ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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本当ならもっと早く出せてた筈なのに、疲れてなーんにもやる気になれなかった………そのクセ仕事の合間にはガンプラないか探してまた大量に積んでしまう………早く纏った休みが欲しいよおぉーーーーーーッ!!(ToT)

とまあそんなのはさておき、今回は新たな世界へと玲二が向かう!其処に待ち受けているのは一体何なのか?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP93『絶対零度の姫』

音ノ乃達ミリプロメンバーを助け出した翌日。ミリプロメンバーは念の為に病院で精密検査を受けてもらう為にこのみに託したのだが、俺達はボロボロになってやって来たオカユとアクアの治療を行なっていた。

 

玲二「それにしても酷い怪我だな………治癒能力の効きもかなり遅いな……」

 

かいり「うゆぅ、ぜんぜんなおらない………」

 

みしろ「ご主人様とかいりちゃんの治療能力でも遅いだなんて………」

 

フブキ「これも、Я達の仕業なんでしょうか………?」

 

まだ分からないが、おそらくはフブキの言う通りだろう。あのЯは同タイプの奴が以前グラトニーの核を破壊した。奴等の攻撃はおそらく俺達の核を破壊する力が備わっている筈だ。そしてこの力は真魔神になった時に別次元の俺の記憶が蘇った際に思い出したのだが、この力は本来神羅や無呪羅が誤った道を進もうとした際の抑止力として備えていた力だ。それが今では俺達の脅威になってしまうとは皮肉なモンだな………

 

オカユ「…………う、うぅ………こ、ここ、は……?」

 

玲二「!気がついたか、オカユ」

 

オカユ「……オリジン、君………そうだ、私達はソラさんから逃げて………一先ず、助かったって事かしら………」

 

苦しそうにしながらもオカユが目を覚まし、ゆっくりと身体を起こそうとする。まだ回復しきってないから無理はしない方が良いが、本人が話したい事があると言うので一先ずクッションを用意してオカユの体勢を楽にさせていく。

 

玲二「これで良しっと………じゃあ早速だが聞かせてくれ。お前達に一体何があったんだ?」

 

オカユ「うん………結論から言うと私達二人はソラさん………いえ、ソラに裏切られたのよ」

 

フブキ「裏切られた?どういう事なの………?」

 

オカユ「………二ヶ月前、私とアクアが急にソラに呼ばれたの。その時はまた何か特別な依頼があると思って何時も通り次元観測門に向かったんだけど………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二ヶ月前………

 

ソラ「………来ましたか、オカユ、アクア」

 

アクア「はいなの!それでソラしゃん、今日は何をすればいいなの?」

 

オカユ「もしかして、また無呪羅とかいう連中の動向を調べるのかしら?」

 

ソラ「……いえ、そんなに難しい事ではありません。貴方達にはオリジンとその仲間を連れてきてほしいのです。これを使って………」

 

次元観測門へとやってきたオカユとアクアにソラは二機のガンプラ………Яの宿ったガンプラを差し出す。そのガンプラを見た瞬間、二人の心は恐怖に包まれていく。

 

オカユ「こ、これって………!?」

 

アクア「前にソラしゃん達が言っていた………Яって奴なの!なんでこいつらが此処にいるの?!」

 

ソラ「それは次元の狭間に彷徨っていたЯを元に我々が作り上げた新たなЯです。これを使ってオリジン、並びにオリジンの家族やその仲間である神羅族を連れてくるのです。抵抗するのであれば、容赦なく攻撃しても構いませんので」

 

オカユ達が慌てふためく中、ソラは淡々と二人に命令する。何時もの誰にでも優しい慈愛の心を持っていると思っていたソラからのその冷徹な目つきに、二人は心の奥から恐怖が湧き上がっていく。

 

オカユ「な、何を言ってるのソラさん?それって他の世界に対する侵略行為じゃないの?そんな事をすれば私達は………!」

 

ソラ「消滅してしまうと?そんな心配には及びません。これはЯが行う行為、故に我々には何の影響もありません。さぁ、分かったのなら早くそのЯを使ってオリジンとその仲間達を此処へ連れてくるのです」

 

アクア「そ、そんなの出来ないの!他の世界を侵略するのはいけないってココしゃまが言ってたの―バシイィンッ!―きゃうッ!?」

 

