まぁもう少ししたら休みなんでその時に見ようかと思います。
今回は前回に引き続きクラッシャーとデッドブレイカーのバトルからです。今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!
クラッシャーに襲われたクロを助ける為に乱入したシロだったが、クラッシャーの駆るエピオンクラッシャーに追い詰められてしまう。しかし、そんな時現れたのは灰色の配色をしたもう一機のエピオンだった。
《……………………》
「な、なんだテメェは!?まさかテメェもこのガンダリウムランカーである俺に歯向かう気かぁ?!」
《…………ガンダリウムランカー?貴様がか?ハッ!だとしたらとんだ笑いもんだな》
「な、なんだとぉッ!?」
《いきなりとは言え左腕を簡単に吹っ飛ばされるようなガンプラしか作れねぇような奴がガンダリウムランカーなワケねぇだろ?それにそのエピオン、顔を無理矢理モノアイタイプに替えた所為でフェイスマスクの部分が歪んでるし、作り込みが甘過ぎる》
「え?……あ、本当だ!?マスクの部分が微妙にズレてる!」
シロが乱入者がクラッシャーに指摘してきた部分を見ると、確かにフェイスマスク部分が無理なはめ方をした影響か少し歪んでるのが確認された。対面して僅かの時間で其処まで分かるとは、乱入者はかなりの観察力を有しているようだ。
「て、テメェ!この俺のエピオンクラッシャーに難癖つける気かぁッ!?」
《難癖じゃねぇ、本当の事だ》
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!テメェ、ゼッテェ許さねぇッ!その減らず口叩けなくなるまでその機体ぶっ壊してやるよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」
乱入者の挑発に怒り狂うクラッシャーはビームサーベルを構え乱入者のエピオンに突っ込んでいく。幾ら左腕を吹き飛ばされヒートロッドが使えなくなったとはいえEXAMシステムを搭載したエピオンクラッシャー相手はかなり苦戦を強いられる。誰もがそう思っていた……だが
―バキィッ!―
「…………は?」
「え……!?」
「う、ウソ……!?」
乱入者のエピオンはいつの間にかエピオンクラッシャーの背後に立っており、そしてエピオンクラッシャーの右腕がふっ飛ばされ上空で爆散していた。あまりにも一瞬の出来事にその場にいる全員が何が起こったのか理解出来ずにポカンとしてしまっている。そして
―バキィッ!ガキィンッ!ドゴオォッ!ズバアァッ!―
乱入者エピオンが両腕に装備されているヒートロッドをまるで鞭のように振り回すとエピオンクラッシャーの脚が、肩が、そして頭部が壊されていき、最終的にコックピット部分のみが残された状態になっていった。
「な、なんだよ……なんで俺がこんな目に……一体なんなんだよテメェはあぁッ!?」
《……それはテメェもよく知ってるんじゃねぇか?散々その名を騙って好き勝手してやがったんだろ?》
「へ………………ッ!?ま、まさか…………ほ、ほほほ、本物の、『デッドブレイカー』ッ!?」
《あぁ、周りの連中は俺の事を勝手にそう呼んでいるな。そんな事より……テメェ、よくも俺に成りすまして散々好き勝手してくれたなぁ?そんなテメェに、本物の破壊を見せてやるよぉ……ッ!》
「ヒィッ!?」
乱入者……その正体がまさかの本物のガンダリウムランカー、デッドブレイカーであると知り恐怖するクラッシャー。そんなデッドブレイカーのエピオンはビームサーベルを取り出しエピオンクラッシャーのコックピット部分を貫こうとする。
「ッ!だ、ダメだよ!そのエピオンの腹部にはヤタノカガミが仕込まれて《それがどうした?》え……!?」
シロがデッドブレイカーに忠告するもそれがどうしたと突っぱね
―ズバアァッ!―
そのままエピオンクラッシャーのコックピットを貫くようにビームサーベルを突き刺した。しかし、やはりヤタノカガミの力でビームサーベルが通らず寸前で止まってしまっている。
「ハ、ハハハァッ!馬鹿かテメェ!?其処の女が態々忠告してたのに知っててビーム兵器を使ってくるとは!このまま反射してテメェの機体を―パキッ……―……え?」
