ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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つい先日小説を評価して戴いた中でガンダム要素何処いった?と言われたので活動報告にて説明させて頂きます。

今回は新しい試みとして、もしも玲二達の世界に転生者が現れたら?という内容でお送りします。それではどうぞ!


番外編『新人スタッフの野望』

※これはまだ、玲二達がホロライブタウンに移住する前の出来事である。

 

 

 

 

 

「……という事で、今日から君達と一緒に働く事になった神代拓哉君だ」

 

「神代です!今日からこのホロライブでスタッフとして働く事になりました!若輩者ですが、これからどうぞよろしくお願いします!」

 

………クククッ、やったぜ!遂にこのホロライブに就職出来たぜ!

 

俺の名は『神代拓哉』所謂転生者ってヤツだ。生前は就活に失敗したせいで引きこもりになってしまい、親からバイトでも良いから働けと口酸っぱく言われ続け苦痛の日々を受けていた。まあ親の金使って推しのライブ見たりゲーム重課金出来たりとわりと悪くない生活だったがなw

 

そしてお菓子買いに外に出たらまさかトラックが突っ込んできたせいで死んじまったが、更にまさかの転生イベントキタァーーーーーッ!しかも転生先があのホロライブのアイドル達が実際にいる世界!これはテンション爆上がり!

 

俺は転生特典でイケメンにしてもらえ、更にホロライブへの就職もさせてもらえた!これで俺は人生勝ち組!これからはホロライブのアイドル達とハーレムを築き、順風満帆ないちゃラブ生活を送るぞぉーーーーーッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………けど転生させた神が最後に「そんな事しても無駄だろうけどねwww」って言ってたのが気になるが……まあいっか♪

 

「そして神代君、こちらが君の上司になるスタッフリーダーの佐々木玲二君だ。最初の内は彼から仕事のノウハウを学んでくれたまえ」

 

「佐々木だ。これから一緒に働く仲間として頑張っていこうな」

 

「はい!よろしくお願いします!(こんな奴が上司かよ、チョロそうだなw)」

 

これなら俺がトップに立つのも時間の問題だなw

 

「それじゃあ早速だが俺達の主な仕事内容を説明して、終わったらアイドル達とも顔合わせしてもらうから、良いな?」

 

「はい!しっかりやらせて頂きます!」

 

マジで?!早速アイドル達に会えるのか!?うっひょおぉぉッ!!テンション上がってきたぜぇッ!そうと決まればさっさと仕事内容教えてもらって会わせてもらおうじゃないかw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……んで、これで仕事内容は一通り確認出来たな。どうだ、大丈夫そうか?」

 

「は、はい、大丈夫です……(な、なんだよこれ?思った以上にキツくねぇか?!なんだよ棚卸しとか発注とかスケジュール設定とかライブの準備って!?アイドルのスタッフってこんなに大変なのか?!)」

 

思った以上にキツ過ぎる!しかもなんだよ買い出しとかって?!そんな雑用みたいな事もすんのかよ?!クソッ!思ってたのと全然違ぇじゃねぇか!?

 

「さてと……もう大分時間が経ったし、そろそろ今日は帰るか」

 

「……は?え、先輩?この後はアイドル達と顔合わせするんじゃなかったんですか?」

 

「あぁ、だから帰るんだよ」

 

「え?」

 

ど、どういう事だ?なんでアイドルと顔合わせするのに帰る必要があるんだ?こ、こいつ意味わかんねぇよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―帰宅―

 

「……あ、あの先輩?此処って一体……」

 

「あぁ、此処は俺達の家『ホロライブマンション』だ」

 

ほ、ホロライブマンション?!なんだよそれ!?こんな豪邸がこいつの家?!ってか待てよ、こいつ今『俺達』って言ってなかったか?え、じゃあなんだ?もしかしてこいつ、既に何人かのホロメンと同棲してるのか?!ふ、ふざけんなッ!!

