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疲れた斬月様の小説
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ホロライトシティ。ホロライブをはじめとする多くのアイドル事務所が拠点を構える人工島都市であり、この島では時空の歪みから多次元の住人がよく迷い込んでしまう事が多いのだが、今回もまた何やら迷い人がやって来たようである…………
「……はぁ、ずっと歩き周ってみたけど一体何処なんだ此処?」
「うーん……見た所何処かの離島みたいだけど、こんなに発展した島が日本にあったかしら?」
「この島、さっき見たけどホロライトシティっていうみたいだけどそんな街や島の名前なんて聞いた事がないよね?」
ホロライトシティの岬付近で一人の男性と二人の女性が何やら疲れた様子でベンチに座っていた。どうやらこの三人は次元の歪みに巻き込まれてこの世界にやって来てしまったようである。
「………ダメだ、アスランにも事務所にも繋がらない」
「そんなぁ、それじゃあメル達これからどうすれば良いのかな……?」
「………ねぇそれよりもシン様、メル様、なんだかさっきから妙に視線を感じるんだけど……?」
黒髪の男は電話をするも相手と繋がらず、隣にいる金髪の女の子も困った様子で項垂れていたが、もう一人の金髪の女性が何やら視線を感じると言い周りを見てみると周囲の人達が自分達を見てヒソヒソと何かを話しているのに気づいた。
「……なぁ、あれってメルちゃんとちょこ先生だよな?」
「え、じゃあ真ん中にいる男は一体誰だ?」
「もしかして浮気?でもまさか……?」
「…………俺達、なんでこんなに皆から見られてるんですかね?」
「えっと……やっぱりアイドルが男の人と一緒にいる所を見て変に思っちゃったのかな……?」
「にしては少し反応が違う気がするんだけど……?」
周りからの妙な視線とヒソヒソ話に居心地が悪くなる三人。此処にこれ以上いても仕方がないと思いこの場を離れようとする。とその時……
「まんまぁ、あいちゅたべたいのぉ……」
「だーめ、さっきおやつ食べたばっかりでしょ?」
「……え?あ、あれって……」
「マリン船長?でも一緒にいる子って……?」
彼等の視線の先に自分達の知り合いである人物、マリンの姿が見えた。しかしその近くには彼女の事をママと呼びよちよち付いて歩く幼児がいて三人は驚愕する。
「え?ま、マリン船長っていつの間に子供産んでたの?!」
「わ、分かんねぇ……けど漸く知ってる奴がいたんだ、兎に角声を掛けてみましょう!」
知っている人物が近くにいると知り急いで近づこうとする三人。だがこの時、三人ともこの後酷い目に合う事をまだ知らなかった……
「……まま、きのうあいちゅかってくえるっていったの………」
「ママそんな約束してませーん。それにおやつ食べたんだからアイスなんていらないでしょ?ほら、分かったら早く家に帰るわよ」
「……あいちゅ、かってくえるっていったもん……まま、うそついたの……?」
「え!?い、いや嘘とかじゃなくて今はお外だからアイスはダメだよってだけで……」
「まま、うそちゅいたぁ……ふぇ、ふえぇぇぇぇぇぇん……!」
「マリン船長!あんたこんな公衆の面前で何子供なかせてるんですか?!」
アイスを買ってもらえずその場でぺたんと座り込んで泣いてしまう女の子。そんなマリン達の元に三人がやって来てマリンを叱った。
「え!?ちょこ先生にメルちゃん!?それと……え、誰?!」
「え?誰って、シン君だよ。メル達と一緒にVTuberやってるじゃん?」
「え、シン?……うちの事務所にそんな人いない筈ですけど?」
「は?いない筈って、一体どういう……?」
「……というよりマリン様?あの子の事放っといて大丈夫なの?」
「ふえぇぇ〜……」
「え?ってあぁ!?そうだった!マリアちゃん、アイスなら家に帰ったらあるから……ゲッ!?」
ちょこ先生と呼ばれた女性に指摘され泣いてる赤ちゃん、マリアを宥めようとするマリンだったがそのマリアの後ろから時空穴が広がり其処から何かが飛び出してきた。
ー〜♪Gun from!ー
「……ねぇ、この子泣かせたのお前?だったら僕許さないけど良いよね?」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーッ!?』
「で、電王ぉ!?しかもよりによってリュウタロスだなんてぇッ!?」
そう、時空穴から現れたのは時を守護する戦士、仮面ライダー電王ガンフォームだった。電王は腰に装着された連結武器デンガッシャーをガンモードに組み立てその銃口をマリンに向けて威圧する。
