そして年末になったという事で部屋にある積みプラを数えたらなんと……300超えてましたぁーーーッ!とんでもない数になってしまいましたぁーーーッ!(ToT)来年こそはゆっくりと作れる時間がほしいもんです……(;´Д`)
今回はフブキとみしろのバトル……なんですが、予め言っておきます、ごめんなさい(-_-;)
と、兎に角今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!
「………何?グリードとプライドが棄権した?」
「はい。先程スタッフが二人からの棄権を受理しました。理由は、どうしてもやらなければならない事が出来たとか……」
四回戦の試合が一つを除き全て終わった中、俺の元にやって来たスタッフから告げられたのはグリードとプライドの二人が突然大会を棄権したという報告だった。一体どういう事だ?あの二人は俺が狙いだと言ってたらしいが、それがどうして………俺のオリジンの力を手に入れる事を諦めてでもやらなければならない事なのか?
「……おいロウ、お前はグリード達から何も聞いてないのか?」
「ムニャ……ぼくなーんにも分かんな〜い。大体ぼく、ご主人様の眷属になってからグリード達とは会ってないも〜ん……ぐぅZzz」
………ロウも何も知らないのか。しかし、そうなるとまたトーナメントでの組み合わせも変わってきそうだな。一応、残っているのはこんな感じか………
五回戦
Aブロック
白上フブキVS白雪みしろ
カミキ・セカイVS常闇トワ
Bブロック
ときのそらVSトール
結城明日奈VS葛葉
Cブロック
ムーナ・ホシノヴァVS安室レイラ
ミカミ・リク プライド棄権の為決勝トーナメント進出
Dブロック
明日香蘭VS飛鳥新
キジマ・シア グリード棄権の為決勝トーナメント進出
「………無呪羅達の棄権の所為でリクとシアの二人が決勝トーナメント進出。これはまさかの展開になったな………」
「あ、それと支部長。棄権を受理したスタッフがその二人からの伝言があると言ってました」
「伝言?一体なんだ?」
「はい……『Яの事については我々がなんとかする。だから貴様等は安心して大会に挑め』と」
Яを?どうしてまた……もしやあいつ等、テラーの存在に気づいたのか?だとしたらテラーを追って………だとすると狙いはグラトニーの仇討ちか?だが大会を放棄してまでテラーを倒しに行くとは、余程グラトニーの事に対して怒りがあるようだな………
「分かった。取り敢えずこの件は正式に受理して構わない。俺達はこれから五回戦の準備をしていこう。こっからは更に大変になるかもしれないが、気を引き締めていくぞッ!」
『はいッ!』
スタッフ達へと激を飛ばし、気を引き締めさせスタッフ達はまた元のポジションへと戻っていく。レイラ達の試合はまだ終わってないが、いよいよ五回戦のスタートだ。さてと………
「………フブキ、そら。二人共体調はどうだ?」
「うん!もうすっかり味覚が戻りましたよ〜♪」
「私ももうバッチリ見えるようになったよ。かいり、心配させてごめんね」
「まま、げんきになってよかった〜♪」
よし、二人共なんとかオーバーシンクロのデメリットから回復したみたいだな。一時はどうなるかと思ったが、思った程深刻なダメージにならなくて良かった。だが、ガンプラは未だに修復されてないから予備のガンプラで戦う事を余儀なくされてしまってるが、こればっかりは仕方がないだろう。
「そうか、なら安心だな。だが、さっきも言ったがオーバーシンクロは禁止だからな。ムーナの無我の境地と違って、あっちは言わば不完全な力だ。下手に使い続ければ今度はもっと酷い目に遭うかもしれないからな」
「分かってますってレイくん。こゆきもふゆきも心配掛けてごめんね」
「うゅ、まま、もぉむちゃしちゃだめ!」
「まーま、ちんじゃやぁ〜……」
「いやいや死なないって……」
子供達も心配してかフブキにビタッとくっついて離れようとしない。フブキもたはは〜と苦笑いしながら子供達をあやしていく。
「こゆき、ふゆき。ママはもう大丈夫だし、ムチャしないように注意したから。後はママ達が勝てるように、パパと一緒に応援しような」
「うん!こゆ、ままのこといーっぱいおーえんする!」
「ふゆもおーえんしゅる〜♪」
俺が呼ぶとこゆきとふゆきは俺の元にやって来て抱っこされていく。さて、一体どんなバトルになるのやら……?
