ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

291 / 359
八月になりもうすぐRGガンダムが発売されますね。新しくなったガンダムと旧RGを比べるのが楽しみです(^_^)
そして先程調べたんですが旧RGガンダムが発売されたのってもう14年前なんですね?時が経つのは本当に早い……(-_-;)

今回は遂に始まるGWDWCのプロローグ!あくまで冒頭といった感じで短めですが最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP46『開幕!GWDWC!』

2024年8月5日……

 

―パンッ!パンッパパンッ!―

 

白昼からホロライトシティに上がる花火。そしてホロライトシティにあるホロライトドームには沢山の観客が集まっていた。そう、今日はいよいよ始まるガンプラウォーズ世界初の大型大会、『ガンプラウォーズディメンショナルワールドチャンピオンシップ』が開催される日なのだ。

 

「うわぁ、すっごい人が沢山集まってますねぇ〜!」

 

「あぁ、観客だけでも数百万人はいるからな。本戦観戦のチケットは即完売したみたいだし、それだけこの大会を楽しみにしてくれてたって事だろ」

 

多くの観客が集まり会場前の屋台も大盛況っぷりを見せてるし、掴みとしてはかなり成功と言えるな。

 

「先輩!」

 

「ん?おぉ拓哉か。準備の方は大丈夫なのか?」

 

「はい!観客も順次入場してますし、後は本戦参加者に集まってもらえば何時でも始められます!」

 

「ん、そうか。それにしても千代浦と火威……いや、蝶美と青も本戦に参戦出来て良かったな」

 

「えぇ、あの娘達は本当に頑張ってましたからね。夫としては誇らしい限りです」

 

蝶美と青も本戦参戦を勝ち取り、拓哉も嬉しそうに笑っている。二次予選突破したのは約二万人、その中で本戦に出場出来るのは僅か244人。その狭き門をあの二人は見事突破したのだ。この時点で既に誇れるくらいの実力者というのは違いない。

 

「それにしてもフブキさん達も本戦進出おめでとうございます!それにフブキさん、ランキング10位内って凄いじゃないですか!」

 

「アハハ、まぁがむしゃらに頑張った甲斐がありましたね♪」

 

フブキも二次予選から新しく作ったガンプラで猛威を振るい、見事ベスト10入りしている。それ以外にも皆頑張って勝ち進み、結果俺達の家族で残ったのは

 

そら

すいせい

フブキ

まつり

あやめ

フレア

トワ

ぼたん

ルイ

ぐら

シロ

ヒナ

 

の計12人だ。二次予選突破し他の皆も頑張っていたが、残ったのは半数しかいない。やっぱりそれだけ強豪が多かったって事だな。ねねに関しては暫く休止しなきゃいけない事態になってしまったし、こればっかりは仕方のない事だ。

 

「……それにしてもレイくん、神代、気づいてますか?周りにいろんな強豪達がいる事に」

 

「あぁ、そりゃな。彼処にいるのは妖精族のバトラー、閃光のアスナ。その横にいるのは彼女のライバルと言われている猫族の獣人、『ファントムバレッド シノン』」

 

「それにあっちにいるのはどんな相手も正確に落とすヒューマノイド・インターフェースの長門有希に天才ゲーマーUMRこと土間うまるですね」

 

「……おいおい、マジかよ?先輩、あっちにいるのは天界の暴君と呼ばれてる『ネロ・クラウディウス』ですよ」

 

……こう見るとスゲェな。まさか天界の国王まで参戦するとは、本当に多種多様なバトラーが集まっているんだな……ん?彼処にいるのは……

 

「えっと……あれ?こっちで良いのかな?」

 

「おーい!お前ユイじゃないか?」

 

「ふぇ?……あ、玲二お兄ちゃん!」

 

人混みの中辺りをキョロキョロしている魔法使いの女の子が見え、俺が声を掛けると笑顔でトコトコと近づいてきた。

 

「あれ?ユイちゃんじゃないですか!久しぶり〜、おっきくなったね〜♪」

 

「フブキお姉ちゃん!フブキお姉ちゃん達もこの大会に参加してたんだね!」

 

「いや、俺は主催者側だけどな。それにしてもお前も参加してたんだな?」

 

「うん!ユイも頑張って勝ち進んだの!褒めて褒めて〜♪」

 