「ちょ、ちょっと待ってくださいって!?マリアはマリンの娘で別に虐めてたワケじゃ「答えは聞いてない♪」ーバキュゥンッ!ー危なッ!?」
「ど、どうなってんだこれーバキュゥンッ!ーうわッ!?って俺達もかよ?!」
「もぉーーー!?なんでさっきからこんな変な事が続くのぉーーーッ?!」
「と、兎に角今は逃げないと?!此処にいたら撃たれてしまうわよ!?」
何故かマリンだけでなく三人も巻き込まれ街中を走り抜け電王の攻撃から逃げていく。電王はいつの間にかマシンデンバードに乗り四人を徐々に追い込んでいった。そして逃げ回ってた四人は何時の間にか路地裏の袋小路に追い込まれ逃場を失ってしまった。
「じゃあそろそろトドメだよ、良い?」
「ちょ、ちょっと待ってくださいって!?だからマリンはマリアちゃんを虐めてたワケじゃないんですってばぁ!」
「お、おい!俺はともかくメル先輩とちょこ先生は関係ないんだから巻き込むんじゃねぇ!」
「答えは聞いてない」
ーFull Chargeー
命乞いするマリンと二人を巻き込むなという少年の言葉を電王は無視しベルトのバックルにライナーパスを当てて必殺技のエネルギーをチャージする。そして銃口を向けられ絶体絶命の危機に陥ってしまった四人は恐怖で身動きが取れず目を瞑ってしまう。
「
「……………………あれ?全然こないんだけど……?」
「ッ!お、おいちょっと!あいつ固まったみたいに動かなくなってますよ?!」
「え!?って事は……!」
「まったく、一体何やってんだマリン?」
先程まで自分達を追い詰めていた電王はまるで時が止まったかのように全く動かなくなっており、その後ろから呆れた様子でマリアを抱っこした男が現れた。
「れ、玲二くぅーん!助けに来てくれたんですねぇ〜♪ービシッ!ー痛ぁ!?」
「なーにが助けに来てくれただ?マリアを置いてとっとと逃げやがって……」
「ぷゆぅ……」
「ど、どうなってるんだ……?」
「も、もしかしてあの人が助けてくれたの……?」
突然現れた男、玲二は擦り寄ってくるマリンの頭をビシッと叩き軽く説教する。そんな様子を三人はただポカーンと眺めるだけだった。
それから……
「……成る程、今回の来訪者はメルとちょこ、そして『シン・アスカ』とはな?」
「は、はいそうです。でも……」
「まさか此処がメル達のいた世界とは違う世界だったなんて……?」
まぁ確かにさっきまで自分達の世界にいたのに何時の間にか俺達の世界に飛ばされたんだから信じられないのも無理はないな。にしてもまさかガンダムの主人公が別世界のホロライブにアイドルとして参加する世界があるとは夢にも思わなかったな?
「それにしてもこっちのマリン船長ってそちらの方と結婚してた事がびっくりしちゃったわ………」
「うんうん、それにこんな可愛い女の子まで授かってるなんてね♪」
「うみゅう〜……ぱぱぁ、あいちゅ〜」
「はいはい、昨日の内にマリアの好きなぶどうのアイス買ってあるから帰ってご飯食べ終えたらパパと食べような?」
「ほんとぉ?わ~い♪」
「……なんだか信じられない光景だよな?あのマリン船長が結婚して子供もいるなんて……?」
そりゃそうだな。あれからいろんな世界を見てみたがホロライブのアイドルが結婚して子供を産んでる世界線なんて殆んどなかったし。
「さて、これからについてだがお前達の世界を探して還すのはワリとすぐに出来るが、その前に少しだけこの世界を観光してみるか?」
「え、良いんですか?でも……」
「何、帰る時には元の世界にいた時の時間に戻す事も出来るからその点は安心してくれ」
「え、えっと………ねぇ船長?船長の旦那様って一体何者なの?」
「んー……言ってしまえば神様みたいな存在ですかね♪」
「ぱーぱ、かみさま〜♪」
「か、神様?」
まぁいろんな種族の祖とも言われてるから強ち間違いではないが神様は言い過ぎじゃないか?まぁ良いや、取り敢えずシン達を落ち着かせる為にも一度神羅城へと戻るとするか。
「おーし着いたぞ。此処が俺達の家だ」
「え…………!?」
「す、すっごい建物だわ……!?」
「まるでお城みたいだね……!?」
その後俺達がシン達を連れて神羅城へと戻るとやはりと言うべきか、三人はその外観の凄さに圧倒されていた。思えば唯の一軒家が何時の間にか宮殿みたいになってるなんて、俺の家って知らない内にどんどん進化してねぇか?
「それじゃ遠慮なく入ってくれ。もうすぐ晩飯だから一緒に食べてけな」
「そ、そうですか?で、ではお邪魔します……」
こういう所に入る事があまりないのか三人ともスゲェ緊張しながら入っていくな?俺達はずっと住んでいるから気にしなくなってるが普通はこんなモンなんだな?
