ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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まーた書くの遅くなってしまいました………しかもついこの間、運営から自分の小説が一部規約違反という事で非公開にされてしまってました。問題の小説は削除したのでこれで大丈夫だと思います。さて、今回はヴァイラスとの最終決戦!バトラー達の力で、世界を救う事は出来るのか!?


EP108『バトラー達の力』

ソラが操るシンラガンダム・ヴァイラスに対抗する為に集まった全ビルドワールドのバトラー達。その戦いの火蓋が今、切って落とされた!

 

 

 

 

 

―新チーム―

 

新「デヤアァァァァァァァッ!!」

 

―ズバアァッ!バキュウゥンッ!ドゴオォォンッ!!―

 

《ギャ、ギギ、ギ……》

 

―チュドオォォォォォォォォンッ!!―

 

迫りくるЯ達をものともせず次々と蹴散らしていく新のフェイトデスティニー。その猛攻にはЯ達はまるで歯が立たず、瞬く間にその数が減っていった。

 

優「さっすがお兄ちゃん!よぉーし!私も本気でいくよぉーーーッ!ガンメダルスキル!『飛鳥神拳究極奥義!熊吼爆砕陣ッ!!』でやあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

―ギュイィィィィィィンッ………グオォォォォォォォォォオンッ!!―

 

―チュドドドドドドオオォォォォォォンッ!!―

 

優のベアッガイSUNSHINEの拳から巨大な熊の顔を模したエネルギーが発生し、咆哮と共にエネルギー弾がЯごとヴァイラスの右肩へと直撃していった。

 

優「むん!今回も決まった!」

 

新「決まった!じゃねぇ!?優!お前貴重なガンメダルに変なスキル設定すんなよ!?」

 

真理愛「優ちゃんやるわね!テラ、私達も負けてられないわよ!」

 

テラ「分かってるッ!うおおぉぉぉぉッ!」

 

―ジャキィンッ!ドゴオォンッ!スパアァンッ!―

 

《ギ、対処不n……ギギ……》

 

真理愛のインパルスとテラのガイアがフェイトデスティニーとベアッガイの周りにいるЯ達を次々と破壊していく。その隙に怜のレジェンドと大和のフリーダムがヴァイラスに狙いを定めてエネルギーを充填していく。

 

大和「いけるね?怜!」

 

怜「あぁ、勿論だッ!」

 

大和、怜「いっけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」

 

―シュウゥゥゥゥ………チュドオォォォォォォォォォオンッ!!―

 

―ドッゴオォォォォォォォォォォオンッ!!―

 

二機のフルバーストにより巨大なエネルギー弾が放たれそのままヴァイラスの右肩を直撃し、ヴァイラスの肩アーマーの一部が見事に吹き飛んでいった。

 

奏「さっすが怜さん!」

 

ラスト「はうぅ〜ん♡やっぱ大和って格好良いわぁ〜♡それじゃあ私も、他の場所でサポートに回らないと!」

 

レグ「……なんか最近ラストにばっか良いとこ取られてる気がする……」

 

みしろ「そんな事ないですよ。みしろはレグちゃんが来てくれて心強いですから♪」

 

そら「うん、だから私達も皆の攻撃が通るように!」

 

アズキ「全力で、周りのЯを倒していくよッ!」

 

かいり、あんず「「まーま、がんばれ〜♪」」

 

そら達神羅組とラストは大和達を護衛するように周りに展開し押し寄せてくるЯ達を対処していくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―三日月チーム―

 

三日月「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあッ!!」

 

―バッコオォォォォォォォンッ!!―

 

《ギ、ギャ……》

 

―ドゴオォォォォォンッ!―

 

三日月のバルバトス・クレセントのメイスがЯを次々と薙ぎ払い、徐々にヴァイラスの腰部付近へと近づいていく。

 

一華「ミカ!危険だからあんまり一人で突っ走んな!」

 

三日月「問題ない!今の私にはミカが、そして………皆がいるッ!こんな奴等なんかに負けはしないッ!!」

 

三日月の猪突猛進に一華は心配して止めようとするもクレセントは止まるどころか勢いを増してどんどん敵を薙ぎ払っていく。そんなクレセントにЯ達は次々と襲いかかろうとしていた。だが

 

 

―ズバババババババババアァッ!!―

 

《ガ、ギャ……》

 

―チュドオォォォォォォンッ!!―

 

