ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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ヤバい、めっちゃスラスラ書けた……(;・∀・)
まぁ構造自体は前々から考えていたのでやっと形に出来たといった感じです(^_^;)

今回は神羅メルの世界に突撃!はたして玲二は家族を取り戻せるのか!?そして神羅メルに隠された秘密とは……!?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP98『bat endless』

暗黒世界『ブラッティムーン』

 

玲二「………此処がブラッティムーンか。周りを見ても薄暗い洞窟が続いているだけ………まるで獣の住処みたいだな」

 

神羅メルのいる暗黒世界『ブラッティムーン』へとやって来た俺。その世界は一面洞窟のような空間が広がっており、光を灯さなければ何も見えない程の暗闇に支配されていた。

 

玲二「………此処に神羅メルがいるらしいが、あいつは一体何が目的なんだ……?」

 

……そもそもあいつの行動には何一つ関連性がない。最初に出会った時はまるで怯えるように俺と接してはいたが、ビルドワールドの管理権限を俺に譲渡したりと友好的だった。だが次にGWDWCで会った時はまるで別人と思えたぐらいの狡猾さを見せていた。そして今回俺の家族や仲間を攫っていった。それも無差別に………

 

玲二「………もしかして、多重人格者なのか?それなら今までの行動に関連性がないのも頷けるが………まぁそれは、この先にいる本人に聞けば分かるか」

 

暗闇を歩き続けること約一時間。目の前には明らかに広い空間が広がっていた。此処が奴の拠点なのか………?

 

 

 

 

 

「フフフ、ようこそオリジン。待っていたわ♪」

 

玲二「ッ!………漸く見つけたぞ、神羅メルッ!」

 

広い空間に入った瞬間、その天井から突然声が聞こえ光を当てると神羅メルが天井を床にして妖しげな笑みを浮かべながらこちらを見据えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、次元艇の中では………

 

 

 

魂子、ルカ「暇だあぁーーーーーーッ!!」

 

アクア「なのぉーーーーーーッ!!」

 

玲二の指示で待機を命じられた魂子達だったが、何もする事もない為トランプで暇つぶしをしていたが限界が来てしまい騒ぎ出していた。

 

このみ「で、でもレイくんが危険だって言ってたし、この達は此処で待つしか出来ないよ?」

 

ルカ「うぅ〜、そうだけどさぁ〜………」

 

魂子「うぅ〜、うちらも完全な神羅族になってればなぁ………ねぇアクアちゃん、今から私達も完全な神羅族に出来ない?」

 

アクア「無理なのぉ〜。この間オリジナルの私に継承の儀しちゃったから今の私は誰にも継承出来ないなのぉ〜………」

 

リミッターをされている神羅族ではそうやすやすと継承する事は出来ない。魂子達あおぎりメンバーは玲二からある程度の力を貰っているから多少の力は使えるが、こんな他の神羅族の根城で戦うとなれば焼け石に水でしかない。なので此処で大人しく待つしか出来ないだろう……そう思っていたその時………

 

このみ「………………?ねぇ、彼処に何かいない?」

 

魂子「え?何かって?」

 

このみ「ほら彼処。何かもぞもぞと動いているような……?」

 

ルカ「も、もしかしてオバケ!?だとしたら洒落になんないんだけど!?」

 

次元艇の窓を覗くと、薄暗いが岩陰の後ろで何かがもぞもぞと動いているのが見えた。その様子をアクアがジーッと見ていると………

 

アクア「ジーッ……………あぁーーーッ!?あれ、メルしゃんなのッ!間違いないのッ!!」

 

『えぇッ!?』

 

なんと、岩陰に隠れているモノの正体が神羅メルだとアクアは断言する。しかし、何故佐々木家を攫った張本人が此処にいるのだろうか?

