ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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活動報告にも書きましたが、ホロライブスタッフの友人Aさんが今月を持ちまして退職すると発表がありました。七年間、本当にお疲れ様でした。この小説でもホロライブを退職しますが引き続き登場させていくのでよろしくお願いします。

さて今回は男ホロメンがホロプラへ!はたしてどんな出会いが待ってるのか?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP40『男ホロメンVSセレ女 前編』

「おぉーーーッ!此処がこっちのホロライブのスタジオかぁ〜!」

 

「凄い、これが27億もかけたスタジオ……僕達の借りてるスタジオとは全然違い過ぎる……」

 

「ボク達のスタジオなんて公民館みたいな所だしね〜……」

 

「くぅ~!オレもこんな場所で思いっきり歌ってみたいぜ!」

 

神羅族のボタンの世界から戻ってきた翌日。俺は異世界から来た男体化したそら達を俺達の事務所に案内していた。それにしてもこいつ等、ただ男体化しただけじゃなくて人気も逆転してしまってるとはな……

 

「そんで、こいつ等がこの世界の俺達って事か?なーんかポンコツみてぇな面してんな?」

 

「ハアァーーー!?オメー、みこはエリートだぞぉーーー!オメーの方こそポンコツみて―な顔してんじゃねーか!」

 

「んだとテメェーーー!?」

 

「あらら、みこち同士が喧嘩しちゃってるよ」

 

「これがホントの同族嫌悪か」

 

スタジオの真ん中ではみことみことがお互いのほっぺを引っ張りながらいがみ合っている。それをロボ子とロボ斗が他人事のように傍観している。

 

「へぇ、君がこの世界の僕なんだね?」

 

「うん、よろしくねアズくん♪あ、そうだ。折角だから一緒にステージで歌ってみない?」

 

「え、良いの!?是非お願いします!」

 

ステージの上ではアズキとアズが一緒にデュエットで歌っている。にしても流石は異世界のアズキだな。その歌唱力はかなり綺麗だ。これで売れてないのが惜しいな……

 

「ふーん、お前がこの世界のオレか……なんて言うか、随分痩せ過ぎじゃね?胸とかも全然ねーし」

 

あ?オメェよっぽど○にてぇみてぇだな?

 

「いや怖ぇよ!?あとどっから出したその斧?!」

 

端の方ではメテオに煽られたすいがキレて斧を取り出しメテオの喉元に刃を当てている。いや流石にやり過ぎだろ?言われてムカついたのは分かるが限度があるぞ?

 

「えっと、君がこの世界の僕……なんだよね?」

 

「うん、よろしくね♪えーと……なんて呼んだら良いんだろ?他の皆と違って私達名前全く一緒だし」

 

「あ、そうだよね。ん〜……それじゃあ僕がときので君がそらちゃんでどうかな?」

 

「うーん……まぁそうしかないもんね。それじゃあよろしくねときのくん♪」

 

「うん、こちらこそ♪」

 

そして俺の目の前ではそらとそら……男の方はときのと呼ぼう。ときのが互いに他愛のない話をしている。こうして見ると性別が違うだけで本当に同じそらだな。

 

「……それにしても、どうしてときのくんってあんまり人気がないんだろ?私達から見ても歌のクオリティも高いしパフォーマンスも申し分ないのになぁ?」

 

「う……!?ダイレクトに言われるとちょっとクるね……」

 

「あ、ご、ごめん!そんなつもりで言ったんじゃなくて……!?」

 

「いやまあ悪気はないとはいえ確かにかなりキツい一言だな……けどそれについては大体はもう予測ついている」

 

「え、そうなのマスター?」

 

あぁ、さっきときの達の世界を見に行ってみたが、これについてはどちらかというとときの達が悪いのではなくときの達の世界の事情が大きく関わってしまっているようだ。

 

「ときの達の世界では新生アイドル……というより普通のアイドルですら人気が廃れてしまっているようだ。アイドルとしての人気がイマイチになってしまっているから其処に無名の事務所が参戦しても花が開く事が出来ない、つまり地盤自体が出来上がってない状態だからこいつ等のポテンシャルが活かしきれてないんだ」