ソラの言う事に納得が出来ないアクアがソラに詰め寄っていくが、その瞬間ソラは生成した鞭でアクアを打ち飛ばしていく。

 

オカユ「アクア!?ソラさん、一体何の真似なの!?」

 

ソラ「………昔馴染みという事で温情として使命を与えてあげようとしたのですが………所詮レベルΓだったという事でしたか。なら、貴方達にもう用はありません」

 

今までに感じた事のないソラの冷たい目つきに怯えながらもアクアを庇いながら睨み返すオカユ。

 

オカユ「ソラさん………いや、ソラ!私達は貴方が目指す全ての者が争いのない平和な世界、エンドレスユートピアを作るという信念に惹かれて一緒に着いていく事を決めていた………だけど!今の貴方はそんな理想とは真逆の事をやろうとしている!そんな貴方になんて、もう着いてはいけないッ!!」

 

ソラ「……そうですか。まぁ、元より我々の目的の為にはレベルΓなど最早不要。本当なら大人しくしていればそれなりに扱ってあげようと思いましたが………もう、貴方達は用済みです」

 

 

 

―バキュウゥンッ!!―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オカユ「……それから私達はソラと側近のアキとボタン、それとあいつらの操ってるЯの猛攻を避けてずっと逃げ続けてたの。君からもらったこのガンプラを使ってある程度はなんとか対抗出来たけど、今じゃもうこの通りだよ………」

 

そう言いながらオカユが見せてきたガンプラ……以前俺が何かあった時用に渡していたダブルオーシアクアンタはかろうじてまだクアンタというのが分かる程度は留めていたがボロボロの状態だった。アクアのガンプラに至っては最早原型を留めてない程に崩壊しており、最早元がガンプラと言われなければ唯の残骸にしか見えない。

 

玲二「まさかそんな事になっていたとはな………ところでオカユ、一つ良いか?奴等の言っているレベルΓとかΒって一体何の事を言っているんだ?俺達はついさっきЯと戦ったが、ひまだけはレベルΓとか言われて殆ど相手にされなかった。あいつ等は一体何に対してそういうレベルを分けているんだ?」

 

オカユ「……分からないわ。私達もソラからレベルΓなんて言葉を聞いたのはその時が初めてだったから………」

 

そっか………だとしたら他の奴等から話を聞いた方が早そうだな。少し危険だが、他の穏健派のいる世界に行ってみるとするか。

 

玲二「オカユ、お前は他の穏健派のいる世界の場所を知っているか?そいつ等の誰かからか話を聞きたいんだ」

 

オカユ「……………それは止めた方が良いわ。今はソラに付いている穏健派は皆貴方を狙っている。今行けば間違いなく貴方の事を捕らえようと躍起になる筈だから………」

 

玲二「そんなのは百も承知だ。だがこのまま奴等にこれ以上好き勝手させるワケにもいかない。だから此処からは、俺達も向こうに出向いてやるんだ」

 

そうと決まれば早速準備だ。前にアキから貰ったリストを見て、この中で一番近い次元世界は………氷結世界『ビュリザード』、そして其処を管理しているのは『ラミィ』か……

 

玲二「よし、ならまずはこのビュリザードという世界に行くとしよう。みしろ、エリー、ロウ、後は任せたぞ」

 

みしろ「はいご主人様、お気をつけて行ってらっしゃいませ」

 

エリー「こちらの事は私達にお任せください♪」

 

スロウス「ご主人様〜、がんば〜♪」

 

神羅城の事をみしろ達に任せ、俺は次なる神羅族『ラミィ』に会いに行く為次元艇の準備を始める。さて、話し合いが出来る相手であれば良いんだが………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、氷結世界『ビュリザード』……………

 

 

―ビュオォォォォォォォォ………ッ!―

 

あくあ「さ、寒いいぃ〜……!?」

 

ねね「は、鼻毛が凍っちゃうよぉ〜…………!?」

 

玲二「全く、無理して着いてこなくて良かったのにな?」

 

次元艇に乗って辿り着いた場所は、辺り一面が氷に覆われた極寒の世界だった。俺達の世界では絶対零度は−273℃と言われているが、この世界はそれよりも明らかに温度が低く感じる。現にまだ温度調節能力に慣れてないあくあとねねは身体の周りの温度を調節している筈なのに、ちょっとでも気を緩めると身体が一瞬で凍りそうな程だ。

 