―パキッピシッ……バキバキバキィッ!―
「な、なんだ!?俺のヤタノカガミの装甲が割れてる!?」
《……俺の名前で好き勝手してたクセにこの程度の不様な戦い方しか出来ねぇ、半端な改造しか出来ねぇ。そんなテメェの何もかも半端なエピオンが、俺の『デスクライシスエピオン』の足元にも及ぶワケねぇだろう?だからよぉ……サ ッ サ ト キ エ ロ ヤ》
―ビキッビキビキビキィッ……パリイィィィィィィンッ!!―
デッドブレイカーのドスの効いた声と共にエピオンクラッシャーのコックピットの装甲が砕け、そのまま内部を貫かれ機能が完全停止していった。これによりデッドブレイカーのエピオンが勝利判定を受けゲームは幕を閉じるのであった。
「す、凄い……!?」
「あれが、本物のデッドブレイカーの力……!?」
バトルが終わり騒然とする観客達。そして筐体から出てきたシロ達もすずやヒメヒナ達と合流していくのだが、その表情は何処かモヤモヤした様子だった。
「シロさん、クロさん!大丈夫ですか!?」
「う、うん、シロは大丈夫……でも」
「……あいつが、本物のデッドブレイカー、トールか……」
シロ達の視線の先には同じく筐体から出てきた白髪の男。背は高めだが猫背で髪もボサボサ、着ている服も少しヨレヨレの状態でだらしなさを感じる風貌である。そんなデッドブレイカーにシロは近づいて頭を下げていく。
「あ、あの!さっきは助けてくれてありがとうございます……」
「?……あぁ、さっきの奴か。あの程度の野郎に意気揚々と突っ込んであっさり返り討ちにあったマヌケは」
―ピキッ……!―
「…………ふーん?君はシロの事そんなふうに思ってたんだ〜?」
「ちょ、ちょっとシロちゃん落ち着いて!?」
「気持ちは分かるけどこんな公の場でそんな斧取り出さないで!?」
デッドブレイカーに小馬鹿にされたシロがキレて神羅の力で斧を取り出し斬りかかろうとするがすずやヒメヒナ達から抑えられてしまう。そんなシロに対しデッドブレイカーは特に怖がりもせず、代わりにシロとクロの持っていたリンカーネーションとマグナムフォックスをじっと見ていた。
「…………それ、お前等が作ったガンプラか?」
「え?い、いや、これは私達の知り合いから受け取ったガンプラだ。それがどうしたんだ?」
「いや…………ならそれ作った奴に言っとけ。白いのは右肩の塗装と左足の合わせ目消しが甘い。黒いのは全体的に塗装のムラが目立つってな」
『…………え?』
デッドブレイカーに指摘されシロは斧をしまってリンカーネーションを見る。すると今までは全く気にしてなかったが確かに右肩の白い塗装部分の塗りが若干甘く下地が浮き出てしまっており、左足の合わせ目部分もよく見るとうっすらと線が出ていた。クロも今まで気にしてなかったがマグナムフォックスの塗装もほんの僅かだが色ムラが出てしまっている。
だが驚くのは其処ではない、これらの事を遠目で見ただけで見抜いたデッドブレイカーの観察力の高さである。 普通の人なら気にならない程度の事も、デッドブレイカーには気づかれる程の視力を有しているのだ。これが三番目にガンダリウムランカーになった男の実力なのか……一同がそう驚愕していると
「シロ、クロ、ヒメ、ヒナ!皆大丈夫か!?」
「え?あ、玲二!」
其処にIS学園に出向いていた筈の玲二が駆けつけてきたのであった。
視点変更
「玲二くん!どうして此処に……!?」
「みしろから連絡があったんだ。クラッシャーがこの店に現れたっていう通報が入ったってな。それで……あいつがそうなのか?」
「う、ううん、あの人はシロちゃん達を助けてくれた本物のデッドブレイカーだよ」
デッドブレイカー!?まさか本物のガンダリウムランカーがこんな所に!?でも東北地方にいる筈のこいつがなんで此処に……?いや、それよりもまずは礼を言わなきゃな。
「君がデッドブレイカーか。クラッシャーの事を止めてくれた事と、シロ達を助けてくれた事に感謝す―パシィッ!―……え?」
「…………調子に乗んなよ、
ッ!?こ、こいつ、どうして俺の名前を……いや、こいつの顔、それに声、何処かで…………ッ!もしかして、こいつは!?