 

ルカ「ど、どういう事?なんであいつがこんなところでコソコソしてんの?」

 

アクア「分からないなの………でも!此処で捕まえて倒せばオリジンしゃんの家族も戻って来るなの!」

 

魂子「そっか!そらなら早いとこ行こうぜ!ついでに私達を殺した分も一発殴らないと気が済まないからね!」

 

こうして魂子達は神羅メル捕獲作戦を決行する事に。アクアは三人を連れて神羅メルの背後に転移し、そーっと近づき囲んでいく。そして………

 

魂子「……………おりゃあぁッ!捕まえたぞこらあぁッ!!」

 

Sメル「ヒイィィィッ!?な、ななな、なんですかいきなりいぃぃッ!?」

 

ルカ「なんですかじゃないよ!お前だろ!沙花叉や皆を攫った悪徳神羅族はッ!さぁさっさと皆を解放しろおぉーーーーーーッ!!」

 

Sメル「な、なんの事ですかあぁぁぁぁぁッ!?」

 

アクア「惚けるななの!お前がフブキしゃんやそらしゃんを攫ったのをこの目でしっかりと見てるの!さぁ観念して皆を解放するのッ!そして私が食べてたおやつ弁償しろなのぉーーーッ!!」

 

Sメル「そそ、そんなぁ!?私そんなの知らないですってえぇぇぇ!?オリジン様の世界には私の世界を譲渡した以来行ってないんですからあぁぁぁぁッ!」

 

このみ「………え?そ、それってレイくんが言ってたビルドワールドの管理権限の事ですよね?それって確か去年の頭頃の話じゃ………?」

 

魂子「嘘つくんじゃねーよ!現に私ら一回お前に殺されてんだぞ!だからお前がやったのは明らかだろ「残念だがそのメルが言っている事は事実だ」……………は?」

 

神羅メルを責める魂子達の元に、洞窟の奥からまた一人、くすんだ水色の髪をした女性が姿を現す。

 

アクア「え………あ、あなたはまさか………スイセイしゃん!?確かスバルしゃんの世界で投獄されている筈なの!?」

 

魂子「えぇ!?神羅族のすいちゃん!?」

 

ルカ「しかも投獄されてる筈って………まさか、脱獄囚!?」

 

スイセイ「そんなワケあるか。今は仮釈放中だ………それよりお前達、突然で申し訳ないが私に協力してくれないか?」

 

このみ「?協力、ですか?一体何を………?」

 

突然のスイセイからの協力の要請。しかも、その内容は………

 

 

 

 

 

スイセイ「……………今、この先でオリジンはメルと戦っている筈だ。だがおそらくだがオリジンではメルを止められない。それを助け出す為に強力してくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして場所は戻り………

 

玲二「テメェ、俺の家族や仲間に何をしやがった?」

 

Sメル「フフフ、そんなに怖い顔しちゃダメじゃない?折角のイケメンが台無しよ「御託は良いからさっさと答えろッ!」………んもう、釣れないわねぇ?まぁ安心なさい、貴方のお仲間はちゃーんと此処にいるから♪」

 

神羅メルはそう言うと自分の胸元からキューブ状の物体を取り出す。其処には確かにフブキ達の反応があった。

 

玲二「………テメェ、何故こんな事をした?ソラに命じられたのか?」

 

Sメル「やーねぇ、あんなくだらない連中と一緒にしないでよ?私はあくまで()()()の為に動いてるのよ」

 

………どういう意味だ?()()()の為って………?

 

Sメル「私はね、別にあいつ等が掲げるエンドレスユートピアなんてモノにこれっぽっちも興味ないの。私の目的は唯一つ………ソラよりも先に神の天秤を起動させて、世界を思うがままにする事よ♪言うなれば、私は私だけのエンドレスユートピアを築き上げる!それが私の目的って事♪まぁ私はソラから信用されてなかったみたいでねぇ?レベルの観測方法は教えてもらえなかったのよ。だからこうして貴方達全員を纏めて捕まえさせて貰ったワケ♪これだけいれば当たりは揃うでしょ♪」

 

玲二「……………長々と喋ってた割に目的は自分だけのエンドレスユートピアを築き上げるだと………笑わせるなッ!その為に俺の家族や仲間を攫ったのか!?まだ神羅化してない奴等を殺したのか!?」

 

Sメル「………殺した?………あぁ、そういう事か。全く、殺しはあんまりしたくなかったのに、あの子ったら余計な事までしちゃったのね………」

 

?なんだ?俺が仲間達が殺されたって言うと神羅メルが頭を抱えだした。自分でやった事なのに、何を言って………?

