ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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最近アーマードコアの30MMを買い揃えてみましたが、なんというかこう………良いですねぇ♪ガンダムとは違った無骨さが凄く堪らなく格好良いって思います(^_^)

さて今回は前回の続き!はたしてЯに操られたミリプロメンバーを救い出す事が出来るのだろうか?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP92『感情なき兵器』

Яによって操られた音ノ乃達との戦いが始まった。音ノ乃達の駆るЯストライク軍団が俺とルイとレインに執拗に迫ってき、ひまとこのみには目もくれずにいた。

 

―バキュウゥンッ!―

 

ルイ「くッ!こいつ等、私とレイレイとレインちゃんばっかり狙ってくるわね……!?」

 

ひまわり「コラァーーーッ!ひま達を無視すんなぁーーーッ!!」

 

あくびЯ「レベルΓに用はない。我々に必要なのはレベルΒ以上」

 

ゆらЯ「レベルΓ、本間ひまわり。獣人、甘狼このみ。過去のデータを参照……驚異になる可能性、0.00084%。障害物とほぼ変わらないレベルの為、放置が最適解と判断」

 

このみ「うぅ、確かにゲームそんなに得意じゃないけどさぁ〜………」

 

………どうやら奴等の言うレベルΓというのはひまの事らしいな?そして奴等の目的はレベルΒ以上……つまりルイとレイン、後は俺を拐う事が目的、それ以外のひまとこのみは奴等にとっては対象外だから見向きもしないってワケか。

 

玲二「だが、それならこのみやひまには危険が及ぶ可能性が低い。此処は俺達に気を引きつけて一気に潰すしか……!」

 

ルイ「………あ!ねぇレイレイ!確か前にこういうЯをその……そうだ、Relightとかいうのに戻してた事あったわよね?!」

 

レイン「そっか!それであの子達に取り憑いたЯをRelightにすれば皆を助けられる!」

 

ッ!そうか、その手があったか!確かに前に一度ELSクアンタに取り憑いたЯをRelightに戻した事があった!*1なら、今回もそれをすれば……!

 

玲二「さぁ、お前達も元に戻してやる………ハアァッ!」

 

―キュイィィィンッ!―

 

Я達に向かいあの時と同じようにRelightに戻す為の力を発動する。これであのЯ達も元に戻って音ノ乃達も救える筈……………ッ!?何?!

 

こまЯ「………オリジンの力を観測」

 

らこЯ「力の解析………“Я”elightをRelightに変換する能力と判明。我々には対象外の能力。よって任務を続行」

 

な……………ッ!?Relightにならない?!何故だ……奴等が以前と同じならこれでRelightになる筈……………いや、違う。戦う前にも感じたが、以前戦ったЯとこいつ等は何かが違う。一体何が………………まさかッ!?

 

玲二「チィッ!何処のどいつがやったか知らんが、まさかこんな手段を取ってくるなんて思わなかったぞッ!?」

 

ひまわり「れ、玲二さん!?一体どういう事なの?!さっきの力を使えばこいつらみんな元に戻せるんじゃなかったん?!」

 

玲二「あぁ、俺もさっきまでは戻せると思ってた………だが、それはこいつ等が元いたЯを改造して誕生した場合だ……!」

 

レイン「え、それって……………まさかッ!?」

 

玲二「あぁ……こいつ等は、()()()()()Я()()e()l()i()g()h()t()()()()()()()()()()()()()()ッ!!」

 

そう、普通のЯは前世界の俺達が作ったRelightが暴走したかなたの力によって捻じ曲げられた存在。つまりそいつ等に対しては力を使って元のRelightに戻す事は出来る……だが!こいつ等はおそらく何者かによって最初から“Я”elightとして作られた存在!最初からЯとして生まれたんだからRelightになんてなるワケがなかったんだッ!

 

ののЯ「……流石はオリジン。我等の正体をいち早く気づいた」

 

ゆらЯ「やはり一番の驚異はオリジン。よって、最優先に捕獲する」

 

ゆらぎに取り憑いたЯがそう言うと自身に装備されたランチャーストライカーのアグニを構え俺に標準を合わせてくる。くッ……やはり何時も通り核を破壊するしかねぇかッ!

 

覚悟を決めてビームサーベルを取り出し一番近くにいた音乃瀬のЯストライク(ソード)に狙いを定め突進する。

 

らこЯ「オリジンの攻撃。回避行動、成功確率89.6%」

 

―ヒョイッ!―

 

玲二「何ッ!?」

 

馬鹿な!?かなりのスピードで攻撃したのに直前で躱された?!

