ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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今日は30MSファルの発売日!朝早くから行ってゲットしました♪しかし髪パーツは一種類しか手に入りませんでした……(泣)

今回はにじさんじメンバー達がホロライブマンションで大暴れ?な回です。最後まで見て頂ければ有難いです、ではどうぞ!


番外編『にじさんじ襲来』

此処はホロライブタウン。様々なアイドル事務所が集まる夢の島である。

 

その中心とも言えるアイドル事務所『ホロライブ』のメンバーが一緒に住んでるホロライブマンションの近くの公園で、何やら不穏な様子が…………?

 

「皆ぁー!あれを見ろーッ!あれこそがうち等の愛する玲二さんが住むホロライブマンションやぁーーーッ!!」

 

「おぉー……ってなんかでかくなってません?!前来た時の数倍おっきくなってますよ!?」

 

そう、美兎の言う通りホロライブマンションは以前と比べて数倍程拡大していた。外観もお洒落になっており最早豪邸通り越して城である。

 

「なんでも子供達も増えたから家を増築したそうなんやけど、問題はそんな事やないッ!実は昨日フブキちゃんからこんな手紙が届いたんやーッ!!」

 

「手紙?どれどれ………」

 

咲が勢い良くポケットから一枚の手紙を取り出し美兎がそれを読み上げていく。その内容とは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“拝啓、にじさんじの皆様へ

 

暖かい日の光に照らされ青葉が生い茂る今日この頃、皆様の益々のご活躍大変喜ばしく思います。

 

あまり長々と書くのも怠いので要件だけお伝えします。

 

この度私達佐々木一家が住むホロライブマンションは新たに増築し新名『神羅城』となりました。

 

其処で増築祝いとしましてにじさんじの皆様には素敵なゲームをご用意しました。

 

手紙と一緒に同封した一日限定のゲスト用カードキーが複数枚入っております。

 

本日午前10時から正午までの二時間の間にそのカードキーを使って見事レイくんの部屋にたどり着けた人には賞品として、レイくんと結婚出来る権利を差し上げます。

 

これはレイくんや他の皆と話した事なので正真正銘正式な結婚です。

 

皆様が私達と同じようにレイくんの奥さんになれる最大のチャンス、是非ご参加下さいませ♪

 

佐々木玲二の正妻 フブキより

 

 

 

P.S. やれるもんならやってみなw”

 

 

 

『な…………なんだってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーッ!?』

 

まさかの僥倖!なんとあれだけ新しい嫁を増やす事を拒んでいた佐々木一家がどういう風の吹きまわしかは分からないが自分達にも玲二と結婚するチャンスを正式に与えてきたのだ!

 

「そ、それってこのゲームクリアすれば……!?」

 

「玲二くんと堂々と結婚出来るって事!?」

 

「そうや!そしてそのクリア条件は今日の12時迄にこのホロライブマンション改め神羅城から玲二さんの部屋を探す事やぁーーーーーッ!!」

 

『おぉーーーーーッ!!』

 

まさかのチャンスに一同大興奮!しかし、カードキーは全部で5枚!今いるメンバーを考えると何組か共に行動しなければならないという事になる。果たして、このメンバーの中で玲二と結婚出来る娘は現れるのだろうか!?

 

「っしゃあーーーーーッ!そんじゃあいくでぇーーーッ!!」

 

そして勢い良くカードキーを当て玄関の扉を開ける咲。扉を開けると其処はまるで高級ホテルのような玄関が広がっていた。その光景に一同興奮しながらも目的とする玲二の部屋に通じる道を探っていく。

 

「おぉーし!まずはあまみゃが一番乗りだぁ~♪」

 

そんな中先陣を伐ろうと青髪の女の子『天宮こころ』がフロアへと突っ込んでいく。が……ッ!?

 

―ガコンッ!―

 

「へ…………………?」

 

―ヒュン……!―

 

「なあぁんでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……………………ッ?!」

 

突然フロアの床が開きこころはそのまま奈落へと落ちてしまった。

 

「え?!な、何でこんな所に穴が!?」

 

「ど、どうしよう!?あまみゃが落ちちゃったぁ!?」

 

唐突な出来事に呆然とする一同。其処に……

 

―ハアァッハッハッハッハァーーーッ!!にじさんじの諸君、ようこそ神羅城へ!!―

 

「ッ?!こ、この声……フブキさん!?」

 

突然フロアの天井からフブキの声が流れだす。一体これはどういう事なのか?

