ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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遂に本格的に雪が降ってきました……あぁ、寒いと動きたくない……(-_-;)

さてそんな事はさておき、今回は遂にソラとの戦いが開幕!はたして玲二達はソラの野望を阻止出来るのか!?今回も最後まで見て頂ければ有り難いです、ではどうぞ!


EP105『神の化身』

星鍵を手に入れ、仲間となってくれる神羅族の皆の復活、そして無呪羅の面々が再集結し、いよいよソラ達に立ち向かう全ての準備が整った俺達は神の天秤を止める為に戦艦クラスの次元艇に乗り込んでいた。

 

玲二「………皆、此処までよく付き合ってくれた。だが、此処からの戦いは真の意味で命を賭けた戦いになる。これは何時もやっているようなゲームとは違う、本物の戦争と同じだ。だから此処で最後の決断をしてくれ………もし戦う事が怖いという奴は、無理をせず此処に残ってくれ」

 

『…………………………』

 

………俺の言葉に対し、誰も次元艇から降りようとはしなかった。皆、覚悟を決めてくれたんだな………

 

玲二「………拓哉、俺達が留守の間はホロライトを………いや、この世界を頼んだぞ」

 

拓哉《先輩………やっぱり俺も先輩と一緒にいきたいです!先輩達が戦いに行くのに俺達だけ留守番だなんて………!》

 

玲二「気持ちは分かるし有り難い………だが、俺達がこの世界に離れている間に奴等が何かをしないとは限らない。だからこそ、お前には此処に残って皆の帰りを待っていてほしいんだ。コロネ、拓哉の事を頼んだぞ」

 

コロネ《うん………レイちゃん、皆。あいつ等の手助けをしちゃったコロが言えた事じゃないけど、全ての世界の事、よろしくお願いします》

 

ホロライトやこの世界の事を拓哉達神代家とコロネに任せ通信を切り、次元艇の全てのエンジンを入れ浮上を始めていく。

 

玲二「……………いくぞ!俺達の世界を護る為にッ!」

 

『了解ッ!!』

 

―キュイィィィィィン………バシュウゥゥゥッ!!―

 

次元艇のエンジンが全開になり、そのまま次元艇は開かれたゲートに向かって急速発進していった。

 

拓哉「先輩、皆………絶対、帰って来てくださいよ………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後………

 

玲二「予定通りに進めば、後一時間後に神の天秤の前まで転移出来る。それまでに戦闘するメンバーは各自自分の機体の点検を怠らないようにしてくれ」

 

俺は皆にそう言った後にシンラガンダムの点検をしようと自室に向かおうとブリッジから出て廊下を歩いていた。すると………

 

玲二「………?あれは、みしろとねね?」

 

通路の奥にはみしろとねねが互いに向き合い何かを話していた。みしろの表情が曇っているのを見ると、おそらく以前の裏切り作戦についてかもしれない。だとしたら、止めるべきか………

 

ねね「………ねぇ、みしろちゃん。他の皆がみしろちゃんのやった事に対して納得したし許しもしたけど、それでねねがなんでまだみしろちゃんを許せないか分かる?」

 

みしろ「…………………………」

 

ねね「……………ねねはね、あの時みしろちゃんがレイ兄ちゃんを傷つけて言った言葉がとっても嫌だったんだよ………」

 

 

 

幸せな理想郷を創る為には、多少の犠牲を払う事も厭わなければならないのです。そのような事も分からないのですか?

 

 

 

ねね「レイ兄ちゃんを平気で傷つけて、犠牲を出す事も構わないなんて言って………あれが演技だって聞いても、あの時のみしろちゃんの冷たい目を見たら信じられなくなっちゃった………」

 

みしろ「………………………あの時のみしろは、ソラの野望を阻止する為に徹底的に裏切り者を演じてました。結局それは、奴等の思惑通りになってしまいましたが………いえ、今更こんな事を幾ら言っても言い訳にしかなりませんね………」

 

ねね「………だから、今此処で聞かせてよ。みしろちゃんは、本当に、絶対にレイ兄ちゃんや皆を裏切ったりしない?ねねやみんなの心を、二度と傷つけたりしないって言える?」

 

………ねね………成る程、ねねがみしろに対して未だに許す事が出来なかったのは、あの時のみしろの冷めた目を見て信じられなくなってしまったからなんだな………みしろ、お前はどう答えるつもりだ?