クレセントを襲うとしたЯ達さ背後から現れたもう一機のバルバトス……織斑千冬が駆るバルバトス・白騎士と一緒にやって来たムーナのルナゲイザーとドーラのサラマンダーによって細切れにされ散っていった。

 

千冬「フッこの程度の連中、大した事はないな。うちの生徒達の方が余っ程良い動きをするぞ?」

 

ムーナ「そうね、これだったらチフユやダーリンと戦ってる方が何千倍も心が踊るわ」

 

ドーラ「まぁそういうでないって。相手は所詮データでしか物事を測れん雑魚共なんじゃからなぁ」

 

Я達の歯ごたえのなさに呆れる千冬達。そしてその上から二機のガンダムが通り過ぎていきЯ達の群れの中へと突っ込んでいく。

 

築「いくぞ一夏!皆の道を切り開くんだッ!」

 

一夏「あぁ!いくぜッ!フルシンクロ、全開ッ!!」

 

―キイィィィィィンッ!―

 

―ズバババババババババババババアァッ!!―

 

築のビートダブルオークアンタと一夏のISブースターの斬撃によってЯ達が瞬く間に消し飛んで道が開けていく。其処を他のバトラー達が進んでいき、ヴァイラスへと総攻撃を開始していく。

 

簪「今がチャンス……一夏が作ってくれたこの隙を、絶対に無駄にはしないッ!」

 

箒「いくぞ皆!あのデカブツにありったけの攻撃を与えるんだッ!」

 

アカリ「皆、頼んだよ!周りの敵はアカリ達がなんとかするから!」

 

シロ「別世界だとしても玲二の創った力を悪用するなんて、シロ絶対に許さないんだからッ!」

 

IS学園のメンバー達もヴァイラスへと総攻撃を開始していく。アカリとシロはそんな皆を守る為に護衛に徹底しするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―リク&セカイチーム―

 

セカイ「みんな、大丈夫か!?」

 

フミナ「えぇ、なんとかね!」

 

ギャン子「ですがこの数、かなり厄介ですわ!」

 

シア「あのレイドボスに辿り着かなきゃいけないのに、まともに近づけない……!」

 

リクやセカイ達のガンプラを囲うように大量のЯ達が包囲網を形成していく。Я達もリク達が最も脅威なのが分かっているようで、サイコガンダムやデストロイガンダム、更にはデンドロビウムのЯ体までも引き連れて迫っていた。

 

モモ「リク!このままじゃ皆押し潰されちゃうよ!?」

 

リク「分かってる!けどこいつら、倒しても倒しても迫ってきてキリがない!」

 

ユウマ「このままこいつらの相手をしていてもこっちの気力が消耗するだけだ!此処はリクとセカイにレイドボスに向かってもらう!それ以外の皆は二人の進む道を開くんだッ!」

 

ユッキー「道を開くったって、この数じゃ迫ってくるヤツを倒すだけでも精一杯なのに無茶だよ!?」

 

道を切り開こうにもわんさか湧くЯに押し返す事に精一杯な状況。このままではいずれ全員やられてしまう………そう思ったその時

 

 

 

 

 

 

 

―ズガガガガガガガガガガガアァッ!―

 

《ギ、ギャ……》

 

―ドゴオォォォォォォォォォォオンッ!!―

 

『………え?』

 

突如目の前のЯ達が瞬く間に爆散していったのだ。一体何が………そう思っていたリクのダブルオーダイバーアークとセカイのバーニングガンダムの前に二機のガンダムが舞い降りてきた。

 

「へッ!なんとか間に合ったみてぇだな?」

 

「皆、大丈夫かい?」

 

リク「え………!?あ、貴方達は………」

 

フミナ「う、ウソ………!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説のバトラーコンビの、イオリ・セイさんとレイジさん!?」

 

突如現れた二機のガンダムを見てフミナは勿論ユウマや他のメンバー達も驚く。そう、現れた二機のガンダムを駆るこの二人はビルドワールドの原点とも言える『ビルドファイターズ』のダブル主人公である『イオリ・セイ』と『レイジ』だったのだ。しかし、今までこの世界に関与してこなかった二人がどうして………?

