ホロライブ ビルドライバーズ   作:神楽

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ヤバい……前話投稿した後に書き始めたらすらすら書けました( ; ゚Д゚)
今回は金髪コンビの登場です。今までとは何かが違うかも…… (・・;)
今回も楽しんで頂けたら幸いです、ではどうぞ( っ・ω・)っ


第13話『子守り騎士』

……今、事務所に来てメルこと魔界の天才ヴァンパイアである『夜空メル』と、悪魔の保険医『癒月ちょこ』先生は目の前の光景を見て絶望してる。

 

「そ、そんな…玲二君…」

 

「れ、玲二様、一体どうして……」

 

なんで……なんでどうして?!メルは、メルはずっと玲二君の事信じてたのに!ちょこ先生もあまりにも残酷な現実から目を背けようとしてる。今まで信じてきたのに急に裏切られた気持ちだよ!なんで……どうして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「?お前等さっきから何してんだ?」

 

「あーうー♪」キャッキャッ♪

 

なんで玲二君赤ちゃん抱っこしてんのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ?!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―数分後―

 

「全く、急に泣き出したと思ったらそんな事思ってたのかよ?」

 

「そんな事じゃないもん!メル本気で玲二君が他の女の人と子供作っちゃったかと思っちゃったもん!!」

 

いやなんでそうなる?俺は姉貴が用事で出掛けなきゃいけないからってこの子を預かっただけだし。そもそも俺に相手がいねぇよ。

 

「ほーらよちよち良い子でちゅね~♪」

 

「あうぅ♪」

 

ちょこはちょこで姉貴の子供をあやしてるし。てか俺よりよっぽど親っぽいじゃん。

 

「ねぇ玲二様、この子の名前はなんて言うの?」

 

「ん?あぁ、苺って言うんだ。まだ五ヶ月の女の子だ」

 

「五ヶ月!うわぁ道理でちっちゃくて可愛いんだね、かぷかぷしちゃいたい♪」

 

こらご時世的にそれは止めろ、てかそうでなくても赤ん坊に甘噛みしようとすんなよ。

 

「それにしても玲二君も仕事があるのによく引き受けたね?」

 

「今日は偶々午前中に仕事が終わるし、明日と明後日は休みと在宅ワークで家にいられるからな。姉貴もどうしても外せない用事だったみたいだし義兄さんも出張に行ってるから俺しか頼める相手がいなかったから仕方ないさ」

 

……とは言うものの、正直一人で面倒見るのも大変だよな。夜中に夜泣きとかもあると思うからちょっとキツい……そうだ。

 

「なあ二人とも、丁度良いから二人も子守り手伝ってくれないか?」

 

「「え!?」」

 

「いやホラ、俺も四六時中見てやれないかもしれないし、二人なら子供の相手するの慣れてそうだからお願いしたいんだけど……どうだ、頼めるか?」

 

ってよくよく考えたらアイドルに頼む事じゃねぇか。仕方ない、Aちゃんに頼んで…………?どうしたんだ二人とも?顔を真っ赤にしてプルプルしてるけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(れ、玲二様と子育て!そんな!それじゃあまるで………玲二様とちょこが新婚さんみたいじゃない!?そ、そんな玲二様ったらもう、この子が見てるのにあぁんな事やこぉんな事を……はうぅん!!//////)ビクンッビクンッ!

 

(玲二君と子育て!それってつまりメルと結婚!夢の幸せ夫婦生活!!だ、ダメだよ玲二君そんな子供が見てる前でイチャつくなんて恥ずかしいよぉ!!ひゃうぅん!!//////)ビクンッビクンッ!

 

?!ど、どうしたこいつ等?!顔真っ赤になったと思ったらいきなりビクビクしだして!?

 

「お、おいお前等大丈夫か?!」

 

「う、うん大丈夫、だよ……(い、いけない。子守りと言う言葉で思わず夫婦の営み想像しちゃって○ッちゃった///)」

 

「え、えぇ、ちょこも大丈夫よ……(や、ヤバいわ、玲二様との新婚生活を想像して思いっきり○れてしまったわ///)」

 

本当に大丈夫かよまだ顔真っ赤だし!?そして何で内股になってモジモジしてんだよ?

 

「な、なんだか二人とも調子悪そうだからAちゃんか井筒に頼んで「「ダメ!苺ちゃんの子守りメル(ちょこ)が一緒にします!!」」……お、おう」

 

……ヤバい、今だから言えるが頼まない方が良かったか?二人とも目がギラギラしてて怖えぇよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―その後佐々木宅―

 

「ほーら苺ちゃんこっちにおいでー♪」

 

「うあうぅ~、あい♪」

 

「おーよちよち良く出来まちたねー♪」

 

あれから自宅に帰り俺は苺のミルクと一緒に夕飯を作ってる。その間二人に苺の相手を任せているが二人とも完全に苺にメロメロ状態だ……もしこいつ等が母親になるとしたらこんな感じなのかね?