その頃、みしろの控え室では………
「……………………はぁ」
「み、みしろ?どうかしたの?なんかすっごく落ち込んでるみたいだけど……?」
「……いえ、次のフブキさんとのバトルの事で……別世界の記憶が蘇った所為で、少し不安になってしまうんですよね………」
「まましゃまぁ……」
「あ……大丈夫よミナ。ママ、ちょっと昔を思い出しちゃっただけだから……」
「ふーん、前の世界でも大変だったんだね?」
別世界での記憶が蘇った所為で、フブキとの戦いに不安を憶えるみしろ。たまきは其処まで深く関わってなかった所為かその時の記憶はなく、ただみしろが大変な思いをしちゃったんだなと思うだけだった。
「…………まぁ、あの頃と違ってご主人様を取り合うような事はないので其処は心配してませんが、やはり不安になる事には変わりませんからね」
「みしろ………」
「……フフ、心配しなくて大丈夫ですよたまきちゃん。みしろはもう、自分を見失わないって誓いましたから♪それじゃあミナちゃん、たまきちゃんと一緒にママを応援してね♪」
「はいでしゅ!」
ミナをたまきに預け、みしろもフブキが待つステージへと向かっていく。今度は自分を見失う事なく、全力でフブキと戦う為に。
…………しかし、この時の二人は知る由もなかった。
この後、佐々木家の醜態が世界中に晒されるとは…………
「……ついに、ついに此処まできました!この試合に勝った者が、最強のバトラーを決める本戦トーナメントに出場出来る大事な一戦!此処、Aブロックからは一体誰が勝ち進むのか!?第一試合、白上フブキVS白雪みしろの対戦ですッ!!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおッ!!』
遂に本戦トーナメント進出者が決まる緊張の一戦。そしてその第一試合がフブキとみしろという最強格同士の戦いとだけあって、会場はこれまで以上の熱気に包まれていた。そんな中、ステージ上ではフブキとみしろが少し複雑な顔をしながら対峙しあっていた。
「…………思えば、こちらの世界で戦うのはこれが初めてでしたね」
「……そう言われればそうだね。まぁ、あの頃とは違って私達の間にいがみ合いはないし、この世界では思いっきり戦えるよ!」
「そうですね。それに、どういうワケか無呪羅達も手を引いたらしいですし、みしろ達が心配する事は殆どなくなりました………ですので、あの世界でのリベンジも兼ねて、貴方を全力で倒しにいきます!」
Anotherでの因縁があった二人だが、今はもうそんなのは関係ない。今の二人にとって、目指すのは全力を出し切って勝利する事。互いの闘志をぶつけ合い、二人は静かに筐体へと入っていく。
(……みしろちゃんとは全力でやりたいからって今回はミオに頼んでサポートを切ったけど、ずっと傍にいたミオがいないだけで不安だなぁ………でも!それでもこの勝負だけは、絶対に私だけの力で勝ちたいんだ!)
(………今まで幾度も挫けそうになって、ご主人様やレグちゃん達に沢山迷惑を掛けてしまった。それでも、その度にみしろは乗り越えて此処までやってこれた。みしろを支えてくれた皆様の為にも、みしろは全力で勝ち上がって見せます!)
二人は熱い闘志を燃やし、自分のガンプラを筐体にセットしていく。フィールドが展開するとみしろの氷護、そしてフブキの白夜ガンダム(ラビットラッパーブーストアーマー)がフィールドに出現していく。
「ラビットラッパー……あの頃の再現のつもりですか?だとしたら、考えが浅はかですよ」
「フフン、それはどうでしょうかね〜?ま、やってみれば分かるから♪」
かつて自分を倒したラビットラッパーで挑んできたフブキに対して少しムッとするも、みしろはすぐに平常心に戻りダガーを構える。
―GAME START!―
―ダッ!―
そしてバトル開始のアラームが鳴ると同時に二機は互いにフィールド内を駆け抜けていく。白夜はフィールドを駆け巡るように、氷護はそれを追い掛けるように高速で移動する。
「やはり、トラップワイヤーを仕掛けにきましたね?ですが!」
―ヒョイッヒョイッヒョイッ!ジャキイィンッ!―
「ウソォッ!?そんな隙間すり抜けるのぉッ?!」
なんと、白夜が仕掛けたトラップワイヤーを氷護は迷いもなくその隙間をすり抜けていく。どうしてもすり抜けられない場合はダガーでワイヤーを斬り裂いていき、確実に白夜へと接近する。
「は、速い!前より格段にスピードが上がってる!?」
「フフ、氷護も何時までもレイラさんから受け取った時のままではありませんよ!」
