな大金入れんだよ?!ラプもあまりの大金に困惑しちまってるぞ!?

 

「いやぁ、兄貴の娘って事ハワタシの娘同然デスからネ。初めてのお年玉クライ奮発シテやんねぇとって思いマシテ♪」

 

「だとしても多すぎだ!せめて一万とかにしろ!!」

 

「ぱ、パパ?吾輩もしかして組の奴等に報復されるのか……?」

 

「いやそれはねぇけど!?ほらラプも怯えてしまうから本当に少なくて良いって!」

 

「ムゥ………分かりマシタ」

 

怯えたラプを見て諦めてくれたのかココはみしろが用意したポチ袋に一万だけ入れて改めてラプに渡した。やれやれ、これで一安心だな。

 

「それにしてもココ、本当に玲二君と婚約結ばなくて良いの?あんだけ玲二君の事好きって言ってたのに」

 

「良いんダヨかなた。本音で言えばそりゃ兄貴と結婚したいケド、そんな事したら皆ニモ迷惑かけちまうからナ。ダカラワタシは愛人ってポジションで充分なんダヨ」

 

………そうか、確かに桐生会の会長が結婚したとなると他の組から俺や他の娘が狙われる可能性も考えられるからココとしては俺達を危険な目に会わせないようにしてくれようと考えてるんだな。

 

「ココ……大丈夫だってココ!玲二君だってゴロツキ三十人まとめて倒した事もあるし、何かあったら支部長が出てきてくれるんだから!」

 

「いや待てかなた、出来ればあの人はもう出てきて欲しくないからそれ以上は言うな……でもまあ、お前が桐生会の会長って事もあって俺達の事を考えてくれてるのは分かるが、それでもお前が望んでいるなら俺はお前とも一緒になりたいと思ってる」

 

「兄貴………フフッ♪兄貴も言うようになったナァ、昔はワタシがいくら迫ってモのらりくらりでかわシテたのニ♪」

 

うっさい、あの時は普通にアイドルとして大切にしたかったしこんな事になるとは微塵も思ってなかったからだよ。けど今は俺の事を慕ってくれる奴等を大切にしたいからココの事も大切にしたいし、何より桐生会会長という危険な立場にいるココにせめて人並みの幸せを与えてやりたいと思ってる。エゴだとか女誑しとか言われようがこればっかりは譲れねぇわ。

 

「ほらねココ、玲二君だってこう言ってるんだから婚約結んじゃいなよ。僕達もココと家族になれるの嬉しいから♪」

 

「………そうだナ。兄貴、いや玲二さん、ふつつか者デスがドウゾよろしくお願いいたしマス」

 

「ああ、こっちこそよろしくなココ」

 

ココが三つ指を床に付けてお辞儀をし俺もそれに応えると皆が拍手でココの婚約を祝福してくれた。

 

「それじゃあ改めまして、レイくんとココちゃんの婚約を祝ってカンパーイ♪」

 

『カンパーイ♪』

 

こうして皆で食べて飲んで騒ぎ合う大宴会が日が暮れるまで行われた。途中未成年組の何人かがジュースと間違えてほ○よいを飲んでしまい大騒ぎになってしまうが、みしろやちょこによって介抱されなんとか暴走せずに済んでくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―その夜―

 

「はあぁ~……久々に食べて飲んだな」

 

「そうですねぇ~」

 

「久しぶりに沢山食べた気がするね~」

 

宴もすっかり落ち着き、既に何人かはリビングで寝落ちしている中俺はフブキとそらと一緒にベランダで一息ついていた。普通なら寒い冬真っ只中なのだがベランダや中庭にはシオンが形成した魔法陣によって心地よい風が吹くようになっているのでどんちゃん騒ぎして火照った身体を冷ますのに丁度良い。

 

「にしても二人とも、全然お酒飲んでなかったな?いつもこういった時は少しくらいは飲んでたのに」

 

「まあ、今はこの子もいますからね」

 

「うん、何かあったらいけないからお酒は飲まないようにしてるの」

 

そう言って二人は自身のお腹を擦る。二人とも俺の子を身籠ってからお酒等は飲まないようにし、激しい動き等もしないようにしているようだ。そしてフブキの方は現在四ヶ月、もう少しで五ヶ月目に突入するからかお腹もぽっこりと大きくなっているから余計に気を使う事が多いらしい。俺も彼女達のダンスレッスンとかは全てキャンセルするなどして身体に負担の掛からない仕事を選ぶようにしている。