 

Sメル「ハァ………まぁ良いわ。それでどうするつもり?まさか、私を倒して皆を救うって言うつもりかしら?」

 

玲二「当たり前だ!お前を倒して皆を助け出す!シンラガンダムフォーエバー、セットッ!!」

 

―キイィィィィィンッ!ドッシイィィィィンッ!―

 

俺はシンラガンダムフォーエバーを召喚し、すかさず一体化していく。さぁ、どう出る!?

 

Sメル「うーん、そうねぇ………じゃあ私は、()()()でいこうかしら♪」

 

―キイィィィィィンッ!ドッシイィィィィンッ!―

 

玲二「な………!?」

 

あ、あれは……フォクシード!?フブキの機体を、なんで奴が………!?

 

Sメル「フフフ、残念だけど私にはガンプラってモノがないからねぇ。仕方ないからこの封印している子達から拝借させてもらうわ♪さぁ、始めましょう!私の願いを叶える為の戦いを!」

 

玲二「俺の大切な家族のガンプラを勝手に使うとは………だが、お前にそれを使い熟せるとは思えねぇな!そいつを使い熟せるのは、フブキだけだッ!」

 

フォクシードに一体化した神羅メルを確認し、俺はビームサーベルを構えすかさず突進していく。フォクシードもビームサーベルを構え鍔迫り合いが生じていく。

 

―グググググッ……!―

 

Sメル「くッ………!中々やるわね………!」

 

玲二「言っただろ!それを使えるのはフブキだけだとな!お前には、そいつを扱うのは無理だッ!」

 

―ガキイィィインッ!ズバアァァァァァッ!!―

 

Sメル「うぐぅッ!?ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」

 

―チュドオォォォォォォォォンッ!!―

 

フォクシードのビームサーベルを弾き、強力な一閃を叩き込むとフォクシードはそのまま爆散していった……………妙だな?幾らあいつが使い熟せないとしても、たった一撃でやられるなんて…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どりゃあぁぁぁぁッ!!」

 

―ドゴオォォォォォッ!!―

 

玲二「ぐあぁぁぁぁぁッ!?」

 

な、なんだ!?いきなり背後から殴られた!?一体誰が……………なッ!?

 

Sメル「ハッ!余所見してんじゃねーよボンクラァ!まだバトルは終わっちゃいねーぞッ!」

 

な、なんだと!?今度はハートシナンジュ!?はあとの機体がどうして?!

 

Sメル「オラオラオラァッ!!」

 

―ブンッ!ブンッ!ブンッ!―

 

玲二「チィッ!」

 

ハートシナンジュががむしゃらにハルバードを振り回して迫ってくるが、やはり乗り手がはあとじゃねぇから避けるのは容易いな。これなら!

 

Sメル「テメェ!ちょこまかと逃げんじゃねぇよ!?」

 

玲二「自分から当たりに行く馬鹿はいねぇよ!これでも喰らいなッ!」

 

―バキュウゥゥンッ!―

 

Sメル「ガハッ!?く、クソ………!」

 

―チュドオォォォォォォォォンッ!!―

 

シンラガンダムのビームライフル攻撃を受け、ハートシナンジュの腹部に風穴が空きそのまま爆散していく。これで終わり………なワケねぇよな?

 

―ズガガガガガガガガガァッ!―

 

玲二「ほらやっぱり!」

 

また別の角度から今度はガトリング砲撃が降り注いできた!今度は………あれは、ちょこがこの間作ってた『ヘビーアームズ・LOVE』か!そんな物まで使ってくるのか!?

 

Sメル「もぉ〜!なんでメルの攻撃避けるのかな?かな?」

 

玲二「逆に素直に受ける奴がいるか!?そっちがその気ならこっちだってやってやるよ!」

 

―ガコンッ!ズガガガガガガガガガガガガガガガァッ!―

 

具現化した改造武器『ハイガトリング・ブラスター』を構えヘビーアームズ・LOVEに容赦なく銃弾を撃ちまくる。向こうは対抗手段はないのかそのまま全部受け呆気なく爆散していった。だがその瞬間、その近くの岩陰から別の機体が姿を現した。今度はハンタードラグナーかよ………!?

