とある昼下がり、ベランダで俺はあくあとえりあと一緒にお茶菓子を食べながらゆったりと過ごしていた。こうしてあくあとのんびりお茶するのも久しぶりだな。
「ぱーぱ、あ~ん♪」
「はいはい、あーん」
「うんうん、えりあちゃんもパパと一緒で嬉しいね〜♪」
「あいぃ〜♪」
俺にビスケットを食べさせご満悦のえりあを見て微笑ましく笑うあくあ。本当に仲の良い母娘だよなぁ。
「それにしても皆神羅化してもそのまま大会に参加してるなんてね?あーあ、これだったらあてぃしも一緒に参加してれば良かったかな〜?」
「確かにそうだな。まぁあの時は状況が状況だったから致し方ないさ。それよりもあくあ、この後はマリンとコラボじゃなかったか?」
「うん、今日の4時から一緒に新しいホロライブのゲームをやるんだ〜♪えりあちゃんもマリアちゃんと一緒に遊ぶもんね〜♪」
「うん!えり、まりちゃんといっぱいあしょぶ〜♪」
そっか、それは良い事だ……ん?
「………あくあ、確かマリンの配信枠2時からじゃなかったか?」
「え?でも船長のディスコだと4時って……あぁーーーッ!?これ4時じゃなくて14時だった!もうすぐで始まっちゃうじゃん!えりあちゃん、急いで行くよ!」
「はーい♪」
時間を間違えたあくあはえりあを抱っこして急いでマリンの部屋へと向かっていく。全く、相変わらずこういうところはおっちょこちょいだな?
「……ねぇ、ご主人」
「?どうしたあくあ、早く急がないと間に合わないんじゃないか?」
「うん、その前に……何時もありがと、ご主人。大好きだよ♪」
「……どうしたんだあくあ、急にらしくない事言い出して?」
「……ううん、なんとなく言いたかっただけ!それじゃあ行ってきまーす!」
「まーす♪」
そう言ってあくあは転移をしてその場から消えていった。なんか何時ものあくあとは違ってしんみりした感じだったな……でも
「……あくあ、こっちこそ何時も皆を楽しませてくれて有り難うな。俺も皆も、お前の事が大好きだぜ」
俺は既にその場にいないあくあに向けて素直な気持ちを伝えお茶を飲み部屋に戻っていった。また明日も良い事があるといいな……
本日、ホロライブ2期生の湊あくあさんが2024年8月28日をもって卒業する事を発表されました。ホロライブが大きく発展した事による会社との方向性のズレというなんとも辛い卒業ですが、この六年間彼女が自分達に沢山の笑いと感動を送ってくれた事に感謝します。本当に今までお疲れ様でした。
はい、本文で書いた通り、湊あくあさんがホロライブを卒業する事になりました。大変悲しいですが、この小説では普段と変わらず登場させ続けます。これからもこんな小説ですが、よろしくお願い致します。