ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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最近再販したドムトルーパー、何処に行ってもない……一個ぐらい欲しかった……(ToT)

まぁ過ぎた事は悔やんでもしかたないので取り敢えず明日発売のパーフェクトストライクフリーダムルージュは絶対にゲットしたいものです。

今回はメルがミッションに挑戦!はたしてクリアなるか!?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP05『この世の果てへ』

―GWDWC QualifyingMission2

『この世の果てへ』START―

 

…………いよいよ始まる。メルにとって難所とも呼べるミッションが。スタート地点はスペースデブリが散乱しているボロボロのコロニー。そしてメルの前にいるのは……今回のターゲットであるガンダムシリーズの中でも屈指の最強機『ネオジオング』がその圧倒的な巨体を見せつけるかのように立ち塞がっていた。

 

 

『HG ネオジオング』

『機動戦士ガンダムUC』に登場したフル・フロンタルが駆るシナンジュがコアユニットとなり誕生した超巨大モビルアーマー。その圧倒的な出力とサイコシャードをはじめとするサイコミュ兵装を多数備えており、更に操縦者であるフル・フロンタルの実力が合わさればその脅威は計り知れないであろう。

 

 

[ガンダムが私に楯突くか……人の総意の器であるこの私に!]

 

「…………手の震えが止まらない……これはゲームだって分かっている筈なのに、このプレッシャーはまるで……本物のMSの戦争みたいだよ……」

 

ゲームが始まってすぐに感じた威圧感。それは今まで多くのミッションやイベントをやってきたメルでも一度も感じた事のない恐怖。ゲームの筐体の中の筈がまるで本当にMSのコックピットに乗ってるかのようなリアル感。もしこのミッションに失敗したら本当に死んじゃうかもしれない……そんな錯覚をしてしまう程に目の前のネオジオングから出ている覇気が強過ぎる……!

 

「……それでも、メルは勝つよ。勝って他のミッションもクリアして、絶対に本戦に進むんだから!」

 

だからその為にもメルに力を貸して!『ガンダムV2ブラッドムーン』!

 

 

『HG ガンダムV2ブラッドムーン』

『機動戦士Vガンダム』に登場する『V2ガンダム』を改造したオリジナルガンプラ。クロスボーンガンダムとのミキシングにより小型ながらも高出力のビーム兵装を多数装備している。カラーリングも赤と金色をベースにし紅い月を彷彿とさせる。

特殊スキル:『???』

 

 

すぅー……はぁー……よしッ!行くよ!

 

―バシュウッ!ドゴォンッ!―

 

[ッ!]

 

よし!まずは先制成功!ブラッドムーンのビームライフルの射撃がヒットした……けどやっぱりダメージはほぼないみたいだね。なら!

 

「まずはその推進力を奪う!行くよ、ブラッドムーン!」

 

―ブゥンッ!ゴオォォォォォォォッ!!―

 

メルに応えるようにブラッドムーンの目が光りそのままネオジオングの真下へと飛んでいく。

 

[ッ!させぬ!]

 

―ガコンッ!―

 

だけどネオジオングも許さないと言わんばかりに両腕を外し遠隔操作でメルのブラッドムーンを捕まえようとする。あれ?ネオジオングの両腕って外せたっけ?でもそんなのは関係ない!ブラッドムーンは宇宙世紀後期のMSがベースのガンダム。その機動力と推進力ならネオジオングの攻撃を躱す事くらい余裕だよ!

 

[ッ!ーーーッ!]

 

―キュインッ……ビイィィィィィィッ!―

 

ッ!?メガ粒子砲!?そう言えばそんなのあったっけ!?でも!

 

―ヒュンッ!ヒュンッ!ヒュンッ!―

 

「そんなの、当たらなきゃ意味ないよ!」

 

―バシュウッ!バシュウッ!ドゴオォォォンッ!―

 

迫ってくるメガ粒子砲を旋回しながら避けて真下にあるバーニアに向かってビームライフルを乱射し二個の破壊に成功、そしてそのままプロペラントタンクに接近してビームサーベルを構え

 

―ズバアァッ!バチチッ……ドゴオォォォンッ!!―

 

右側のプロペラントタンクを一刀両断し爆破させ、これでかなりの推進力を奪う事が出来た筈!後は厄介な武装を躱して本体のシナンジュを倒せば―ガキィッ!―え!?