 

 

 

 

みしろ「………正直、今のみしろが何を言ってもねねさんには信用されないと分かっております。ですが、それでも言わせてください………みしろの心は、何時だってご主人様と共にあります!例えどのような汚名を着せられようと、みしろはご主人様と家族を護り抜く誓いと覚悟があります!ですから二度と………もう二度と!演技だとしても皆さんを裏切るような真似は致しませんッ!!」

 

ねね「……………それが、みしろちゃんの答えなんだ………?」

 

?ねね、一体何を………

 

 

 

―バチイィィンッ!―

 

みしろ「ッ!?」

 

ッ!?ねね、なんでいきなりみしろの頬を引っ叩いて……?!

 

ねね「……これで、レイ兄ちゃんやねね達を裏切った事は一応許してあげる………でも、もし次にレイ兄ちゃんを裏切るような事したら、ねねはもうお前の事は家族や仲間なんて思わない。全力で倒してやるから覚悟しといてよ」

 

みしろ「……………有り難うございます、ねねさん。肝に銘じておきます」

 

ねねの気持ちを受け止めたみしろは頭を下げた後、その場から立ち去っていき、その途中で俺に気づくも会釈をするだけでそのまま自室へと戻っていった。

 

玲二「……………ねね」

 

ねね「……レイ兄ちゃん、見てたの?」

 

玲二「あぁ、覗き見するつもりはなかったんだが………ねね、俺からも謝らせてくれ。俺とみしろが考えた作戦の所為で、皆を深く傷つけてしまった………―ドスゥッ!―ウッ!?」

 

ねね「……………次やったらねね、本気で怒るからね?それと………この戦いが終わったらみんなでご飯食べに行こ♪」

 

玲二「………あぁ、約束する」

 

俺はねねと約束し頭を撫でてやると、ねねはそれ以上は何も言わず自室へと戻っていった。これで、漸く蟠りは消えそうだな………さて、俺も出来る限りの準備をしねぇとな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後、ブリッジ………

 

ワタメ「………間もなく転移が完了、次元観測門前へと到着します」

 

玲二「………いよいよだな」

 

フブキ「レイくんが手に入れた星鍵を次元観測門に突き刺して全て解決………なんて、簡単にいけば良いんですが……」

 

そら「間違いなく向こうの私も黙って迎えるなんて事はないよね?」

 

あぁ、おそらくだが奴等も星鍵の事は知っている筈だ。俺達がそれを手に入れた事もきっと気づいている筈だ。だが………

 

玲二「それでも俺達は進むしかない。此処からは命を賭けた戦いになるだろう………だが皆、これだけは約束してくれ。誰も犠牲になろうとするな!必ず皆で生きて俺達の世界に帰るんだッ!良いなッ!?」

 

『はいッ!』

 

『おうッ!』

 

皆も覚悟を決め、すぐにハッチに向かい既に巨大化させた自分の機体に乗り込んでいく。俺も全員が乗り込んだのを確認するとシンラガンダムへと乗り込み起動を開始する。すると………

 

―モゾモゾ……―

 

玲二「………ん?」

 

なんだ?今足元がもぞもぞ動いたような………?

 

―モゾモゾ………ピョコ!―

 

こゆき「ぱーぱ!」

 

玲二「な!?こ、こゆき!?なんで此処にいるんだ?!」

 

なんと、コックピットの足元から影に隠れていたこゆきが顔を出してきた!なんでこゆきが此処にいるんだよ?!

 

フブキ《れ、レイくん大変です!ふゆきがフブキⅨのコックピットに隠れてて………ってこゆき!?》

 

玲二「ってフブキもかよ!?って事はまさか……!?」

 

急いで他の奴等と通信を繋ぐと、子供達がそれぞれの母親のコックピットに紛れ込んでいた。何やってんだこいつ等!?

