ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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少し仕事の人間関係でトラブルがあって少し落ち込んでます………もしかしたら辞めなきゃいけないかも……なんて考えてしまいましたがもう少し考えてから動こうと思います(^_^;)

まぁそんな暗い話はさておき今回は前回の続き!玲二達の作戦によって神の天秤を破壊………した筈が、何やらとんでもない事態に!?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP102『神の天秤、起動』

みしろの作戦により奴等の切り札である神の天秤が壊された。それにより形勢は俺達に傾き始めた……そう思っていた………

 

 

 

 

 

ソラ「……しかし、あの時のオリジンはバインドで何重にも抑えつけていた筈。解除するにしたって時間は掛かった筈です。それなのに何故、天秤が破壊されたのですか?」

 

みしろ「それは、みしろの中にこの方を憑依させていたからです」

 

ソラの問いにみしろはそう言うと、みしろの影が突然動き出し、其処から一人の女性が姿を現した。

 

プライド「え!?貴方は、スロウス!?どうして貴方が此処に?!」

 

スロウス「ん〜?あ、プライドだぁ、久しぶり〜♪」

 

みしろ「ロウさんはこの作戦を実行する際にみしろに憑依してもらっていたのです。みしろが神の天秤に入り、起動したタイミングで神の天秤の内部に潜入して内側から破壊してもらうように頼んでおいたのです」

 

そう、神の天秤が破壊されたのはみしろが密かに憑依させていたロウの仕業だったんだ。ロウはギリギリまでみしろの中で眠っていて、さっきのタイミングで起こされて見事に天秤を破壊してくれたんだ。

 

ソラ「まさか無呪羅の力まで利用していたとは………」

 

Sアキ「ご安心くださいソラ様!間もなく救援要請したЯ達がこの部屋にやってまいります!此処で全勢力を奴等にぶつければ「残念だけど、あいつ等はもう来ないよ!」何ッ!?」

 

神羅アキがЯ達を招集したようだが、其処にこよりやラプ達が現れЯ達はもう来ないと伝えてきた。ってなんでテラーまでいるんだ?

 

ソラ「フレア……貴方も私の邪魔をするのですか?」

 

テラー「まあね。お前等の作る物語なんてちっとも面白くないから、全力で邪魔してやろっかなって♪」

 

………こいつ、まだそんな事言ってんのか?こんな場所に来てまで物語どうこう言いやがって……

 

ラプラス「ルイ!大丈夫か?怪我はないよな?!」

 

ルイ「ら、ラプ?だ、大丈夫だけど……それより、Яはもう来ないって……?」

 

クロヱ「フッフーン!こよちゃんがЯのコントロールシステムをぜーんぶハッキングしてシステムそのものを破壊したのさ!」

 

いろは「今のあいつ等は、唯の動かないガンプラもどきでござるよ」

 

こより「えっへん♪」

 

こよりのハッキングによりソラ達の操るЯは全て機能停止。これにより外で戦っていたムーナ達も戦いを終えていた。

 

美兎「あ、あれ?こいつら、急に動かなくなりまりましたね……?」

 

れな「という事は……!」

 

ハヤト「こよりさん達が止めてくれたんですよ!」

 

刀也「や、やっと終わったぁ〜………」

 

迫りくるЯの大軍が一斉に動かなくなったのを確認したのを見てこよりがなんとかしてくれたと知り喜ぶ皆。しかし

 

ムーナ「うーん、もう少し来ても問題なかったんだけどなぁ〜?」

 

ドーラ「この程度じゃ腕試しにもならんな」

 

スバル「………なんか二人の周りだけ残骸だらけじゃね?」

 

ひまわり「大軍の半分くらいは蹴散らしてたもんなぁ〜?」

 

グリード「よし、兎に角奴等の戦力は無力化出来た。」

 

ムーナとドーラは手応えがなかったのか不満げになりながらもひとまずは次元艇に戻る事にしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲二「どうだ?お得意のЯ達はもう使い物にならなくなったみたいだぜ?」

 

ボタン「くッ!こうなれば………コロネェッ!今すぐこいつ等を取り押さえろぉッ!」

 

コロネ「ッ?!う、あ……!?」

 

追い詰められたボタンは倒れていたコロネに向かって怒声で命令する。まだ抵抗する気かよ?