 

「ッ!しまった、サブアームの事忘れてた!? 」

 

[ご退場願おうか!]

 

ネオジオングの腕ばかり気を取られてしまいいつの間にか展開していたサブアームに足を掴まれてしまった。そして身動きが取れなくなったブラッドムーンにネオジオングの腕が忍び寄ってくる。このままじゃやられちゃう……こうなったら!

 

―ブォンッズバァッ!ドッカアァァァンッ!!―

 

「クッ!ごめんね、ブラッドムーン……!」

 

[何?自らの脚を破壊して難を逃れたか……]

 

メルはビームサーベルでブラッドムーンの掴まれた右足を切断してその場から脱出する事に成功した。お陰で機体バランスが悪くなっちゃったけど、まだ充分に戦えるよ!

 

「メルとブラッドムーンの力を、ナメちゃいけないんだからぁッ!!」

 

―バシュウッ!バシュウッ!―

 

再びブラッドムーンのビームライフルを展開してネオジオングの腕を集中的に狙っていく。地味だけど着実にダメージを与えていく。これで追い詰めていくしかない!

 

[これ程の力をまだ隠して持っていたとは……だが!]

 

 

―ブォンッ……キュイィィィィィンッ!―

 

 

ッ!ネオジオングの後ろに巨大な光の輪が……!まさか、もうサイコシャードを発動してきたの!?だとしたらマズいッ!

 

―ゴオォォ……ボオォンッ!―

 

「クッ……サーベルが!?」

 

ネオジオングのサイコシャードが発生したと同時に手に持ってたビームサーベルに異常が出てしまい、すぐに手放したけどそのまま爆発してしまった。そして右サイドスカートにマウントしていたビームライフルにも異常が起きてしまったので慌ててネオジオングに向かってライフルを投げ爆発させた。これがネオジオングの一番厄介な能力、サイコシャード発生器。これを発動されると持っている武器の電気系統が乗っ取られ破壊されてしまうんだ。

 

「これでビームサーベルもライフルも使い物にならない……でも!」

 

―ジャキィンッ!―

 

メルは腰にマウントさせていたもう一本のサーベル、クロスボーンのサーベルの刃を別で自作した実体剣仕様のサーベルを取り出した。ネオジオングのサイコシャードは敵兵装の装備をジャックして自壊に追い込むけど、それはビーム系統の武器の電子機器が搭載されているものに限るので実体剣等の武器はその影響下を受けない。それは予め玲二君とユニコーンを見ていたから対策済みだよ!

 

[ほぉ、まだ抗うというのか?だが、その剣一本ではたして何処まで耐えられるかな?]

 

―ガコンッ!ギュイィィィィンッ……!―

 

ッ!ネオジオングの両肩のハッチが開いた!それに腹部のハイメガ粒子砲も展開している!?向こうも一気に倒しに掛かってるみたい……急いで射程圏外から抜けないと!

 

 

 

 

[さぁ、これで終わらせよう]

 

 

 

 

―キュイィィィィィン……ドッゴオォォォォォォォォォォォォォオンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………まだ、終わらせない。終わりになんて、絶対にさせないんだからあぁーーーッ!!

 

―グググッ…ゴォォォォォッ!!―

 

[何!?]

 

迫ってくるメガ粒子砲を寸前で避け、ブラッドムーンのバーニアを全てフル稼働してネオジオングへと向かう!メルは誓ったんだ……絶対に玲二君に本戦で戦うメルを見てもらうって!だからッ!

 

「いくよ、ブラッドムーン!スキル、[エンドレス・ブラッドナイト]発動ッ!」

 

[Endless Blood Night]

 

―キュインッ……パアァァァァァァァァァァッ!―

 

[ッ!この輝きは……!?]

 

「こんなところで……負けてなんていられないッ!!」

 

ブラッドムーンのスラスターを全て開き赤い粒子が噴出し始めブラッドムーンの赤いボディが更に紅く輝きサーベルの刃もまた血のように赤黒く発光していく。これがメルのブラッドムーンのスキル、『エンドレス・ブラッドナイト』だよ!

