最近にじさんじの早瀬走さんに彼氏がいるのが発覚して、ファンからも異例の祝福がありましたが………まぁ、この小説での走は別次元という事でそのまま佐々木家のままです(^o^;)
今回はGWDWC五回戦の内二試合!はたして勝つのは誰なのか!?今回は少し短めですが、最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!
GWDWC五回戦も残すところ後三試合。現在本戦トーナメントへの切符を手にしたのはフブキ、そら、リク、新、キジマ・シアの五人。それらのメンバーと共に本戦トーナメントへと勝ち進むバトラーは、はたして誰なのか?
Bブロック控え室
「………おっしゃ、これで調整完了っと」
「お、葛葉。遂に最終調整終わったんか?」
「おう、これで何時でも万全の状態で戦えるぜ」
次のバトルに備えて自分のガンプラを調整していた葛葉。漸く納得出来る調整が出来てガンプラをケースにしまっていくが、その表情からは普段の余裕はあまり感じられなかった。無理もない、次の相手は実質ガンダリウムランカーと言っても過言ではないあの結城明日奈なのだから。
「結城明日奈……『ガンプラウォーズが稼働した初期からずっと参加し続けているバトラーであり、その実力の高さと相手を瞬殺する戦い方から付いた二つ名は『閃光のアスナ』。温厚な性格が多い妖精族にしては珍しく戦闘に関してかなり積極的な性格でもある』と書いてあるのう」
「俺も一度だけオンラインで対戦した事はあるが、一切の無駄な動きがなくて気づいたら負けていたくらいだ。実力的にはガンダリウムランカーに匹敵するというのは間違いないだろうな……」
「ほぇ〜、そんなに凄いバトラーなんやね?」
「「おー」」
応援に来たドーラと築、そしてひまわりも結城明日奈の実力に注目する。サニィと希も明日奈の戦いの映像を見て目を輝かせていた。
「………ま、どっちが勝つかなんてやってみなきゃ分かんねぇし、やれる事は全力でやるだけだ」
「葛葉………負けた俺が言えた事じゃねぇけど、勝てよ」
「へいへーい、頑張りますよっと」
築の応援に葛葉は何時ものような怠そうな返事をして控え室を出ていくが、その左手は固く握られていたのであった………
一方その頃、Aブロック会場控え室では………
「………………………………」
「と、トワ様?大丈夫か?」
「………ラプ、少し放っといてあげなさい。あんな事になったら誰だって落ち着かなくなるんだから…………うぅ〜///」
次の試合を控えているトワがテーブルに顔を突っ伏していた。その理由は一つ前の試合でフブキの使ったコヨーケミカルアーマーのとんでもスキルの所為で全世界に自分達の醜態を晒してしまったからである。その中には当然トワの分もあり、その内容が………
「いやあぁぁんッ♡こ、こんな、電車の中なのに玲二さんのがいっぱぁいッ♡認識阻害魔法してるのに皆に見られてるみたいで恥ずかしいよおぉぉぉッ♡♡♡」
………といったものだった。
「まさかトワっちの性癖が野外プレイとはなぁ〜?///」
「しかも電車の中って、相当マニアックな……///」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!いっそ殺してくれえぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!//////」
まさかの性癖をバラされ羞恥心で死にたくなるトワ。みしろの氷護から逃げ続けていた所為で佐々木家の醜態がずっと垂れ流し状態だった所為で他の皆も恥ずかしさに死にしそうになっている。
「大丈夫だってトワちん!まつりだって玲二君との首絞めプレイバレてんだから気にする事ないって!」
「オメーは普段から自分でプレイ内容言ってるから関係ねーだろうがぁぁぁぁッ!!」
「でも電車の中って、他の乗客に迷惑じゃないの?」
「ホントにやるワケねーだろ!?あれは唯のホログラムプレイ………って何言わせてんだよバカぁッ!!///」
羞恥心と怒りでぐちゃぐちゃになるトワ。クリスも自分の母親の醜態を聞いてから部屋の片隅でトワの事をジト目で見るようになってしまっていた。
「うぅ〜、クリスにも変なモン見るような目で見られるし、もぉマジで最悪だよぉ〜……///」
「ま、まぁこれに関しては親分がなんとかしてくれたから皆の記憶からは消えてる筈だよ?」
「そうそう、今は気持ち切り替えて、次はあのセカイくんとのバトルなんだから気合を入れないと!」
そう、次のトワの対戦相手はあのビルドファイターズトライの主人公であるカミキ・セカイなのだ。格闘戦を得意とする戦い方で、これまで多くのバトラーを撃破してきた強敵である。
「………確かに、こんな状態のままじゃ一緒でやられちゃうよな……よし!もう一旦この事は忘れて今は全力で試合に挑んでやるッ!!」
「おぉー!それでこそトワ様だぁ~♪」
これからセカイとの戦いの事を考え、トワは無理矢理気持ちを切り替えて自分のガンプラをケースにしまい控え室を出ていく。だが実際は……
(くっそぉ〜、あんな恥ずかしい思いさせられるなんてぇ……///こーなったらセカイには悪いけど憂さ晴らしさせてもらうとするかッ!)