女の子が褒めてほしそうに被っていた帽子を脱いだので優しく撫でてやると気持ちよさそうににへらと笑っている。

 

「あ、あの、先輩?その子は一体……?」

 

「ん?あぁ、紹介するよ。『夜風ユイ』、刀也の親戚の子だ」

 

「え?刀也って……剣持さんの事ですよね?剣持さんにこんな可愛い親戚の子がいたんですか!?」

 

そう、この子は刀也の遠い親戚の魔法使いで、最近はシオンも通ってた魔界の学校に通ってる 小柄な11歳の女の子だ。刀也からはかなり溺愛されていて、昔からかなり過保護にされているんだが……

 

「……そういやユイ、刀也はいないのか?何時もなら一緒にいると思ってたんだが……?」

 

「えへへ、実は刀也お兄ちゃんにはこの大会に参加してる事は内緒にしてるの。本戦で戦っているのを見せてびっくりさせたいんだ〜♪」

 

成る程、そういう事か。なら刀也がいなくても不思議じゃ……いや待て。あの刀也が本当に知らないのか?あのユイ大好きな刀也が……いや、そんなワケない。きっと何処かに………………あ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………………………」

 

いたあぁーーーーーーッ!?あいつ何向かいのビルの窓ガラスに張り付いてんだよ!?神羅の力をそんな事に使うんじゃねぇよ!?

 

「?レイくんどうかしたんですか?」

 

「い、いやなんでもない。それよりそろそろ開幕式を行うからフブキ達も準備しとけよ。ほら行くぞ拓哉」

 

「あ、はい!それじゃあお二人、頑張ってくださいね!」

 

「はい!白上フブキ、頑張ります!」

 

「ユイも頑張ります♪」

 

よし、それじゃああのロリコンの事は忘れてさっさと会場に向かうとするか。こうして俺と拓哉は関係者サイド、フブキ達は参加者集合場所へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後……

 

「えー、マイクテストマイクテスト、コホン…………全世界三億以上いるガンプラバトラーの皆様!大変長らくお待たせ致しましたッ!これよりガンプラウォーズ世界大会、ガンプラウォーズディメンショナルワールドチャンピオンシップを開幕致しますッ!!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

春先の進行により開幕式が始まり、会場にいる観客や選手から熱い熱気がほとばしる。これ程までに凄まじい熱気に溢れたのは普段のライブでも中々ないだろう。

 

「この度半年にも渡る予選を突破し、本戦という狭き門を潜り抜けた244名のバトラー達!そして最強の称号を持つ初期のガンダリウムランカー12名を合わせた計256名による熱きバトルが開幕されます!此処で今大会のルールをご説明させて頂きます!では、お願いします!」

 

春先の合図と共にドーム上空からモニターが現れ其処に四つのトーナメント表が表示される。

 

「今回皆様には四つのブロックに分かれそれぞれトーナメント戦を行います!そして各ブロック上位二名が最終トーナメントに進出、計八名が戦い最後に勝ち残ったバトラーが初代GWDWC王者の称号と賞品を獲得出来ます!」

 

「おぉぉぉッ!これが本戦の対戦方法か!」

 

「という事は何日かに分けてブロック戦を行うって事なのか?」

 

「だよなぁ?幾らこのドームが広いからって全員が一気にバトル出来るとは思えねぇし」

 

対戦方法を見たバトラー達が興奮しつつも、流石に256人ものバトラーがいっぺんにバトル出来るのかと疑問に思っている。まぁその心配はないけどな。

 

「フッフッフ……皆さんご安心ください!皆さんが戦うステージは、こちらになります!」

 

春先がそう言うとモニターが切り替わり今度はホロライトシティの海上が映し出された。一体何だ?と皆がざわざわしていると……

 

 

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!―

 

「ッ!?な、なんだ!?」

 

「なんかめっちゃ海荒れてないか!?」

 

「ッ!おい皆見ろ!なんか浮いてきたぞッ!?」

 

 

―ゴゴゴゴゴゴゴコ………ザッパアァァァァァァァァァンッ!

 

揺れる海から四つのドームが次々と浮上し、完全に姿を現すと同時にホロライト港とドームを繋ぐ道路が次々と現れ道を繋いでいく。これこそ俺が予選の為に作ったガンプラウォーズ用のバトルドームだ!