 

 

スキル『エンドレス・ブラッドナイト』

機体内に貯蔵されたミノフスキー粒子を一気に開放し機体性能を限界以上に底上げする。但し無理なエネルギー開放の為機体の強度は著しくダウンしエネルギーを放出し尽くすと機能を停止してしまう。

 

 

[……このエネルギー量、かなりの出力があると見た。しかし、そんな無理な開放の仕方をすれば機体は持たないと思うが?]

 

「そんなの分かってる!だから、すぐに決着をつけるよ!」

 

―キュインッ……ゴオォォォォォォォォォォッ!!―

 

バーニアをフルスロットルで稼働しネオジオングに向かって一気に加速しながら進む。ブラッドムーンからずっと機体が軋むような音が聞こえるけど、もう少しだけ耐えて!

 

[これ以上はやらせんよ!]

 

―ガコンッ!ドッゴオォォォォォォォンッ!―

 

ネオジオングも胴体であるシナンジュが立ち上がり後ろからバズーカを取り出した発射してきた。それでもメルは止まらない!

 

―ドゴオォォォンッ!―

 

「くうぅ……!?左腕くらいなんて事ないよ!」

 

ブラッドムーンの左腕に砲撃がヒットして左腕が吹き飛ばされてしまったけど、それでも関係ない!メルはもう止まったりしない!

 

[なんと……これが、ガンダムの力なのか……?!]

 

「違うよ!これはブラッドムーンの力だけじゃない。これは……玲二君の事を想うメルの気持ちの力だよ!」

 

―ギギ、ギギギギギィッ……!―

 

バーニアが悲鳴をあげてる……ブラッドムーンのツインアイからオイルが漏れて血の涙のように流れている……ごめんねブラッドムーン、でも後一撃……後一撃だけだから!

 

そしてブラッドムーンはネオジオングの本体であるシナンジュの目前まで辿り着いた!

 

 

 

 

「これで…………終わりだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

 

―ブンッ!ザシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!―

 

 

ブラッドムーンのサーベルがシナンジュの胴体を一気に貫いていく。けど……

 

―グググッ…パキイィィンッ!ボオォォンッ!!―

 

サーベルの刃が折れてブラッドムーンの右腕も爆散してしまった。それと同時にブラッドムーンからミノフスキー粒子が切れたのか光りが収まって動かなくなっちゃった……ごめんね、ブラッドムーン。もうこれで勝ち目はなくなっちゃった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―……シュウゥゥゥゥゥゥゥ……ボロッボロボロボロッ……!―

 

……え?ネオジオングのサイコシャードが消えて灰色になって崩れていく……これってもしかして……!?

 

 

 

[君に、託す……成すべきと思った事を…………]

 

 

―Mission Clear!―

 

「や、やった…………やったぁーーーッ!!」

 

ネオジオングが崩れ去りミッションクリアのアナウンスが流れた!という事はメル、勝ったんだぁーーーッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まーま、すごーい!」

 

「きゃうぅ〜♪まーま♪」

 

「ありがとうレミィ、フラン!ママとっても嬉しいよぉ〜♪」

 

メルがバトルが終わって春香とココのいる所に戻ると他の皆ももう既に集まっていた。その表情からするに他の皆もミッションをクリア出来たようである。

 

「はぁーーー!もうあの鬼畜レース二度とやりたくないんだけど!?」

 

「確かにあの最終面での連続S字カーブは地獄だったね………」

 

「うあぁ〜、クイズのし過ぎで沙花叉の頭パンクしそぉ〜……」

 

「僕もハシュマル相手にするのに気合い入れ過ぎて指が痛い……」

 

「トワは相性が良かったお陰ですんなりクリア出来たけど、皆はかなり苦戦したみたいだね?」

 

「トワち全然苦戦しないでエクストリーム捕縛したもんな?」

 

どうやらトワ以外はかなり苦戦を強いられたようでクリアした喜びよりも疲労困憊が目立っていた。ともあれクリア出来たのだから一先ずはゆっくり出来そうだ。

 

(……ブラッドムーン、無茶させて本当にごめんね。でも、メルはもっと強くなるから!だからこれからも、一緒に戦ってね……)

 

大切な愛機に無茶をさせたメルはもっと強くなる事を誓い、皆と一緒に自分の屋敷に戻るのであった。

 

 

 

クリア進捗状況

 