 

クロ「リク!セカイ!間一髪だったな!」

 

リク「え………く、クロさん!?それにはあとさんとまつりさんまで!ど、どうして……!?」

 

はあと「フッフッフ〜♪実はこんな時の為にダーリンに頼まれてはあちゃま達がイオリくんとレイジくんを連れてきてたのだ〜♪」

 

まつり「ホント大変だったんだからね?イオリくんは兎も角、レイジくんに関してはわざわざ異世界まで行って頼み込んだんだから」

 

そう、実はこのイオリ・セイとレイジはこのミッションが始まったと同時に玲二がクロ達に頼んで連れてきたのだ。そして二人が駆るビルドストライクエクシードギャラクシーとスターバーニングガンダムによってリク達の周囲にいたЯ達は一掃されたのである。

 

レイジ「セイ!このガンプラ、前より凄く動かしやすいぜッ!」

 

セイ「うん、何時かレイジが戻ってきた時の為にこまめなチューニングは欠かさなかったからね。それより皆、まだやれるよね?」

 

セカイ「おう!当然だ!」

 

フミナ「もちろん!」

 

ユウマ「あのイオリ・セイさん達とこうして共に戦えるなんて……光栄です!」

 

レジェンドとも呼べるバトラーであるセイとレイジの登場により再び闘志が燃え上がるセカイ達。そんなセカイ達を見てリク達もまた立ち上がっていく。

 

クロ「リク、まだいけるな?」

 

リク「あぁ、当然だ!クロさん達が作ってくれたこのチャンスを、絶対にムダにはしないッ!いくよ、皆ッ!!」

 

『おぉーーーーーーッ!!』

 

心強い増援のお陰で闘志が燃え上がるリク達。大量に押し寄せてくるЯ達に向かって勇敢に立ち向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―無呪羅チーム―

 

「おりゃあぁぁぁッ!」

 

ストライクを駆る一般バトラーがヴァイラスに向かって攻撃をする中、背後にЯが迫りストライクを落とそうとする。しかし

 

―バキイィンッ!―

 

《グ、ギャ……無呪羅の力、想定外、想てiga………》

 

―チュドオォォォォォォォンッ!!―

 

グリード「フン、一匹ずつなら大した事はないな」

 

更に背後に回っていたグリードのデザイアサイコザクによってЯは真っ二つに切断され爆散していった。

 

プライド「ですがこの量、かなり厄介極まりないですねぇ……」

 

ラース「ケッ!群れなきゃまともに戦えねぇクセに苛つくぜッ!」

 

スロウス「もぉ~、後何体いるのぉ〜?」

 

エンヴィー「かなり減らしたとはいえ、まだ億単位はいる………妬ましい程の数だ………」

 

ヴァイラスに対して攻撃が効かない無呪羅組は一般バトラーのサポートをする為に周りのЯ達を排除しているのだが、如何せん数が多い所為か流石のグリード達も疲弊が見え始めていた。そして

 

―キイィィィィン……!―

 

ラスト「うッ!?くぅッ………どうやら、此処までみたいね………」

 

ラース「!ラスト、テメェまさか……!?」

 

エンヴィー「無呪羅の力が、切れた……」

 

グリード「クッ!やはりつけ焼き刃の復活ではこれが限度か!?」

 

能力を駆使して周りのЯを操って戦っていたラストだったが、元々人間になった身体に核をつけて一時的に無呪羅に戻っていただけの状態。それが今効力が切れてしまい、ラストは再び唯の人間へと戻ってしまったのだ。

 

《ギ……ラストの力、消滅を確認》

 

《これより反撃を開始する》

 

プライド「ッ!いけない!ラスト、今すぐ撤退してください!」

 

ラスト「そ、そうしたいけど、無呪羅の力の反動の所為か、身体が上手く動かない………!」

 

力を失った代償として身体が思うように動かないラスト。そんなラストのファスティングキュベレイに向かってЯ達が反撃しようと襲いかかっていく。

 

スロウス「ラスト〜!?」

 

グリード「だ、ダメだ!間に合わん!」

 

助けようにもキュベレイとЯ達の距離はもう目と鼻の先であり、転移しても間に合わない。最早これまでと思われた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―ガブウゥッ!!―

 

《ギャ……》

 

『なッ!?』

 

しかし、Яの攻撃がキュベレイに当たる直前、その横から一機のガンプラがまるで大きな口のような腹部を開きЯを捕食したのだ。その様子を見てグリードは勿論、他の無呪羅達も驚きを隠せなかった。何故ならその機体はもう既に存在しない筈の者の機体だったからである。

 

ラスト「こ、これって……!?」

 

グリード「グラトニーの、グラップラーザクファントム!?何故奴の機体が此処に「あーあ、こんな連中に負けそうになるなんて、やっぱアタイがいないと皆ダメだなぁ〜♪」なッ?!こ、この声……まさか!?」