 

「それじゃあ早速中に入るか」

 

「は、はい……」

 

い、いや落ち着け俺!要はただの社宅のようなもんだろ?きっと俺を紹介する為にアイドル達を此処に呼んだとかだろきっと、そうに違いない……

 

―ガチャッ―

 

「ただいまー」

 

「お帰りなさいレイくん、お仕事お疲れ様です♪」

 

え………う、うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!し、しし、白上フブキちゃん!?ホロライブの中でもトップクラスに人気のあるフブキちゃんが実際に目の前に!生で見るとめっちゃ可愛いじゃねぇか!!

 

「あれ?レイくん、この方は?」

 

「あぁ、この間話しただろ?新しく入った新人スタッフだ。神代、挨拶してくれ」

 

「は、はい!神代拓哉といいます!よ、よろしくお願いします!」

 

「あ、貴方がレイくんの言ってた新しいスタッフさんですね。はじめまして、“佐々木”フブキです♪これからよろしくお願いしますね♪」

 

ああ、めっちゃ可愛いぃ~♪こんな可愛い娘とこれからいちゃラブ出来るかと思うと………………ちょっと待て?今何か変じゃなかったか?今フブキちゃん、“佐々木”って名乗らなかったか?え、白上じゃなくて佐々木?

 

「あ、あの……聞き間違いでしょうか?今佐々木フブキって……確か貴方は白上フブキさんでは?」

 

「?ああ、アイドル活動している時は確かに白上って名乗ってますが本名は佐々木なんですよ♪」

 

「そ、そうなんですか?ち、因みに先輩と同じ苗字ですが、もしかしてご兄妹とか……?」

 

「いえ、“夫婦”です♪」

 

ッ?!!!!!!!!?な、ななな、なな……………なんだとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ?!!!!?

 

夫婦?!夫婦ってなんだよ?!俺の最推しアイドルが既に結婚!?しかもこんな冴えない野郎と?!いいいい一体どういう事なんだってばよ?!

 

「?どうした神代、具合でも悪いのか?」

 

「い、いえ!?べべ、別に何も問題はないです?!」

 

な、なんだよソレ?!なんで俺の推しがこんな奴と結婚してんだよ?!畜生ッ!ふざけるなッ!!

 

「そ、そうか?なら早速中に入ってくれ、ついでだから飯も食べていきな」

 

「は、はい……」

 

グッ、こいつ!……いや待て、冷静になれ。確かに最推しのフブキちゃんは既にこいつのモノになったかもしれないが、俺には他にも推しはいるんだ!こうなったら他の娘とお近づきになって目一杯いちゃいちゃしてやる!

 

「こっちがリビングだ。多分何人かは既にいるから挨拶しようか」

 

「はい……」

 

―ガチャッ―

 

「皆、ただいまー」

 

『お帰りなさーい♪』

 

お、おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!と、ときのそらにはあちゃま!それにノエフレにししラミと俺の推し達がこんなに!さ、最高だぜぇ~♪

 

「皆ー、今日は皆に紹介する奴がいるぞー。これから俺達と一緒に働く事になった神代拓哉君だ、よろしくしてやってくれ」

 

「か、神代です!まだ新人ですがよろしくお願いします!!」

 

グフフフフ♪フブキちゃんはこいつに取られちゃったが、他のアイドル達とこれから親密になってハーレムを築けば良いさ♪なんだったらフブキちゃんも寝取って俺のモノに……

 

「はじめまして、“佐々木”そらです。夫から話は聞いてました、これからよろしくね神代さん♪」

 

「“佐々木”はあとよ。皆からははあちゃまとか呼ばれてたりするけど仕事中ははあととか赤井とかで呼んでよね」

 

「こんまっする~“佐々木”ノエルじゃよ~♪これからよろしく頼むな新人君♪」

 

「こんぬい~“佐々木”フレアでーす。直接関わる事は少ないかもしれないけどよろしくなぁ♪」

 

「ちーっす、“佐々木”ぼたんだよ~。あたし達とはあまり絡まないかもしれないけど、旦那の事助けてやってくれな」

 

「こんラミです“佐々木”ラミィです♪夫共々よろしくお願いしますね神代さん♪」

 

………………………………………………………

 

はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ?!!!!?