 

「さぁ皆さんご覧ください!こちらが皆さんが戦うバトルドームです!これから皆さんにはこの四つのドームに分かれてバトルを行います!本戦開始は二日後!誰がどのブロックに当たるかは明日発表させて頂きます!」

 

「す、スゲェ!こんなモンまで用意してたのかよ!?」

 

「どんだけこの大会に力入れてんだよ佐々木さん!?」

 

「うおぉぉぉぉぉぉッ!燃えてきたぜぇーーーーーーッ!!」

 

バトルドームの登場にバトラーや観客達のボルテージが一気に上がっていく。サプライズとしては大成功で何よりだ。そしてその後も細々とした説明があり、あらかたの進行は終わっていく。

 

「……はい!以上を持ちまして開幕式を終了させて頂きます!それでは皆さん!最強の王者の称号を得る為に、その全てを出し切ってバトルに挑めッ!ガンプラバトル!レディー…………!」

 

『ゴオォォォォォォォォォォォォォッ!!』

 

会場にいる皆のボルテージが最高潮に達し、開幕式は無事に終了した。観客や参加者もそれぞれ退出しているし、俺もフブキ達と合流するか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後……

 

「あ、レイくん!お疲れ様です♪」

 

「あぁ、と言っても軽く挨拶した程度だけどな」

 

「それにしても玲二君、何時の間にあんなドーム作ってたんだね?」

 

「まあな。かな建の皆に協力してもらってな。あれくらいの建物を作るなんて今の俺達なら造作もないからな」

 

実際あのドーム二日くらいで作ったしな。本当にこの力は便利なもんだ。

 

「さて、開幕式も終えた事だし、俺達もどっかで飯食って帰るとするか」

 

「そうですね〜、もう緊張でお腹ペコペコですよ〜」

 

「それじゃあ此処からだとファミレスが近いから皆と合流して其処でご飯にしよっか♪」

 

お、それ良いな。という事でそらの提案で俺達は全員合流してからファミレスに向かう事にした。さぁ、これから始まるGWDWC、一体誰が優勝するんだろうな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃……

 

「クククッ漸くこの時が訪れたな………!」

 

「それにしてもみんな久しぶりねぇ〜♪なんだか雰囲気変わった感じがするし♡」

 

「ングッモグックッチャクッチャ……プハァッ!それ言ったらオメーもだろ色欲女。最近一人の男に固執してるみてぇじゃんか?」

 

ホテルユニバーサル・センチュリーの一室では玲二達と対立している無呪羅達が全員集合していた。しかし、久しぶりに会うというのに皆それぞれ食事したり本読んだりと好き勝手に行動している。

 

「…………皆とは初めて会うけど、なんだか今回の無呪羅は揃いも揃って曲者揃いですね〜?」

 

「ケッ!そういうお前はコピー元と全然変わんねぇじゃねぇか?確かあの苛立たしい神羅の男の正妻の猫女だったか?そのアホ面もオリジナルそっくりじゃねぇかw」

 

「だまらっしゃい!仕方ないじゃないですか!Я達がいなくなった所為で自分でコピー元探さないといけなかったんですから!時間がないから慌ててコピーしたら見た目だけじゃなくて性格までおんなじになっちゃったし!後私は猫じゃなくて狐じゃいッ!」

 

ラースに煽られ怒る新たな無呪羅『プライド』。彼女は他の無呪羅と違いЯによってコピー元を選択されていなかったので仕方なく玲二と良くいるフブキをコピーしたのだが、その時設定を間違えたのか姿だけでなく性格や人格までコピーしてしまったようだ。

 

「そんな事は今はどうだっていい。それよりもお前等、我が他世界に行っている間随分この世界を満喫していたようだな?」

 

「うッ!?し、しょーがないじゃん!マミー優しくて作ってくれる料理とっても美味しいし……」

 

「私も気になる男の子見つけちゃったしねぇ〜♡いっつも一緒にいる女の子達が厄介だけど、いつか彼を私のモノにしたいわぁ〜♡」

 

「ケッ!オレは別に満喫なんてしてねぇよ。ただ新しく出来た相棒との筋トレに励んでただけだ」

 