 

玲二「こゆき!俺達は今から戦いに行くんだ!遊びに行くワケじゃないんだからさっさと降り「やっ!」いややじゃなくて………ッ!」

 

俺がこゆきを降ろそうと抱き上げた時、こゆきの目から大粒の涙を流している事に気がつく。まるでもう離れたくないと言わんばかりに………

 

こゆき「こゆたちもいっしょにいく!ぱぱたちだけでいくなんてやだ!こゆたちもたたかう!」

 

玲二「………こゆき」

 

こゆきは絶対に離さないと言わんばかりに俺にしがみついてくる………考えて見ればこの子達は神羅城が壊されたり母親達が連れ去られたりして怖い思いをしていた。そんな思いをした後にこんな世界の命運を賭けた戦いをするとなれば不安になるのも仕方がない。だが、だからといって連れて行くワケには………

 

こゆきF《………パパ、ママ。ちっちゃいこゆ達も連れて行ってあげて》

 

玲二「ッ!?何を言ってんだこゆき!?子供達をこんな危険な目に合わせるワケにはいかないだろ!?」

 

フブキ《そうだよ!下手すれば大怪我だってしちゃうかもしれないし………!》

 

こゆきF《大丈夫、この戦いで小さい時のこゆ達も一緒に乗って戦った記憶があるから。それに、連れて行った方がきっと役に立つ筈だから。だからお願い、パパ》

 

………未来のこゆきからもお願いされ、こゆき達もジッと俺達を見つめている………ったく、仕方ねぇな。

 

玲二「………こゆき、絶対にパパの膝から離れるなよ?」

 

こゆき「!はーい!」

 

フブキ《……ハァ、しょうがないね?ふゆき、ママのお膝から離れちゃダメだからね?》

 

ふゆき《あい!》

 

結局折れる形になったが俺達は子供達を膝に乗せてシートベルトを出現させてしっかりと固定させていく。

 

玲二「それじゃあ予定とは少し違うが、準備は出来たな?」

 

『はい!』

 

玲二「よし………エリー、ハッチを開いてくれ!」

 

エリー《分かりました!皆さん、ご武運を!》

 

―プシュウゥッ!ガガガガガガ………!―

 

ハッチが開き、皆が次々とカタパルトから発射され出撃していく。そして全員が出撃したのを確認し、俺もシンラガンダムをカタパルトに乗せ出撃態勢を取る。

 

玲二「いくぜ、シンラガンダム・フォーエバー!」

 

こゆき「はっしーん!」

 

―ギュイィィィィンッ!バシュウゥゥゥッ!―

 

カタパルトからシンラガンダムが発射され、皆と共に次元観測門に向けて出撃していく。さて、敵陣は………やっぱり、かなりの数の敵がいるな?

 

次元観測門………いや、神の天秤の周りには無数のЯ達が配備されていた。あれから一週間もあったんだ、当然操作系統は全て修復されているのは予想出来たが………数にして大凡億単位はいる。全ての戦力を投下してきやがったな?

 

 

 

 

ソラ《………性懲りもなくまた来たのですね?全く、大人しく新たな理想郷が創られる瞬間を見届ければ良いものを》

 

フブキ《!この声は………!》

 

みしろ《………ソラ!》

 

突如神の天秤から聞こえてきた声。間違いない、ソラの声だ!やはりあいつ等もまだ此処にいたんだな!

 

ソラ《おや?みしろ、もうソラ様とは呼んでくれないのですね?》

 

みしろ《黙りなさい!もうみしろは間違えたりしません!必ず貴方達を倒して、ご主人様達と共に未来を掴みますッ!》

 

ソラ《………本当に愚かな従者ですね。まぁこちらとしても愚かな神羅族などいりませんがね?なので、此処で貴方達を葬り去ってあげましょう!》

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ッ!―

 

るしあ《!?な、なんなのです?!》

 

かなた《あいつ等のアジトが揺れてるよ?!》

 

フレン《ッ!みんな!あれ見てッ!?》

 

リゼ《な、何なのあれッ!?》

 

突然神の天秤が揺れ動き始め、その外壁である岩が剥がれ落ち中から何かが姿を現した。あ、あれは………ッ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソラ《愚かなオリジンとその仲間達よ!今こそ貴方達を完膚なきまでに潰してあげましょう!この『シンラガンダム・ヴァイラス』によってッ!!》

 

 

『シンラガンダム・ヴァイラス』

ソラ達のアジトである衛生の中に隠されていた神の天秤の正体。その巨大過ぎる姿は月の大きさに匹敵する。まるでジオングのような見た目に右半分が金色、左半分が銀色をした異色なガンダムである!

 

 

スバル《で…………デッケェェェェェェェェッ!?》

 

トワ《何あのデカさ!?規格外にも程があるでしょ?!》

 

クリス《でかすぎ〜!?》

 

ルイ《ッ!ねぇレイレイ!このシンラガンダム・ヴァイラスって確か……!?》

 

玲二「あぁ、昔あったガンダムの漫画の中に出てきたガンダムヴァイラスって奴に似ている!まさか、こんなどマイナーな機体が出てくるとはな!?」

 

にしてもでか過ぎる!?前に無呪羅かなたと戦った時でさえ通常のMSサイズだったのに、こいつの大きさは推定にしても月くらいはあるぞ!?