 

突如現れた機体、グラップラーザクファントムから聞こえた懐かしい声。すると無呪羅達のコックピットの画面が開き、其処にはいる筈のない懐かしい顔が映し出されたのだ。

 

グリード「な!?」

 

プライド「嘘……!?」

 

ラース「あ、ありえねぇ……!?」

 

ラスト「ど、どうして……!?」

 

エンヴィー「わたし達は、夢でも見てるのか……?!」

 

スロウス「ま、まさか……!?」

 

「フッフッフ……待たせたね皆………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暴食のグラトニー!此処に復かーつッ!!」

 

なんと、現れたのはかつてЯによって核を破壊され消滅した筈の無呪羅の一人、暴食のグラトニーであった。そのあり得ない光景に、グリード達は信じられないといった顔になる。

 

グリード「ば、馬鹿な!?お前は核を破壊され消滅しただろう?!核を失った筈のお前が何故!?」

 

グラトニー「うーん、それがアタイにもよく分からないんだよね〜?赤ん坊になってマミーに育てられたのはうっすら覚えてるけど、気づいたら核が元に戻ってたんだ。そんでなんか皆がピンチっぽいなって感じがしたから急いで来たってワケ♪」

 

ラース「ま、マジかよ……?!」

 

ラスト「も、もしかして……佐々木さんがグラトニーを赤ちゃんとして復活した時に、佐々木さんも気がつかない状態で核も一緒に再生されたって事……?」

 

プライド「それが時間をかけて核が完全に元に戻ったから復活したって事ですか!?」

 

エンヴィー「なんとも妬ましい程の奇跡……!?」

 

スロウス「さっすがご主人様だ〜♪」

 

まさかのグラトニー復活によって再び集結した無呪羅達。しかし、喜んでる暇もなくЯ達が無呪羅達に迫ってくる。

 

ラース「チッ!感動の再会に水を差すとは、相変わらず苛立たしい連中だなぁ!」

 

ラスト「けれど問題ないわ!私は人間に戻っちゃったけど、これで無呪羅全員が揃った!」

 

プライド「って、よく考えたら私達が一緒に戦うのって何気にこれが始めてじゃない?」

 

エンヴィー「だな。だから奴等に見せてやる。妬ましいと思える程に強いわたし達の力を!」

 

グラトニー「オメーらにはやられた借りがあるからな!お返しに一体残らず食らい尽くしてやるよぉッ!」

 

スロウス「こんなに沢山、正直めんどくさい……でも、沢山倒したらご主人様、褒めてくれるよね〜♪」

 

グリード「Яが此処までになってしまったのは我等無呪羅が放置した責任もある。だからこそ、此処でその不始末を精算させてもらう!いくぞ皆ッ!!」

 

『応ッ!!』

 

かつてЯを従えていた者として、グリード達無呪羅はその不始末を片付ける為に次々とЯを破壊するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数時間が経過し、Я達もかなり数を減らしヴァイラスにもかなりダメージが入っていってる。俺達は神羅ミオ達と共にヒロトの護衛をしつつ周りのЯを蹴散らしていたが、漸くヴァイラスの動きが鈍くなってきたな。

 

ヒロト「ハアァッ!」

 

―バキュウゥンッ!―

 

―ドッゴオォォォォンッ!―

 

ソラ「うぐあぁぁぁぁッ!?」

 

ヒロトのアースリィガンダムの攻撃により顔部分の装甲が一部剥がれ落ちていく。他のバトラー達の攻撃もあり、かなりのダメージを与えられているので最早撃破は時間の問題だった。

 

玲二「ソラ!これ以上はお前に勝ち目はない!大人しく降参しろッ!」

 

こゆき「しろ〜!」

 

フブキ「もうヴァイラスもかなりのダメージを負ってる!これ以上やり続けても無意味だよ!」

 

こゆきF「そーだそーだ!素直に負けを認めろ〜!」

 

Sミオ「ソラ!かつての仲間としての情けだ!せめて大人しく投降して罪を償ってくれ!」

 

これ以上はソラに勝ち目はない。俺達はソラに投降するように呼びかける。だが……

 

ソラ「………負ける?神羅の力を持つ私が……?こんなちっぽけな蝿共にやられる………?巫山戯るな……………巫山戯るなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

―キュイィィィィィィィンッ!!―

 

ッ!?な、なんだ?!ヴァイラスが突然光出した!?何が起ころうとしているんだ?!