 

「そっか、すいちゃん達の世界じゃアイさんが新生アイドルとしての道を切り開いてくれたけど、そっちの世界じゃそれが上手くいかなかったんだ」

 

「アズキもさっき調べてみたけど、向こうの世界じゃアイちゃん本人もいなければそれに代わるような人材もいなかったみたいだね」

 

そう、アイドルというコンテンツが廃れてしまっている中でそんなアイドルの真似事をする新生アイドルが流行るワケがない。ましてやその新生アイドルの道を切り開いてくれたと言っても過言ではないキズナアイの存在すらない為、その地盤すら出来上がってない状態では幾ら頑張っても上手くいく確率は低くなってしまっているのだ。

 

「地盤が出来てない上に金銭的な余裕もないそっちのホロライブじゃ、幾らアイドルとしての資質は良くても泣かず飛ばすなのは当然なんだよな……」

 

「そ、そんなぁ〜……!?」

 

「それじゃあ俺達、このままやってても売れる事はねぇのか……?」

 

売れない理由が自分達ではなく世間的な事の所為だと知りショックを受けるときの達。まぁ自分が悪いなら改善していけば良いが世間的となると改善するにはかなりの時間と関心を得なきゃ難しいしな。うーん………仕方ない、()()をやるか。

 

「?玲二、一体何すんの?」

 

「まぁ見てなって……フンッ!」

 

―キュイィィィィンッ!―

 

『え!?』

 

俺は目の前に手を翳し力を解き放つ。すると辺りに光が包まれていき、その光が止むと其処には()()()()()()()()()が立っていた。

 

「え……えぇぇぇぇぇぇぇぇッ!?」

 

「れ、玲二くん、この女の人って一体……!?」

 

「ん?あぁ、こいつは()だ。どうだ、結構上手く出来てるだろ?」

 

『…………ハアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーッ!?』

 

うん、予想通りの反応有り難う。目の前にいるこいつは正確には俺の力によって生み出したもう一人の俺だ。俺の遺伝子と俺が今まで培ってきた仕事のノウハウを全てこいつにも与えているからすぐに仕事が出来るようになっている。因みに女にしたのはときの達の世界に合わせてみたという理由だけだ。

 

「よぉ、俺。調子はどうだ?」

 

「…………まぁ良いんじゃないかしら?なんだか自分から生み出されたと思うと変な気分だけど」

 

「そりゃそうだな。それで、お前にはこいつ等の世界に行ってその世界のホロライブを支えてやってくれ。真魔神の力は抜いているが戸籍とかは準備してるし、それ以外の事は自由にしていいから」

 

「……成る程、要はその世界の住人として生きていけって事ね?まぁ良いわ、けどやるからには徹底的にこの子達をトップに導いていくから」

 

ん、頼もしい限りだ。ちょっと自画自賛になってしまうが仕事に関してはこいつに任せておけば大丈夫だろう。

 

「それじゃあ取り敢えず軽く自己紹介だけしておくわね。佐々木玲華よ、これから長い付き合いになると思うけど、よろしくお願いするわ」

 

「は、はい!よろしくお願いします!///(うわぁ~、すっごい綺麗な人だなぁ///)」

 

「よ、よよよよろしくお願いします!///(な、なんだろう?ボクのメイン回路がオーバーヒートしそうになってるよ〜!?///)」

 

「えと、えっと、ふ、不束者ですがよろしくお願いします!///(び、美人過ぎて直視出来ないよぉ〜!///)」

 

「お、おう、よろしく……///(か、可愛い!今まで出会ったハニー達と比べるまでもなく美しい!///)」

 

「おー!よろしくだぜ!(なんかおかーたんみたいな人だな〜)」

 

もう一人の俺、玲華に対しときの達は照れながら挨拶している。まぁいきなり初対面でこれからよろしくなんて言われても戸惑うか。

 

「こ、これが女体化した玲二君の姿……///」

 

「アズキ達なんか比べ物にならないくらい美人……///」

 

「それにスタイルも良いし胸も大きい……多分会長くらいあるんじゃない?」

 

「ねぇ、なんで玲二くんといい大和くんといい女体化したら胸でっかくなんのさ?すいちゃんも一回男になってから女になれば大っきくなるの?」

 

「止めとけって星街、どーせ0に何掛けても0なんだから」

 

「おー、そっかみこち〜♪それが遺言で良いんだな?