 

ソラ《どうですオリジン?かつての貴方が神具を守護する為に創られた物が、今は貴方達を葬る為に動かされた気分は?》

 

ッ!やっぱそいつは神具を守護する為の防衛プログラムの一つか!別次元の俺達が創ったんだから道理で姿がガンダムやジオングに近いワケだ!

 

グリード《オリジン!怯んでいる時間はないぞ!後24時間以内にこいつを倒さなければ、全ての世界がこいつに支配されてしまうッ!》

 

玲二「……………そうだったな。もう怯んでいる暇はねぇ!各自、必ず複数人で行動しろ!最低でも四人体制をキープしつつЯ達を撃退しつつ、あのデカブツの中心部に向かうんだッ!ミッション、スタートッ!!」

 

《了解ッ!!》

 

俺の合図と共に各自旋回してそれぞれ周りのЯを攻撃し始めていく。さて、俺達もいくとするかッ!

 

 

 

 

―0期生―

 

―ズガガガガガガガガガァッ!―

 

《ギ、ギギ……》

 

―チュドオォォンッ!―

 

ロボ子「あーもう!次から次へといっぱい出てくるよぉ〜ッ!?」

 

メルト「まま!つぎよじのほうこうから28きくる!」

 

ロボ子「おっとぉ!?」

 

―ズガガガガガガガガガガッ!―

 

迫りくるЯの大群をロボ子のクスィーガンダム・マシーナリーの右腕のガトリング砲で次々と撃墜していく。しかし、幾ら撃墜させても次から次へと敵が湧き出て来てきりがない。

 

アズキ「幾ら弾数無限にしてもらってるからって、このままじゃジリ貧だよ!?」

 

すいせい「ホントだよ!?こんなの海の水をスプーンで掬ってるようなモンじゃん!?」

 

みこ「ぬあぁーーーッ!オメーら一体なんぼいるんだよぉーーーッ!?」

 

泣き言を言いつつも次々と敵を撃墜させていくが、やはり敵の数は圧倒的に多い。このままではいずれ集中力が切れてやられてしまいかねない。そんな母親達を見て、子供達も何かを決意したように手を前に掲げていく。

 

メルト「うぅ〜………えーいっ!」

 

―キュイィィィィィンッ!―

 

《………ギ、ギギ……ターゲット、補足》

 

―クルッ……バキュウゥゥンッ!―

 

《ギギ……味方機、反乱行動。原因不明、原因不明………》

 

アズキ「?な、なんかあの子達、急に仲間割れし始めたけど……?」

 

ロボ子「え………め、メルト?もしかしてお前がやったの?」

 

メルト「うん!すごいでしょ〜♪」

 

そう、メルトの電子機器を操る能力によってЯ達を一部操り、そのまま仲間割れをするように仕向けたのである。その結果他のЯ達も予測不能な動きをする仲間の所為で理解が追いつかず動きが止まってしまっていた。

 

ロボ子「メルト〜!やっぱりお前ってば凄いねぇ〜!流石マスターとボクの子だよ〜♪」

 

メルト「えへへ~♪」

 

母親に褒められ上機嫌になるメルト。だがまだЯ達は無数にいる為油断は出来ない状況であるのだが

 

きらり「………え~い」

 

―グググ……―

 

《?ギ、ギギ……》

 

―ヒュウゥゥゥゥゥゥン………キラーンッ!―

 

迫ってきたЯの大群が突如として止まったかと思いきや、そのまま真反対の方向に向かってふっ飛ばされ星になっていった。これはきらりの重力操作による力で、これによりかなりの数の敵がふっ飛ばされていった。

 

すいせい「おぉ~!きらり〜、オメーやるじゃねーかぁ〜♪」

 

きらり「……ぶい♪」

 

母親に褒められ嬉しそうにVサインをするきらりだった。

 

アズキ「メルトくんやきらりちゃんが頑張ってくれてる!アズキ達も負けてられないね!」

 

あんず「まーま、がんばれ〜!」

 

かぐら「おかーたんもとりあえずがんばれ〜」

 

みこ「おぉーーーい!?かぐらテメー!もっとママを応援しろよなぁーーー!?」

 