 

フブキ「ッ!レイくん!あれを見てください!」

 

玲二「こ、これは……!?」

 

こゆきF「ヴァイラスの色が、金から銀になってく……!?」

 

先程まで金色だったヴァイラスが銀色へと変色していく。それと同時にヴァイラスの身体から何かが霧のように散布されていき、残っているЯ達に振り注がれていた。あれは一体……?

 

―シュウゥゥゥゥ……!―

 

《ギ、ギギ……グルガアァァァァァァァァァッ!!》

 

玲二「な!?ど、どうしたんだ?!」

 

こゆきF「Яが、急に凶暴化した!?」

 

散布された霧を浴びたЯが先程までの機械的な様子から一変、まるで暴走したかのように荒々しくなり、近くにいるバトラー達に次々と襲いかかろうとしていた。

 

フブキ「皆、くるよ!デヤアァァァッ!」

 

―バキイィィィンッ!―

 

フブキ「え!?ふ、フブキバスターが……!?」

 

な、なんだと!?フブキⅨの最強武器であるフブキバスターがЯに触れただけで折れただと!?

 

―バキイィッ!―

 

《な……!?我が剣が……!?》

 

アクア「な、騎士しゃんの剣が折れちゃったの!?」

 

―グシャアァッ!―

 

Sノエル「がうぅぅぅ!?」

 

アクアと協力関係だという騎士ガンダムの剣、そして神羅ノエルのガイアガンダムの下半身がいとも容易く砕かれてしまう。俺のシンラガンダムの武装も次々と折られてしまっているし、どんだけ頑丈なんだこいつ等!?

 

―ドゴオォッ!―

 

こゆきF「うわあぁッ!?」

 

玲二「こゆき!」

 

こゆき「おっきなこゆ〜!?」

 

馬鹿な!?一撃でこゆきの白夜ガンダムの装甲を壊しただと!?しかもこっちの攻撃は大して効かなくなってるどころか向こうが頑丈過ぎて実体武器が簡単に折れてしまう!

 

ソラ「アッハハハハハ!どうしたのかしらオリジン?さっきまで威勢が良かったのに押され始めてるじゃない?」

 

クッ!まさかヴァイラスに機体を強化させる効果があったなんて!?頑丈になったЯの所為で周りのバトラー達も形勢が逆転してしまって押され始めてる!皆武器を失ってきてるし、このままじゃ皆やられてしまう!一体どうすれば……!?

 

ヒロト「!玲二さん!彼処を見てくれ!」

 

玲二「え?……………ッ!あれは!」

 

其処でヒロトが何かに気づいたようで指を差された方を見ると、其処には先程までバリアで覆われて攻撃が通らなかった核部分、つまり星鍵を刺すコアが剥き出しの状態になっていた。成る程、金色の時は神羅と無呪羅に対しては防壁となっていたけど、銀色はЯを強化している所為で本体が丸腰状態になってしまっているんだ!

 

玲二「彼処に星鍵(これ)を刺せば、奴を止める事が出来る!なら………!」

 

フブキ「!レイくん、何を……!?」

 

フブキが何か言おうとしていたが俺はそれを振り切りヴァイラスのコア部分へと突っ込んでいく。今コア部分は無防備状態、ならばこのタイミングでコアに星鍵を刺すッ!

 

ソラ「………愚かなオリジンよ。この状態であればヴァイラスを倒せると思ってるようだが、やはり貴様は詰めが甘いな」

 

 

―ジャキイィッ!―

 

玲二「………え?」

 

俺の周りに大量のЯが転送され、シンラガンダムに向けてビームライフルを構えている。まさか、始めからこれを狙ってたのか……!?

 

ソラ「終わりだ、オリジン。私のエンドレスユートピアを邪魔しようとしたその罰、その身で償え!そして此処から、私の理想が全世界に広がるのだぁッ!!ヒャアッハハハハアァッ!!」

 

―ジャキィッ!―

 

ソラの高笑いと共にЯ達がシンラガンダムに向けられていたビームライフルのエネルギーを溜めていく。転移も防壁も間に合わない。

 

……………此処まで、なのか……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………?あれ?何時まで経ってもЯ達が攻撃してこない……?

 

こゆき「ぱーぱ!あれ!」

 

玲二「え………ッ!これは……!」

 

こゆきに言われて周りを見ると、シンラガンダムを包囲していたЯ達がショートしたかのように動かなくなっていた。それどころか他のЯやヴァイラスまでもがショートして動きが止まっている!?一体何が………!?