 

さ、佐々木?!皆苗字が佐々木?!う、嘘だろ?!しかも夫とか旦那って、もしかしなくてもこれって!?

 

「あ、あの………皆さん先輩と苗字がご一緒なのですが?つかぬ事お伺いしますが、皆さんと先輩のご関係は……?」

 

『?夫婦だけど?』

 

嘘だろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ?!!?

 

なんだよそれ?!なんでフブキちゃんだけじゃなくて他の娘もこんな奴と結婚してんだよ?!てかなんで重婚してんだよ此処日本だろ?!

 

「あ、あああの、夫婦って……日本での重婚は法律で禁止されてるんじゃ……?」

 

「え?何言ってるんですか、数ヶ月前から日本も一夫多妻制になりましたよ。勿論条件を満たした人のみですが」

 

「結構大々的にニュースとかにもなってたんだけど……え、もしかして知らなかった?」

 

マジかよ?!この世界の日本一夫多妻なのかよ!?

 

「は、はは、実はニュースとかあまり見なくて……因みになんですが先輩の奥さんってこちらの方達だけですか?」

 

「いや、一応ホロライブの娘とは20歳以上の娘とは籍を入れてるな。まだ20以下の娘は婚約は結んでるが、それがどうしたんだ?」

 

嘘だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!!!

 

なんてこったパンナコッタ!!まさかホロメン全員がこいつの毒牙にかかってしまってたとは!?あの神が言ってたそんな事しても無駄ってこういう意味かよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!

 

「ど、どうした神代?!急にしゃがみこんで、やっぱり具合悪いのか?!」

 

「だ、大丈夫です、もう俺帰るんでほっといて下さい……」

 

『?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「畜生ッ!!なんだよこれ?!なんであんな奴に俺の推しが取られなきゃいけねぇんだよ?!しかも全員だと?ふざけるなあぁぁぁぁッ!!」

 

これじゃあ何の為にこの世界に転生したかわかんねぇじゃねぇかッ!?………ハッ!そうか、奴も転生者か?!俺よりも前にこの世界に転生して、俺よりも先にハーレムを作ったのかぁッ!クソッ許せねぇッ!!

 

「………こうなったら実力行使だ!俺の凄さを見せつければフブキちゃん達もあいつに愛想を尽かして俺の処に来てくれる筈!フフフ、見てろよ佐々木ぃッ!最後に笑うのはこの俺だあぁッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思ってた時期が俺にもありました………

 

「おい神代ぉッ!買い出し行ったのお前だろ?!なんでスポドリが五本足りねぇんだよ?!」

 

「えぇッ?!で、でも確かにメンバー分31本買ってきましたよ!」

 

「アホか!今メンバーは36人だろうが!六期生の事忘れてんじゃねぇよ!!」

 

「あぁッ!?す、スミマセン!!」

 

「まあまあ玄さん落ち着いて下さい、多分そうなると思って予め五本買ってありますから」

 

 

 

 

 

「神代さん、今日中にこの発注を終わらせて下さいね」

 

「えぇッ?!こ、こんな量を一人でですか!?」

 

「これでもほんの一部ですよ、他の大半の発注は佐々木さんがやってくれてますからお願いしますよ」

 

 

 

 

 

 

「ちょっと神代ぉッ!?シオンの部屋とあくあちゃんの部屋一つずつって言ったじゃん!なんで一部屋しか取れてないワケ?!」

 

「ご、ごめんなさい、ちょっと手違いがあったみたいで……」

 

「はあぁぁッ?!何さ手違いって!?玲二ならそんな事しないのにさぁッ!」

 

「もう良いよシオンちゃん、入ったばっかの新人さんなんだから仕方がないって……」

 

 

 

 

 

 