はあと「ほら二人とも、そんなに凍えてないでさっさと行くわよ」

 

あくあ「な、なんではあちゃまそんなに薄着なのに平然としてられるのぉ〜……!?」

 

はあと「そんなの、身体の周りの温度を調節すれば全然問題ないわ。ま、それでもまだ完全じゃないし、ちょっとでも気を緩めたら凍りそうだからはあちゃまモードは出来そうにないけどね?」

 

ねね「え?あれってオンオフで切り替えられるモンなの………は、は……ハーックショイッ!!ってギャアァァァァァッ!?鼻水が凍ったぁぁぁぁーーーーーーッ!?」

 

ねねが盛大にくしゃみをし、鼻水が飛んだと思いきや瞬く間に凍ってしまい鼻から立派な氷柱が飛び出してるという珍妙な姿になっていた。全く何やってんだか………ん?

 

玲二「………そういやラミィとパトラとフレンはどうしたんだ?さっきまで此処にいた筈なんだが………?」

 

はあと「………玲二、後ろ」

 

ん?後ろ?まさか後ろの方で凍えているのか……………っておいッ!?

 

―コッチーンッ!―

 

ねね「わあぁーーーッ!?三人とも凍ってるうぅーーーッ!?」

 

マジかよ!?三人共凍えてる通り越して凍りついてやがる!?いや温度調節出来ないとこうなるのは当たり前か………ってそんなのは今どうでもいい!早くこいつ等溶かさねぇとッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『はあぁ〜、死ぬかと思ったぁ〜………』

 

はあと「もう、温度調節が出来ないのにどうして玲二に着いていくなんて言ったのかしら?」

 

確かに、心配してくれるのは有り難いが、無理してまでは着いてこなくて良かったんけどな………

 

ラミィ「そんなの!玲二さんがまた無茶な事してくるんじゃないかって心配なんだもん!」

 

フレン「確かに私達に出来る事なんて大した事ないかもしれない………でも!それでも玲二さんを支える事くらいは出来ますから!」

 

パトラ「あーしだって!これでも魔界の女王って呼ばれているくらいは玲二君の役に立ってみせるんだから!」

 

玲二「お前等………ったく、分かったよ。けど、無茶だけはすんなよ?勿論、はあと達もな」

 

『オォーーーッ!』

 

ったく、相変わらず良い返事だ事……………さて、そろそろ神羅族のラミィを探すとするか。

 

パトラ「それにしても、なんか凄い場所だよね〜?周りにあるのはでっかい氷の山ばっ………か……………うぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーーッ!?」

 

ッ!?な、なんだ?!パトラの奴、そんな大声上げて一体何が………………なッ!?

 

あくあ「こ、これって…………!?」

 

フレン「な、中に………中に人が入ってる!?」

 

他の皆も気づいてしまった………この周りにある氷山、その中にはまるで時が止まっているかのように氷漬けになっている人間がいた!それも一人なんかじゃねぇ、何百……いや何千何万という程の数の人達が氷漬けにされている!

 

ねね「ねぇレイ兄ちゃん!こっちには宝石とか骨董品とかが凍ってるよ!?」

 

はあと「こっちには動物や美術品が入ってるわ……なんか、まるでこれをみんなコレクションしていると言わんばかりな悪趣味さを感じるわね……?」

 

はあとの言う通り、これはまるで自分の気に入った物をコレクションする為に氷漬けにして保管しているようだ。まるで以前アイドル達を芸術品とか言ってカプセルに閉じ込めていた大友みたいだな……………ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でびる「」カッチーンッ……!

 

ルンルン「」コッチーンッ……!

 

『うえぇぇぇぇぇぇぇッ!?でびちゃんとるんちょまが凍ってるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!?』

 

いやなんでこいつ等が此処にいるんだよ!?確かに最近見ねぇなと思っていたけど、まさかこんな場所で氷漬けにされてるとは誰も思わねぇよッ!?

 

一応説明するとこいつ等はフレンと同じにじさんじに所属するタレントで自称恐ろしい悪魔の『でびでび・でびる』と同じく自称あやかきの猛獣こと白い獣『ルンルン』だ。二人ともいなくなって同じあやかきでもある『ナナ』が心配してたけど、マジでなんでこいつ等此処で凍らされてんだよ!?