 

―私達がそう易々とレイくんのいる部屋に行かせるワケないでしょうがぁッ!此処から先にはこうした罠が沢山仕込まれてるから覚悟しなぁッ!!ハアァッハッハッゲホゲホッ!………と、兎に角この罠を掻い潜って来れた人はレイくんのお嫁さんになる事を認めましょう!まぁ出来たらの話ですがねッ!!―

 

「……成る程、道理で条件が緩いと思ったよ」

 

「でも!それでもうち等は引くワケにはいかんのよッ!!皆ぁ!此処からはそれぞれ別行動で玲二さんの部屋を見つけるぞぉーーーッ!!」

 

『おぉーーーーーッ!!』

 

こうしてにじさんじメンバーはそれぞれチーム毎に別れて玲二の部屋を探す事にしたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―三バカチーム―

 

「……分かってはいたけど前に遊びに来た時と全然配置が違うなぁ」

 

「それでも!私達には一つ一つ探して行くしかないのです!」

 

「おぉ~、頑張れ二人とも~♪」

 

まずはこのチーム。にじさんじの中で三バカと呼ばれている三人、毎度お馴染みアンジュ・カトリーナとしずおk……じゃなくてヘルエスタ王国の第二皇女『リゼ・ヘルエスタ』と二人と仲の良いつよつよケルベロスこと『戌亥とこ』である。そんな三人の玲二への好感度はこちら

 

アンジュ・カトリーナ

RSL(玲二好きレベル):135

 

リゼ・ヘルエスタ

RSL:158

 

戌亥とこ

RSL:79

 

因みに知らない方に説明するとRSLは100を越えると恋愛的、親愛的になるのだが……あれ?戌亥の数値が低いような……?

 

「……そういや戌亥、なんであんたまでこのゲームに参加してんの?確かあんた玲二さんの事只の友達って言ってなかったっけ?」

 

「あ、確かにそうじゃん。まさか戌亥も本当は玲二さんの事を狙って……?!」

 

「違うってばぁ。あたしはただこのゲームクリアしてリゼに玲二さんとの結婚の権利をあげよっかなって♪」

 

「え……?そ、それじゃあ戌亥は私の為に……?!」

 

戌亥の参加した理由がまさかのリゼの為と知り思わず感激で涙が出るリゼ。しかし……

 

「……いやそれだと二手に別れてた方が確率上がんない?」

 

「「…………………あ」」

 

そう、リゼの結婚出来る確率を上げるなら一緒にではなく別行動すべきなのにこれでは殆ど意味がない。肝心なところでやらかす、まさに三バカである。

 

「と、兎に角!私達は当初の予定通り一つ一つ部屋を当たって行くしかないのです!という事でまずはこの部屋です!」

 

そう言ってリゼはまず一番手前の扉を解錠し中に入っていく。しかし其処は家具すら置いてない空き部屋であった。

 

「………此処ではないみたいね?」

 

「そのようですわね……ではすぐに他の部屋に―ガチャンッ!―ってあれ?!扉が勝手に……!?」

 

すぐに部屋を出ようとするリゼだったがいきなり扉が閉まってしまい閉じ込められてしまう三バカ。すると

 

―ビーッ!ビーッ!ビーッ!―

 

―侵入者発見、侵入者発見、迎撃防衛システム『巫女駄贄』召喚―

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッ!―

 

「な、何この揺れ!?」

 

「いやそれよりも何なのみこだにぇって?!」

 

突然のブザーと警告音が鳴り響き更には急な揺れに三バカ大パニック!そして部屋の中央から魔方陣が現れ其処から何かが姿を現した。

 

 

 

 

 

「にゃあっはろぉ~………!」

 

 

 

 

 

「な、何ですかあれは……?!」

 

「な、なんだかみこさんにそっくりな気もするけど……!?」

 

「ミコダヨォ~」

 

そう、魔方陣から召喚されたのはみこそっくりな何かであった。ただみこと違い等身が低いが身体はでかく、まるで着ぐるみのようなフォルムで顔も笑った表情から一切変わらないというちょっと不気味な感じがする。

 

「レイジィ~」

 

「えちょッ?!こ、こっちに来てない!?」

 

「待って嘘でしょ?!は、早く出ないと!?」

 