「「ぱぱぁ〜♪」」
「ん?あぁレミィ、しょこら」
『…………え?』
そんな俺の元にレミィとしょこらがガンプラを持ってトコトコと駆け寄って来た。
「ぱぱぁ、あのねあのね、こゆねーちゃんががんぷらつくってくれたの〜♪」
「しょこもこゆねーちゃんにベアッガイつくってもらった〜♪」
「そうかそうか、良かったな二人とも……ん?どうしたシン、この子達の事じっと見て?」
「え、えと……あの、その子達も玲二さんの子供なんですか?」
「あぁ、そうだけど?」
「え、でも…………」
「……この子達、マリン船長と全然似てないわ。それどころか……」
「この子達、なんとなくだけどメルとちょこ先生に似てる気がする……?」
「あぁそういう事か。だってそりゃあ「あ、玲二君お帰りなさ〜い♪」お、話をすれば丁度良く来たか」
俺がレミィ達の説明をしようとした時、丁度良く俺達の世界のメルとちょこがやって来た。メルの腕にはフランも抱きかかえられている。
「もうレミィったら、嬉しくてパパに見せたい気持ちは分かるけどそんなに急いじゃ危ないよ」
「あぅ、あぅあぁ〜」
「うゅ、ごめしゃい……」
「フフ、大丈夫よレミィちゃん。ママ達は怒ってるワケじゃないから♪……あら?玲二様、その人達ってもしかして……?」
どうやら子供達を追ってやって来たようだが此処でこの世界のちょこ達と異世界の癒月達が鉢合わせとなり向こう側は何やら信じられない物を見たかのように口をあんぐりしている。
「え?え?ど、どういう事なのこれ……?」
「も、もしかしてだけど佐々木さん、その子達の母親って……?」
「あぁ、レミィとフランはメルの子でしょこらはちょこの子だ」
「え……そ、それじゃあその子達の父親って……」
「ん、俺だけど?」
……………………
………………………………
…………………………………………
『ハアァァァァーーーーーーッ!!?』
うん、知ってた。そりゃ異世界の自分が全然知らない男と結婚して子供産んでたらそりゃ驚くよな?
「で、ででででもさっき妻はマリン船長だって……!?」
「あー、実はマリンだけじゃなくて他のホロメンも皆玲二くんのお嫁さんになったんですよね〜」
「嘘ォーーーッ?!ま、まさかこの世界のホロメン全員が佐々木さんのお嫁さんになってるだなんて……!?」
「実際はReGLOSSとラプは違うけどな」
ラプは言わずもがな俺の娘だしReGLOSSに関してはらでん以外は拓哉と絡む事が多いからもしかしたら青以外も拓哉と結ばれるかもな………けど最近莉々華だけ俺に熱い視線を送ってきてる気がするがそれは気のせいという事にしておこう。
「ま、まさかちょこ達がシン様以外の男の人と結婚するだなんて………!?」
「いやそれはあくまでこの世界の事だからその辺は気にしなくても良いと思うぞ?それよりもちょこ、もう皆集まってるのか?」
「えぇ、今日は拓哉様と栄ちゃん達も遊びに来てくれたから久し振りに中庭でバーベキューをする事にしたのよ。それと……貴方達ってもしかしなくても異世界のちょこ達とシン・アスカよね?良かったら貴方達もバーベキュー参加しません?」
「え?い、良いんですか?」
「うん、ご飯は皆で楽しく食べるのが一番だもんね〜レミィ、フラン♪」
「うん!みんなでごはんたべるの〜♪」
「あうぅ〜♪」
うん、もう結構異世界からの来訪者が多くなってきたから皆もそんなに驚かなくなったどころか普通に受け入れるようになってきたな…………良い事なのかこれは?
「…………そうね。シン様、此処はこの世界のちょこのお言葉に甘えてご馳走になりましょ♪」
「え、えっと……分かりました、じゃあよろしくお願いします」
「ん、それじゃあ早速中庭に案内するよ。こっちだ」
こうして俺達はシン達を連れてバーベキュー会場となっている中庭へと案内した。其処にはフブキ達や子供達が沢山集まっていてその光景を見た三人は更に驚いていたのは少しだけ面白かったな。
さて、それじゃあ折角俺達の世界に来たワケだし明日はガンプラバトルを体験させる為にホロプラに行くとするか。
ひょんな事から異世界より現れたシン・アスカとちょことメル。翌日行われるガンプラバトルではどんなバトルを見せてくれるのだろうか?続く……
はい、という事で異世界よりシン・アスカとちょことメルが登場です!次はこの三人と誰かでガンプラバトルをやりたいと思ってます!今回コラボの許可を出して頂いた疲れた斬月様、本当に有り難うございます!それでは次回までまったりと待って頂ければ幸いです、ではまた!