「だ、だったら!」
迫る氷護に対し、白夜は今度は機雷型のボムを放出し足止めをしようとする。しかし……
「その程度の攻撃、読めてますよッ!」
―バキュウゥンッ!―
―ドゴオォォォォォォォォンッ!!―
「そんなぁ!?これもダメなの?!」
放たれたボムは氷護のビームライフルによって全て撃ち抜かれ爆散し、辺りは大量の煙に包まれていった。圧倒的な力の差。最早みしろの勝利は濃厚と誰もが思っていた………
「さぁ、これでラビットラッパーの力は全てでしょうか?なら、このまま―SET!―ッ!?」
―バキイィィンッ!―
しかし、突然煙の中からパージされたラビットラッパーアーマーが放出され氷護を襲っていく。氷護はなんとか紙一重で回避するが、その間に白夜に最大のチャンスを与えてしまったのだった。
―COYOCHEMICAL&BOOST!LADY!FIGHT……!―
「なぁーはっはぁッ!引っ掛かったなみしろちゃん!これが私の本命!コヨーケミカルブーストアーマーじゃいッ!!」
なんと、フブキはあの爆風の中で白夜ガンダムを別のアーマーに換装したのだった。
『HG 白夜ガンダムコヨーケミカルブーストアーマー』
フブキが白上ガンダム及び白夜ガンダム用に設計したアーマー。白とピンクのツートンカラーで塗装されており、アーマー各所には試験管のような装飾が施されている。本来単体では機動性に劣るアーマーではあるが、下半身のブーストアーマーによって補われている。名前の由来はイメージ元のこよりの種族であるコヨーテ(COYOTE)と化学薬品(CHEMICAL)を合わせた造語である。
「これは、こよりさんをイメージしたアーマー!?成る程、ラビットラッパーはあくまで囮だったワケですか……!」
「そのとおーり!みしろちゃんなら一度戦ったラビットラッパーの攻略なんて簡単ですからね!だからこそ、この新しく作ったコヨーケミカルなら対抗出来るって思ったんだよッ!」
「………フフ、相変わらず面白い発想をしますね♪ですが、それだけではみしろには勝てませんよ!」
「分かってるよ!だからこっからは頭脳戦だよ!スキル、ケミカルサウンドッ!!」
スキル:ケミカルサウンド
AIによって相手にとって不快に感じる音を発生させる。
コヨーケミカルのスキル、ケミカルサウンドはAIが対戦相手の情報を読み取り、瞬時に相手にとって不快に感じる音を選出し大音量で流し、相手を動揺させるというものだ。これはこよりがコヨーケミカルを作る際に作ってくれたAIモジュールを組み込んだ事で出来たスキルであり、これでみしろにとって不快な音を流して動きを鈍らせようと考えるフブキ。
…………しかし、それがとんでもない事を引き起こしてしまうのであった。
《はあぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!ご主人様ぁ!そんなに激しくしたらみしろ壊れちゃうよおぉぉぉぉッ♡♡♡》
『……………………は?』
本来なら相手が不快に感じる音が流れる筈が、流れたのはみしろの激しい喘ぎ声であった。会場全体が一瞬凍りつき、次第にみしろの表情が真っ赤に染まっていく。
「な、ななな…………………フブキさん!貴方一体何を流してくれてるんですか!?///」
「え、ええぇぇぇッ!?い、いや私だって何が何だか……?!」
《いやあぁんッ♡ご主人様ぁ、このスケベでだらしないダメダメメイドのみしろにもっとお仕置きしてくださいましぃッ♡♡》
困惑するも、コヨーケミカルのスピーカーからはみしろの喘ぎ声が大音量で鳴り響いていき、みしろの顔は真っ赤に染まり、怒りや羞恥心でぐちゃぐちゃな状態だった。だが、これで終わりではなかった……
《はうぅッ♡れ、レイレイ〜///こんな、庭でだなんてぇ……///》
《ま、まだ起きてる子もいるのにぃ///このままじゃちょこ達の恥ずかしい姿見られちゃうぅ〜♡♡》
「え!?な、なんでルイ姐とちょこ先の声まで流れてんの?!///」
なんとみしろだけでなくルイとちょこの喘ぎ声まで大音量で流れたのである。これには観客席にいたルイとちょこも顔を真っ赤にしてプルプルと震えてしまう。
「ど、どういう事なのこれぇ……?!///」
「………おい頭ピンクコヨーテ。オメェ確かこのスキルのAIモジュール作ってたよな?これは一体どういうつもりなんだぁおい?」
「ちょおッ!?ちょ、ちょっと待ってってば!こよが作ったのはあくまで相手が嫌がる不快音を流す装置で、こんな皆の喘ぎ声なんかじゃ……!?(ど、どどど、どういう事ぉ!?なんでこよがこっそり隠し撮りしていた玲二くんの夜の営みコレクションの音声が流れてんのぉーーーッ?!///)」
