今回は遂にあの娘達が神羅城にやってくる!?な回です!今回も最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!
温泉旅行から戻ってきてから数日後、久しぶりに一人で寝てた筈の玲二。そんな穏やかな朝からまさかあんな事になるとはこの時はまだ誰も知る由もなかった…………
チュンチュン……
…………朝か。昨日は珍しく酒を飲んで酔っ払ってしまってそのまま寝てしまったな。今日は一日中フリーとはいえ早く起きないとな………ん?
「おはよ、ダーリン♡」
……そして目が覚めた俺の目の前には綺麗な紫色の髪が特徴の娘が産まれたままの姿で俺に笑顔を向けていた。なんでこの子が俺のベッドで一緒に寝てるんだ?まぁそんな事はさておき、俺はそんな彼女に…………
―ゴンッ!―
「いったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
容赦なくチョップをかました。
「…………何人のベッドに入ってきてんだ?『ムーナ』」
「うぅ~……だって久しぶりにレイジに会えたからつい……」
何がついだよ?俺は目の前で頭を抑えながらシクシクと泣く女性『ムーナ・ホシノヴァ』に能力で服を着させて取り敢えず頭を撫でて落ち着かせる。
「〜♪やっぱりレイジの手って暖かいなぁ〜♪」
「あぁそうかい?ところでお前、何時神羅城にやって来たんだ?予定じゃもう少し先のだったと思うんだが……」
「あーそれね。実はシャチョーに言ったらID組の為にテレポート装置を用意してくれたの♪」
シャチョー?あぁぺこらの事か。以前マイ○ラの中で兎田建設っていうのをやっててぺこらが社長をやってた時の名残りだな。
「という事はお前以外のID組ももう到着してるんだな?」
「うん、皆もレイジに会いたがってたよ♪今はまだ一期生だけだけどね」
そっか。なら今日はID組と久しぶりに会うとするか。
―ウィーンッ―
「レイジィ〜♪今日は久々にぐらと遊ぼ……ってえ?」
そう思ってたらいきなりぐらが入ってきて俺の横にいるムーナの顔を見て固まってしまった。あー……なんか嫌な予感がするな…………
「うぅ〜…………!」
「〜♪」
「……ねぇ、これって今どういう状況なの?」
「さ、さぁ……?」
…………あれから移動してリビングにやって来て今はフブキとEN組、それと新しく来たID組と一緒に朝食を食べてたんだが……さっきからムーナが俺の腕に抱きつきご機嫌状態とその向かいの席でぐらが機嫌悪そうにムーナを睨んでいた。
「まさかムーナがレイジの事好きだったなんてね?」
「その所為でぐらのメンタルがとんでもない事になってるみたいだけど?」
「はいレイジ、あ~ん♪」
「いや一人で食えるって」
「うぅ~!ううぅ~ッ!」
ほらムーナがそういう事するからぐらが顔真っ赤にして余計に怒ってしまってるじゃないか。
「ムーナのあんなデレデレしたとこ初めて見たわ……」
「普段は凛々しかったりシャイだったりしてるからかなり新鮮ね……?」
今のムーナの状態に同じID組であるリスの獣人『アユンダ・リス』と地球が好きな宇宙人『アイラニ・イオフィフティーン』の二人もびっくりしている。まぁムーナの事情を知らないぐら達だとそういう反応しててもおかしくはないか。
「おいお前!良い加減にレイジから離れろよこのアバズレ女!」
「はぁ?なんで私がダーリンから離れなきゃならないのよ?」
「何がダーリンだ!お前別にレイジの嫁でもなんでもないだろーが!?そんなのレイジの婚約者であるこのがうる・ぐらが許さねーからな!」
ムーナの言葉にぐらが余計に苛立ちヒートアップしてしまう。けどムーナもぐらの言葉にカチンときたのか俺から離れぐらの前に立つ。
「はぁ?なんで貴方にそんな事言われなきゃならないの?それに私がレイジのお嫁さんじゃないなんて勝手に決めつけないでくれない?」
「はぁ!?なんだよそれ!?まるで自分はもうレイジのお嫁さんになってるみたいな言い方……!」
「“みたいな”じゃなくて私本当にレイジのお嫁さんなんだけど?」
『………………………………は?』
ムーナの言葉にぐらをはじめとしたEN組がまるで時が止まったかのように固まってしまった。まぁいきなりそう言われたらそうなるよな?