「……お前、もしかして『透』なのか?」
「ハッ!漸く思い出したか?相変わらず女に囲まれて良いご身分みたいで羨ましいなぁ?」
…………なんだ、この嫌な態度は?こいつは、俺に対して明確な敵意を示している。でも一体なんで……?
「……まぁ良いさ、今はテメェと戦うつもりはねぇ。だがGWDWCの決勝の舞台で、俺はテメェを引きずり出してやる。そして……俺がお前より優れている事を証明してやるよ……!」
デッドブレイカーこと透はそう言うと観客の隙間を通ってこの場から去っていった。透、一体何があったんだ……?
「……なぁ玲二、もしかしてデッドブレイカーって玲二の知り合いなのか?」
「あぁ……あいつは『佐々木透』、俺の小学校と中学時代の同級生だ」
「同級生!?しかも佐々木って……!?」
「玲二くんと同じ苗字だなんて……?」
「いや、佐々木自体は別に珍しい苗字ではないからな。それで小中の時は皆からW佐々木ってからかわれてたけど、あの頃のあいつはあんなトゲトゲした感じじゃなかった筈なんだけどな……?」
昔は結構おとなしい奴に見えたんだが、本当にあいつに何があったんだ……?ってそんな事より今はクラッシャーだ!あいつは……あ、いた!
「く、クソォッ!まさか此処に本物のデッドブレイカーが現れるだなんて……だ、だが此処で逃げればまだ「おい、何処行くつもりなんだ?」え……ゲッ!?さ、佐々木玲二ィッ!?な、なんでお前が此処にぃ……?!」
コソコソと逃げようとするクラッシャーを先回りして皆で囲んで逃げられないようにする。さて、こいつは一体何者だろうな?多分何処かであった事ある奴なんだろうが……
「さて、今までコソコソしながら随分と好き勝手してくれたな?いい加減正体を表せッ!」
「なッ!?ちょ、おいやめろおぉッ!?」
―バッ!バッ!―
俺は奴のマスクと帽子とサングラスを取り上げその素顔を露わにさせていく。…………こ、こいつは!?
「くっ、バレてしまったか……デッドブレイカーに成りすましてガンプラバトルをしていたのがまさかこの俺だって事が…………」
『……………………いや誰ッ!?』
クラッシャーの素顔を見て俺達は思わず叫んでしまった。いや本当に誰だこいつ!?おそらく三十代くらいで頭も寂しくなっている痩せ気味の男だったが、そんな奴あんまり記憶にないんだが?!
「へ?誰って、あんた俺の事覚えてないのか……?」
「あ、あぁ、悪いが……あんた、俺とどっかで会った事あったか?」
こいつのこの様子だと俺とどっかで会った事ある筈なのに覚えてないなんて、うーん……ダメだ、思い出せん。
「ん?んー……………………アァーーーーーーッ!思い出した!玲二くん、この人あれだよ!去年のホロライブとにじさんじの総合入社面接の時にいた人だよ!」
総合入社面接?………………………………あぁ!そういややったなそんな事!あの時俺が両社の新入社希望者の最終面接をやっててヒナが俺の補佐で横にいてくれてたっけ。って事はこいつもその時に……あ、そういえば…………
去年の春前頃……
俺はこの春から入社する新入社員となる入社希望者の最終面接を行う為にとあるスタジオを借りて次々と面接を行っていた。ヒナも俺の補佐という形で参加してくれていて何時もと違いスーツに眼鏡とビシッとした格好で入社希望者達の回答内容をメモしてくれていた。だがその面接で最後の一人まできたんだが、そいつがいろいろな意味で頭が痛くなるような奴だったんだ……
「ではこれより最終面接を行います。山下大輔さん、よろしくお願いします」
「はい!よろしくお願いします!」
…………うーん、元気な挨拶をしてくれてるし身だしなみもちゃんと整っている。受け答えも良さそうで此処までは好印象……なんだが
「…………あの、すみませんが山下さん、お年は37歳なんですよね?」
「はい、そうです!」
「…………あのですね、ちょっとお聞きしたいのですが、大学を卒業されてから一度有名企業に就職されてますが、これは何故一年も経たない内に解雇になってしまったのでしょうか?」
「はい!大量の誤発注をして会社に損害を与えてしまったからです!」
誤発注!?会社に損害与える程の誤発注って、一体何発注したんだよ?!