 

ボタン「さっさとしろッ!貴様の世界の住人達がどうなっても良いのかッ?!」

 

コロネ「ッ!………はい………」

 

ボタンに言われ怯えながらもコロネは斧を取り出し俺達の前に立ち塞がろうとする。やっぱりこいつ、ボタンに弱みを握られていたんだな……

 

 

 

「ちょっと待ちなッ!」

 

『ッ!?』

 

だがそのタイミングで俺達の後ろから突然大声が聞こえてきた。この声は、拓哉か!?って随分ボロボロだが大丈夫なのか?!

 

栄「たっくん!」

 

とこ、ハリス「「拓哉!」」

 

花那「拓哉さん!」

 

拓哉「栄ちゃん!皆!良かった、無事だったんだな………コロネッ!もうお前の世界の住人は全員助け出した!もうそいつの言いなりになる必要はねぇッ!」

 

コロネ「ッ!!」

 

ボタン「何ィッ!?」

 

おぉ!拓哉の奴、何処に行ってたかと思ってたらワンダーワンダフルに行ってたのか!

 

ボタン「馬鹿な!?あの世界には我の配下でも屈強の猛者達を集めてたんだぞ!?」

 

拓哉「へッ!そんなの、師匠とのスパーリングに比べたら準備運動程度にしかなんなかったぜ!お前のご自慢の配下達は、全員お前の世界に押し返したよ!」

 

Sアキ「馬鹿な、たかがレベルΓ如きが此処までやるとは……!?」

 

拓哉「下っ端根性ナメんなッ!栄ちゃんや皆を助ける為なら、俺はどんな困難もぶっ飛ばしてやるよッ!」

 

栄「たっくん………」

 

………拓哉、本当に強くなったな?最初の頃は俺に噛みついてた新人くらいだったのに、今やこんなにも逞しくなっている。これからのホロライブはお前に任せても大丈夫そうだな。

 

コロネ「………タクちゃん、ありがとう……………おい

 

ボタン、Sアキ「ッ!?」

 

コロネ「お前等、よくもコロの世界の皆を傷つけてくれたな?もうコロはお前等になんか屈しない………皆を傷つけた報い、全部受けて貰うから覚悟しろよなぁッ!」

 

―ゴオォォォォォォォォォォォォォォッ!!―

 

うお!?コロネからとんでもない力が溢れている!?仲間を傷つけられた怒りが此処で爆発したのか?!普段怒らない奴が怒ると怖いっていうけどまさにそうだな………?

 

Sラミィ「………はぁ、どうやらもうこれ以上此処にいても無意味みたいね?」

 

ハアト「そうね、こんな所にいたら私達まで巻き添えを喰らっちゃうわ」

 

Sアキ「な!?貴様ら、我々を裏切るつもりか!?」

 

Sラミィ「当たり前じゃない?こっちは貴方達に協力した所為で大切なコレクションを失ってんのよ。そもそも私は其処までエンドレスユートピアを実現するのを望んでたワケじゃないし。これ以上はもう流石に付き合いきれないわ」

 

ハアト「私もよ。そもそもオリジンやその仲間達っていうイレギュラーがいるのにこれ以上余計な神羅族が増えられても困るし。だからもうあんた達とはこれまでよ、じゃあね」

 

―シュンッ!―

 

ボタン「くッ、あいつ等ぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

コロネに反逆され、神羅ラミィとおそらくハアト?がこの結果に呆れ果て離脱。最早穏健派は目の前にいるこの三人だけって事か。

 

玲二「さぁ、これでお前の目論見は全て潰えた。最早お前等に勝ち目はないぜ?」

 

ソラ「……………そうですね、まさか此処までやられるとは………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、()()()()()()()()()()()()

 

………なんだと?どういう事だ?此処まで追い詰められているのに、これが想定内だなんて…………

 

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ッ!―

 

 

ヒメ「え………な、なんか揺れてるよ!?地震?!」

 

ヒナ「そんなワケないじゃん!?此処はあいつ等の基地の中だよ!」

 

ちょこ「じゃ、じゃあこの揺れって一体……!?」

 

突然この次元観測門が揺れ始め、それが次第に大きくなっていく。これは一体……!?

 

ボタン「な、何が起こってるのだ……!?」

 

Sアキ「ソラ様、これは一体……?!」

 

ソラ「…………フフフ、()()()()が起動を始めたのですよ」

 

『なッ!?』

 

か、神の天秤が起動!?そんな馬鹿な?!