「は?お前がレイジのお嫁さん?そんなワケねーじゃん?お前がレイジと会ってるとこなんて見た事ねーぞ?」
「そりゃそうよ。だって私とレイジが結婚したのはもうかなり前なんだから」
「かなり前?……………………ひょっとしてだけどフブキ先輩、ムーナがレイジと結婚したのって……」
「うん、私達がレイくんと結ばれた時だね」
「……………………ハアァァァァァァァァァァァァッ!?」
うん、まぁそんな反応にはなるよな?だがこれにはちゃんと理由がある。あれはまだ俺達が本土のホロライブマンションに住んでた頃の事だ。
あの頃ココの力でこの国の一夫多妻が認められ俺とホロメン達+αが婚姻届を役所に提出しに行こうとした時に突如ムーナが来日して
「レイジ!私とも結婚してほしいッ!!」
と言ってきたのだ。突然の事で皆困惑していたがムーナと俺との関係を知ると皆あっさりと了承したのだった。それでその時一緒にムーナも俺の籍に入ったのだが、その頃ID組は忙しさを増しててこちらに引っ越すのが難しい状況下だったんだ。だから落ち着いて引っ越しが出来るようになった時にムーナを迎えようと皆で話し合っていたんだ。それが思ったより長引いてたが今回漸く合流出来たってワケだな。
「ホントびっくりしたよ〜?あの時ムーナがいきなり日本に飛び立って戻ってきたら結婚しました〜♪って言ってきたんだから」
「イオフィも思わず飲んでたお茶吹き出しそうになっちゃったし」
そりゃそうだろうな?アユンダとアイラニにしてみたら同期がいきなり国外に出て戻ってきたら結婚してるというワケの分からない現象が起きてんだから…………なんか他人事みたいに言ってて申し訳ない。
「そ、そんな……ぐらもまだ結婚出来てないのに後から来たIDに先越させるなんて……!?」
「あーあ、こんな事ならぐらの為に婚約だけで済ませてるのがバカらしくなるじゃん?」
「いっその事私達ももうレイジと籍入れちゃう?」
「オイフザケンナ!二人ともぐらを裏切る気かぁーーーッ!?」
まぁ確かにカリオペとキアラもなんだかんだ俺と添い遂げてくれると言ってくれてたけどぐらが可哀想と思ってぐらが籍入れられる年齢になるまでは婚約だけで済ませるって言ってたんだよな。
「っていうかフブキ先輩、ムーナの事知ってたからそんなに落ち着いてたのね?」
「うん、何時もなら他の女がレイジさんにくっついてたら「皆殺しじゃーい!」とか言って襲ってただろうし」
「二人とも私の事何だと思ってるんですか!?」
いやフブキ、割とアメリアとイナニスの言ってる事大体合ってると思うぞ?お前昔から俺が女性と一緒にいるだけで相手を威嚇してたし。フミだって昔俺と一緒に遊んだだけで何度も噛みつかれたって言ってたしな。
「ウギギィ……!」
「ほらぐら、そんなに嫉妬しなくたってお前が18歳になった時にまだ俺の事を好きでいてくれるなら籍を入れようって言っただろ?そんなにムキにならなくても心配すんなって」
「そういう事じゃない!Japanの皆に先を越されたからせめて海外勢ではレイジの一番になろうと思ってたのに、ぐらの知らないところでこいつが先にレイジと結婚してたのがムカつくんだ!」
「いやそんな事言われてもねぇ……?」
「うるさーーーい!もうこうなったらムーナ!ぐらとガンプラウォーズで勝負だ!レイジが作ったこのゲームでお前に勝ってぐらの方が上だって証明してやる!」
「…………へぇ?面白そうじゃない♪」
っておいおい大丈夫かぐら?なんか流れでムーナとバトルする事になったけどムーナは………
「おいぐら、お前本気か?ムーナは「レイジ!ぐら絶対に勝ってみせるからちゃんと見ててね!」…………分かったよ」
「フフ、それじゃあ早速準備が出来次第始めましょうか♪ダーリン、ムーナの華麗なバトルをしっかり見てて♡」
…………なんか凄い事になってしまったな?けどぐら、残念だがこの勝負、
数時間後……
「ぜ、全然勝てない……!?」
「あらあら、もう終わりかしら?」
あれからテスト機がある部屋に移動しぐらがムーナに対して何度も勝負を仕掛けた。だがどのジャンルの勝負もぐらがムーナに勝つ事が出来なかった。それも拮抗した勝負など無く、全てムーナの圧勝で終わっているんだ。
「す、凄すぎる……!?」
「ぐらも一応プラチナ3まで行ってるのにそれを圧倒する程の実力があるなんて……!?」
「れ、レイくん?ムーナちゃんってそんなに強かったんですか?」
「あぁ、そりゃそうさ。なんてったって…………
ムーナは
……………………
………………………………
……………………………………………………
「………………………………え?」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーッ!!?』
やっぱ皆も驚いたか。そりゃそうだ、まさか自分達の知らないガンダリウムランカーが自分達の身内にいるとは思わないよな?俺も知った時びっくりしたし。
「が、ガンダリウムランカー!?ムーナってそんなに凄かったの?!」