「あ、あの、失礼ですが一体何を誤発注してしまったんでしょうか……?」
ヒナも気になったのか恐る恐る聞いたが、その返答は余計に混乱しそうなものだった。
「はい!ジェット機の部品を発注したつもりが間違えてジェット機本体を百台発注しちゃいました!」
「「いや何してんのあんたッ!?」」
まさかの予想の斜め上どころか上に突き抜けるくらい予想外な誤発注してんじゃねぇか!?てかよく通ったなその発注!?
「そのお陰で社長からお叱りを受けてそのまま解雇されてしまいました!ですが過ぎた事を何時までも悔やんではいられませんので過去の事には囚われず忘れて今を生きようというのが私のモットーです!」
「いや反省しなよ!?そんなの普通に忘れちゃいけないじゃん!?」
あー、ヒナもあまりの衝撃的な出来事に普段の喋り方に戻ってしまってるな……ま、まぁ取り敢えずまだ聞きたい事があるから取り敢えず聞いてみるか……
「え、えっと、それでその後の事についてですが、貴方が会社を解雇されてから現在に至るまでの事が記入されてませんが、この間一体何をされてましたか?」
「はい!自分は解雇されてから今までNot in Education, Employment, or Trainingをしてました!」
…………?なんだ、そのNot in Education, Employment, or Trainingって?
「え、えっと……コホン、その、ノットなんとかというのは具体的にどのような事でしょうか?」
「はい!Not in Education, Employment, or Trainingとは、学校に通わず、働きもせず、職業訓練も受けないという意味です!別の言い方だと自宅警備員とも言われてます!」
「「いやそれニートじゃねぇかッ!?」」
何ちょっと格好つけて言ってんだよこいつ!?しかもよく考えたらNot in Education, Employment, or Trainingって略したらNEET(ニート)じゃねぇか!
「っていうか貴方!今までずっと働いた事もないのにホロライブかにじさんじのスタッフになろうとしてんの!?見た所特殊な資格とかも持ってないし、そんなんでよく入ろうと思ったね!?」
「はい!確かに私は今までNot in Education, Employment, or Trainingを極めそれ以外の事は何もしてきませんでした!」
「「威張って言うなッ!」」
「しかし!私のこのホロライブやにじさんじに対する情熱!熱意!この熱意に関しては誰にも負けるつもりはありません!ホロライブやにじさんじの配信は欠かさず見てますし、見れなかった子のアーカイブも全て追ってます!そしてメンバーシップも全員分入ってました!しかし支援してくれた両親から何故か出てけと言われてしまったのでメンバーシップ代を稼ぐという意味も込めてこうして御社に入社希望を出しました!ですのでどうかよろしくお願い致します!」
「「出来るかぁッ!!」」
そんな親のスネかじってまでメンバーシップに入るな!そして親御さんも面倒見きれなくて見捨ててるじゃねぇか!?少しは親御さんを労れよ!というか全員分ってありえねぇだろ!?月額幾らになるんだよ?!
そうして結局付き合いきれなくなった俺達は警備員を呼んでこの山下という男を摘み出したのだった。全く、なんでこんな奴が最終面接まで残ったんだよ……?
「………そういやいたな、そんな奴。けどそんなお前がどうしてこんな馬鹿な真似をしたんだ?」
「…………悔しかったんです」
『…………はい?』
「悔しかったんです!俺は本当にホロライブやにじさんじにかける情熱や熱意は誰にも負けないつもりだった!しかし!あの時面接した者で他の皆は受かってホロライブやにじさんじのスタッフになったというのに俺だけは不採用!そんなの不公平だ!だから俺は決めたんだ!グレてやるって!!」
『いや子供かッ!?』
なんだそのしょーもない理由は!?恨みを晴らすとかガンプラウォーズの評判を落とすとかじゃなくグレる!?思春期の子供かよ?!