子供達も協力してくれるお陰で大分楽に戦えるようになったと分かった皆はそれぞれ得意な能力や戦闘スキルを活かしてЯを次々と蹴散らしていくのであった。

 

 

 

 

 

―2期生―

 

スバル「せーのぉ!ドッカアァーーーンッ!」

 

―バッコオォォォォォンッ!―

 

《ギャ……》

 

スバルのトールギス昴がグシオン型のЯから奪ったハンマーで反撃しつつ高機動で他の敵を蹴散らしていく。

 

カケル「むんっ!」

 

―ブオォンッ!ガキィンッ!ガキィンッ!―

 

そしてカケルが敵の攻撃が来そうな場所にバリアを張ってトールギス昴を守っていく。この連携によりかなりの敵を蹴散らしていた。

 

―バキュウゥンッ!―

 

あくあ「うわぁぁぁッ!?避けられないぃぃぃぃッ!?」

 

えりあ「むんっ!」

 

―キュイィィィンッ!―

 

―バシャアァァァァッ!―

 

あくあのアクアバレットG-セルフに敵のビーム攻撃が当たるが、えりあの液状化の力でG-セルフは液状化しビームで撃たれてもすぐに元に戻っていきなんとか事なきを得た。

 

あくあ「あ、ありがとえりあちゃん……」

 

えりあ「ふえぇ〜、こわかったのぉ〜………」

 

あまりの恐怖体験に母娘揃って失禁してしまうが、そんなの気にしている余裕はなくそのまま戦う羽目になる。なんとも締まらない状態なあくあ母娘であった。

 

あやめ「いっけえぇぇぇぇ!」

 

―ズバズバズバズバズバアァァァッ!―

 

あやめのアストレイ百鬼の二刀流の剣捌きによってЯ達が次々と真っ二つに斬り裂かれていく。しかし、あいも変わらずすぐに増援が押し寄せてくるが

 

玲菜「え~い!」

 

―ガシッ!グゥイィィィンッ!―

 

―ドッコオォォォォンッ!―

 

玲菜の怪力の力が付与され、迫ってきたЯを掴むとそのまま他のЯに向かって投げ返した。

 

あやめ「アッハッハ〜!見たかぁ!これが百鬼母娘の力だぞ〜♪」

 

玲菜「ままうえとれーなでひゃっきりきなのじゃ〜♪」

 

百人力ならぬ百鬼力を見せるあやめ母娘。なんとも頼もしい限りである。

 

しょこら「うゆぅ〜……しょこ、ぜんぜんかつやくできない……」

 

久遠「くおんも〜………」

 

ちょこ「そんな事ないって。ママはしょこらが一緒にいてくれて心強いわ♪」

 

シオン「久遠もそんな事気にしなくて良いから、ママ達の格好良い姿をしっかり見とけよ〜!」

 

役に立ってないと悄気ているしょこらと久遠をあやしつつ、ちょことシオンもそれぞれЯに向かって立ち向かっていくのであった。

 

 

 

 

 

―5期生―

 

ぼたん「其処ぉッ!」

 

―バキュウゥンッ!バキュウゥンッ!―

 

《ギャ、ギ……》

 

ぼたんのヴァレルロードデュナメスSSRBの二丁拳銃が次々とЯを撃墜していく。しかし、それでも周りにはЯ達がわらわらと溢れ出るように出現してくる。

 

ポルカ「あーもう!こいつらゴキブリかなんかかよッ?!」

 

ねね「それだったらまだゴキブリの方がマシだよッ!」

 

ラミィ「いやどっちもイヤだわッ!ってそんなくだらない事言ってる場合じゃないよどーすんのさこれぇッ!?」

 

ポルカのナドレ・サーカスとねねのヘラクレス・ミラージュアストレイ、そしてラミィのフリージングエクシアが大量のЯに覆われてしまう。なんとか撃墜していくも徐々に圧されてしまっており、このままでは全員やられてしまいそうである。

 

ねる「うぅ〜!あっいいけぇ〜!」

 

―キュイィィィィンッ!―

 

―パッ!―

 

《………Error,Error,ボディ紛失………》

 

ねね「おぉ!ナイスだねる!そんじゃあねねの反撃!いっくぞおぉぉぉッ!!」

 

―ギュイィィィィィィンッ!!―

 

