ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

265 / 359
デストロイゲットォーーーッ!だけどデケェーーーッ!?MGサザビーVer.Ka並みの箱のデカさ、持って帰るの大変でした。しかも作る時間もなかなかない……(T_T)

今回はEN組よりあの二人が登場!リアルでも来日が決まった二人ですが、はたしてどんなドタバタを繰り広げられるのか?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!



EP20『愛しのご主人』

三月上旬、季節的には春に差し掛かった今日此の頃、俺は今もЯについていろいろと調べていた。だが……

 

「…………あれから驚く程に何も起こっていない。Яの被害にあった人達は今は普通に回復して日常に戻っているが、それ以降何の反応も示さないでいる……奴等は一体何を考えているんだ?」

 

奴等は前に言っていた、目的なんてモノはないって。奴等にとって破壊こそ自分達の遊び、それ以外の理由なんて本当にないんだろう。なのにそんな奴等が何故あれ以来何もしてこない?

 

「…………何か行動に移せない理由があるのか?それとも、何かの準備をしているとかか……何れにせよ警戒するに越した事はない。皆にも引き続き奴等の動向を探ってもらわないとな」

 

取り敢えず今は警戒する以外は特に何も出来ないな。一応他の神羅族の為のガンプラは用意したし、GCPDの皆にも全部ではないが事情を話して協力してもらう事は出来たから一先ずは様子見といくか。

 

―コンコンッ―

 

「ブレイン、ちょっと良いでしょうか?」

 

「ん?リシェッタか、開いてるから入って良いぞ」

 

―ウィーンッ―

 

「失礼します、ブレイン。本日到着予定のEN組がたった今神羅城に到着しました」

 

「ほらダーリン、皆待ってるんだから早く行きましょ♪」

 

扉が開きリシェッタとはあとがEN組が到着した事を報告してくれる。そういや今日だったか、一部のEN組が移住するのは。

 

「そっか、有り難うなリシェッタ、はあと。それにしても二人とも、またイメチェンしたのか?」

 

「えぇ、ブレインが完全な神羅族になったお陰で眷属である私も自由に力を使えますからね。30MSのオプションパーツは幅広く使えてお洒落に便利です♪」

 

「良いわよね〜そのイメチェンの仕方。でもダーリン、はあちゃまのポニテも可愛いでしょ〜♪」

 

そう言ってリシェッタは茶髪のロングヘアーを手で靡かせはあとはくるっと回ってポニーテールにした後ろ髪をみせる。はあとは簡単なイメチェンだが、リシェッタの場合は以前と違い無限とも言える力を俺から常に受けているお陰でほぼほぼ人間サイズになり、更には自分の意志でヘアースタイルやボディを替える事が出来るようになっている。改めて聞くと随分便利な能力だよな?

 

「そっか、それは良かったな。それじゃあ早速新しく来たEN組に会いに行くとするか」

 

「はい、では早速参りましょう」

 

「ほらダーリン、急がないと新しい娘達が待ちくたびれちゃうわよ♪」

 

そう言いながらリシェッタとはあとはそれぞれ俺の腕に抱きつき肩に寄り掛かってくる。幾ら妻と眷属とはいえやり過ぎるとフブキに怒られるから程々にしてほしいんだがな……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから十数分後のリビングにて……

 

「それじゃあ皆!この人がホロライブ日本支部支部長でぐら達の婚約者、レイジだぞ!」

 

『おぉ〜……!』

 

「いや婚約者とかの説明はいらんだろ?」

 

リビングに到着すると其処にはEN組を迎える為に一時戻ってきたぐらとキアラとカリオペ、そして今回ENからこのホロライトシティに移住を決めた四人の姿があった。成る程、やっぱりまだ全員は来ないみたいだな?

 

「えっと、直接会うのははじめましてですね佐々木支部長。改めて、天使と悪魔のハーフのIRyS(アイリス)です♪」

 

「あぁ、久しぶりだなアイリス。リモートでは何度も話した事はあるが、よろしくな」

 

まずは天使と悪魔のハーフという割と珍しい混合種のIRyS(以降はアイリス)だ。彼女は何度か日本支部にやって来た事はあったがその時はタイミングが合わず会えなかったんだよな。

 

「次はワタシね。はじめまして支部長さん、クロにちは〜♪完全無欠、またの名を『オーロ・クロニー』でーす♪ハコスがお世話になってるみたいですが、ワタシの事もよろしくお願いしまーす♪」