 

Sメル「流石オリジン♪僕もそろそろ本気でいこうかな?」

 

玲二「そういうくらいならよぉ……最初から本気で来いよオラアァッ!」

 

迫ってくるハンタードラグナーにシンラガンダムはビームサーベルを構え応戦していく……………それにしてもこいつ、機体をコロコロ変えるのは兎も角なんで口調まで変わってんだ?こんだけ性格が変わるなんて、やっぱりこいつは多重人格者なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから一時間後………

 

玲二「ハァ、ハァ、ハァ………くッ!何時になったら終わるんだよこれ……!?」

 

あれから一時間くらい経ったが、一向に向こうからの猛攻が止む気配がねぇ………俺の仲間達の機体を使って攻めてきて、何度撃退してもすぐに違う機体でまた攻めてくる。一体ずつはそれ程強くはないが、時折不意打ちを喰らってダメージを受けてしまっている所為で徐々にダメージが蓄積してしまっている……!

 

Sメル「あらあら、もうおしまいかしら?案外オリジンも大した事ないのねぇ?」

 

玲二「ハァ、ハァ………こんなゾンビ戦法されたら誰だって疲労するっての………」

 

寧ろなんでこいつは未だにピンピンしてんだよ?幾ら多重人格者とは言えタフ過ぎないか…………ちょっと待て?そもそも俺は何か勘違いしてないか?さっきも思ったが幾ら多重人格者とはいえ肉体は一つ、コロコロ代わろうと向こうだって多少は疲労が出る筈。それがないって事は………まさか!?

 

玲二「……………そういう事かよ?やっとお前達のカラクリが分かった……………ハアァッ!」

 

―バシュウゥッ………ビカアァァァァァァァッ!!―

 

Sメル「キャアァァァァァァァァッ!?」

 

俺はシンラガンダムの武器を替えて天井目掛けて弾を発射した。これは前にドラえもん達が来た時に思いついた武器の一つでヒカリゴケのように辺り一面を明るくする塗料をぶち撒けるスプレッドガンだ。ユニークアイテムのつもりで作ったが、これが此処で役に立つとはな。そして俺の予測が正しければこいつは……………なッ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もぉ~、眩しくて目がチカチカするぅ〜!?」

 

「チィッ!まさかこんな手段を取ってくるなんて!?」

 

「流石はオリジン、僕らの正体に気づいてこんな事してくるなんてねぇ?」

 

な、なんだこれは………確かに想像はしたが、これは俺の想像を遥かに超えている……!?光に照らされた洞窟の中、その天井にいたのは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()…………!?

 

Sメル「あーあ、バレちゃったら仕方がないわねぇ?それじゃあ改めて………()()()()()()。よろしくね、オリジン♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃………

 

『えぇーーーッ!?神羅族のメルちゃん(さん)は複数人いるぅーーーーーーッ!?』

 

スイセイ「そう、正確には五千匹の蝙蝠、それがメルの正体だ」

 

スイセイから聞かされた衝撃的な事実。それは神羅メルがなんと一人ではなく、五千人いるという事だった。まさかの事実に、魂子達は開いた口が塞がらなかった。

 

このみ「そ、それじゃあ其処にいるメルさんはその内の一人って事?」

 

Sメル「は、はい……というより私が一応本体という扱いらしいです……こんな私が本体でごめんなさいぃ〜!」

 

魂子「いやいやいや!?そうじゃなくて、なんで蝙蝠を纏めて神羅化させてんの?!神羅族の継承ってそんな事も出来るの!?」

 

アクア「えぇ!?初めて知ったの!そうなのスイセイしゃん!?」

 

スイセイ「いや、これはリミッターが掛けられている我々では出来ない事だ。おそらく我々の仲間だったフブキがメルを神羅化させる際に一匹だけでなく纏めて神羅化させたんだろう。その結果、それぞれ別々のメルが誕生してしまったという事だ」

 

ルカ「だとしても!なんでそんな五千匹の蝙蝠を神羅化なんてさせたの?!その神羅族のフブキさんは何を考えてるのさ?!」

 