 

「あうぅ~…」

 

「あれ、苺ちゃんどうしたのかな?もしかしてお腹すいちゃったんでちゅか~?メルママのおっぱい飲みまちゅか~♪」

 

「ちょこママのおっぱいもありまちゅよ~♪」

 

「だぁー♪」

 

「おいこら人んちで何しようとしてんだお前等!?ミルク用意してんだからんな事せんでいい!!」

 

こいつ等俺もいるってのに何脱ごうとしてんだよ!?苺も飲もうとすんな!てかそれ以前に出ねぇだろ!?

 

「もう玲二君ってば冗談だよー♪」

 

「もう慌てちゃって玲二様ったら可愛いんだから♪」

 

「うっさい、お前等の場合冗談に聞こえねぇんだよ……ほら、ミルク出来たから苺に飲ませてあげてくれ。それと飲ませた後はゲップさせてくれな」

 

「「はーい♪」」

 

全くこいつ等ときたら……俺は人肌程の温さになったミルクを二人に渡すと二人は交互に苺にミルクを与えていった。

 

「うわぁ~、一生懸命飲んでる姿可愛い~♪」

 

「はわぁ~、まるで天使みたいだねぇ~♪」

 

いや天使みたいってそれ悪魔と吸血鬼が言う事か?まあ良いや、苺も機嫌良く飲んでるみたいだし、今は二人に任せておくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―食事終了後―

 

「すぅー…すぅー…」

 

「わぁ、寝顔も可愛い~♪」

 

「ほらメル、起こしたらいけないからそろそろほっときな」

 

ミルクも与えた後苺を寝かしつけ、俺等も食事を終えて漸く一段落ついた。これ等を毎日のようにやってる姉貴ってやっぱスゲェんだなって思うわ。

 

「さて、苺も寝たし漸く落ち着けるな。まだ俺達が寝るのには早すぎるから何かするか?」

 

「あ、それなら玲二様、ちょこ前に買ったプラモを作りたいから持ってきたんだけど一緒に作らない?」

 

「メルもちょこ先生と一緒に買ってきたんだー♪」

 

ほう、ガンプラか。この二人はビルド系のヒロインかベアッガイばっか作るから今回もそんな感じか………おいちょっと待て。

 

「おいお前等、これガンプラじゃねぇだろ?」

 

「そうだよ、スッゴくカッコよくて衝動買いしちゃった♪」

 

「ちょこは前にやってたアニメ見て買っちゃった♪」

 

……成る程、けどお前等がこれを買うなんて予想外過ぎたわ。まさかの『デジモン』のプラモ、ちょこが『オメガモン』でメルが『デュークモン』か。確かにカッコいいけど意外だわ本当に。

 

 

『Figure-rise Standard Amplified オメガモン』

『Figure-rise Standard Amplified デュークモン』

長きに渡り人気を得ている『デジタルモンスター』に登場する二体の聖騎士型デジモン。

オメガモンは『デジモンアドベンチャー』に登場する主人公太一とその仲間のヤマトのそれぞれのパートナーデジモンが合体した姿で右腕がメタルガルルモンの頭部が、左腕がウォーグレイモンの頭部が変形したものになっている。

デュークモンは『デジモンテイマーズ』に登場する主人公タカトのパートナーデジモンでありその姿は王道の騎士甲冑モチーフである。デジモンにはワクチンとデータとウィルスの三つの種族がいるがこのデュークモンは聖騎士でありながらウィルス種という矛盾を持ったデジモンでもある。

因みにプラモのシリーズ名にもあるAmplifiedとは増幅という意味がありこの二体は元の設定よりもデティールがアップされよりカッコよくなっているのが特徴である。

 

「まさかガンプラ以外のプラモ作る事になるなんてな」

 

「あら、玲二様はガンプラ以外は初めて?」

 

「いや、只かなり久々だな。だがたまにはこういうのもアリだな」

 

「そうそう、たまには違うプラモも作ってみないとね」

 

よく言うよベアッガイばっか作ってる癖に。まあそれは良いとして、今回は苺もいるから塗装は出来ないし、素組でフィニッシュかな?んじゃ作ってくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―作成中―

 

「…凄ッ、何だかアニメで見た時よりゴツく感じるわ」

 

「Amplifiedは元の姿をよりカッコよくデザインし直したプラモらしいからな。中には元の姿が良いって人もいるが俺的にはどっちもカッコいいから良いんだけどな」

 

「ふーん、凄いんだねそのあ、あ…あんぷりふぁいどって」

 

言えてねぇし良く分かってねぇじゃねぇかメル、そんなんだから自称天才(笑)って言われるんだよ。でも確かにこれは凄く良いキットだ、直ぐに売り切れになるのもわかるな。

 

 

 

 

 

「そういやちょこは今やってるデジモンアドベンチャー見てるんだよな?」

 

「そうね、でもちょこ的には有料配信サイトで見た昔のデジモンアドベンチャーの方が好きだわ。今のデジモンはちょっと物足りないって言うか……」

 

