もう少しバトル描写を長く書こうと思ったりするんですが、あまりダラダラ書いても仕方ないかなと思い結局短くなってしまいます……(;´Д`)
まぁ、それは後々考えるとして今回はそらVS明日奈のバトル!はたしてどちらが勝つのだろうか?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!
あおぎりメンバーがテロリストの仕掛けた爆弾を処理していたその頃、三試合目を迎えたそらと明日奈はステージへと上がっていた。
「フフ、漸く貴方と戦えるのね♪時空の歌姫と呼ばれたホロライブのトップアイドルであるときのそらさん♪」
「え?私の事知ってるの?」
「当然じゃない。新生アイドル黎明期から活躍し続けてきたレジェンドアイドルの一人で、ガンプラウォーズが始まって以来あのガンダリウムランカーの響大和と互角レベルのフリーダム使いとしてもその名を轟かせているってね♪」
「あ、アハハ〜、そんなふうに言われてるなんて、何だか恥ずかしいなぁ……///」
明日奈に褒められ照れるそら。しかし、そんなそらに対し明日奈は早く戦いたいとウズウズしていた。
「だから、貴方とも全力で戦いたいって、ずっと思ってたんだ。そして漸くそれが叶う……最高に楽しみで仕方がないよ!」
(………他の皆も言ってたけど、この人妖精族なのに凄い好戦的みたいだね………?)
妖精族には珍しい好戦的な性格に戸惑いつつも、そらはステージ上の筐体へと移動し、自分のガンプラをセットしていく。正直、自分が此処まで来れるとは思ってもいなく、精々本戦に参加出来るくらいと思っていた。しかし、此処まで来たからには全力で戦う覚悟を事を決めてく。
(………玲二君、かいり、皆……此処まで来たら勿論勝ちたいけど、それ以上に今を全力で楽しみたい!だから、私のバトルを見ててね!)
ガンプラをセットしコックピットを自分用に設定するとモニターが表示されバトルエリアが展開されていく。今回のフィールドは、上海の上空。高層ビルが並ぶこの都市の上で、そらのタキオンスカイフリーダムと明日奈のラディアントガンダムが対峙していく。
「へぇ、私達はホロライトじゃないんだね?」
「もしかしたら、他の国のガンプラファンの為のサービスなのかもね?」
「おぉ、成る程ね〜♪それなら………全力で皆を楽しませるようなバトルにしないとね!」
そう言うと明日奈のラディアントは腰にマウントしていた細剣を抜き構えていく。今までの敵をあの細剣一本で戦い抜いてきた明日奈。今回もその華麗な剣捌きを披露されるのか?
(………明日奈ちゃんの戦いは基本的に接近戦主体。遠距離攻撃が得意な私のフリーダムの懐に入られたら勝ち目は薄くなっちゃう………なら!)
(………向こうのフリーダムは遠距離主体の戦法を得意としている。勿論近距離戦もある程度出来るだろうけど、このラディアントに比べれば其処まで脅威じゃない……なら!)
((相手の間合いには入らず自分の得意な領域で戦う!それがこの勝負の決め手になるッ!))
お互いに相手との間合いをどう取るか。それがこの勝負の勝敗を決める鍵となる。
―GAME START―
―ビュンッ!ゴオォォォォォォォォォォォォッ!!―
バトル開始のアラートと同時にフィールドを駆け抜ける二機。ラディアントはタキオンスカイフリーダムの間合いに入ろうと追いかけ、タキオンスカイフリーダムはラディアントから距離を取ろうと全力で加速していく。
(………やっぱり接近戦に持ち込もうとしている。それに機動力と推進力が高いタキオンスカイに追いつくくらいのスピードがある。このままじゃ上手く狙い撃ちするのも難しいかも……!)
(………やっぱり、そう簡単には近づけさせてくれないか。しかも相手は機動力抜群のフリーダムタイプ、軽量化したラディアントでも追いつくかどうかが分からない………ならッ!)