「だ、ダメだ!扉が開かなくなってるよ!?」

 

ジリジリと迫ってくる巫女駄贄に恐怖を感じ逃げようとするも扉が閉まってしまいカードキーを使っても開かなくなってしまっていた。そして……

 

 

 

「ウリャアァァァァァァァァッ!」

 

「「「ギャアアァァァァァァァァァァァァァ……………ッ!!」」」

 

 

 

そのまま巫女駄贄に襲われ押し潰される三人であった。

 

 

三バカ、脱落。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―ゲームる?ゲームる!+でびリオンチーム―

 

“ギャアァァァァァァ……”

 

「ッ!?な、何なの今の声?!」

 

「も、もしかして、誰か脱落しちゃった……?」

 

三バカが脱落した頃、今にじさんじ公式チャンネルで絶賛放送中の番組、ゲームる?ゲームる!のMCをしているアイドルマジシャン『夜見れな』と使い魔である『魔使マオ』の二人と異世界から来た悪魔『でびでび・でびる』と政治家の娘で金持ちのお嬢様『鷹宮リオン』が遠くから聞こえる叫び声を聞いて足を止めていた。因みにゲームる?ゲームる!のメンバーは他にも天宮こころがいるが最初の時点で脱落してしまったので此処にはいない。

 

そんな彼女達のRSLはこちら。

 

夜見れな

RSL:129

 

魔使マオ

RSL:119

 

鷹宮リオン

RSL:157

 

でびでび・でびる

RSL:87

 

天宮こころ

RSL:120

 

「そんな事どうでも良いわ。さっさと玲二の部屋を探さないと」

 

「お?こむすめ、なんだかいつもと違って気合い入ってるみたいだな?」

 

「当たり前でしょ、さっさとあいつを見つけてギャフンと言わせてやるんだから……絶対に許さないんだから……この私とのお見合い断っといて他の女達と結婚したあいつをおぉーーーーーッ!!」

 

そう、実はリオンはかつて父親から玲二とのお見合いをセッティングされていたのだ。というのも実は玲二の父親とリオンの父親は古くからの知人で玲二も必然的にリオンと顔馴染みであったのだ。その経緯でお見合いをさせようとしてたらしく、その時のリオンは父親に勝手な事をと言って表面上は怒りつつも内心嬉しさでいっぱいだったのだが玲二がこのお見合いを丁重にお断りし更にはその数日後にホロメン達との結婚、婚約が発表されショックを受けていたのである。

 

「そ、そう言えばリオン様って玲二さんにお見合い断られたって言ってたもんね……」

 

「そうよ、だから私はこの戦いに勝ってあいつと結婚して一生尻に敷いてやるのよッ!この私とのお見合いを断った事後悔させてやるんだからぁッ!!」

 

「………とか言いながら本当は主人と結婚出来るチャンスが来てめちゃめちゃ喜んでたクセに?」

 

「うっさいッ!要らんこと言うな!!///」

 

玲二との結婚に燃えるリオンだがその横からマオに茶化され顔を真っ赤にさせていく。どうやら先程のは建前で実際は玲二との結婚を強く望んでいるようだ。

 

「そ、そういうあんた等こそ玲二に執着してるみたいだけどあいつとはどんな接点があんのよ?」

 

「それは勿論あいつはボクのけーやくしゃだからな!けっこんとかいうのはよく分からんがあいつを手に入れてこのボクがさいきょーの悪魔だって事をみんなに知らしめてやるのだ~!」

 

「ボクだって使い魔として主人と一緒にいるのは当然の権利だよな~♪」

 

「え?マオマオって確かちゃんとした主人が他にいたよね「あ゛っ?」いや怖いって?!そんな睨まないでよ!?ま、まぁ私も玲二さんには何度も助けてもらったからそのお礼もしたいな~なんて……///」

 

「ふーん、成る程ね……まぁ良いわ、兎に角今は玲二を手に入れたい者同士、此処は協力して少しでも早く玲二の部屋を探しましょう」

 

約一名(?)は除いてどうやら皆本気で玲二の事を欲しているのがよく分かる。だからこそ今は互いに協力し玲二の部屋を探しているのだが、どうやら闇雲ではなく何か考えがあるのか途中の扉には目もくれず上の階を目指している。

 