「えぇッ?!レコーディングスタジオの予約が取れてない?!なんでそうなってるのさ?!ポルカ達一週間前には頼んでたよね?!」

 

「す、すみません、どうやら自分が間違えて日にちを昨日にしてたみたいで……」

 

「えぇ~……もうねねもこんな事言いたくないけどさぁ、神代ってポカしまくってるじゃん?もうちょっとしっかりした方が良いんじゃない?」

 

 

 

 

 

 

………………ダメだ、何やっても上手くいかねぇ………

 

俺が頑張って良いとこ見せようとしても全て失敗してしまう。どんなに頑張っても全部裏目に出てしまう。それなのにあいつは俺の何倍もの仕事をこなしている。

 

最初は神からもらったチートとか思ったけど、それは全くの見当違いなのはすぐに分かってしまった。あいつが仕事をこなすのはホロメン達に好かれたいからなんかじゃねぇ、単純にアイドルとして彼女達を輝かせたいんだと嫌でも思い知らされた。

 

その証拠にあいつはホロメン達だけじゃなくて他のスタッフや取引先の奴等とも上手くやってるし、何かトラブルが起きて相手を怒らせてしまってもすぐに対応して謝罪する。

 

はっきり言うと、完敗である。あいつは下心があってホロメン達と一緒にいるワケじゃないし、何より仕事に対して熱意を持って挑んでる。それに比べて俺はただモテたいというだけでホロメン達に近づいて、そのくせ仕事もろくに出来てない。それに顔だって俺もかなりの方だがあいつもそれなりに整っていてイケメンである。

 

オマケに性格も良いし気前も良い。こんな奴と張り合うなんて無理だ、元々ニートだった俺なんて戦う前から負けてしまってたんだ。

 

………畜生、働くってこんなに大変だったんだな。もう俺、やってく自信がねぇよ……

 

「ん?どうした神代、こんな処でボーッとして」

 

「あ、先輩……いや、なんでもないッス………」

 

いつの間にか佐々木の野郎が俺の横にやって来ていた。最初こそ憎たらしく感じたこいつもいつしかそんな感情は消え、ホロメン達がこいつを選んだ理由も今なら納得してしまっている。けどやっぱりまだ抵抗があるのか素直に従う事が出来ないでいる。

 

「そっか……ほれ、コーヒー飲むか?」

 

「あ、ありがとうございます……」

 

そう言って佐々木は俺に缶コーヒーを差し入れてくれた。こいつ……いや、この人はいつも俺がミスしたり落ち込んでいたらフォローしてくれる。それが余計に悔しさを感じさせてしまう……

 

「……神代、いつもありがとうな」

 

「………え?な、何がッスか?」

 

「いや、仕事の事だよ。お前此処に入ってからいつも一生懸命頑張ってくれてるじゃないか。お陰で凄く助かってるんだ、だからありがとうな」

 

な………なんだよこの人!?俺はいっつも仕事でミスばかりしてるのになんでそんな俺にありがとうなんて言うんだよ?!使えない奴とか罵られる事はあっても感謝される事なんて……!

 

「そ、そんな事ないッス。俺、いつも仕事が上手くいかなくて、いっつも皆の迷惑になって……!」

 

「でも、それでも皆の為に一生懸命頑張ろうとしてくれてるじゃないか。皆もキツイ言い方する時もあるかもしれないが、それはお前が一生懸命やろうと知ってるから敢えて強く言ってくれてるんだ。本当にやる気のない奴なら小さな雑用だけやらせてほっとくしな」

 

ッ!?そ、そんな事が……でも確かに玄さんやAちゃん、それにホロメン達も俺がミスする度にいろんなアドバイスをくれたりした。皆、俺の為に………でも

 

「……違う、俺は別にあんたみたいにホロメン達を輝かせたいと思ってやってたんじゃない!俺はただ、ホロメン達と……可愛い娘とお近づきになれればなんて下心でやってただけだ!そうじゃなきゃこんな仕事に一生懸命になったりなんて………!」

 

「………そうか。でも、それでも別に良いんじゃないか?」

 

「……………え?」

 

ど、どういう意味だよそれ?なんで下心でやってもそれで良いだなんて………?