 

そら達も玲華を見てなんだか顔真っ赤にして見てるし。その横では斧で襲い掛かるすいにみこが白刃取りで耐えている。まぁ斬られた所で俺等は死ぬ事はないんだけどな?

 

「それじゃあ私は先に行って仕事の準備やら何やらしたいから連れてってくれるかしら?」

 

「あぁ、すぐに送ってやる。向こうのホロライブの事、頼んだぞ、俺」

 

「えぇ、任されたわ、私」

 

俺と玲華はグータッチをして後の事を託し、玲華を向こうの世界に転移させた。これで向こうの世界が変わる事を願うとするか。

 

「さて、向こうの事はもう一人の俺に任せておこう。お前達はもう少しこっちの世界にいるんだろ?」

 

「は、はい!こっちだとなんだか面白そうなゲームがあるって聞いたのでそれをやってみたいなって」

 

「あー、そういえば言ってたな?確かガンプラを使ったゲームなんだろ?アズもガンプラ好きだもんな」

 

「う、うん。でもあくまで趣味で作ってるだけだけどね」

 

へぇ、そっちじゃアズが趣味でガンプラやってんのか。それじゃあそんなアズの為にも思いっきり楽しんでもらわないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後、ホロプラ……

 

「という事でホロプラに到着したぞ」

 

「うわぁ、凄く大きいお店だね……」

 

「確かこっちのルシファアが店長やってんだよな?」

 

「ルシファア?……あー、るしあの事か」

 

そういやメテオといい向こうのホロメンは一部名前が違うみたいだな?ある者はこっちが昔企画でやったホロライブホストでの名前と同じだし、中にはアズやロボ斗みたいに名前が男寄りになっている奴もいるし、世界が変わるだけでいろんな変化があるから本当に面白いな。

 

「それじゃあ玲二君、皆とは私達が一緒に遊べば良いのかな?」

 

「ん〜……本当はそうしようと思ってたんだが今日は思ったより混んでるな?おそらくもうすぐ二次予選が終わるからその追い込みに皆必死なんだろうけど」

 

そら達は既に予選通過間違いなしのラインまで行ったからこっちに戻ってきてるけど、中にはまだ最後まで頑張ってる奴もいるからな。此処にいる奴等もおそらくそういう奴等だろうな?流石にそういう奴等を邪魔はしたくないし、どうしたもんか……

 

「あぁーーーッ!?玲二さんも来てたんだぁ〜♪」

 

「ん?ってなんだ、『チグサ』じゃないか」

 

そんな時、俺達の元に青髪の女の子が笑顔で駆け寄り抱き着いてきた。

 

「おー、チグちゃんもホロプラに来てたんだね?」

 

「うん、今日はセレ女の皆と一緒にガンプラ買いに来たんだ〜♪……って玲二さん、そっちの人達は誰なの?」

 

「あぁ、異世界から来た男体化したそら達だ。ちょっとしたきっかけで知り合って、こっちの世界を観光させているんだ」

 

「へぇ~、男になったそらさん達なんだ〜?はじめましてー!にじさんじのにー!笑顔のにー!新妻のにー!西園のにー!西園チグサでーす♪」

 

『は、はぁ……?』

 

ときの達は突然現れた女の子、『西園チグサ』の元気な挨拶に押され唖然としている。この娘はにじさんじに所属していて由緒ある名門校の世怜音女学院、通称セレ女に通う高校生だ。この間までは婚約者の一人だったが結婚出来る年齢になったのでそのまま籍を入れた。

 

「それにしてもチグサが此処にいるのは珍しいな?お前確か作る専とまではいかないが殆どガンプラ制作がメインだろ?」

 

「うん、今日も面白いガンプラないかなーって思って皆と一緒に探しに来たんだよね」

 

「皆?もしかして他にも誰か来て「お兄様ぁ〜ッ!」って……!?」

 

―ドオォーーーンッ!―

 

俺が言い切る前に突然ピンク色の髪の女の子が俺に向かって突っ込んできた。こ、こいついきなり突進してきやがって……!?