ねるの転移能力でЯ達のボディが何処かに飛ばされ核のみになったところをねねのヘラクレス・ミラージュが頭部の角を輝かせながら身体を回転させ核へと突っ込み次々と撃破していく。更に

 

キララ「こおっちゃえ〜!」

 

―キュイィィィンッ!―

 

―カッチィィィィンッ!―

 

《ギャ……》

 

ラミィ「キララナイスぅ!おりゃあぁぁぁぁぁッ!」

 

―ズバズバズバアァッ!―

 

キララの能力によってЯ達を凍らせ、その隙にラミィのフリージングエクシアのGNフリージングソードがどんどん斬り裂いていく。そして

 

エレオ「みんなくっついちゃえ〜!」

 

―キュイィィィィンッ!―

 

―ギュイィンッ!ガチッ!ガキンガキィンッ!―

 

《ギ、ギギギ……》

 

《う、動けない………》

 

ポルカ「エレオ、よくやった!さあさあ此処からはポルカ座長の大道芸!Яの解体ショーの始まりです!瞬き厳禁ご覧あれッ!」

 

―ガチィッ!ドッゴオォォォォンッ!―

 

エレオのカラクリ化の能力によって大量のЯを一つのブロック状に変化させ、その塊に向かってポルカのナドレ・サーカスのGNランチャーが発射されЯ達は跡形もなく消し炭となっていった。

 

ぼたん「ふぃ〜……こっちも取り敢えず片付いたな?」

 

玲牙「ままつよ〜い♪」

 

つばき「かーちゃんさいきょ〜♪」

 

一方ぼたんの方もあらかた片付き、ねぽらぼメンバーはそのまま次のエリアへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

―にじさんじ―

 

ひまわり「うわあぁん!助けてぇ〜!?」

 

サニィ「やぁ~!」

 

咲「ぬがあぁぁぁ!こいつらしつこ過ぎるんやけどおぉぉぉぉ!?」

 

花「キャッキャ♪」

 

ひまわりのベアッガイサンフラワーVerⅡと咲のサクパンダが大量のЯに追い掛け回されている。サニィも涙目になっているが、何故か花はキャッキャと笑っていた。

 

築「チィッ!こいつらしつこ過ぎるだろ!?」

 

レイン「多分何処かにこいつらを出してる場所がある筈!其処を叩かない限りは多分こいつら無限にで続けるよ!?」

 

ドーラ「分かっとる!それにそれらしい場所も検討はついとる!だが、其処までの道のりが険し過ぎるんじゃよ!」

 

そう、先程からЯ達はシンラガンダム・ヴァイラスの腹部辺りから出撃しているのを確認出来ている。しかし、其処までの道のりにはサイコガンダム型やデストロイガンダム型の大型のЯまで配置されており、生半可な作戦では決して突破は出来そうにない。

 

晴「こんなのキリがねぇよ!?」

 

楓「弱音吐いとる場合か!?口動かす暇あったら手ぇ動かせッ!!」

 

湊「そんな事言ったってこれは流石にきつ過ぎる……ぜッ!!」

 

―バキュウゥンッ!バキュウゥンッ!―

 

―チュドオォォォォォンッ!―

 

確実に敵は撃破している。しかし、それを上回る援軍の量に次第に疲労感が出てきてしまい、コントロールレバーを握る手にも力が徐々に入らなくなってしまう。

 

美宇「まーま、だいじょぶ〜?」

 

美兎「え、えぇ、大丈夫よ美宇ちゃん。これしきの辛さなんて、今までやって来た企画に比べればまだ全然優しいんだからッ!!」

 

娘に心配させまいと美兎も気合を入れ直し再びЯの大群に向かって突っ込んでいく。かなりの劣勢な状況でも、彼女達の目には決して諦めないという強い意志が燃え上がっていた。

 

 

 

 

 

―あおぎり高校―

 

―ズバアァッ!―

 

―ドゴオォンッ!―

 

魂子「ゼェ、ゼェ……い、今ので何体くらいだ……?」

 

あかり「分からない……もう途中から数える事もしてないわ………」

 

普段其処までバトルをしてない魂子達も玲二の役に立ちたいという想いから必死にЯ達と交戦していく。しかし、メンバーとしては魂子とあかりと萌実と麗女だけであり、蝶美は現在拓哉と共に自分の世界で待機しており、他のメンバーも次元艇で待機しているので人選的にはかなり不安な状況である。

 

麗女「ってか、うちらじゃ戦力的にも不利過ぎねぇか!?このままじゃあっという間にやられ「めーちゃん危ないッ!?」え………?」

 

麗女が愚痴っていると、その背後からЯが撃ったミサイルが近づいていた。このままではやられる。麗女は状況が飲み込めないながらも死を直感してしまった……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ママ、危ない!)