「玲二はこの神羅城の主だから、あいつの部屋はおそらく上の階、それも他とは違う装飾がされているに違いないわ」

 

「おぉー、流石お嬢様♪こうした部屋の構造を理解してらっしゃいますね~♪」

 

「やるなこむすめ!少しは見直したぞ!」

 

「ふふん、当然じゃない♪っと、此処がそうみたいね……」

 

現在神羅城の五階(全八階)、リオンはこうした建物の構造の特性を考え主である玲二は特別な部屋にいると踏んでずっと他とは違う扉を探していたが遂に他とは違う装飾がなされた扉を発見した。

 

「確かに他の扉とは雰囲気からして違うね……」

 

「この先に主人がいるのかな?」

 

「えぇ、きっとそうよ。それじゃ……開けるわよ!」

 

意を決してカードキーでロックを解錠し扉を開いていく。其処にいたのは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?おぉ夜見達じゃん、いらっしゃーい」

 

「あら、リオン様にでび様久しぶりね♪」

 

『わーい♪』

 

『………………え?』

 

其処にいたのは玲二……ではなくなんと玲二の子供達が元気に遊び回っている姿が。更に奥にはちょことぼたんがまだ幼い子供達をあやしていた。

 

「え?こ、此処って玲二の部屋じゃ……?」

 

「?違うよ、此処は子供達の為のキッズルームだよ」

 

「今日は保育園もお休みだからこうして皆で遊んでるんだもんね~♪」

 

『あーい♪』

 

ちょこの声掛けにこゆきをはじめとする佐々木ベイビーズが元気に返事をする。そして

 

「あ、折角だから夜見達も暇なら皆の遊び相手になってくんないか?」

 

『えッ?!』

 

「あ、それ良いわね♪ほらみんな~、お姉ちゃん達が遊んでくれるって~♪」

 

「わーい♪あしょぼぉ~♪」

 

『あしょぼぉ~♪』

 

まさかの大誤算!本当ならすぐに出れば良かったものを呆然としていたせいで子供達の相手をさせられそうになってしまう!

 

「ちょ、ちょっと待って!?私達別に遊ぶ為に来たワケじゃ……ッ?!」

 

「ふみゅ……あしょんでくぇないの……?」

 

逃げようとするも今にも泣きそうになってるこゆき達を見て完全に逃げ場を失ってしまう。もうこうなっては仕方がない。

 

「そ、そんな事ないよ~♪よぉーし、お姉ちゃん達がいっぱい遊んであげるね~♪」

 

「ほら、此処にコアラさんもいるから一緒に遊ぼうね~♪」

 

『わぁーい♪』

 

「おい!誰がコアラだ!?ボクは異界の恐ろしい悪魔だぞーッ!!」

 

四人はもう玲二の部屋に行くのを諦めベイビーズと遊ぶ事にした。ゲームる&でびリオンチーム、此処で脱落。そして数分後、ベイビーズによってもみくちゃにされるでび様がいたとか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―尊&咲&ひまわり―

 

「それにしても前に来た時よりも随分大きくなったよね此処」

 

「せやな~、こんなに広いと佐々木一家以外にもにじさんじメンバー全員住めるんちゃう?」

 

「おぉッ!それなら妾も此処に住みたいぞ♪」

 

「いやその為には何としてでも玲二さんの部屋を見つけんと」

 

「あ、そっか………シュン」

 

一方その頃、咲はひまわりと現鬼人族の女王『竜胆尊』と一緒に二階を探索していた。しかしひまわりと咲の言う通りこの神羅城はホロライブマンションだった時よりもかなりでかくなっている為探すのにも一苦労である。因みに三人のRSLはこちら

 

RSL:179

 

ひまわり

RSL:144

 

RSL:149

 

「けど玲二さんの部屋さえ見つければうち等も晴れて佐々木一家の仲間入りが出来るワケや!何としてでも必ず玲二さんの部屋を見つけてやるからなぁ~ッ!」

 

「うむ!まだまだ時間はあるからのう、何としてでも必ず玲二を妾達のモノにしてみせるのじゃ!それで、次はこの部屋かのう?」

 

「そだね、此処を調べれば二階の西側は全部だね」

 

玲二との結婚に燃える三人は片っ端から部屋を探してそして遂に二階西側の最後の部屋の前に辿り着いた。そして咲は手慣れた感じでカードキーを使って扉を開けていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっしゃあッ!俺の勝ちぃッ!」