 

レイン「だったらパタちのこれでッ!デヤアァッ!!」

 

―ズガガガガガガガガッ!!―

 

あくびЯ「……レベルΒ、レイン・パターソンの解析完了。反撃行動、成功確率94.2%」

 

―シュバッ!ドゴオォッ!―

 

レイン「嘘ぉッ!?」

 

レインのハンタードラグナーのマシンガン攻撃をでもんすぺーどのЯストライク(ミサイルポッド装備)が避け、瞬時に肩に装備されたミサイルを発射し反撃してきた。

 

―ドゴオォォンッ!―

 

玲二「レインッ!?」

 

レイン「くうぅッ!?だ、大丈夫!思ったよりダメージはないよ!」

 

このみ「そんな、レイくんやパタちさんでも駄目だなんて………!?」

 

ルイ「というより、私達の行動が全てを先読みされている……!?」

 

確かに、俺の攻撃もレインの攻撃も向こうは分かっているかのような動きをしている。まるで心を見透かされているかってくらいにこちらの行動は向こうには筒抜け状態だ………

 

ののЯ「……お前達の行動パターンは過去のデータで全て把握している。お前達の得意な戦法、苦手な行動、弱点等は全て解析済み」

 

こまЯ「よって、我々がお前達に負ける確率、0.0021%」

 

玲二「………そうか、こいつ等は俺達の過去のデータを全て見て、その上で俺達の行動を把握してやがったのか!」

 

ひまわり「えぇ!?そ、それじゃあひま達が何をしても向こうには絶対に筒抜けって事?!」

 

ゆらЯ「その通り。故にオリジン達が我々に勝てる確率、0.0021%」

 

ルイ「言ってくれるじゃない!なら、お前等が予想出来ないような行動を取ればッ!」

 

ルイのガンダムホークフェニーチェがビームサーベルを取り出し今度はゆらぎのЯストライク(ランチャー)に向かって強襲を試みる。しかし

 

―ヒョイッガッ!クルッドゴオォンッ!―

 

ルイ「ガッ!ハァ……ッ!?」

 

ゆらЯ「鷹嶺ルイの攻撃パターン、ビームサーベルの強襲と見せかけての足蹴り技、想定内」

 

ルイ「そ、そんな……これ、そんなにやった事ない筈なのに……!?」

 

ルイのビームサーベル攻撃に見せかけた足蹴り技も難なくいなされ至近距離のアグニをくらい大ダメージを受けてしまう。クッ!回数関係なく一度でも使用した技は全てお見通しってワケか!

 

ののЯ「生き物は実に単純。如何に想定を超える攻撃をしようと試みても、その殆どは予想の範囲を超える事はない」

 

らこЯ「どんなに工夫しようとも、それは過去の行動の応用に過ぎない。よって、予測を超える事は不可能」

 

……………成る程、確かにこいつ等の言う通りだ。生き物は生まれてから成長するまでに個々の癖が形成されていく。例えその癖を理解していても中々直す事が出来ないように、どんなに工夫した技を作ったとしてもそれは過去にやって来た物の応用でしかない。つまり、俺達の行動パターンを全て理解しているこいつ等相手には本当の意味で過去にやった事のない行動を起こすしかない。だがどうやって……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ッ!なら、こいつならどうだ!

 

―バシュウッ!―

 

こまЯ「……ビームスプレーガンを出現」

 

らこЯ「オリジンの過去の戦闘においてビームスプレーガンを使用した回数、3回。戦闘データ、解析………」

 

俺がビームスプレーガンを取り出すと、奴等は瞬時に俺の戦闘データを解析しようとする。

 

レイン「玲二君!?そんなビームスプレーガンなんか出してどうすんの?!」

 

ひまわり「それに一度でも使った事があるならあいつ等に読まれちゃうんじゃないの?!」

 

玲二「あぁ、だから………こうするんだッ!」

 

―クルッ……バシュウゥッ!!―

 

『えッ!?』

 

俺はビームスプレーガンを自分の方に向けシンラガンダムのコックピットを目掛けて発射させた。強い衝撃を受けシンラガンダムはゆっくりと倒れていく。さぁて、奴等は………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ののЯ「…………オリジンの行動、理解不能……………」

 