 

「はぁ~!久々のお兄様の匂いですぅ〜!」

 

「お、おい『サンゴ』!他のお客さんもいるんだから突っ込んでくんな!?」

 

「そんなのンゴには関係ないですよ~♪……あれ?お兄様、この人達は誰なんですか?」

 

「話を逸らすな!ったく……こいつ等は異世界から来た男になってる世界線のそら達だ。ワケあって今はこっちに遊びに来てるんだ」

 

「へぇ~そうなんですね?皆様はじめまして〜世怜音女学院中等部一年生演劇同好会所属にじさんじも所属玲二お兄様の婚約者周央サンゴでーす♪」

 

「お、おぅ……?」

 

「め、めちゃくちゃ饒舌ですねこの子……?」

 

俺に突っ込んで来たピンク色の髪の少女『周央サンゴ』は俺から離れときの達に挨拶をする。この娘はチグサと同じくセレ女の学生であり最初こそその見た目通りのおっとりとした雰囲気でデビューしたのだが、実際は好きな事に対してはアグレッシブになりかなりの饒舌になる娘だ。そんなサンゴの挨拶にときの達も圧されてちょっと引いてるしな。

 

「そんで、ンゴちゃんもガンプラ探しに来たんか?」

 

「はい、前に出ていたハローキティとのコラボガンプラが再入荷したって聞いたので買いに来ました〜♪」

 

「そういえばンゴちゃんってサンリオ大好きだもんね〜」

 

確かにこいつ今までガンプラとか作る時もサンリオキャラをモチーフにして作ったりするもんな。毎回改造プランとか相談されるが、俺はどうもその手の改造は苦手なんだよな……

 

「そういやサンゴもいるって事は他のセレ女の皆もいるのか?」

 

「ん〜……今ひすぴが次作るガンプラ探しに行ってるね。あーこは自分の家の都合で、コハックは仕事があるから今日は来てないけど」

 

成る程、『ヒスイ』も一緒に来てるのか。『アカネ』と『コハク』はいないみたいだが、あの二人は割と忙しいしな。特にアカネなんてにじさんじ辞めてから実家の家業を継ぐために学業に専念してるから相当大変そうだからこればっかりは仕方がないな。

 

「あ、そうだ!チグ達これからガンプラ作るところだったから、折角ならそっちのそらさん達も一緒にガンプラ作んない?」

 

「え、僕達も?」

 

「おー面白そうだぜ!俺もアズがいっつもプラモ作ってるからちょっとやってみたかったんだよな♪」

 

「僕も、こっちでのガンプラがどんなのがあるか気になってたから楽しみだよ♪」

 

「え〜?オレそんなに手先器用じゃねーんだけどなぁ?」

 

「まー其処はアズっちが教えてくれるから大丈夫でしょ」

 

お、どうやらときの達も一緒に作るみたいだな。メテオが若干乗り気じゃなさそうだが、すいと同じならすぐにハマってくれそうだから問題ないな。

 

「じゃあマスター、ボク達先に席確保してくるから皆で作るキット探してきて良いよ」

 

「そうか、悪いなロボ子、頼んだぞ」

 

俺がときの達用のプラモを探そうとするとロボ子達が先に席を確保すると言って工作ルームへと向かっていった。さて、じゃあ俺達も作るキット探しに行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉ~、こんなに種類あるなんてなぁ?」

 

「どれもカッコイイぜ〜!アズっちは何時もこういうの作ってんだな?」

 

「うん、でも僕は基本的に素組だからそんな凝ったのは偶にしか作らないけどね」

 

そら達と別れ、俺とチグサとサンゴはときの達と一緒に作るキットを探していた。最初は乗り気じゃなさそうなメテオもいざガンプラを見るとまるで純粋な少年のようなキラキラした眼でガンプラを眺めていた。

 