遡る事一週間後前……
「よぉーし、出来たぁ!名付けてケミカルサウンド!これを使えば相手の嫌がる不快音を流して相手を動揺させれるよぉ〜♪」
「どーよー?」
「そーそー♪これをフブちゃんが作ってくれたコヨーケミカルに組み込めば、こよのアーマーは更に強力になるよ〜♪早速これを……あ、その前に玲二くんに呼ばれてるんだった!ひより、少しの間お留守番しててね〜♪」
「はーい♪」
こよりは完成したケミカルサウンドシステムをそのままにして部屋を出ていった。しかし、そのモジュールを見てひよりは何やら不満そうな感じでパソコンとにらめっこしていく。
「うー……こっちのほーがみんなどーよーする〜♪」
―カチャッカチャッカチッ―
なんとひよりは勝手にサウンドシステムの中身をこよりのパソコンのフォルダに入っていた『玲二くんの恥ずかし夜のハッスル大会』のデータに移し替えてしまったのである。幼児故の無邪気ながらにとんでもない事をしてしまうひよりなのであった………
そして……
《にゃうぅ~んッ♡レイく〜ん♡もっと僕のお尻いっぱいぶってぇ〜ッ♡♡♡》
《おいパパ!そんなに出したらまた赤ちゃんデキちまうってぇ!ったく、さくらとももかの姉妹増やす気かよぉ……♡》
《あぁんッ♡れ、玲二さん激し過ぎ……ちょ、ししろん!?なんで尻こっちに向けてんの?!ラミィとねねも一緒になって……う、嘘だよなぁ!?///》
《ひぎいぃッ!?れ、玲二さん!るしあの大事な所そんなに広げちゃらめなのれすうぅぅぅッ♡♡♡》
《はあぁぁんッ♡玲二の熱い○○○○がシロの○○○○にいっぱい入ってきちゃうぅ〜んッ♡♡♡》
《れ、玲二さぁんッ♡これ以上激しくしたら椛起きてまうってぇぇぇぇッ♡♡♡》
「うわあぁぁぁぁぁぁッ!!これどーやったら止まるのさあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?///」
次々と流れる佐々木嫁達の恥ずかしい喘ぎ声が会場全体に鳴り響いてしまう。本来ならこのスキルは手動でオンオフが出来るのだが、ひよりが弄ってしまった所為でバグが生じてしまい手動では切る事が出来なくなってしまっている。更に本来はAIが対戦相手によって流す音声を変えるのだが、これもバグにより完全にランダムと化している。
その結果、自分達の営みを曝け出された佐々木嫁達は怒りと羞恥心で顔を真っ赤にし、会場にいた男性陣は皆して前屈みになり女性陣はキャーキャー言いながらもばっちり録音していた。
そして……
「………………………………」
「あ、あの〜、みしろちゃん………?」
何時の間にか顔を伏せて一切喋らなくなったみしろ。嫌な予感がしたフブキは恐る恐る声をかけるが………
「……………………不思議なものね」
「…………へ?」
「…………怒りや羞恥心って、限界を超えると頭の中が真っ白になるみたいね」
―キィィィィィィンッ!ゴオォォォォォォォ……!―
なんと、みしろが顔を上げたと思いきや、その表情はまるで凍てついているかのように無であった。しかも同時にフルシンクロを発生させるが、その雰囲気はまるで先程のムーナと同じようであった。
「ふ、フルシンクロ!?しかもこれってまさか…………無我の境地!?ま、まさか、さっきの恥ずかしボイスの所為で怒りとか通り越して無我の境地に入っちゃったあぁーーーッ!?」
「へぇ、これが無我の境地なのね?まぁ、そんな事はどうだって良いわ。そんな事より………みしろは今、フブキちゃんの事をとーーーーってもシバきたい気分だから♪」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁッ!?完全にキレてらっしゃるーーーーーーッ!?」
笑顔で微笑むみしろだが、その目は一切笑ってなかった。寧ろ今からお前を殺すと言わんばかりの殺気に満ちた目である。敬語すら使わなくなってしまい、普段のみしろからは想像が出来ない程の迫力を感じる。
「さぁ、何処から壊してほしい?腕?足?それともボディ?あぁ、それよりもまずこの大衆の前であんな恥晒してくれたその頭をぶっ壊してあげよっかぁ♪」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってみしろちゃん!?これは私も知らなかったというかなんというか!と、取り敢えず一旦落ち着いて話を………って待って待って待って!?そのハルバードどっから出したのさ?!いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!?」