あくびЯ「理解不能、理解、不能…………」

 

こまЯ「り、kaイ、不の、U………」

 

ゆらЯ「gXタ6あAびm@/しな?p9ギmDgメ」

 

―バチ……バチバチバチバチバチィッ!―

 

らこЯ「ギ、ギギ、ギ、ギ……」

 

ヨシッ!やっぱりあいつ等、俺が自傷行為をした所為で思考が追いつかずショートし始めた!過去のバトルにおいても俺がこんな無意味な自傷行為なんてした事は一度もないし、これで俺にメリットなんて何一つ発生しない。そんなワケの分からない行動を見せた所為でЯ共の予測が大きく狂ったんだ!ショートして身動きが止まった今がチャンスだッ!!

 

玲二「ルイ!レイン!ひま!今だッ!!」

 

ルイ「わ、分かったわ!」

 

レイン「さっきまでのお返し、きっちりさせてもらうゾッ!」

 

ひまわり「ひまの事バカにしたの絶対許さんからなぁーーーッ!!」

 

俺の合図と共にルイのホークフェニーチェとレインのハンタードラグナー、そしてひまのベアッガイサンフラワーが武器を構え一斉射撃の体勢を取る。俺もシンラガンダムの体勢を立て直し全てのビームライフルを召喚しЯストライク達に向けて標準を合わせていく。

 

玲二「さぁ、断罪の時だ………オールバレットシュウゥーーートオォッ!!」

 

 

―シュウゥゥゥ………ドゴオォォォォォォォォォォォオンッ!!―

 

 

全てのビームライフルから一斉射撃が放たれ、Яストライク軍団はその砲撃に飲まれ跡形もなく散っていった。するとコックピット内にいた俺達も何時の間にか元の路地裏に戻っていて、目の前にはあの変なバイザーが外れ気を失った音ノ乃達が横たわっていた。

 

このみ「のの!みんな!しっかりして、ねぇッ!?」

 

玲二「……………大丈夫だこのみ、皆気絶しているだけだ。少し休ませれば目を覚ますだろう」

 

このみ「ほ、ほんと?良かったぁ………」

 

このみが安心してホッと胸を撫で下ろす。幸いЯによる後遺症もなさそうだし、取り敢えずは治癒能力で身体を癒すとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『佐々木さん!大変申し訳ございませんでしたぁーーーッ!!』

 

あくび「……………すんませんでした〜」

 

あれから数十分後、治癒能力も聞いてすぐに目覚めた五人は俺に向かって頭を下げてきた。まぁでもんすぺーどだけは渋々といった感じだが………

 

のの「ほらあくび!ちゃんと佐々木さんに謝らないと!」

 

あくび「なんでだよぉ?!こいつはこのみの事を誑かした奴なんだぞ!そんな奴に頭を下げるだなんて……!」

 

ゆら「もうあくびってば!このちゃんは誑かされたんじゃなくて自分の意思で佐々木さんと結ばれたんだって言ってるでしょ!?これ以上言うとそれはこのちゃんに対する侮辱になっちゃうよッ!」

 

あくび「ウッ!?………ごめんなさい」

 

ゆらぎに怒られてしょぼんとしながら頭を下げるでもんすぺーど。まぁ、こいつもこのみの事が大切だからこそこういう反応になっちまってるんだろうから気にしないけどな?

 

玲二「取り敢えず頭を上げな、謝罪する必要はないし。そもそもあのЯ共がお前等を操っていたのが原因なんだし………それよりも、お前等はあのЯを何処で手にしたんだ?」

 

らこ「え?えっと………そうだ!らこ達が事務所でこのちゃんがいなくなった事を嘆いていたら黒いコートを着た変な奴に真っ黒なガンプラを渡されて………あれ?そっからの記憶が………?」

 

ルイ「黒いコート………レイレイ、それって………!?」

 

玲二「あぁ、おそらく神羅族の誰かだ。しかもGWDWCでアヤメに成りすましていたЯとは違うからテラーとは別の奴だろう」

 

まさかテラー以外にもЯを操る神羅族がいるとは………だとすると、そいつが次の敵になるという事か。

 

玲二「………既に他の神羅族も殆ど信用出来なくなってきたな」

 

ひまわり「でも!玲二さんや皆が力を合わせればきっと今回もなんとかなるなる!」

 

このみ「このも、まだレイくんやみんなみたいな力はないけど、きっとレイくんを守れるように強くなるから!」

 