「ちょちょちょちょっと待ってレイくん!?女性のガンダリウムランカーってみしろちゃんが初めてじゃなかったんですか?!」
「あぁ、みしろが初めてだよ。
そう、ムーナは以前俺達が会ったレイラと同じく自分の情報は非公開にしていたので他の皆にこの情報が知れ渡る事はなかったのだ。俺は重要関係者という事で内容を見る事が出来るから知ってたけどな。
「そ、そんな……レイジとの結婚も先越されただけじゃくてガンプラウォーズも負けるだなんて……!?」
「そんなに気を落とさないで、貴方もなかなかセンスが良かったわ♪これならすぐにでもダイヤランクに」
「うるさいうるさいうるさーーーいッ!!こうなったらGWDWC本戦でお前に勝ってやる!ぐらを怒らせた事後悔させてやるからなぁーーーッ!!」
あ、ぐらが泣きながら出ていってしまった。そりゃあれだけボコボコにされたら悔しいだろうな?にしてもやっぱり凄いな、ムーナの『ムーンゲイザーガンダム』は。
『HG ムーンゲイザーガンダム』
『ガンダムビルドファイターズA-R』に登場するレディ・カワグチの愛機『ルナゲイザーガンダム』を改造したオリジナルガンプラ。ルナゲイザーとムーンガンダムをミキシングしヴォアチュール・リュミエールとサイコプレートを併せ持った高出力と機動性を兼ね備えた機体に仕上がっている。
「へぇ、これがムーナのオリジナルガンプラなのね?」
「私達もいろんな機体を組んできましたけど、これほど完成度の高い機体はなかなかお目にかかれないよ」
「フフ、アリガト♪ダーリン、私の戦いしっかり見てくれた?」
「あぁ、あれだけの高出力の機体をまるで手足のように操るなんて流石としか言いようがないな」
「うん、これもレイジがくれたルナゲイザーガンダムのお陰ね♪レイジ、私このムーンゲイザーと一緒にGWDWC優勝を目指すから応援してね♡」
あー、まぁ一人だけ応援してたら依怙贔屓になってしまうから皆と一緒に頑張ってくれな。
遂に玲二達と合流したID組。そしてその内の一人ムーナのGWDWC本戦参加が判明し、来年の大会もますます楽しみになりそうだと感じる玲二であった。
―オマケ―
「うぅ~!絶対に許さないからなぁーーーッ!ぐらも新しいガンプラ組んであの女にギャフンって言わせてやるんだからぁーーーッ!!」
「あらら、かなり荒れてるわね?」
「まぁ最近ランクも上がって調子に乗ってたから良い薬になったんじゃない?」
ムーナに敗れたぐらは悔しさのあまり夜通しで新しいガンプラを組み上げるのだが、結局上手くいかず皆に泣きついてアドバイスをもらうのだがそれはまだ先の話である………
―オマケ2―
「さーて、漸く彼のいる世界に来たけどどうやって彼に近づこうかな〜?……お、良いもの発け〜ん♪」
ホロライトシティの一角に現れた黒コートの女性。以前玲二を神羅族に覚醒させようと企んでいたカナタは近くにいた女の子を見つけると妖しい笑みを浮かべながらその子に近づいていった。
「うん、漸くバトルも上手くいくようになってきた。これもみんな君のお陰だよ、ありがとうねバーニットガンダム♪」
「ねぇちょっと其処の君〜、少し良いかな〜?」
「え?は、はい何でしょう?」
突然知らない人物に声を掛けられた少女。彼女は以前オカユからガンプラを受け取りその機体でランクをぐんぐん上げていたシズクという娘だった。そんなシズクにカナタはニヤニヤ笑いながらどんどん近づいていき、シズクはいきなりやって来たカナタに恐怖を感じていた。
「あ、あの、一体何の御用でしょうか?」
「んー?実は君に大事なお願いがあるんだよね〜♪」
「お、お願い、ですか?」
「そうそう、実はね〜…………少しの間君のその身体、ボクにくれない?」
「…………え?い、一体どういう―バシュウゥゥゥッ!―むぐぅッ!?」
刹那、カナタの身体が黒い霧と化し唖然とするシズクの口に入っていく。突然の事でシズクはもがき苦しむが、少し経つとシズクの眼が紅く光りニヤリと妖しい笑みを浮かべる。
「…………フフフ、乗っ取り成功♪後はこの子を利用してこの世界を観察、そして機を見て彼と接触してボクのモノにしてあげる♪」
なんとシズクの身体を乗っ取ってしまったカナタ。その身体からは常人でも分かるくらい恐ろしい程の狂気を放っていた。
「待っててね愛しい君♡必ず君はボクのモノにしてあげる♡フフフ、アハハハハハハッ♡」
シズクの身体を乗っ取ったカナタは狂気の笑みを浮かべながらその場から去っていった。はたして彼女は一体何をするつもりなのだろうか…………?
はい、という事でムーナを含めID一期生登場回でした!そしてまさかのムーナが既に玲二と籍を入れてる&ガンダリウムランカーというのが発覚!はたしてぐらはムーナに勝てる日が来るのだろうか……?
本当はこの話で今年の本編分は終了するつもりでしたが多分後一本は書けそうですので何か書きたいと思います。次回もまったりと待って頂ければ有難いです、ではまた!
あ、そろそろあの娘の相手も決めたいと思うのでまた軽くアンケートします(^o^)