 

「ハァッ?!おいふざけんなよ今のアリかよぉッ!?」

 

「あーもう次だ次ッ!!」

 

「またですか?!もう通算20回はやってますよ!?」

 

「「「……………え?」」」

 

其処にいたのは玲二でもホロメンでもなく、寧ろ自分達と同じにじさんじに所属するメンバーの社築と加賀美ハヤト、そして二人とも仲の良い吸血鬼の『葛葉』と白塗りの男性『ジョー・力一』の四人が仲良くマ○オカートで遊んでいた。因みに力一の名前の読み方は『かー』ではなく『りきいち』である。

 

「………ん?ってうおぉッ?!な、何で笹木が此処にいんだよ!?てかどうやって入って来たんだよ?!」

 

「いやフブキちゃんから借りたゲストキーで………っていうかやしきず達こそなんでこんな所で揃ってマ○カなんてしとんねん?!」

 

「そーだぞ!此処は玲二の家なのに何社達は堂々とゲームやってんのじゃ?!」

 

「え?いやだって此処“俺の部屋”だし」

 

「「「……………ハァッ?!」」」

 

まさかの一言!?今男四人でマ○カを楽しんでいるこの部屋が自分の部屋だと言い張るやしきず!

 

「いやいやいやいや!?嘘つくなややしきず!?なんで玲二さんの家ん中にお前の部屋があるんや!?」

 

「なんでってそりゃ引っ越したからに決まってるだろ?」

 

「引っ越し!?え、何でやしきずが玲二の家に引っ越しなんて出来るんじゃ?!」

 

「あーそれなんだけどな、実は三日前に玲二からホロライブマンションを増築したって聞いたからにじさんじの男メンバー何人かで増築祝い持ってお邪魔したんだよ。その時にグウェル一家もやって来てていつかこんな家に住みたいなーみたいな事をグウェル達が言ったら玲二がじゃあ一室あげますか?部屋なら有り余ってるしって言って此処の三階の一室をグウェル一家に格安で賃貸してくれたんだよ。で、そん時に玲二がついでに住む?って聞いてきたから皆して住む事になったんだよ」

 

なんと言う事だろうか……!?まさか三日前にやしきず達が自分達の知らない所で増築祝いに来ていてその流れで入居していたとは夢にも思わないだろう。

 

「え?じ、じゃあもしかして隣の酒の缶やおつまみの袋が置いてあった部屋って……?」

 

「あ、それ俺の部屋だわw」

 

「力ちゃんの部屋?!じゃあ社長や葛葉の部屋も……?!」

 

「えぇ、私は二階東側の220号室です」

 

「俺はその横の219号室だわ」

 

まさかまさかの連続!先程咲が言ってたにじさんじメンバー全員住めるかもというのが既に一部、しかも自分達の知らない所で実現しつつあった!

 

「それにしても此処スゲーよな?部屋にも浴室あるけど一階には大浴場もあるから気分によって使い分け出来るし♪」

 

「そうですね、それにプールやエステ、バーや遊技場なんかもありますし、許可を得れば何時でも使えますしね」

 

「部屋も防音しっかりしてるから幾ら騒いでも隣には聞こえないし♪」

 

「これで水道光熱費込み家賃59800円は安いよな?」

 

「安ッ!?え、そんな凄い設備使えてこんな豪華な部屋に住めてそれで6万以下?!」

 

「もし同じレベルのホテルに普通に一泊したら絶対倍以上取られるじゃん?!」

 

ひまわりの言う通り、同じレベルのホテルに一泊したら十数万掛かりそうなこの部屋を施設の利用込みで月6万以下で住めるなんて夢のようである。それをやしきず達は自分達には何にも連絡せず当たり前のように住み始めていた事に咲達は若干怒りを露にする。

 

「うぐぐ、まさかやしきず達がうちらよりも先に玲二さんの家に転がり込むなんて………せや!ねぇやしきず!此処に住んでるって事は玲二さんの部屋って何処にあるか知っとる?!」

 

「玲二の部屋?あー何処だったかな?この家めっちゃ広いし一回しか行った事ないからなぁ……けど確か七階が佐々木一家のスペースでその何処かだった気がするんだが……?」

 

「七階か!?よっしゃあッ!そうと分かれば早速七階に行くぞぉーーーッ!!」

 