メル

02 04 05

 

シオン

01 05 06

 

クロヱ

06

 

トワ

01 02 03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ―

 

「おい聞いたか!?あっちのゲーセンでクラッシャーが現れたってよ!」

 

「マジか、またなのかよ!?」

 

「しかも今相手にしてるのはあの黒上フブキさんらしいぞ!」

 

「マジで!?これは見に行くしかねぇ!」

 

道行くバトラーがクラッシャーの噂を聞きつけ急いでゲームセンターへと向かっていく。そんな中……

 

「…………へぇ、探す手間が省けたぜ。俺のフリしてフザけた事してる野郎に、本物の破壊を見せてやるか……」

 

ボサボサヘアーに目の下に酷い隈が目立つ青年は薄っすらと笑みを浮かべながら他のバトラーが向かったゲームセンターへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ2―

 

「ふぇ、フギャア!フギャアー!」

 

「うんうん、元気に泣いてるね〜♪」

 

「あ、あぅ、あぅあ〜」

 

「こらこら、ママの髪の毛引っ張ったらダメだぞ〜♪」

 

ホロライト病院の一室。其処で産まれた新たな生命の誕生を俺達は喜んでいた。皆が破水したと聞いた時に分身体を待機させておいて良かった。仕事も大事だけど子供達の誕生も大切だからな。

 

「ねぇ玲二さん!ひま達の赤ちゃん可愛いでしょ〜♪ねー『サニィ』♪」

 

「あぅぷぅ」

 

「それだったらパトの赤ちゃんも可愛いよ〜♪ほら『玲華』、パパでちゅよ〜♪」

 

「あぅ?」

 

「全く、皆デレデレし過ぎじゃない?」

 

「あら、そんなリオン様も『レオン』くんにデレデレですわよ。ねー『サリナ』♪」

 

「「あぅ、あっぷぅ」」

 

「いやぁまさかこの歳でスバルの妹産むなんて昔じゃ考えられなかったなぁ?これからよろしくな〜『イノリ』♪」

 

「クー、クー……」

 

皆それぞれ産まれた子供達の事を大事そうに抱っこしている。そんな中……

 

「…………はぁ~……」

 

何故か一緒に出産していたニュイが暗い表情しながらデカいため息を吐いていた。まぁでも、無理はないか。だって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇママ、どうしたの?大丈夫?『ミュウ』が相談に乗るよ?」

 

彼女の抱っこしている赤ん坊に何故か慰められているからである。というかなんで赤ん坊が普通に喋ってるんだ!?しかも名前付ける前に自分の事『ミュウ』って名乗ってるし!?

 

「いやなんで私の子普通に喋れんの?しかも滑舌も良いし?」

 

「んー?……パパの子だから♪」

 

いや答えになってねぇ!?それが通るなら全員普通に喋ってる筈だろうが!?しかも産まれた瞬間産声じゃなくて

 

「ぷはぁ!苦しかったぁ〜!もぉ〜ママ、もうちょっと力抜いてよ〜!」

 

だったし!赤ん坊がいきなり喋るって、こんなのココの時しかなかったぞ!?しかもあっちは産まれたては片言だったけどこの子は普通に喋ってるし!?

 

「まーまーそんな事より、これからミュウ達の事もよろしくねパパ〜♪」

 

『あうぁ~』

 

「はぁ~、なんでこんないきなり喋れる赤ちゃんなんて……?」

 

『あ、アハハ……』

 

嘆くニュイに皆乾いた笑いしか出ないが……まぁそれでも元気に産まれて来てくれた事には変わりはない。これからますます賑やかになると思うし、俺も父親として頑張らないとな。

 

 

新たな生命、誕生。

 

ひまわり

命名『サニィ』女の子

 

ニュイ

命名『ミュウ』女の子

 

パトラ

命名『玲華』女の子

 

リオン

命名『レオン』男の子

 

サロメ

命名『サリナ』女の子

 

うい

命名『イノリ』女の子




はい、という事でメルのVSネオジオング戦でした!やっぱり戦闘描写は難しい……(-_-;)

そして最後にまたベイビーズが誕生しましたがちょっとクセのある子も産まれましたね(^_^;)

次回は再びIS学園!玲二と一夏達のバトルが繰り広げられます!次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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