―19―
『夫婦のあれ』
「……フブキあれ」
「はい」赤塗料手渡し
「おう」
「………レイくんあれ」
「ほい」ヤスリ600番手渡し
「有り難う……レイくんあれってどうなりました?」
「来月の後半からスタジオ取れてるからダンスレッスンは出来るがボイスレッスンのスタジオは取れなかったからそれは各自うちの個室スタジオでやってくれ」
「はーい」
「………なんで玲二君もフブキちゃんもあれだけでわかるの?」
「なんだか互いに言いたい事が分かってるみたいで凄いわね……これがホントの以心伝心ってヤツかしら?」
最近は大体あれだけでも伝わるようになった玲二とフブキであった。
―20―
『夫婦のあれ2』
「あ、だったらまつり達の言いたい事も分かるかも!ねぇ玲二君!」
「ん?どうしたまつり」
「まつり今晩あれ食べたいなぁ~♪」
「あれ?なんだ、焼き肉か?」
「違うよ!?あれだよあれ!」
「?なんだ、もしかしてラーメンか?」
「違うってばぁ~!あれだってば!」
「なんだよさっきからあれって?!それだとわかんねぇって!」
「うぅ~……」
「……ねぇレイくん、まつりちゃんもしかしてあれ食べたいんじゃない?」
「ん、そうなのか?なんだよまつり、ウニ食いたいなら最初からそう言えよ」
「いや合ってるけどなんでフブキのあれだったら通じるのさ?!」
あれで通じるのはどうやら玲二とフブキの間だけらしい。
―21―
『ベイビートーク』
「マーオ」
「あい~?」
「かんぷら~♪」
「あきゃあ♪」
「あげりゅ~♪」
「たやぁ♪あいあと~♪」
「こーゆ、かいもぉ~」
「あい、とーぞ♪」
「ありかと~♪」
「………見てて癒されるなぁ」
「ホントですねぇ~♪」
妹達にカプセルに入ったガンプラをあげて喜ぶこゆきであった。
―22―
『獅子族』
「……玲牙、つばき、あんた等も獅子族に産まれたからには、この崖から這い上がってくるんだ」
「あぅ?」
「あぅ、あっぷぁ~」
「…………お前達も獅子族の子に産まれたからには、強い子に育ってほしいんだ。だから、頑張って這い上がってこい」
「うゅ、うぅ~」
「ぷぁっぷぅ~」
「………………………やっぱり無理だってぇ!大事な我が子を崖から突き落とすなんてぇッ!!」
「………というワケでお前が代わりに這い上がってくるんだ」
「いやなんでポルカがッ?!おいガチで怖えぇんだけど!?」
これがホロぐらの発端であった。(嘘)
―23―
『ホロぐら』
「あれ?玲二、フブキちゃん達は?」
「ああ、なんかホロぐらの撮影に行ってくるって出掛けたよ」
「そうなんだ?でもホロぐらって面白いよね♪アカリも結構見ちゃってるもん♪」
「へぇ、そんなに面白いのか?」
「え?玲二は知らないの?」
「ああ、なんか知らないけどフブキ達から絶対に見ないでくれって念押しされて見せてもらえないんだよ」
「あー………そゆこと」
はっちゃけてる姿を玲二に見られたくないフブキ達であった。
―24―
『予告』
みらーいみらい、あるところに一人の龍人と四人のお供がいた。
「愛怒流戦隊!」
『ホロシスターズ!!』
五人の愛怒流、どんどん見参!
「え?!何この人達?!愛怒流って何?!」
「アイドルチェンジだ、これ使ってみな!」
「アイドルチェンジッ!」
「ギア!?銃!?ていうか貴女誰?!」
“中二病”
「ハァッハッハッハァッ!この孤高の吸血鬼の力が必要か!?」
ヴァンシスター!
“歌姫”
「えぇッ?!また戦い!?今握手会の最中だったのにぃ~!!」
ソングシスター!
“素行悪天使”
「好きで天使になったワケじゃねぇよ!」
テンシシスター!
“キツネ少女”
「吸血鬼、歌姫、天使と来て、お前は猫だな!」
「ハアァッ?!キツネなんですけど!?」
キツネシスター!
そして彼女達を率いる赤き龍!
「私を信じろ!私との縁は、超良縁だ!悩みなんざ吹っ飛ばせッ!!」
ドンドラゴン!
「はあちゃまっちゃま……何よそれ?」
「探シナ、さくらヲ……」
―謎の存在、盧厘不路―
「桐生さくら様!貴女に忠誠を誓います!」
ゲシッ!
「ぐぇっ?!……モウ、ワケ、ワカンネ」
「今私と目があったな?これでお前とも縁が出来た!」
「新番組、愛怒流戦隊!」
『ホロシスターズ!!』
「毎週日曜日午前9時30分いざスタート!さあ楽しもうぜ!勝負勝負ッ!!」
「………いやなんだこれ?」
「モロパクりじゃネーか……」
「オー♪」
未来のさくらから送られた映像を見て呆れ果てる玲二とココであった。
※当然嘘予告です。
一応念押ししますが『愛怒流戦隊 ホロシスターズ』は嘘予告なので絶対にやりません。やりませんったらやりません!