 

スロウス「何を言ってるのさぁ〜?神の天秤は今ぼくが完全に壊したじゃんかぁ〜!」

 

ねね「そうだよ!お前等の天秤が粉々になってるのにどーやって起動するっていうのさ!?」

 

ソラ「フフ……貴方達、まさか此処にあったあれが本当に神の天秤だと思っていたのですか?」

 

みしろ「そんな!?貴方はみしろを利用して神の天秤の中央にあったカプセルにご主人様やみしろを閉じ込めました!それを利用してロウさんが神の天秤を破壊した筈……!?」

 

ソラ「………みしろ、まさか貴方の目論見が全くバレてないとでも思ったのですか?」

 

みしろ「………え?」

 

ど、どういう事だ………?みしろは完璧に信用されるように一切手を抜かず裏切り者を演じた筈だ!それなのにどうして……!?

 

ソラ「はぁ、本当に愚かな者達ですね?ではこう言えば分かりますかね?貴方達は嘘を見抜く力があるのがスイセイだけだと思っていたのですか?」

 

みしろ「え………ま、まさか、そんな……!?」

 

ソラ「えぇ、貴方が私の前に現れた時から気づいてましたよ。この者は最初から心にないような事をべらべら喋るなと………ですが、これはチャンスだと思いました。この者は何らかの方法で神の天秤を破壊しようとしている。ならばその最大のチャンスである神の天秤が起動する直前が一番だと。だから私も貴方を信用したフリをして神の天秤に必要なレベルΒ以上の神羅族を集めさせたのです」

 

な、なんだと……!?こいつ、最初から俺達の目的に気づいた上で俺達を利用したっていうのか!?

 

フブキ「で、でも!神の天秤のを起動する為にはレベルΒ以上の神羅族のエネルギーが必要なんですよね!?それを注入するのが失敗したなら起動出来る筈は「何時誰が神羅エネルギーが必要だなんて言いましたか?」え……ッ!?」

 

ソラ「神の天秤、それはかつて先代の神羅族……つまり別世界の貴方達が自分達に何かあった時の為に世界のバランスを保つ目的で創り出した神具。ですが、それを起動する為には条件がありました。それは、より高度な力を持つ()()()2()0()()()()()が必要だったのです」

 

20人の神羅族の、承認……………って事はつまり!?

 

ソラ「そう、貴方達があのカプセルに入った時点で、神の天秤は起動承認を済ませ、既に起動する条件は整っていたのです!」

 

ぼたん「嘘、だろ………!?」

 

ソラ「嘘ではありません。そもそも神羅のエネルギーが必要なのであれば、無呪羅などという不純物が混じったオリジンなど不要ですからね」

 

るる「それじゃあ、みしろちゃんがやった事って……!?」

 

みしろ「あ、あぁ、あ………!?」

 

つまりみしろの作戦は神の天秤を破壊するどころか、寧ろ神の天秤の起動を許してしまったという事か!?

 

ソラ「フフ、感謝しますよみしろ?貴方のお陰で、私の悲願は達成出来たのですから♪」

 

こいつ………ッ!

 

ボタン「此処まで全て計算済みとは………流石ソラ様!」

 

Sアキ「しかし、そうだとしたら肝心の本物の神の天秤は一体何処に………?」

 

ソラ「何を言っているのですか二人共。貴方達は()()()()()()()ではないですか?そしてオリジン、貴方やその仲間も()()()()()()()()()()………」

 

ずっと、見てきた…………………………ッ!?ま、まさか、神の天秤って!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソラ「どうやら気づいたようですね?そう………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本物の神の天秤は、この次元観測門そのものです」

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!―

 

ソラの言葉に反応するかのようにこの建物全体が強く揺れ出す。まさか、奴等の根城自体が神の天秤だったなんて、そんなの有りか!?

 

玲二「だったらこんな場所自体俺が消せばッ!」

 

―キイィィィィ……バキイィィッ!―

 

玲二「なッ!?」

 

嘘だろ!?真魔神の力を全開で注いだ筈なのに………!?

 

そら「玲二君の力が、通用しない!?」

 

プライド「だったら私の力で!」

 

―バキィィィィィンッ!―

 

プライド「ニャアァァァッ!?全く歯が立たないんですけどぉ?!」

 

ソラ「無駄です。神の天秤は一度発動すれば誰にも止める事は出来ません。無呪羅であろうと、オリジンであろうと!」

 

そんな…………くッ!このまま此処にいたら俺達もどうなるか分からねぇ!悔しいが、此処は一旦引くしかない!