 

「あぁ、けどハコスは俺じゃなくて拓哉が面倒見てやってるけどな」

 

次は時を司る監視者『オーロ・クロニー』だ。こいつは拓哉の嫁の一人である『ハコス・ベールズ』と同期であり、所謂EN2期生に当たるメンバーだ。2期生はハコスが先にこの街にやって来たけどそのまま拓哉と交際して嫁いだもんだから他のメンバーもかなりびっくりしたらしいな……さて、残るは二人か。

 

「「〜♡」」

 

…………な、なんだこの二人?なんで俺を見ながら顔を赤らめて尻尾振ってるんだ?確かこいつ等は自称『魔界乃番犬』の『フワワ・アビスガード』と『モココ・アビスガード』だよな?俺、こいつ等と初対面の筈だよな?

 

「あ、あの、二人も自己紹介してもらってもいい「「BAUBA〜U!ご主人〜♡」」ってうぉッ!?」

 

なッ!?なんだいきなり?!なんかアビスガード達がいきなり抱きついてきたんだが!?それにご主人!?誰が?!俺が!?

 

「やっと会えたねご主人♡フワワ、ずっとご主人に会うために頑張ったよ!褒めて褒めて〜♪」

 

「モココも!ご主人に会うために人の姿手に入れたんだ〜♪」

 

「ちょ、ちょっと待て!?いきなりご主人ってなんの事だ?!俺とお前達は今日が初対面だろ?!」

 

「「……………………え?」」

 

……え?な、なんだ?いきなりアビスガード達が真顔になって振ってた尻尾もピタッと止まった。ほ、本当になんなんだ?

 

「……ご主人、それ本気で言ってるの?本当にモココの事忘れたの?あんなにいっぱいモココの身体触ってくれたのに?」

 

「ご主人、フワワの事忘れちゃった?フワワはご主人の事一度も忘れた事なかったのに……?」

 

「い、いや忘れるも何も俺が君達と会うのはこれが最初……ってか身体触ったってどういう事だよ?!」

 

「……レイジ、ぐら達の知らないとこでそんな事してたんだ?」

 

「だ、ダーリン、はあちゃまという最愛の嫁がいるのに他の娘にそんな事してたなんて……!?」

 

「ブレイン、最低です」

 

ウッ!?ぐ、ぐらとはあととリシェッタからの冷たい視線が痛い……アイリスとクロニーもオロオロしちゃってるしどうすんだよこれ……ってキアラ、カリオペ、なんでちょっと笑いを堪えてんだ?

 

「……おい二人とも、なんでそんなクスクス笑いを堪えてんだよ?」

 

「クッククク……ご、ごめんなさいレイジ、まぁ貴方が覚えてなくてもしょうがないわよね?」

 

「そうね、あの時とはこの子達の姿変わっちゃってるモノね。それだとこの子達の事を気づかないのも無理ないわ」

 

「姿が変わってる?一体どういう………………あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キアラとカリオペに言われて俺はある事を思い出した。それは俺がまだスタッフリーダーをしていてEN支部に出張に行った時の事だ。その二日目、天気は生憎の大雨で急いで仕事場に向かう途中、ふと見た路地裏で段ボールの中で震える二匹の子犬を見つけたんだ。俺はそいつ等が可哀想でそのまま仕事場に連れてって面倒見てあげたんだ。

 

最初こそ怯えたり警戒されたりしたが、その後すぐに警戒心を解いてくれてめっちゃ懐いてくれた二匹を俺は出張中は面倒見る事にした。それにEN組もこの子達を気に入ってくれて事務所で飼ってくれると言ってくれたし、取り敢えずはこの子達はもう安心だな。そう思ってたんだが予定よりも帰国する日が早くなりそのまま帰国しようとするが、子犬達が俺と離れたくないのかずっとズボンに噛みついて離れようとしてくれなかった。

 

だが流石に帰らないといけない為に俺は二匹を抱き寄せ頭を撫でて落ち着かせ、最後に一言声を掛けてやった。

 

「大丈夫、またすぐに会えるから。その時は俺の故郷でいっぱい遊ぼうな」

 

そう言ってやると二匹は理解してくれたのか悲しそうな鳴き声を上げるも俺から離れてくれた。こうして俺は二匹に約束して日本に帰国したのだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……お前等、まさかあの時の子犬達なのか?」

 

「ッ!ご主人、思い出してくれたの!?」

 

「BAUBAU!ご主人思い出してくれた〜♪」

 

「い、いやまぁ……っていうかなんで二人とも人型になってんだよ!?お前等まさか獣人だったのか?!」

 

獣人族の中では一部だけだが人型と獣型に変化する事が出来る者がいるのは知ってる。現に龍人族だがココがドラゴンに変身出来るからな。だが変化ったって長時間は出来ないし、何よりあの頃の二匹は雨に濡れて弱ってたからそういう時は変化出来ない筈だろ!?どういう事なんだ一体!?