Sメル「………それは、フブキ様のあの時の心境が関係してるのです………」

 

このみ「あの時の心境………?それって一体……?」

 

Sメル「……実は………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲二「ま、まさか此処までの数がいたとは……道理でさっきまでのゾンビ戦法をしても疲労なんてしねぇ筈だよな?」

 

Sメル「フフフ、流石オリジンね。多少はびっくりしても理解するのは早いわね」

 

玲二「最初はお前が多重人格者かと思った。だがそれにしたってあれだけ戦ってるのに一切疲労しないのはおかしいと思ったんだ。だからこそ気づいたんだよ、お前は多重人格者なんかじゃねぇ。お前は、いやお前達は複数人いるってな」

 

だがまさかこんなに多くの神羅メルがいるのは想定外だったがな……だが、これは一体どういう事なんだ?なんで神羅メルがこんなにも……?!

 

Sメル「フフフ♪オリジン、貴方の考えている事を当ててあげましょうか?なんで神羅族のメルがこんなにいるんだ、でしょ?」

 

玲二「……………あぁ。確かお前等は先代のフブキに継承されたんだよな?なんでそれがこんなにもいるんだ?まさか、自分達で互いに継承しあったのか?」

 

Sメル「違うわよ。私達の継承者は全員フブキよ…………かつてこのブラッティムーンに住んでいた唯の蝙蝠だった私達。そんなある日、フブキは私達の目の前に突然現れて継承の儀を行ったの。最初は何が起こったか分からなかったわ。気がつけば私達は人の身体に変化し、フブキから『メル』の名前をもらったのよ」

 

先代フブキが、意図的にメルを複数人神羅化させただと………?

 

Sメル「最初はフブキが私達に力を与えてくれる為に来てくれたと思ってたわ。でも違った………あいつが私達を複数人神羅化させたのは、かつての仲間だった『本物のメル』に近い存在を見つける為だったのよ。そして私達の中にそんな奴がいないと分かった途端、あいつは一番おとなしい奴を私達の本体という事にして、それ以外は全て放置した!しかも放置しているクセに何か良からぬ事を企てないようにと、あいつはこの世界から私達が出入りするのにも制限を掛けた!自分で神羅の力を与えておきながら、あいつは私達を良いように扱っていただけだったのよッ!」

 

……………そういう事だったのか。確かにあの時のフブキは仲間を求めて何人かを神羅族にしていた。神羅メルも、その一環で誕生させられたんだな………

 

玲二「………確かにあの頃のあいつは、かつての仲間を求めていろいろと画策していた。仲間を失って荒んでしまった心がそうさせてしまった。結果としてそれが悪い方向に進んでしまったんだな………」

 

Sメル「そうよ!あいつは私達を神羅化するだけしてさっさと見切りをつけた!だから私達は誓ったのよ!フブキを排除し、私達だけの理想を叶える為の世界を創るって!」

 

玲二「……………お前等の気持ちは良く分かった。今まで辛く、苦しい思いをしていたのも、あの時のフブキが荒んでいた所為でこうなってしまったのも………けどな?だからといって!他の奴を巻き込んで良い理由になんかならねぇんだよッ!!」

 

俺はガンメダルウォッチに神羅万象のメダルをセットし、力を解放していく。先代フブキが残してしまった遺恨を、此処で断ち切ってやるッ!

 

玲二「さぁ、此処からは俺の世界だッ!!」

 

 

 

 

 

続く………

 

 

 

 

真魔神file58

リミッターが掛けられてない神羅族は同一種族を複数体纏めて継承する事が出来る。その際、核は本体となる一体のみに与えられる。

 

 

 

 

次回………

 

神羅メル達の大群と戦う玲二。その決着が近くに迫る中、かつての従者が玲二に牙を剥く!

 

EP99

『玲二、堕ちる』

 

 

 

 




はい、という事で神羅メルとの戦いスタートでした!まさかの神羅メルが複数人いて、それぞれ個々で暗躍していたという………これは流石に玲二達もびっくりですね(^_^;)

次回でいよいよ神羅メルとの決着!しかし、玲二の身に何かが迫る……?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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