 

―シュンッ!―

 

《ギ……消えた》

 

魂子「え!?う、麗女が消えたぁ!?」

 

萌実「い、一体何処に行ったの「お~い、こっちだぁ〜………」ってえぇ!?」

 

麗女のグフU27がミサイルが直撃する寸前に姿が消え、そして何時の間にか次元艇の前に移動していた。一体何があったか理解出来ないでいると………

 

(……ママ、大丈夫?)

 

麗女「へ………?今腹から声が………ま、まさか、お前なのか……?」

 

突然自分のお腹から声が聞こえ、麗女がお腹を撫でるとまるで返事をするように軽い衝撃がきた。

 

(そうだよママ。やっとお話出来たね♪)

 

麗女「………ま、マジで?お前、本当に私の子供なのか?」

 

(うん、正真正銘パパとママの子だよ。ずっと話しかけてたんだけど、やっと気づいてくれた♪)

 

麗女「マジか……こんな子供も出来るなんて、神羅族ってスゲェんだな?」

 

(うん、だけどお話はまた後で。今は向かってくるあいつ等を倒さないと!)

 

お腹の中の子供に言われ前を見ると、先程よりも数を増やしたЯ達が続々と進軍していた。それを見て麗女は軽く息を吐き、気合を入れ直してコントロールレバーを強く握っていく。

 

麗女「……そうだな。まだちゃんとお前にも会えてねぇんだし、無事に帰る為にもいっちょ気合入れてぶっ飛ばしていくかッ!」

 

(おぉーーー!)

 

魂子「…………麗女の奴、急にどうしたんだ?」

 

あかり「さ、さぁ?」

 

萌実「……………(やっぱ麗女も自分の子供は愛おしく感じるんだなぁ?)さ、休憩はもう終わり!私達も次元艇を守る為にもう一踏ん張りするよ!」

 

ヨメミ「おーーー!萌実ちゃ………じゃなかった、ママ頑張れ〜!」

 

やる気を出した麗女を筆頭に、あおぎりメンバーも次元艇を防衛する為にどんどんЯを撃墜させていくのであった。

 

 

 

 

 

 

そして………

 

 

 

 

 

玲二「………大分近づいてきたな?」

 

こゆき「でっか〜い!」

 

皆の健闘のお陰で漸くヴァイラスの目の前までやってこれた。だが此処までくるのに一時間半は掛かってしまった………早いとここの星鍵を刺してあいつを無力化させねぇと!

 

フブキ「!レイくん!台座ってもしかしてあれの事じゃない!?」

 

玲二「何!?……………彼処か!」

 

フブキが指を差した先、それはヴァイラスの胸部に埋め込まれた赤色のコアのような部分。其処の中央には何かを刺すような台座がポツンと置かれていた。成る程、彼処が目的地ってワケだな! だが………

 

ソラ《………貴方達が何を企んでいるかは知りませんが、神聖なる儀式を止めさせるワケにはいきません。さぁ、此処で貴方達を亡き者にして差し上げましょうッ!》

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッ!―

 

やっぱり向こうも黙っているワケねぇよな!ヴァイラスが動き出して俺達を捕らえようとしている!だが

 

玲二「………此処で負けるワケにはいかねぇ。絶対にあいつを止めるんだッ!」

 

こゆき「ぱーぱ!がんばって〜!」

 

こゆきの声援を受け、俺とシンラガンダムは一心同体となりヴァイラスに立ち向かっていく。さぁ、此処からが最終決戦だッ!

 

 

 

 

続く………

 

 

 

 

真魔神file65

大型の神具は、それそのものが自身を守る巨大守護神でもある。

 

 

 

 

次回………

 

激化するソラ達との戦い。神羅ミオ達がЯと戦う中、かつての仲間であったボタンとアキが牙を剥く!

 

EP106

『神羅同士の戦い』

 

 

 

 

 




はい、という事で神羅大戦開幕!そしてソラが切り札であるシンラガンダム・ヴァイラスを呼び出し、戦いは激化していく中で次回は神羅族同士の戦いが……一体どうなってしまうのやら……
次回もまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!
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