「じ、じゃあ貴方がデッドブレイカーを名乗ってたのって……?」
「え?普通にネットで情報見て格好良いと思ったから真似してただけだけど?」
「…………え、それだけ?」
「それだけ」
…………
……………………
………………………………
『んなくだらない事で人の大事なガンプラ壊すなッ!!』
「ヒイィィィッ!?だ、だってデッドブレイカーってガンプラを完膚なきまでに壊すっていうからそういう悪役チックな感じだと思ったんですよぉ〜!」
なぁにが悪役チックだ!こいつそんなくだらない理由でこんな馬鹿げた事してたのか!?はあぁもう情けない………もう良いや。
「……取り敢えずお前がした事はかなり悪質な行為だ。よってお前にはこれからとある国で一年間暮らしてもらう。それがお前に対する罰だ」
「え!?玲二何言ってんの!?今までいろんな人のガンプラを壊したこいつを一年間しか拘束しないだなんて……!」
「落ち着けシロ、これはGWDWC委員会で決定した事だ。それじゃあ山下、その国で一年間しっかり反省しろよ?」
「う……は、はい……」
そう言って俺は山下の腕に転送装置を着けさせそのまま指定された場所へと山下を転送させた。まぁ今までやらかしてきた奴等に比べて聞き分け良くて素直に罰を受け入れてくれたからこれで一件落着―バアァンッ!―……ではないか。
「何処だクラッシャー!?よくもうちらのシマを荒らしてくれたな!この落とし前はきっちり付けさせてもらうぞッ!」
「うぇ!?な、何なのいきなり?!」
「え!?あれって、『ねる』ちゃん!?なんでねるちゃんが此処に?!」
あー、どうやらこいつ等もクラッシャーの情報を聞きつけてやって来たみたいだな?俺は入口を蹴破って入ってきた兎族の獣人『因幡はねる』とその部下である因幡組構成員達に近づき事情を説明する事にした。
「おう因幡、久しぶりだな」
「あ、佐々木さん!佐々木さん達も此処に来てたんですね?!それでクラッシャーは何処に行ったんですか!?あの野郎うちらのシマを散々荒らしてくれたんでその落とし前をきっちり付けさせてやらないと!」
「あーそれなんだが、ついさっきそいつ捕まえてもう然るべき場所へと送ったよ」
「え!?そ、そんなぁーーーッ!?なんで勝手にそんな事したんですか佐々木さん!?」
「いやこれはGWDWC委員会と警察組織であるGCPD*1で決めた事だからな。やり返したい気持ちは分かるが、其処は割り切ってくれないか?」
「うぅ~…………!」
そんなに唸るな、こればっかりは本当に決まった事だから仕方がないんだよ。
「…………なぁ玲二、やっぱり甘くないか?あれだけ多くの被害を出した奴をたった一年間しか拘束しないなんて……」
「あぁ、それに関しては大丈夫だ。その一年間で、あいつは間違いなく地獄を見る事になるんだから」
「え?地獄を見るって……れ、玲二くん?あの人一体何処に送ったの……?」
「…………天界一ある意味ヤバい国」
『……………………あ』
どうやら皆も分かったのか顔が青ざめているな。まぁ無理もない、あの国は俺も本当に必要な用がない限りは絶対に行きたくないからな。奴には其処でしっかりと反省してもらうとしよう。
こうしてクラッシャーによる偽ガンダリウムランカー事件は幕を閉じた。被害者達のガンプラに関しては俺とおかゆとあくあでそれぞれ修復作業を行い見事に完全再生をし皆から喜んでもらえた。さて、クラッシャーこと山下にはこれからしっかりとあの国で反省してもらわないとな。
その頃、天界のとある国の海辺の砂浜では山下が何かに追いかけられていた。まるで麗らかな女性のような人達に追いかけられてる山下だったが、その表情はまるで化け物を見てしまったかのような様子であった。
「キャー♡」
「待ってぇ〜♡」
「ハァ、ハァ、ハァ……!」
呼び止められても山下は足を止めなかった。足を止めたら終わる……そんな恐怖から逃げるかのように限界を超えた全速力で逃げ回っていく。そんな山下がやって来た国の名は…………
『ようこそ!カマバッカ王国へ!!』
「ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーッ!!!」
迫りくる
はい、という事でデッドブレイカーが無事に成敗!な回でした!そしてクラッシャーに関してはまぁ、もう出てくる事はないでしょう(^o^;)
次回は久しぶりに玲二の視点からお送りします。玲二に忍び寄る新たな存在が……?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!