―ブゥンッ!―
タキオンスカイを追いかけるラディアントだったが、途中の十字路で迂回しタキオンスカイとは別の方向に向かって移動し始めた。
「ッ!迂回した!?一体何処に………!?」
―バッ!―
「油断大敵だよ!」
「ッ!?」
―ガキィィンッ!―
なんと、迂回したラディアントが次の瞬間に別のルートから現れ細剣を振り下ろしてきた。タキオンスカイも慌ててビームサーベルを取り出し、なんとか間一髪でラディアントの攻撃を阻止したのだった。
「おぉ〜!今のよく防いだね!でも、これで私の間合いに入ったよッ!」
―ガキィンッ!ガキィンッ!ガキィンッ!―
「くうぅッ!?」
間合いを詰めたラディアントの鋭い斬撃に対し、タキオンスカイは必死にガードするしか出来ずに苦戦してしまうのであった。
「そらちゃんッ!」
「ままぁ!」
「やっぱりあの明日奈って子、強過ぎる……流石裏ガンダリウムランカーと言われる程の実力者だね」
観客席でバトルを観戦していたホロメン達も、そらの劣勢にハラハラしてしまっていた。特にずっとパートナーを務めていたアズキと娘であるかいりは不安な気持ちでいっぱいだった。
「てかあの明日奈って人!一回そら先輩から離れたのになんで何時の間に接近したのさ!?絶対におかしいじゃん!」
「いえ、おかしくはないわ。今回のステージとなっている上海は多くの高層ビルが立ち並ぶ都市、それを上手く利用すれば相手の視界から外れたまま接近する事だって出来るのよ」
「つまり、あの人は迂回してそらさんの気を紛らわせてたその隙に接近して攻撃したって事ね」
ちょことルイの考察通り、上海は此処近年でガンダムの身長を容易に超える程の高層ビルが多く建てられている。明日奈はそれを利用し、それらの影に隠れながらタキオンスカイへと接近したのだ。まさにフィールドの利点を利かせた作戦である。
「そんなぁ!?このままじゃそら先輩がやられちゃうよぉ!」
「かといって、一度間合いを詰めた明日奈ちゃんがそらちゃんにそう簡単に距離を取らせるワケがないし……これってかなりヤバいんじゃね!?」
「うぅ〜………ままぁーーー!がんばってぇーーー!」
劣勢に陥りそうになるそらを見て不安になるホロメン達。かいりも不安になりつつも、ママが勝つ事を信じて必死に応援するのであった………
―ガキイィンッ!―
「く、うくうぅぅッ!」
「アハ!凄いねそらちゃん!ラディアントの斬撃を此処まで防ぐなんて!やっぱり貴方は私にとって最高の相手よッ!」
―キュイィィィィィンッ!―
(ッ!フルシンクロ!どうしよう、唯でさえ不利な状況なのに此処でフルシンクロだなんて……せめて何か、何か逆転出来る手段があれば……!)
ラディアントのフルシンクロを発動され焦るそら。このままでは明日奈の切り札であるマザーズ・ロザリオを受けて負けてしまう。それを打開する為の手立てが何かないかと辺りを必死に見渡していく。と、その時……
―バシャアァン……ッ!―
(!海………………ッ!!そうだ、これだッ!!)
ラディアントの斬撃によって破損した機体の破片が海に落ちたのを見たそらは何かを思いついたのか、ビームサーベルの出力を切り腰に戻していく。
「あれ?ビームサーベルをしまうなんて、もしかして勝負を諦めただなんて言わな―ガシャンッ!―え!?」
そしてタキオンスカイはいきなりバラエーナを展開し始めた。これには明日奈も予想外なのか開いた口が塞がらなかった。
(ど、どういう事!?こんな至近距離でバラエーナなんて撃ったら自分だってタダじゃ済まないのに!?)
ラディアントとタキオンスカイの距離は僅か20M弱。明日奈の言う通り、こんな至近距離でバラエーナなんて撃てばその爆発で自分も巻き添えを喰らってしまうのは明白である。まさか自爆覚悟の砲撃をするつもりなのか?と明日奈が考えていると……
―クイッ!―
「え!?」
「やあぁぁぁぁッ!!」
―ドゴオォォォォォォォォォォォンッ!!―
―バッシャアァァァァァァァァァァァァァッ!!―
なんと、タキオンスカイはいきなり下向きになり真下にある海に向かってバラエーナを発射したのだった。強力な砲撃を受けた海は巨大な水柱を上げ、ラディアントの視界を奪っていく。
「くうぅッ!?ま、まさか海に向かって撃つなんて……成る程、視界を奪ってる隙に距離を離すって作戦ね!」
(でも、それもあくまで一時しのぎに過ぎない!水しぶきが止んだ瞬間にまた距離を詰めていけば良いッ!)