 

玲二「皆!急いで此処から脱出するぞッ!」

 

フブキ「は、はい!」

 

たまき「みしろ、急いで!」

 

みしろ「え、あ、あぅ……」

 

―ヒュンッ!―

 

成す術がない俺達はひとまず安全な場所へと避難する為に転移する。今は撤退して、これからの事を考えるんだ……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソラ「フフフ、これで全てが叶います。私が理想とするエンドレスユートピアが!フフフ……………ん?」

 

テラー「…………………………」

 

玲二達が脱出する中、テラーだけは何故か脱出せずにソラを睨んでいた。

 

ソラ「………どうしたのですかフレア?まさか、再び私達の仲間になりたいと?」

 

テラー「ハッ!そんな気なんてないってお前には分かってんだろ?だーれがそんなつまんない物語の為に動かなきゃいけないのさ?」

 

ボタン「貴様ッ!」

 

Sアキ「まぁ待て。こいつ一人が残ったところで我等に敵う筈はない。所詮神羅の理から外れ半端者になったこいつなど、我々の敵ではないのだからな」

 

テラー「おー言うねぇ?……ま、確かにアタシの力じゃお前等に勝つなんて出来ないかもな?でも………少しくらい抵抗は出来る、さッ!」

 

―ドゴオォォォッ!―

 

『ッ!?』

 

テラーは拳に黒い炎を纏わせ床に向かって思いっきり叩きつけていく。そして炎は地面を這いソラ達の元へと突っ込んでいく。

 

ソラ「何をするかと思えば、くだらない………ハアァッ!」

 

―バシュウゥゥゥゥッ!―

 

だが炎はソラに届く前に突風によってかき消されてしまう。すると………

 

テラー「ぐッ!?う、ぐうぅ………!」

 

テラーは突如胸を抑えて苦しみだしその場に膝をついてしまう。そしてよく見るとテラーの身体の至る所から黒い粒子が飛び散っていた。

 

ソラ「………成る程、貴方のその身体、無理矢理無呪羅の力を取り込んでいた所為で最早限界に近づいていたようですね?そして今、残された力で私を破壊しようとしたみたいですが、残念でしたね。貴方の攻撃など、私には通用しません」

 

テラー「へ!どうかな………今は通用してなくても………この攻撃が何時か、お前を………倒す………かもよ………」

 

テラーは息も続かない中、自分の胸元に手を当てていく。すると其処から幾つかの光り輝く核が現れテラーの周りを浮遊する。

 

Sアキ「あれは、神羅の核!?」

 

ボタン「奴め、あれだけの核を自分の中に保有していたのか?!」

 

テラー「……皆、今までありがとう………でも、もうアタシも、限界、だ……から………後は………頼んだよ……………」

 

―キュイィンッ……シュバッ!―

 

テラーの言葉と共に核達はそのまま何処かへと転移して消え、その瞬間テラーもその場で倒れ横たわってしまう。

 

テラー「………あーあ………結局、結末………見れなかっ………た………せめ、て………ハッピー、エン、ド、にしな………かったら………化け、て……出てやる、から……な………」

 

―シュウゥゥゥゥゥ………―

 

掠れていく言葉と共にテラーの身体は黒い霧と化して消滅し、残された黒く濁った核も消滅してしまった。

 

ソラ「………所詮人形から成り上がった存在。私の理想郷を理解など出来はしませんでしたか」

 

消滅したかつての仲間に対し冷めた目で見つつ奥の部屋へと消えるソラ。彼女にとって理想郷の前にかつての仲間の死は、何も興味がないのであった………

 

 

 

 

続く………

 

 

 

 

真魔神file62

次元観測門は、神の天秤内部にある装置の一部に過ぎない。

 

 

 

 

次回………

 

神の天秤が起動してしまった。自分の所為と自身を責めるみしろ……そんな中、玲二達の前に複数の核と謎の次元艇が現れた!

 

EP103

『希望への道筋』

 




はい、という事でみしろの演技虚しく神の天秤が起動してしまいました。みしろの企みに気づきながらも利用する……やはりソラはリーダーだけあって侮れませんね(-_-;)

次回、神の天秤によってソラの理想郷が実現してしまう……と、思いきや何やら思っていたような反応ではな……?次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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