 

「だって………それだけお前がホロライブのアイドル達に熱心になってくれてたって事だろ?本当に可愛い娘とお近づきになりたいって下心だけならわざわざ此処に就職しなくても幾らでも方法はあるしな。それでもお前はこの事務所にやって来て一生懸命働いてくれている。それは決して下心だけで出来る事ではないだろ?」

 

「ッ!?」

 

………確かに、本当に可愛い娘とお近づきになりたいなら他にもっと楽な方法はあった筈だ。だけど俺はそれをせずこの事務所へとやって来た。

 

そうだ、俺がホロライブの皆を好きになったのはただ可愛いとかじゃない、ホロメン達の皆が楽しく活動するその姿を見て応援したかったからだ。家に引きこもりくすぶっていた俺の心をワクワクさせてくれたのはホロライブの皆だった。

 

皆が楽しくゲームをしたり芸人みたいなやり取りをして思わず笑ってしまったり、そしてライブで見せてくれたアイドルとしての輝きを見て思わず応援したくなった。俺が彼女達に対して一生懸命になったのは、決して下心だけなんかじゃなかったんだ。それをこの人は、最初から見抜いてくれてたのか………

 

「それにな神代、お前の頑張ってる姿を見てると、なんだか昔の自分を見てるようでつい応援したくなっちまうんだよ」

 

「え?俺が昔の先輩みたいって……いやでも先輩、めちゃくちゃ仕事出来るじゃないッスか?!」

 

「そんなの長く働いてたら当然だろ?俺だって最初の頃は空回りばっかしてたぜ?例えばな………」

 

それからこの人は……佐々木先輩は俺にいろいろな事を教えてくれた。自分の仕事の経験談やノウハウを、俺に沢山聞かせてくれた。そして改めて思い知った、やっぱりこの人は凄い先輩なんだなって。俺もいつか、こんな人になりたいと。

 

そしてこの時から俺の中で佐々木玲二という人が本当に先輩だと思えるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数ヶ月後……

 

「先輩!おはようございます!」

 

「ん、おはようさん。神代、今日も一番乗りか?」

 

「はい!いつか先輩達に負けないような働きを出来るようにしたいので!」

 

あれから俺は一切の下心を捨て、先輩のように皆を輝くアイドルにする為に努力するようになった。まだまだ空回りする事もあるけど次第に玄さんやAちゃん、そしてホロメン達とも打ち解けられるようになったんだ。

 

「そうか、なら頑張れよ。それとAちゃん、今日は神代と一緒に衣装の整理頼んでいいか?」

 

「分かりました、では拓哉君、今日も頑張りましょうね♪」

 

「ああ、頑張ろうなAちゃん!///」

 

そして今、俺はAちゃんと一緒に仕事をこなしていく。実はなんと二週間程前からAちゃんと付き合うようになったのだ。切っ掛けはAちゃんが飲みに誘ってくれ、其処から次第に仲が発展してお付き合いがスタートしたんだ。仕事も充実して、更にこんな可愛い彼女まで出来た!それもこれも、先輩が俺の事支えてくれたお陰なんだ!

 

「先輩!俺、これからもずっと先輩に付いていくッス!」

 

「?よく分からんが……まあ、これからもよろしくな」

 

「はいッス!」

 

よっしゃあッ!今日も一日頑張るぞーッ!!




はい、という事で新人スタッフ回でした!神代はもしかしたら今後ちょくちょく出るかもしれません。

そして神代とAちゃんの交際スタート!実はAちゃんが玲二の事を好きにならなかったのは元からこういったサブキャラとくっつける予定があったからです。漸く実現出来て自己満足です♪

次は本編!久しぶりにヒメヒナ回をやる予定ですので気長に待って頂ければ幸いです、ではまた!
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