水しぶきが止んだ瞬間に再び距離を詰めてトドメを刺そうと考える明日奈。巨大な水しぶきも徐々に収まり視界が開けていき、ラディアントも細剣を構えて体勢を整えていく。だが………
「……………………ッ!?い、いない!?一体何処に……!?上空!……いない……ならビルの影!?」
水しぶきが止んで辺りを見渡すも、タキオンスカイの姿は何処にも見えない。上空や周りの建物を見渡すも、全く姿を捉える事が出来なかった。一体タキオンスカイは何処に消えたのか……?
「フルシンクロッ!」
「えッ!?」
すると突然そらの声が響いていく。明日奈は困惑し、ラディアントで周りを見渡していく。すると、ラディアントの真下にある海の中から淡い光りを放っていた。
「ま、まさか………!?」
「いっけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
―ドッゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!―
そして、海中から巨大な光の柱が現れたと思いきやラディアントを飲み込んでいき、辺りには凄まじい轟音が鳴り響いていく。光が止む頃に光の柱が現れた海中から、なんとタキオンスカイが姿を現したのだ。
「え………えぇーーーーーーッ!?ど、どういう事!?なんでそらちゃんが海から出てきたの?!」
「………成る程ねぇ?そら先輩、さっきの水しぶきを上げたのは水中に隠れる為だったんだな」
「そうか!水しぶきで目眩ましをした上で、まさか空中戦仕様の機体が水中に身を潜めるなんてあまり考えないもんね!」
「普通なら上空かビルの影に隠れるって考えになりそうなのに、それを水中に隠れて砲撃するなんて………やっぱそら先輩凄いッ!!」
まさかの水中からの奇襲攻撃に関心するホロメンや観客達。流石の閃光のアスナと言えど、今のタキオンスカイの最大砲撃を受けてはもう終わりだろうと考えていた…………しかし
―バチ、バチバチバチバチ……!―
「ッ!う、嘘……!?」
なんと、あれだけの砲撃を受けて尚ラディアントはまだ動けていた。左半身は崩壊しており、細剣も根元から折れてしまっているが、それでもラディアントは未だ健在だった。これには流石のそらも驚いてしまい、反撃が来るのかと身構えるが………
「…………はぁ、流石に此処までだね」
「…………え?此処までって……?」
「うん。だって、私のラディアントの武器はこの細剣一本だけだもん。これが折れちゃったら、流石にもうこれ以上は戦えないかな………だから、今日は負けを認める。だけど、次は負けないからね♪」
―GIVE UP―
―WINNER Sasaki sora!―
唯一の武器が使い物にならなくなったラディアントでは最早勝てないと悟った明日奈はギブアップを選択し、次は絶対に勝つと宣言しそらの勝利を決めたのであった。
「決まりましたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!互いに地の利を活かした戦いをし、見事に勝利を決めたのは!ときのそらさんですッ!!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!そらちゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!』
『明日奈もよく頑張ったぞぉーーーーーーッ!!』
『良い試合だったぁーーーーーーッ!!』
勝利したそらだけでなく、明日奈にも健闘を称える観客達。筐体から出た二人もお互いに握手を交わしていく。
「そらちゃん、今日は本当に楽しかったよ!また今度バトルしようね♪」
「うん!私も、今度はもっと強くなってみせるからね♪」
バトルが終わり、何時の間にか仲良くなっているそらと明日奈。どんな相手とも仲良くなれるそららしい終わり方である。
「それじゃあ私は観客席で応援するから、そらちゃん頑張ってね♪」
「有り難う、明日奈ちゃん♪」
そらにエールを送り、明日奈は観客席へと姿を消していった。そらも次の戦いの為に、再び選手用の観客スペースへと戻るのであった。
それから暫くが経ち、とある経緯で遅れていた新がギリギリで会場に到着し、セカイとのバトルを行い無事に勝利を収めた。そちらの模様は、別の所で語られるだろう。そして残るバトラーは
白上フブキ
安室レイラ
ときのそら
飛鳥新
の四人。はたして、これから一体どうなるのやら………?
真魔神file33
ガンプラウォーズに置いて、地の利を活かすのも勝敗を決める決め手となる。
次回……
遂に此処まで来た……それぞれの想いを込めて戦い合うバトラー達。これまでの戦いを活かして全力で挑むバトラー達。はたして、栄光を掴むのは誰なのか!?
EP72
『フブキVSレイラ』
はい、という事で今回はそらの勝利!そしていよいよベスト4が決まりました!この中で一体誰が優勝するのだろうか……?
次回はフブキとレイラのバトル!ホロライブトップレベルのバトラーと最年少ガンダリウムランカー、はたして勝つのはどちらか……?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!