「さて、問題は何を作るかだな?アズ以外は初心者みたいだから簡単なSDやエントリーグレードとかにするか」

 

「え〜?でもどーせ作るんだったらデカくてカッコイイヤツが良いぜ!」

 

「ボクも、あんまり小さいのより大きめの方が逆に作りやすいかも」

 

む、そう来たか。けど確かにデカくでもHG並の組み立てやすさを持ったキットもあるし、折角ならそういうのを選ぶか。

 

「ねーねーそらさん、そらさんはどういうガンプラとか作ってみたいの?」

 

「え?ん〜そうだなぁ……シンプルだけど、ちょっと特徴的なガンダムとか、かな?あまりゴテゴテしたのはちょっと似合わないと思うし……」

 

「シンプル且つちょっと特徴的か。そうだなぁ……「なら、これなんてどうだ?」……え?」

 

ときのの要望を聞いてそれに合う機体を探そうとしていると、突如後ろから誰かが一つのガンプラを差し出してきた。一体誰が……って

 

「や、矢島さん!?」

 

「え、や、やっさん!?」

 

其処にいたのはなんと以前もやって来た矢島模型店の店主である矢島さんだった。ってアズも矢島さん見てびっくりしているけど、なんでアズが矢島さんを知ってるんだ?

 

「や、矢島さん、どうして此処に?店はどうしたんですか?」

 

「今新たな場所に移転する準備をしていてな。その準備の間、るしあにこの売り場を任されているのだ」

 

「そ、そうだったんですか……っていうかアズ、矢島さん見てびっくりしてるけど、知ってるのか?」

 

「う、うん、僕の世界でよくお世話になってる模型屋の店主なんです。偶に来るリコさんって人達と一緒にいろんなプラモとか作らせてもらったりしてます」

 

な、成る程、どうやら矢島さんって別の世界でもそのまま存在するんだな?

 

「そうだったんだな……それで矢島さん、今回は一体どんなガンプラを勧めてくれるんですか?」

 

「よくぞ聞いたな。今回はこいつだ」

 

そう言って目の前に差し出されたのはなんとMGの『ナラティブガンダム』だった。た、確かにシンプルな機体だが……?

 

「ナラティブガンダムは機動戦士ガンダムNTに登場する多目的試験MSだ。試験機故に一部箇所には装甲は無くコックピットとなるコアファイターのキャノピーが剥き出し状態となっている。この素体の状態にサイコフレームを装着する事でC装備にする事も出来、更にはグレーのサイコフレームを装着する事で非発光状態を再現する事も出来るようになっている。ナラティブは劇中の主人公機でありながら敵の撃破数はなんと0。だがその不名誉な戦績とは裏腹に劇中ではその他の点において大いに活躍した機体と言えよう」

 

『は、はぁ……?』

 

「相変わらずプラモの事になると饒舌になるな……?」

 

「やっぱり世界が変わってもやっさんはやっさんだね……?」

 

相変わらずグイグイ来る矢島さんの説明に俺とアズは何時も通りだなと思い、チグサやみこと達はその勢いに圧されてしまっていた。だがときのだけはそのガンプラを手に取りじーっと眺めていると

 

「……うん、僕これにしてみる! 」

 

「え!?そ、そらくん本当にこれにすんの?!」

 

「うん、なんだかこれを見てたら凄く作って見たくなったんだ。だから皆でこのガンダム作ってみようよ♪」

 

おぉ、なんかときのが凄くやる気になってるな?他の皆もときのが言うならって感じで流されているが、実際このナラティブはかなりの良キットだから完成する頃にはきっと満足すると思うぞ。

 

「よし、そうと決まれば早速会計して皆で作るか。チグサとサンゴも買うの決めたか?」

 

「うん、今ンゴちゃんに渡して会計してもらってるよ♪」

 

そっか、ならこれも会計してくるか。久々のMGだからな、気合い入れて手伝うとするか。

 

 

 

後半へ続く。




はい、という事で次回は後編!男ホロメンがセレ女三人にプラモ制作勝負を挑みます!ときの達はナラティブをどう作るのか?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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