その後、フブキとみしろの地獄の鬼ごっこはみしろの無我の境地が切れるまでの約一時間続き、最終的にはみしろが力尽きてしまい気絶した事によりフブキが辛くも勝利した。尚、この時の事はみしろは全く覚えておらず、玲二も申し訳なさを感じながらこの試合に限って全世界の皆の記憶を改竄したのであった。
その夜………
「さぁーて、何か言い残す事はあるかなぁ、お二人さん?(怒)」
「ふえぇぇぇぇんッ!ごめんなさあぁぁぁぁいッ!でも本当に知らなかったんだってえぇぇぇぇぇッ!!」
「なんでこよまで吊るされてんのおぉぉぉぉぉッ!?こよ何も悪くないもーーーーんッ!!」
「まぁ、今回は流石に庇いきれないわ。フブキは兎も角こよりは少しは反省してくれよな」
「な〜♪」
神羅城に戻ってきた二人に祝勝会の代わりにお仕置き会が開かれ、その夜はずっと逆さ吊りの刑に処されるのであった。だが本当の元凶はひよりのいたずらとは知らず、玲二はキャッキャと笑うひよりを抱き抱えながらお仕置きを受ける二人を眺めるのであった。
―オマケ―
「………グリード、本当に良かったんですか?折角オリジンを手に入れるチャンスだったのに………」
「………フン、それを言えばお前もだろ?本当ならオリジンを最優先にしたいところだが、今の神羅達がやろうとしている事を考えればそうも言ってられんからな」
GWDWCを辞退したグリードとプライド。二人はテラーと共に次元の狭間を移動していた。
「ところでテラー、貴様は神羅なのに何故我等と手を組もうとした?我々と手を組むという事は、貴様は他の神羅達と敵対するという事になるんだぞ?」
「………そんなの決まってんじゃん。ソラ達とマリン達がやろうとしている事が気に食わないからだよ。あいつ等の物語は、何一つ面白い事なんかないからね」
グリードの問いにテラーは素っ気なく返してく。どうやらテラーはソラ達穏健派ともマリン達革命派とも関わっていないようで、その表情はかなり険しいモノになっていた。
「確か、エンドレスユートピアでしたっけ?永遠の理想郷とは、今の神羅達は随分と大胆な事を考えるんですねぇ〜?」
「………何が理想郷だよ。あいつ等のやろうとしてるのは寧ろ逆、
「…………成る程、それ程奴等がやろうとしてる事が愚かで下らないという事か。だからお前はそれを阻止して次元世界を救おうというのか」
「はぁ?別にアタシは次元世界そのものがどうなろうと関係ないよ。アタシはただ、自分が面白いと思った物語を紡ぐトリックスター。奴等の物語とオリジンが紡ぐ物語を比べて、オリジンの方が面白いと思ったから邪魔なソラ達を倒す。ただそれだけさ」
「ほぉ〜、成る程成る程……つまり貴方もオリジン、レイくんに惹かれたって事なんですね♪」
「フン、貴様の言い分は分かった。だが、これからどうするつもりだ?モタモタしていれば、奴等は更に戦力を強化して我々に襲い掛かってくるぞ」
「その点に関しては大丈夫。奴等はЯを捕まえたは良いけど、まだそのЯ達を改造するのに戸惑っているみたいだからね。おそらくだけど、人間世界で換算すれば後一年くらいは大丈夫な筈。だからアタシ達もその間に、仲間を増やして対抗するんだ」
そう言いながらテラーは懐にしまっていたカード化された四つの神羅核をグリード達に見せる。それを見たグリードとプライドも理解したのかニヤリと笑うのであった。
「………決戦は一年後。必ずアタシらが勝ってみせる」
真魔神file26
神羅族には穏健派、革命派、中立派とあるが、組織としての結束力は其処まで強くはない。
次回……
Bブロック五回戦、そらとトールの戦いが幕を開ける。全力で破壊しにくるトールに、そらの想いの翼が空を駆ける!
EP65
『舞い上がる翼』
はい、という事でひよりの所為で佐々木家の醜態が晒されてしまいました。玲二の力で全世界から記憶は抹消されましたが、神羅化した者達はばっちり覚えているので暫くの間気まずい感じになりそうですね……(-_-;)
そしてグリード達とテラーは何やら行動を起こす為に離脱しましたが、次に登場するのは何時になるか……?
次回はそらとトールのバトル!はたして勝つのはどっちか!?
けどその前にクリスマスネタを投稿したいと思います。
次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!