 

玲二「と、兎に角まずはこいつ等を助けねぇと!待ってろ、今すぐこいつを溶かして―止めなさい………―ッ!?」

 

 

―………その穢らわしい手で、私のコレクションに触れる事は許さない………!―

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ッ!―

 

な、なんだ!?いきなり声が聞こえたかと思ったら急に揺れだしたぞ!?

 

ゴゴゴゴゴゴ………ズガアァァァァァァァァッ!!

 

パトラ「きゃうぅッ!?な、何が起こってるの?!」

 

あくあ「ッ!ご主人見て!周りの氷山が!?」

 

はあと「そんな、まさか………氷山が動いてるッ!?」

 

周りの氷山がまるで意思を持ち出したかのように急に動き始め、でびとルンルンが入った氷山が遠くに移動してしまった!その代わりに俺達の前に道が開かれ、その奥には氷で出来た巨大な神殿が現れたのだった。

 

玲二「………どうやら、彼処に行けっていう事か」

 

ラミィ「もしかして、彼処に神羅族のラミィがいるのかも………玲二さん!急いで行きましょう!こんな悪趣味な事してる奴なんかぶっ飛ばしてやっからなあぁーーーッ!!」

 

ねね「あ、ラミちゃん!?一人で行ったら危ないってーーーッ!?」

 

フレン「よっぽど自分と同じ名前の神羅族がやってる事が嫌だったんだろうなぁ?」

 

まぁフレンの言う通りかもな?自分と同じ名前の奴がこんな酷い事を平然と行っていたらそりゃ誰だって嫌になるわ。ってそんな事はどうでもいいか、兎に角今はラミィを追ってあの神殿に向かうとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後………

 

はあと「………此処が神殿の中ね?」

 

あくあ「な、なんかさっきよりも寒気が増したような気がする………?」

 

玲二「さっきの場所が推定−621℃だったが、此処はおそらく推定−750℃。まず俺達の世界の生き物は決して生存する事は不可能な世界だな」

 

俺達の世界の絶対零度を遥かに凌ぐ極寒の神殿。其処には特に何もなく、唯広い氷の床が広がるだけだった。

 

パトラ「……なーんにもない場所だね?」

 

ねね「ホントにこんな所に神羅族のラミちゃんがいんの?」

 

ラミィ「おぉーーーい!神羅族のラミィーーー!隠れてないで出てこぉーーーいッ!」

 

何もない空間に向かってラミィが神羅族のラミィを呼び出そうと大声を上げる。そんなんで出てくるのか………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―喧しい……そんなに叫ばなくても出てあげるわよ―

 

―ビュオォォォォォォォォッ!―

 

『ッ!?』

 

な、なんだ!?いきなり吹雪き始めた………ッ!俺達の前に雪が集まって人の形になって、その雪が弾けると中から氷の玉座に座った青白い女性が現れた!こいつが神羅族のラミィかッ!

 

神羅ラミィ(以後Sラミィ)「全く、私のオリジナルがどんな者かと思って見れば、とんだ穢れた野蛮人みたいね?」

 

ラミィ「何をぉッ!?あんな人を氷漬けにするような悪趣味してる奴に言われたくないわッ!」

 

Sラミィ「……本当に喧しい。オマケに酒臭い……この美しい私のオリジナルがまさかこんな愚か者とは、嘆かわしいわ………」

 

ラミィ「なんだとぉーーーッ!?」

 

Sラミィはラミィを見て呆れた様子を見せる。確かにツッコミ気質なラミィに対してSラミィはクールビューティーなイメージがあるな………ってそんな事はどうでもいいんだよ。

 

玲二「おい、神羅族のラミィ。お前に聞きたい事が山程あるが、まずは一つ、あの氷漬けになってる奴等はなんなんだ?しかもあの中には俺達の仲間もいた。一体なんの為にあんな酷い事をしたんだ?」

 

Sラミィ「フフ、そんなの決まっているじゃない?あれは全て、私のコレクションよ。この美しい私に相応しい極上のコレクション♪」

 

……………コレクション、だと?

 

Sラミィ「次元世界にはあらゆる美しい物や者が沢山いるでしょう?そういう美しいモノは美しい私が所持してこそ最も輝かしい。だからこそ私は全次元世界全ての美しいモノを集めてコレクションしているのよ。それと貴方達のお仲間だっけ?彼等も幸せ者じゃない。この私の名誉あるコレクションの一つになれたのだから♪」

 

パトラ「く、狂ってる……!?」

 

フレン「名誉あるとか言ってるけど、やってる事は私達の世界にいた大友のくだらないコレクションと同じじゃない!?」

 

フレンの言う通りだ。こいつがしている事はかつての大友と同じだ。自分勝手な理由で皆から大切なモノを奪っているんだ!