やはり羞恥心は拭いきれてないようで、この怒りの矛先をセカイにぶつける事で憂さ晴らしをしようと考えるトワなのであった。
「GWDWC五回戦も残り僅かッ!こちらBブロックでは最後の試合となる葛葉VS結城明日奈の試合が間もなく始まろうとしていますッ!」
『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
Bブロック最後のバトル。葛葉と明日奈のバトルが始まろうとしていた。観客達の盛り上がりも納まる事を知らず、どちらが本戦トーナメントに進むかで討論するくらいの勢いだった。
「はじめまして、だね。キミの噂はかねがね聞いてるよ、ガンダリウムランカーの葛葉くん♪」
「へ、そりゃどーも。つーか、あんたも物好きだよなぁ?わざわざ予選に参加したいからってワザとガンダリウムランカーに上がらないだけじゃく、今の今まで条件を満たせるチャンスがあるのにダイヤランクを維持し続けてるんだもんなぁ?」
「うん、そうすれば私の実力を疑っている他のバトラーが勝手に挑みに来てくれるから♪」
どうやら明日奈はGWDWC予選が開始されてからもランクをダイヤ5を維持するだけで其処から上げてはいなかったようだ。その理由というのが自分が何時までもガンダリウムランカーにならない事に対して実力を疑ってる他のバトラー達からバトルを挑まれるようにする為という、なんとも戦闘狂のような考えだった。
「………俺の知り合いにも妖精族はいるけど、そいつと違って随分好戦的なんだな?」
「んー、よく言われるけどそうなのかな?私、あんまり他の妖精族の人と関わった事ないからよく分からないわ」
「……そりゃそーかい。ま、そんな話はこれくらいにして、さっさとやりましょーかね」
軽い雑談を終え、葛葉はケースから自分のガンプラを取り出し筐体の中へと入っていく。明日奈も筐体へと入っていき、自分のガンプラをセットしていく。その間の明日奈は早く戦いたいと言わんばかりにソワソワしていたのであった。
その頃、Aブロックの方でも盛り上がりを見せており、ステージの上ではトワとサポーターのわため、そしてセカイの三人が対峙しあっていた。
「俺に此処まで協力してくれた先輩とユウマの為にも、絶対に負けるワケにはいかねぇッ!」
「トワだって、絶対に勝って優勝目指してるんだからこんなとこで負けるつもりはないよ。それに、トワ今すっごく機嫌悪いから遠慮なくぶっ飛ばさせてもらうから……!」
「お、おう………?」
(うわぁ~、やっぱトワ様完全には切り替え出来てないねぇ〜?)
明らかに隠しきれない程に滲み出ている怒りのオーラに流石のセカイも若干引いてしまっている。そして互いに筐体の中に入り自身のガンプラをセットしバトルスタートまでの準備を進めていく。
「さあ!遂に戦いが始まろうとしています!泣いても笑っても本戦トーナメントに進めるのは勝者のみ!はたして勝利の女神は誰に微笑むのかッ!?GWDWC五回戦第二試合!バトルスタートオォッ!」
―GAME START!―
こうして、戦いの火蓋は切って落とされたのであった………
数十分後、Bブロックでは……
―キィンッ!ガキィッ!カアァンッ!―
「チィッ!なんでそんな細身の剣一本で其処まで強えんだよ?!」
「あら?寧ろ複数の武器を切り替えて戦うより得意な武器一本で戦う方が楽じゃないかしら?」
戦いが始まってから葛葉のファントムゴーストがダガーを使用して攻撃するも、明日奈の『ラディアントガンダム』の剣に全て弾かれ、逆に反撃を受けてしまっていた。
『HG ラディアントガンダム』
『機動武闘伝Gガンダム』に登場するローズガンダムを改造した機体。マントを廃し、装甲もシャープにしてより機動力を上げている。武装もビームレイピアを実体のレイピアに変更した物のみであり、まさに無駄を削いだ機動特化型ガンダムである。
スキル:マザーズ・ロザリオ
落下しながら神速で相手に接近し、強力な連続突きを放つ。
「それじゃあ、そろそろこっちも本気でいくよッ!」
―ゴオォォォォォォォォォォォッ!!―
「ッ!チィッ!」
明日奈のレイピアが赤く輝き、デカい攻撃が来ると察した葛葉も咄嗟にファントムゴーストのスキルである幽霊の影を発動させ攻撃を躱そうとする。しかし
「いくよッ!マザーズ・ロザリオッ!!」
―ジャキイィンッ!ズガガガガガガガガガガガガガッ!!―
「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!?」
ファントムゴーストのスキルが発動される前に明日奈のラディアントガンダムが神速の速さでファントムゴーストに接近し、目にも止まらぬ勢いで次々と鋭い突きを放っていく。あまりの速さにスキルを発動させる事が出来ないままボロボロにされ、攻撃が止むと同時にほぼフレーム状態となってしまったファントムゴーストはその場に倒れて動かなくなってしまった。
「き…………決まったあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!激しい攻防を繰り広げ、本戦トーナメントのキップを手にしたのは!結城明日奈だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
バトルが終わり、会場では明日奈の勝利を祝うかのようにファン達が湧き上がっていく。そして筐体から出てきた葛葉と明日奈も再びステージ中央に行き向かい合う。