「「おぉーーーッ!」」

 

やしきずから玲二の部屋の情報を手に入れ急いで七階へと向かう咲達。そんな三人を見てやしきず達は何だったんだとポカンとするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―美兎&楓&唯華―

 

「……………なんで私達こんな所でこんな事してるんですか?」

 

「しゃーないやろ、しぃしぃが考え無しに扉開けて入ったのがこの部屋なんやから……しかも当の本人は寝とるし」

 

「Zzz………」

 

一方その頃、五階のとある部屋にやって来ていた美兎とその友人である暴k……歌姫である『樋口楓』と唯華が何故か目の前にあるガンプラ『RG ガンダム』を作っていた。というのも入った部屋がなんとプラモ工作ルームであり部屋に入った瞬間三人は閉じ込められてしまい、そして目の前に現れたRGガンダムを作り終えるまで出られないと言われ仕方なく作り始めるも開始僅か一分で唯華が寝てしまいこれまた仕方なく二人で作ってるのであった。

 

そんな三人のRSLはこちら

 

美兎

RSL:143

 

RSL:122

 

唯華

RSL:120

 

「それにしてもなんでよりによってリアルグレードなんですか?!幾ら二人がかりでも制限時間内なんてキツイですって!」

 

「おい美兎ちゃん口動かす前に手ぇ動かせよ!アタシだってこういう作業苦手なんやから早くせんとホンマに終わらんぞ!ってかしぃしぃいつまで寝とんねんッ?!」

 

「ふあぁ~……終わった?」

 

「「終わってねーよ!良いからさっさと手伝えッ!!」」

 

「えぇ~……?」

 

美兎と楓に怒られ渋々手伝う唯華。しかし結局制限時間には間に合う事はなく三人とも脱落してしまうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―星川サラ―

 

「うわぁ~、無駄に広すぎるよこの家~……」

 

そして現在七階では星川サラが一人廊下をうろうろしていた。何故他のメンバーは纏まって行動しているのに彼女だけ一人なのか?それは……

 

「うーん、エリーちゃんともはぐれてしまったし……これからどうしたら良いかな?」

 

そう、彼女は最初エリー・コニファーと共に行動していたのだがいつの間にかはぐれてしまい一人になってしまったのだ。今エリーはカードキーを持ってない状態なので探そうと思うもタイミングが悪くスマホの充電が切れていて連絡する事が出来ない状態なのである。

 

因みに星川のRSLはこちら

 

サラ

RSL:177

 

「あ、サラちゃん!サラちゃんも此処に来てたん?」

 

「え?あ、咲ちゃん!それにひま先輩に竜胆先輩も!」

 

すると其処にやしきずから情報を得た咲達とも合流した。

 

「あれ?星川だけかの?エリーは一緒じゃないの?」

 

「うん、実はさっきはぐれちゃって……それより咲ちゃん達もこの階を探索しにきたの?」

 

「そうなんよ!やしきずの話だとこの階の何処かに玲二さんの部屋があるって言ってたんや!」

 

「本当に?!ってかなんで社さんが!?」

 

「細かい事は良いから早く探そう!もうタイムリミットまで時間がないよ!」

 

「そうじゃ!早く玲二の部屋を見つけて妾達が玲二のお嫁さんになるんじゃ!」

 

「よっしゃあーッ!!それじゃ片っ端から探していくぞぉーーーッ!!」

 

「「「おぉーーーッ!!」」」

 

合流して早々四人はこの階にあるであろう玲二の部屋を探す為片っ端から扉を開けていく作戦にでる。果たして四人は無事に玲二の部屋を探し当てる事が出来るのだろうか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―一方その頃……―

 

「ふえぇ……サラさん一体何処に行っちゃったんですかぁ~?」

 

サラとはぐれてしまったエリーは道に迷ってしまい気づいたら一階のホールに戻って来てしまっていた。そして疲れてしまったのかそのままペタンと座り込んでしまう。

 

「はわわぁ……折角ご主人様の為に新しいお紅茶用意したのに……ご主人様に誉めてほしかったのに……………グスッ」

 

自前のお茶会セットを持ちながらの移動のせいで疲れてしまい遂には泣き出してしまうエリー。と其処に……

 

「ん?コニファーじゃねぇか、どうしたんだ?こんな所で泣いて」

 