「…………わたしも、妬ましいあいつが他のヤツにやられないか見張ってるだけだ」

 

「ぼくもぉ、最近出来たお気に入りの寝床でぐっすり寝てるんだぁ…………Zzz」

 

どうやら無呪羅達はそれぞれ個別に行動している中でこの世界に思い入れが出来てしまったようで、この世界を破壊する事に躊躇いが出てしまっている状態のようである。

 

「…………はぁ。全く、無呪羅とあろうものがまさかたった一つの世界に思い入れが出来てしまうとはな………?」

 

「……ねぇグリード、もしアタイ達が勝った場合、本当にこの世界を破壊するの?アタイ、マミーの事消したくない……」

 

グラトニーがそう言うと他の無呪羅達も顔を俯かせる。どうやら皆それぞれにこの世界を残したいという思いが強くなっているようだ。そんな無呪羅達に対してグリードはというと……

 

「フン、安心しろグラトニー。もうこの世界を破壊する理由などなくなったからな」

 

「え……?そ、それって一体どういう事なの……?」

 

「そもそもこの世界を破壊しようとしたのは増え過ぎた神羅どもに対する対処の為だ。だがあの神羅の男……いや、オリジンが完全に覚醒した今全ての次元が安定するようになった。故に最早この世界を破壊しなくとも全次元のバランスが保たれるようになったのだ」

 

「……つまり、わたし達があの男達と対立する理由もなくなったという事か?」

 

グリードの言う通りであれば自分達がこの世界を破壊せずとも全次元のバランスが安定される。なら自分達が玲二やフブキ達と争う理由がなくなったのでは?そう考えるエンヴィーだったが…………

 

「…………クククッ何を勘違いしている?我々がこの世界を破壊する必要がなくなっただけで、奴等と対立する理由がなくなったワケではない」

 

「?どういう意味…………?」

 

「フン、決まっておろう…………我々がこの大会で優勝した暁には、あのオリジンを我等のモノにする!オリジンの力と我等無呪羅の力さえあれば!全次元を我等の思うがままに書き換える事が出来る!その為にも我等がこの大会で優勝を取る事には変わりはしないッ!」

 

なんと、グリードはこのGWDWCで優勝した際に玲二を自分達のモノにすると言い出した。いきなりの発言で他の無呪羅達も一瞬戸惑ってしまったが…………

 

「…………クククッおもしれぇッ!これで世界がどうこうとかいう建前なしにオリジンとやり合えるってもんだ!」

 

「よぉーし!この世界破壊しなくて良いなら思う存分暴れてやるぞぉーーーッ!!」

 

「あらあらぁ♡なら私の魅力でそのオリジンも堕としてあ・げ・る♡」

 

「……オリジンの事など今はどうでもいいが、これであいつとのリベンジが果たせる……フフ♪」

 

「よぉ〜し、勝って永遠に怠けられる世界にするぞぉ〜………Zzz」

 

「おっしゃあーーーッ!私もオリジナルの私をぶっ飛ばして、一番強いのは私だって事を証明してやりますよぉーーーッ!!」

 

グリードの言葉に他の無呪羅達もやる気を見せ、神羅と、そしてこの世界のバトラー達とのバトルを蹴散らそうと息巻いていく。

 

(……クククッこれで全ての準備は整った!待っていろオリジン、佐々木玲二!我等は必ずお前を手中に収めてやる!)

 

そしてリーダーであるグリードも内なる炎を燃やし、玲二を手に入れようとその闘志を更に燃え上がらせるのであった。

 

 

 

 

真魔神file09

GWDWCに最後まで勝ち進んだバトラーが、最高の富と名声を得る事が出来る。

 

 

 

 

 

次回……

 

いよいよ始まる第一回戦!Aブロック第一試合に選ばれたヒナの相手は、なんとガンダリウムランカーである両津勘吉だった!圧倒的実力と圧倒的改造を施してある両津のガンプラに、ヒナは勝つ事が出来るのか!?

 

EP47

『愛包・愛いっぱい』

 

 

 

 




はい、という事で次回は予告にも書きましたが一回戦目はヒナVS両津!はたして勝つのはどっちだ!?

そういえば最近短編でホロライブの遊戯王小説出しましたので息抜き程度に見て頂ければ有り難いです(^_^)

それでは次回までまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。