「………あーあ、負けちまったなぁ……」
「フフ、でも流石ガンダリウムランカー葛葉くんだね♪私もちょっとでも油断してたら逆にやられてたかもしれないし。また機会があったらバトルしてくれたら嬉しいな♪」
「………あぁ、そん時はリベンジさせてもらうからな。それと、俺に勝ったんだからゼッテェ負けんじゃねーぞ?」
「うん、約束するよ♪」
こうして葛葉と明日奈は軽くグータッチをし、何時かまた再戦する事を誓い合うのであった。
同じ頃、Aブロックでは……
―ズバアァンッ!ドゴオォッ!ズガガガガガッ!バッコオォンッ!!―
「くうぅッ!」
「ぐうぅッ!」
トワの『ストライクノワール・トワイライト』とセカイの神バーニングガンダムが互いに激しくぶつかりあっていた。既に互いの機体はボロボロで、トワイライトの手持ち武器のトコヤミトライデントも半分刃が欠けており、神バーニングの左拳も指が何本か欠損してしまっている。
「ハァ、ハァ……ふ、ふーん、また強くなったみたいじゃん?」
「ハァ、ハァ……あぁ、でもこれは俺だけじゃ絶対に此処まで辿り着けなかった。先輩やユウマ、それと多くのライバル達とのバトルの積み重ねが、俺を此処まで強くしてくれたんだ!」
「へぇ、言うじゃん?だけどそれはトワ達だって一緒だよ!わため!あれを転送して!」
「う、うん!」
トワに言われ、わためが急いで操作して出現させたのは真っ赤に塗装された巨大な手甲だった。どうやらルブリスジウの虎の手を改造した物のようだが、はっきり言ってトワのトワイライトには似合わない武装である。
「これがトワの切り札、ホロフォースアーム!この拳で、勝利を掴んで見せるッ!」
「望むところだッ!俺も、俺の持てる全てを出し切って、お前に勝つッ!」
互いに拳を構え、力を溜めていく。おそらくこの一撃が最後の攻撃となるだろう。二人は大きく深呼吸をした後、拳を強く握り締め互いに向かって突っ込んでいく。
―………ダッ!―
「ホロフォースインパクトオォォォォォォォォォォォォォッ!!」
「カミキガンプラ流!聖拳爆炎撃いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!」
―シュウゥゥゥゥゥゥ……バッコオォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!―
『キャアァァァァァァァァァァァァァァッ!?』
互いの拳がぶつかりあい、その衝撃で強い光が発生し観客達は目をやられてしまいそうになる。そして光が止み、其処に立っていたのは………
「き…………決まったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!激しいぶつかりあいを制したのは、異世界のガンプラバトラー!カミキ・セカイだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
ほぼフレームの状態ながらもフィールドに立っていた神バーニングガンダムだった。セカイの勝利が決定し、戦いを終えた二人が筐体から出てくる。
「悔しいぃぃぃぃぃぃぃッ!途中までは互角だったのにいぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!」
「まぁまぁ、トワちんも良いとこまでいってたと思うよ〜」
「あぁ!俺ももしかしたら負けてたかもしれないって思っちまったからな!良いバトルだったぜ、トワさん!」
戦いを終えて悔しがるトワを宥めるわため。そしてセカイも奮闘しあったトワを称え手を差し伸べていく。トワは悔しさを抑えてその手を握り握手をした。
「……次は絶対トワが勝つから。だから負けたら招致しねぇからな!」
「あぁ!トワさんの為にも、必ず勝ってみせる!」
こうして互いを称え合い、Aブロック五回戦は無事に終わった…………のだが
「あ、でも最後に一つ良いか?」
「ん?何?」
「いや、よく分かんねぇけど、あんまり電車の中で他の人に迷惑かけない方が良いぞ?」
「うがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?テメェーーーッ!なんでまだ覚えてんだよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!?」
「ちょっとトワちん落ち着いてってばあぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
異世界から来た存在の所為か、まだ先程の事を覚えていたセカイの発言により羞恥心が爆発してしまうトワなのであった。(尚、後にちゃんとセカイ達の記憶からも消去された)
真魔神file28
世界全体に影響を及ぼす力を使った場合、異世界から来た者達への影響は少し遅れる事もある。
次回……
遂に五回戦も残すは一試合。無我の境地に至ったムーナと、最強の技術を持つレイラ。はたして、勝つのはどちらなのか!?
EP67
『最後の切符』
はい、という事で勝ったのはまさかの明日奈とセカイでした!これにより残すは後一試合ですが、はたして最後に勝ち進むのはムーナか!?それともレイラか?!次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!