「え………?ご、ご主人様!?それにフブキさんにみしろさんも……!?」

 

「エリーちゃんお久しぶり~♪今日は遊びに来てくれたのかな?」

 

泣いているエリーの元にこの家の主である玲二とその妻であるフブキとみしろがやって来たのである。玲二の顔を見たエリーは急いで涙を拭き立ち上がる。

 

「ご、ご主人様、どうして此方に?今はお部屋にいる筈じゃ……?」

 

「?いや、今俺達買い物に行ってたんだが?何で俺が部屋にいると思ったんだ?」

 

「じ、実はかくかくしかじかでして……」

 

エリーは自分が何故此処にいるのか、そして他の皆と何をしていたかを玲二に説明していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………は?なんだよそれ?そんな話聞いてないんだが?」

 

「私だってそんな手紙とゲストキーなんて送ってないですよ?そもそもゲストキーなんてこの神羅城の極々一部の扉を開ける事が出来るだけで全ての扉を開けるなんてレイくんの持つマスターキーじゃなきゃ出来ない筈ですよ?」

 

「え?!で、ではあの手紙は一体誰が……?!」

 

コニファーの話を聞いてみたがなんか勝手に変なゲームが行われているみたいだな?誰だよフブキの名前を騙って俺の部屋見つけたら俺と結婚出来るなんてワケの分からないゲーム開いたのは?

 

「……エリーちゃん、此処に来た時フブキさんの声が聞こえたんでしたっけ?」

 

「え?あ、はい確かに聞こえましたけど……」

 

「そうですか………ご主人様、少しセキュリティールームへ様子を見てきますので先にお部屋へとお戻り下さいまし」

 

お?どうやらみしろには真犯人が誰か分かったみたいだな。なら此処はみしろに任せて俺はフブキとコニファーを連れて部屋に戻るとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―そして戻って咲達は……―

 

「…………なんでこんな事になったんや?」

 

「いや、妾達に言われても……」

 

「言い訳しない!どうやって鍵開けたか知らないけど、ウチがシャワー浴びてる時に入って来るなんて何考えてんのさ!?///」

 

片っ端から部屋を開けて探そうと最初の扉を開けたは良いが、其処はミオの部屋でしかもシャワーから出たばっかりでオープン状態だったところを咲達に見られてしまい四人は一列に正座させられ説教を受けていた。

 

「で、でもミオちゃん?ひま達玲二さんの部屋を探すゲームをしてたからこれは不慮の事故というか……」

 

「何さレイさんの部屋を探すゲームって?!そんなのウチ知らないしそれになんでそれがウチの部屋を開けれる事に繋がるのさ!?」

 

「え、えぇ~?どうなってるのこれぇ~……?」

 

こうしてミオからお説教され四人は制限時間終了しても解放される事はなかったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―それから……―

 

「うへぇ~、結局誰も玲二さんの部屋見つけられんなんてぇ~………」

 

ゲームが終了し咲達一同はリビングへと連れてこられ一先ず休憩していた。皆それぞれ大変な目にあったのかぐったりとしている。

 

「よう皆、お疲れ」

 

「え………あぁ~!?玲二さぁ~ん♪」

 

「おっと……ハイハイ、大変だったな咲」

 

俺とフブキとエリーが来ると咲が俺を見るなり勢い良く抱きついてきた。全く、こいつは相変わらず俺を見ると抱きついてくるな?

 

「玲二さぁ~ん、うち頑張ったけど玲二さんの部屋見つけられんかったぁ~!」

 

「私達も……折角玲二さんが与えてくれたチャンスだったのに……!」

 

「あ~……その事なんだけどさ、俺達その事知らないんだが?」

 

『…………………はい?』

 

うん、まあ皆してきょとんとした顔になってるな。取り敢えず俺は咲達にこの件について話していく事にした。俺達はそんな事許可した覚えはないのと、フブキもそんな手紙もゲストキーも送ってはいないという事を。

 

「えぇ?!ど、どういう事?!」

 

「で、でも確かにボク等が子供達と遊んでた時もぼたんさんもちょこ先生もボク等が来た理由も分かってなかったよね?」

 

「そうそう、それにどうやって扉を開けたのかも気になってたし」

 

「最初はリオン様達もにじさんじの誰かの所に遊びに来てそのついでにキッズルームの開閉権限を貰ったかと思ってたけど、本当はその謎のゲストキーを使って開けたのね?」

 