のの「のの達も今回いっぱい迷惑掛けちゃったから、これから佐々木さん達のサポートを全力でやろうと思います♪」

 

玲二「……………あぁ、だけど無茶だけはすんなよ?これから先は何が起こるか分からないんだから」

 

『は~い♪』

 

ったく、相変わらず良い返事だな?だが、あのЯについて知るには他の神羅族に会う必要がある。取り敢えず比較的信用出来そうな中立な立場のロボコ辺りに聞いてみるか―ヒュンッ!ドサァ……ッ!―………え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オカユ「ハァ、ハァ……………お、オリジン、君………良かった、逃げ切れ………た………」

 

これからの事を考えている時、目の前にゲートが現れボロボロになったオカユとアクアが現れた。二人とも血塗れの状態で、気を失ってるであろうアクアを抱えていたオカユも俺の姿を見た瞬間安堵したのかそのまま気を失ってしまった。

 

玲二「オカユ!?それにアクア!?おい、どうしたんだその怪我は!?」

 

ルイ「酷い怪我………一先ず神羅城に連れて行きましょう!」

 

ルイの言う通りだ。兎に角神羅城に連れてって二人を治療しねぇと!にしても、一体誰がこんな事を……!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃………

 

Sポルカ「チィッ!あいつ等、思ってたよりも全然使えねぇじゃねぇか!?お陰で作戦が全部パーになっちまったッ!」

 

別世界へと転移し荒れている神羅ポルカ。余程苛ついていたのか、近くにあった建物はボロボロの状態になっている。

 

S「チッ………まぁ良いさ、次に奴等を捕まえればあっしの汚名は返上出来る。そうなればソラさんもあっしの事を認めてくれて「悪いけど、次なんてないわよ」………は?」

 

 

 

―バキュウゥゥンッ!!―

 

 

 

突如背後から声が聞こえ振り向こうとした矢先、神羅ポルカの心臓部分を一筋の閃光が貫いていく。

 

Sポルカ「あ、が………!?あ、あっしの核が………ハアトォ、貴様あぁッ!!」

 

ハアト「フン、レベルΓのあんたをわざわざソラに頼んで役目を与えてやったのに、それすらまともに熟せないのならもうあんたに価値なんてないわ」

 

後ろから現れたハアト、そしてその横に浮いていたF91のようなЯを神羅ポルカは胸を押さえながら睨みつける。だがハアトはそんな神羅ポルカを冷めた目で見下していた。

 

Sポルカ「ふ、巫山戯んなぁ……!誰のお陰で今のお前がいると思ってんだ!?あっしがあの時死にかけていたお前を助けてやったから、ガハッ!?ハァ、ハァ、今のお前が、いるんだろうがあぁぁぁぁぁッ!!」

 

ハアト「……それに関しては感謝しているわ。でもね、もうそんなのは些細な事でしかない。ソラが目指す新たな世界の為に、レベルΓは役不足なのよ。だから……………さようなら、ポルカ」

 

 

 

―ピシッ……バキイィィィィィィィンッ!!―

 

 

 

Sポルカ「うぐ、あ……ち、畜……しょ………う………………」

 

神羅ポルカの核はひび割れて砕け散り、そして神羅ポルカは光の粒子となって散っていき、その跡には息絶えた子狐が横たわっていた。

 

ハアト「………永遠の時を生きる神羅族がこんなに呆気ない最後を迎えるなんてね?ま、恨むならレベルが低かった自分を恨みなさいよ………」

 

神羅ポルカが消滅したのを確認したハアトはそのままその世界を後にした。そしてその後間もなくして、ポルカが管理していた幾つかの世界は全て、消滅したのであった……………

 

 

 

 

真魔神file52

Яには、神羅と無呪羅の核を破壊する力がある。

 

 

 

 

次回………

 

命からがら逃げてきたオカユ達によって穏健派による仕業と分かった玲二達。その野望を打ち砕く為に、玲二達は他の神羅族が管理する世界へと向かった!

 

EP93

『絶対零度の姫』

 

 

 

 

 

*1
リ・イマジネーションズ CHAPTER03 Re:BIRTHDAYより




はい、という事で見事にミリプロメンバー救出!そしてしれっとヤラれる神羅ポルカ……な回でした!穏健派の神羅族も遂に動き出した中、次に向かうは絶対零度の世界!其処に待ち受けているものとは一体……?

次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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