 

「ううん、フワ達獣人族じゃないよ。でもこより先輩がくれた薬のお陰でフワ達獣人族になれたの!」

 

「だからモコ達ご主人に会いに来たの!」

 

「こよりがくれた薬……?!あいつ何また変なモン作ってんだよ!?」

 

そういやあいつ自分の神羅の血を採取していろんな薬作ってたな!?もしやその時作った奴をEN組に渡したのか?!何考えてんだあのバカコヨーテッ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へっくち!」

 

「あれ、こよちゃん風邪引いちゃったの?」

 

「ほら、雪解けしてきたとはいえまだ寒いんだからちゃんと温かい格好しないと」

 

「ズズッ……うーん、でも神羅族になってから風邪とかも引かなくなったのになぁ……?」

 

「あ、もしかして誰かこよりの噂してたりすんじゃない?」

 

「そうなのかなぁ?あ、もしかして玲二君だったりして〜♪」

 

『ぱっぱ〜♪』

 

その頃、玲二の怒りを察知したのかくしゃみをするこより。呑気に子供達とはしゃいでいるが、この後帰宅した際に玲二からこっぴどく叱られるのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「BAUBAU〜♪ご主人〜♡」」

 

「………どうしたもんかなぁこれ?」

 

あれから三十分程経ったがアビスガード達の二人はずっと俺に引っ付いて離れようとしない。ずっと俺の胸元に頬を擦り付けてくるし千切れるんじゃないかって程に尻尾振ってるし。はあとやリシェッタにアイコンタクト送っても苦笑いされるだけだし、本当に勘弁してくれよ………

 

「うぅ~……おいお前等!いい加減レイジから離れろよッ!」

 

「「?なんで?」」

 

「なんでじゃない!レイジはぐらの婚約者だ!お前等なんかに大切なレイジは絶対に渡さないんだからなぁーーーッ!!」

 

「いやそれ言ったらはあちゃまはダーリンの奥さんなんだけど?」

 

「私もブレインの眷属ですし」

 

いやややこしくなるから張り合うな。しかもぐらの婚約者という言葉にアビスガード達がムッと顔を顰めてぐらを睨み返す。

 

「そんなの関係ないもん!ご主人はフワワ達の番になるんだもん!」

 

「そうだよ!モココ、ご主人と番になって可愛い赤ちゃん沢山産むもん!」

 

「お、おいお前等そんなに引っ付くなって!?」

 

てか番って、お前等まで俺に迫ってくるのかよ!?最近莉々華とらでんとも籍を入れたがそん時フブキに

 

「ホント、この人は何処まで嫁作る気なんですかね〜?(怒)」

 

って小言言われたばっかなのに!?本当に今更だがなんで皆俺に執拗に迫ってくるんだよ?!

 

 

 

※此処で彼の周りにいる知人達から何故玲二がモテるのかを聞いてみた。

 

 

社築の場合

 

「玲二がモテる理由?まぁあいつは昔から筋が通ってない事は嫌う奴だからな。どんな事でもまっすぐに取り組むその姿勢が皆を引き寄せてるんだと思うぞ。それにトップマネージャーをやってもらってから改めて感じたけど気遣いがもの凄く出来てんだよ。毎回差し入れしてくれる時皆の分纏めてじゃなくてそれぞれの好きな物を個別に用意してくれるしな」

 

剣持刀也の場合

 

「レイ兄さんは逆にモテようなんてこれっぽっちも思ってないからモテるんじゃない?ほら、変にモテようなんて考える奴って大体空回りして失敗ばっかしてるし。レイ兄さんの場合はあくまで自分がそうしたいからそうしてるってだけだろうし、そんなレイ兄さんに皆惚れてんじゃないかな?」

 

中川圭一の場合

 