そういう事だ。にしても一体誰が………いや、正直心当たりならある。この神羅城に住んでてこんな事する奴なんて限られてるからな。多分そろそろ……

 

「ご主人様、お待たせしました。今回の件を起こした不届き者達を引っ捕らえて参りました」

 

「お?捕まえたかみしろ………はぁ、やっぱりお前等か」

 

タイミング良くみしろが犯人を捕まえて戻って来たので振り向くと其処にはみしろに首根っこ掴まれしくしくと泣いているたまきとういさんがいた。しかも一発叩かれたのか頭に丸いたんこぶが出来てる。

 

「やっぱりこんな下らない事するなんてお前等しかいねぇもんな?なんでこんな事したんだ?たまき、ういさん」

 

「うぅ~……だってぇ」

 

「こうすれば私達も玲二くんと結婚出来ると思ったんだもん~……!」

 

はぁ?なんだそりゃ?取り敢えず話を聞いてみるか。

 

 

 

…………つまりたまき達が言うには俺達の家が増築したのをきっかけに俺の嫁を増やせば自分達もその輪に入れると踏んだらしい。其処で予め俺の持つマスターキーをこっそり拝借しセキュリティールームに侵入、そしてマスターキーと同じレベルの権限を持つゲストキーを五枚作りそれをフブキの名前を騙って咲に手紙を出してゲームを開き、そして今に至るという。

 

「全く、そんな事してもすぐにバレるし認めるワケねぇだろ?」

 

「い、いやぁご主人様って流されやすいからもしかしたら言いくるめれるかなぁ~なんて思って……」

 

「バカじゃないですか?そんな事になったらみしろ達が止めるに決まってるでしょ?」

 

「そうだよ!それに私の名前勝手に使って、しかもレイくんのマスターキーを悪用するなんて!」

 

確かにマスターキーの件は危ないよな。これからはセキュリティールームには指紋認証とかも付けるとかしないとな。それよりも……

 

「おいたまき、よくもうちらの純情弄んでくれたなぁ……?」

 

「この落とし前、絶対につけさせるから覚悟しとけや……?」

 

「「ひ、ひいぃぃぃ………ッ?!」」

 

やっぱり咲達はかなり怒ってるよな?そりゃ騙されたなんて分かったらそうなるか。

 

「はいご主人様、お紅茶出来ました~♪」

 

「お、ありがとなエリー。ん……うん、何時飲んでもやっぱ旨いな」

 

「本当、エリーちゃんの紅茶は美味しいですね~♪」

 

「やったぁ~♪有り難うございますご主人様~♪」

 

咲達がたまきとういさんにお仕置きをする中俺はエリーから新作の紅茶をご馳走してもらっている。因みに名前呼びなのはエリーからそろそろ名前で呼んでほしいと言われたのでそう呼ぶ事にしたのだ。更にフブキ達もエリーの事は気に入っていたので四階の一部屋をエリーに格安で提供したのでこれからはほぼ毎日エリーの紅茶を飲めそうだな。

 

「ご主人様、これからもよろしくお願いしますね♪」

 

「あぁ、よろしくなエリー」

 

こうして新たに増築したホロライブマンション改め神羅城で起きた事件は終わった。この一件から咲達もこの神羅城に引っ越す事にし二階はほぼにじさんじメンバーの部屋になるのであった。そして今回の件でたまきとういの家賃は三ヶ月間倍になり一部の施設の利用を禁止されるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ―

 

………あ、そう言えばエリーのRSLを見せてなかったので此処で公開、えーと…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリー・コニファー

RSL:350

 

 

 

 

ッ?!さ、350?!こ、これは一体……!?

 

 

 

 

 

「はわぁ~♪ご主人様のあの凛々しいお顔をこれから毎日拝めるなんて……夢のようですぅ♪ご主人様、エリーはこれからも生涯ずっとご主人様にお仕え致しますぅ~♡」

 

………ど、どうやらエリーはメイドとして完全に玲二に心酔しているようである。これはまた何か一波乱が起こりそうな予感………!?




はい、という事で玲二達の住むホロライブマンションバージョンアップでした♪今後はにじさんじメンバーも本格的に絡んでいくと思いますのでよろしくお願いします♪

P.S.今回からタグに『にじさんじ』を追加します。
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