 

 

 

《おやおや、漸く効いたようだねぇ♪》

 

ッ!いきなり念話で誰かが語りかけてきた!この声って………テラーか!?まさかあいつ、生きて……!?

 

テラー《おっと、勘違いされたくないから前もって言っとくけど、アタシはもう消滅した後だよ。これは次元観測門に乗り込む前に予め録音していたものさ。あいつの神の天秤に効力が出た時に君に届くようにセッティングしておいてたのさ♪》

 

ろ、録音?そんな手の込んだ事を……けれど効力が出たって、一体なんの事だ?

 

テラー《あいつが神の天秤を使って君達と戦う事はなんとなく分かってたからね。だから君達の世界にあったガンメダルとかいうのを幾つか拝借して、それを神の天秤の中に埋め込んでやったんだよ♪あいつにはアタシが最後の足掻きの攻撃に見えるようにね♪》

 

が、ガンメダルを!?ちょっと待て、という事は今のヴァイラスには……!?

 

 

 

 

『茨の道』

全ステータスが50%ダウンする代わりに得られる経験値が増える。

 

『無謀な挑戦』

HPが10%になる代わりに得られる経験値が増える。

 

『マッドパワー』

アタックが100%上昇する代わりに常に溶解、酸化、パラライズのデバフがかかる。

 

『鈍足』

アタックとスピードが1/2になる代わりにディフェンスが50%上昇する。

 

『紙の装甲』

ディフェンスが0になる代わりにスピードが20%上昇し、得られる経験値が増える。

 

な、なんじゃこりゃ!?デメリットだらけのハズレガンメダルのオンパレードじゃねぇか!?折角得た上昇も他のデバフで打ち消されてるどころか寧ろマイナスに働いているだろ!

 

テラー《いやぁ~、あいつの野望にはアタシもホントにムカついてたからね〜。アタシが見たかった理想の世界はオリジン、君達が創るような世界さ♪ま、こんな事今更言っても遅いけどね………そんじゃ、これでホントに最後だよ。アタシが見たかったハッピーエンドな世界、絶対に叶えてよね♪それじゃ〜ね〜……………》

 

……………あいつ、最後まで相変わらずな奴だったな。けれど、テラーが残してくれたこのチャンス、絶対に掴んでみせる!

 

ソラ「ぐッ!?どうしたヴァイラス!Я!動け!早く奴等を消し去れえぇッ!!」

 

玲二「………ソラ。これでもう、終わりだ!」

 

こゆき「いけ〜!ぱぱ〜!」

 

必死になってヴァイラスを動かそうとするソラ。だが、これで終わりにする!再び星鍵を取り出しコアの中心部にある台座に向かって突き刺していく。

 

玲二「………さらばだ、別次元の俺達の遺物!ハアァッ!」

 

―ガキイィンッ!ガッチャアァンッ!―

 

星鍵が台座に刺さると同時に鍵が解錠するような音が聞こえた。そして………

 

 

 

 

―グググ……ブシャアァァァァァァァァァッ!!―

 

ソラ「ば、馬鹿な………馬鹿なあぁぁッ!?やめろ、止まれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」

 

コアの部分が開き、其処から神羅の力が間欠泉のように溢れ出てくる。ソラはなんとか止めようと叫ぶも、神羅の力は全て放出され、やがて宇宙空間の中に溶けて消滅していく。そして周りにいたЯ達も力を失ったのか完全に機能停止になっていった。

 

フブキ「レイくん!これで世界は……!」

 

玲二「あぁ、救われた………だがまだだ。後はソラを捕まえないと……!」

 

ヴァイラスが機能停止した事によって神の天秤もまた力を失った。残すは中にいるソラだけだ!全ての世界を巻き込もうとしたその罰を、必ず受けてもらうぞッ!

 

 

 

ヴァイラスとの戦いが終わったものの、主犯であるソラがまだ残っている。玲二達はヴァイラスの中へと乗り込み、ソラの元へと向かうのであった。

 

 

 

続く………

 

 

 

 

真魔神file68

神羅族であろうと、世界を支配する権利はない。その野望を持つものは………

 

 

 

 

 

死、あるのみ

 

 

 

 

 

次回、神羅激突編最終章………

 

EP109

『一つの終わり、一つの始まり』

 

 

 

 

 




はい、という事でヴァイラス戦これにて終了です!次回、玲二がソラと決着をつけるがはたして……?
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