 

ラミィ「巫山戯んなよぉ!なぁーにが美しい私だよ!?何が名誉あるコレクションだよ!?オメーのしてる事なんて悪趣味極まりないんだよこの性格終わってるナルシストがぁッ!!」

 

Sラミィ「……………貴方、どうやら死にたいようね?」

 

―ピシッ……バキバキバキバキィッ!―

 

ッ!神殿の出入り口が塞がれた!?逃がすつもりはないって事か……!

 

Sラミィ「ソラからオリジンとその仲間でレベルΒ以上の奴がいたら捕まえて送れと言われてるけど………其処の悪魔の女以外はレベルΓじゃない?それに大して美しくもないし、さっさと倒させてもらうとするわ」

 

―ピシッパキパキパキ……バッキイィィィンッ!―

 

な………あ、あれは!?

 

ねね「あ、あれって確か、前にあおぎりメンバーが買ってた美プラとおんなじヤツじゃない!?」

 

パトラ「そうだよ!あれは確か………そうだ!メガミデバイスの『スサノヲ』だよ!」

 

そう、神羅ラミィが氷像を生成して生み出したのは蒼い炎を纏った女性型の戦士、メガミデバイスの『スサノヲ』だった。しかもあの炎、全く熱さを感じないどころか逆にとんでもない冷気を放っているぞ!?

 

 

『メガミデバイス スサノヲ 氷炎』

神羅族のラミィの眷属。身体全体に纏わせている蒼白い炎は絶対零度をも超える超低温の炎『氷炎』である。少しでも触れれば瞬く間に凍結されてしまうだろう。

 

 

Sラミィ「オリジン、貴方やその仲間達はこういう美プラとかいうモノを眷属に従えてるんでしょう?だから私もそれに肖って貴方達の世界から私だけの眷属を作らせてもらったわ。さぁ、私の美しい眷属よ、この穢れた者共に私の世界を汚した罰を与えなさいッ!」

 

スサノヲ「はッ!麗しきラミィ様の仰せのままに……!」

 

神羅ラミィの命令を受けてスサノヲは冷気を纏った大剣を取り出し俺達に迫ってくる。成る程、そっちがその気なら…………ッ!

 

 

 

―ガキイィンッ!―

 

スサノヲ「何……!?」

 

リシェッタ「………こっちも眷属で対抗してやる………ですよね?ブレイン」

 

玲二「あぁ、流石だリシェッタ」

 

スサノヲの大剣が振り下ろされる寸前、俺の目の前にリシェッタが現れ持っていた剣で大剣を食い止めた。目には目を、眷属には眷属ってな!

 

Sラミィ「へぇ?それが貴方の眷属なのね?思った以上に美しいじゃない………決めたわ、この戦いに勝ったら貴方を私のコレクションに加えてあげる♪」

 

リシェッタ「冗談じゃありません。私の居場所は常にブレインの傍と決まってるんです。そんなイカれたナルシストのモノになんて誰がなるもんですか」

 

Sラミィ「………言ってくれるじゃないの?ますます気に入ったわ。スサノヲ、壊さない程度に痛めつけてやりなさい」

 

スサノヲ「御意………我が麗しき主ラミィ様を侮辱したその罪、きっちりと償わせてやろう………!」

 

リシェッタを自分のコレクションに加えようと画策する神羅ラミィ。そしてリシェッタとスサノヲの、眷属同士の戦いが今幕を開けるのであった。

 

 

続く………

 

 

 

 

真魔神file53

神羅族は自分の眷属を生み出す事が出来る。但し、定期的に力を注がなければ動かなくなる。

 

 

 

 

次回………

 

神羅ラミィの眷属、スサノヲとの戦いが始まった。過酷な環境下、スサノヲの強さに圧されてしまうリシェッタだが、そのピンチを救う為、はあと達も眷属を呼び出す!

 

EP94

『集いし眷属』

 

 

 

 

 

 




はい!という事でナルシストな神羅ラミィの眷属との戦いが始まりました!リシェッタははたしてスサノヲに勝てるのか?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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