「彼は何度か中川グループの会合や派出所で会ってるけど、とても真面目で一度決めた事は何があっても成功させるという意気込みを感じるよ。しかも一人でなんとかしようとは思わず必要があれば周りの手助けをお願いしたりして、決して独りよがりじゃなく皆で良いものを作ろうとしているんだ。此処だけの話ですが彼、うちの署内でもかなり人気があるんですよ」

 

飛鳥新の場合

 

「やっぱり何時も真剣に物事を取り組んでいる姿勢の反面、時々子供っぽい感じがするのが理由じゃないですか?あの人意外にも負けず嫌いらしいですし、勝負に勝った時は子供のようにはしゃぐってフブキさんが楽しそうに言ってましたしね。多分モテる男ってそういう人を言うんじゃ………なんで俺の顔じっと見てるんですか?」

 

ましろ爻の場合

 

「やっぱりあの大きくて太くて立派なおち―以下、不適切な発言が続いたので省略します―

 

 

 

…………なんか今変なインタビューが流れた気がするが?ま、まぁそんなのは良いとして、本当にこの状況をどうにかしないとな……

 

「ブレイン、もうこのままだと埒が明かないので例の如く何かで勝負を決めたら良いんじゃないですか?」

 

「おぉ、それだ!よーしお前等!今からぐらと勝負してぐらが勝ったら潔くレイジの事を諦めろ!もしぐらに勝てたらレイジとの交際を()()()()()!」

 

「ッ!それホント!?」

 

「アァ、ぐらハウソツカナイ」

 

「よっしゃー!なら早速やろうよ勝負!」

 

…………おいぐら、お前完全に悪い顔してるぞ?しかも今の勝負の条件、仮にぐらが負けたとしてもあくまで考えるだけだから意味なくねぇか?って最初からそれが狙いか……もしかして、どっちにしろ俺との交際を認めさせないという俺への気遣いのつもりなのか?

 

「それじゃあ早速勝負事を決めよう!内容はぐらが決めるから待ってろよ!」

 

「BAUBAU!絶対に負けないから!」

 

「勝ってモココ達はご主人の番になってやる!」

 

そして何時もの如く俺の意志を無視して話が進められていく。はぁ、なんで何時もこうなるんだろうか……?

 

「まぁ元気出してダーリン、例えどんな結果になってもはあちゃま達はダーリンの決断についてくから♪」

 

「えぇ、ブレインが決めた事なら私達はそれに従いますから」

 

「……二人とも、すまないな」

 

そんなはあととリシェッタはどんな結果だろうと俺に従ってくれると言ってくれた。本当、俺には勿体ないくらいに良い娘達だよ。

 

「まさか日本に来てこんな恋愛模様を見る事になるなんて……」

 

「噂には聞いてたけど、流石ササキ日本支部長だね……」

 

「えぇ、なんたって私達が惚れた男だからね♪」

 

「普段はなかなか面と向かって言えないけど、私達もぐらと同じくらい彼の事が大切だもの。こんな死神の私ですら受け入れてくれるんだから♪」

 

そんなやり取りを見ていた他のEN組も玲二の恋愛模様にそれぞれ感想を述べていく。こうして決まったぐら対フワモコの対決、はたして勝つのはどっちだ?

 

 

続く………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

[ギギッモウスグウマレル]

 

[アラタナチカラ、シンラノチカラノタイコウサク]

 

[メザメル、ウマレル]

 

とある廃屋の地下、其処はかつて大友がこの世界にいた時に使用していた別荘だったが、世界が変わった際に唯の廃屋となり誰も寄り付かずにいた。しかし、そんな地下室の天井に()()()()がぶら下がっており、少し経つとそのうちの二つに亀裂が入り……

 

―パキッピキピキッ……―

 

―ズルゥ……ドチャッ!―

 

その中から二人の女性が裸の状態で現れ床に落とされた。繭から産まれた二人は少し経つと目が覚め、虚ろな瞳のまま目の前の黒い靄をじっと見つめていた。

 

[ギギッオハヨウ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプラス、ルイ]

 

 

 

 

神羅file05

Яは常に学習し成長する。但し、その行動思考はあくまで破壊である




はい、という事でフワモコ登場!そして一緒にアイリスとクロニーも登場です(^o^)
次回はフワモコとぐらが対決!ぐらはフワモコをレイジと結ばせまいと自分に有利なバトルを仕掛ける……が、フワモコのまさかな戦い方に戦況は一変し……!?

次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。