 

「そうか………本当に此処に俺の子がいるんだな」

 

「うん、私と玲二君の大切な赤ちゃん♪」

 

「一体どんな子が生まれるんでしょうね~?レイくんみたいに格好良くて優しい男の子が良いですなぁ♪」

 

「もしくは二人みたいに明るくて元気な女の子かもな」

 

どっちにしろ産まれて来る子供が元気でいてくれるのが一番嬉しいがな。

 

「…………レイくん、改めて有難う。私達の旦那様になってくれて」

 

「私達、玲二君と一緒だから此処まで来れたんだ。そしてこれからもずっとずっと一緒にいようね♪」

 

「当たり前だ、これからも俺達はずっと一緒だ。だからよろしくな、二人とも」

 

「「はい、旦那様♪」」

 

―チュッ♡―

 

二人が俺の頬にそっとキスをする。本当、俺には勿体ないくらい良い娘達だ。だからこそ、こんな良い娘達を守っていかないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、うぅ~……」

 

「?あやめ、どうかしたのか?」

 

ベランダからリビングに戻ろうとするとあやめが何やら苦しそうにトイレから出てきた。

 

「あ、玲二様……なんだか少し吐き気がして……」

 

「大丈夫あやめ?もしかして飲み過ぎたんじゃない?」

 

「うーん、そんなに飲んでない筈なんだけど…………それに此処最近ずっとこんな調子が続くし……」

 

吐き気が続く?おいそれ大丈夫なのか?復帰したばっかでもしかして身体の調子が戻ってないのか?

 

「………そう言えばあやめ、今日なんか唐揚げにめっちゃレモンかけてたよね?普段そんなレモンかけたりしないのに。それにお酒も日本酒じゃなくてレモンサワーとか飲んでたし」

 

「え?うん、なんだか最近酸っぱい物が欲しくなって」

 

酸っぱい物が欲しくなった?…………おいそれもしかして……

 

「あやめ」

 

「え、何?」

 

「近い内病院行くぞ」

 

「え?え?」

 

俺はあやめに一緒に病院に行く事を決めた。俺の、いや俺達の予想が合ってれば恐らく……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―数日後―

 

「えーと……余も妊娠してました♪」

 

『なんだってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ?!!!』

 

案の定あやめは俺との子を身籠っていた。しかも既にそら達と同じく三ヶ月経過しておりお腹も少し膨らんでいる。これで五人目か……なんかペース早くね?

 

「ズルいよ百鬼!あてぃしだってまだご主人の子身籠ってないのに!」

 

「まああやめは二期生の中ではちょこ先に並ぶくらいやる事やってたからねぇ。でもそれだったらちょこ先も妊娠しててもおかしくないのに?」

 

「元々悪魔って他種族との間だと妊娠しづらいのよ。こればっかりは授かり物だから仕方がないわ」

 

ちょこが少し残念そうにため息を吐く。確かに以前ちょこから悪魔や吸血鬼やエルフは他種族間では妊娠する確率が少しだが下がってしまうと聞いてたし、逆に獣人族(一部除く)や鬼人族は妊娠しやすいと聞いた事もある。そう考えたらフレアの妊娠は寧ろ早い方だったんだな。

 

「というワケで玲二様、今からちょこと一緒に子作りしましょ♪」

 

「真っ昼間から何馬鹿な事言ってんだこの痴女!」

 

「そうだよ!するならあてぃし達も一緒にやらないと!」

 

「そういう問題じゃねぇッ!!」

 

あやめの妊娠発覚で他のメンバーが更に迫って来るようになったが、流石にこれからは計画を立ててからしないといかん。皆一辺に妊娠したらホロライブ暫く活動出来んぞ?

 

こうして新年早々あやめの妊娠が発覚しいろいろ大変な事態になったが、何にしろめでたい事には変わらない。今年もこいつ等と一緒に楽しく活動していけたら良いな。

 

 

 

 

 

という事で2022年も頑張って参りますので、今後も『ホロライブ ビルドライバーズ』をよろしくお願いいたします。




はい、という事でココとの婚約、そしてあやめの妊娠発覚回でした!これからもっと大変になりそうですねw

次回はホロライブと対を成すと言っても過言ではないあの事務所から何人か出ます。明日には更新しますのでお待ち頂ければ幸いです、ではまた!

あ、またちょっとアンケートします。
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