「あー何となく分かるわそれ。オメガモンの登場シーンも味気なさ過ぎたし」

 

こればっかりは個人の捉え方だから仕方ないがオメガモンはやっぱり昔の映画に出た時が一番興奮したな、敵のデジモン(名前なんだっけ?)が不気味で怖かった記憶があるけど。

 

 

 

 

 

「メルはテイマーズは見た事あるのか?」

 

「ううん、デジモン自体あまり知らないかな。でもこの子見た時カッコいいから思わず買っちゃった」

 

「作品知らないのに買うってスゲェな、よっぽど見た目に惹かれたんだな……因みにアニメだとこのデュークモンの声やってたのド○ゴン○ールの○空の声の人だぞ」

 

「え?!この見た目で声が悟○なの?!」

 

俺も最初声聞いてかなり驚いたな。○空の声なのに騎士っぽい喋り方をしてたから違和感半端なかったな、今でもデュークモンの声って変わってないのか?てかもうそもそも出てないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―完成―

 

「……おぉ、見た目の割に結構早く出来上がったな」

 

「うん、パーツも多くなかったからメルでも楽しく作れたよ♪」

 

「えぇ、それに見た目もカッコよく出来て良かったわ♪」

 

テーブルの上に完成された二体を並べるとこれまた様になってて良いな、無塗装でも此処までカッコよく出来るってやっぱり今のプラモって凄いんだな。

 

「んじゃ完成したし片付けしようか。今日は苺もいるし念入りに片付けしないとな」

 

「「はーい♪」」

 

もう作ってて大分遅くなったし、俺達も片付けてさっさと寝るか。さっきも言ったが苺がいるから細かい破片や工具はしっかり片付けないととんでもない事になってしまうからな。

 

「ふぅぅ…ふ、ふえぇぇん……」

 

「ん?あぁ、苺が夜泣きしちゃったか」

 

「あ、それなら任せて頂戴玲二様」

 

そう言うとちょこは一旦手を洗い夜泣きしてる苺を抱っこしてあやし再び寝かしつけようとしてくれた。やっぱこいつの方が親っぽいな。

 

「おーよちよち、怖くなーい怖くなーい……」

 

「あ、もしかしてお漏らしかな?オムツ取り替えようか」

 

メルも姉貴が用意してくれたお世話セットからオムツを取り出し手際良く取り替えてくれた、こいつもこういう時意外としっかりしてんだよなぁ。

 

こうして苺は再び寝かしつけられた。二人には感謝だな。

 

「うーん、やっぱりこうしてみると子育てって大変だけど赤ちゃん欲しくなっちゃうなぁ♪」

 

「ちょこもいつかはママになって幸せな家庭を作りたいわね♪」

 

「それならまずは相手を見つけないとな。お前等なら直ぐに好い人が「「玲二君(様)以外なんてあり得ない」」……お前等迄それ言うか。全くフブキ達もそうだが何で俺なんかに固執するかね?」

 

ホント、皆それぞれ一癖あったりするがかなりの美人なんだから俺みたいな男よりももっと好い人見つければ良いのにな。

 

「メルにとって玲二君以上の男の人なんているわけないもん。あの日吸血鬼なのに血が苦手でバカにされてたメルを守ってくれた玲二君だから今まで一緒にやって来れたんだもん」

 

「ちょこも無理矢理お見合いさせられて相手の男に押し倒されそうになった時玲二様が助けてくれたから今のちょこがいるのよ。そんな玲二様以上の殿方なんて少なくともちょこの中にはいないわ」

 

「……お前等」

 

其処まで俺の事想ってくれてたのか……でも俺自身が皆に対してどう思ってるか分かってない以上その気持ちに応える訳にはいかないしな。さて、どう返せば良いか……

 

 

 

 

 

「それにホロメンの中で誰が一番最初に玲二君の童貞を奪うか勝負してるし」

 

「何下らない事で勝負してんだよお前等?!」

 

ヤベェ、今苺が寝てるのに大声出そうになっちまった。にしてもお前等なんちゅう勝負してんだよ!?さっきの感動返せよ!

 

「えー、だって玲二様の童貞奪えたらそのままゴールイン出来るって事じゃない?」

 

「いや知らねぇし。てかそれ以前に俺もう童貞じゃねぇし」

 

「「…………………………………は?」」

 

ん?なんか俺余計な事言ってしまったか?二人の目に光が全く宿って無いんだが……

 

「れ、玲二君?もう童貞じゃないってどういう……?」

 

「あ、いや……ホロライブに正規雇用された後くらいかな?とある娘とジュースと間違ってカクテル飲んじゃってそのまま酔った勢いで……」

 

「ガチィ?……ふーん、そうなんだ」

 

な、なんだ?とてつもなく嫌な予感がする……余計な事言わなきゃ良かったか?―ガシィッ!―……え?

 

「玲二様が童貞でないならもう遠慮する必要なんてないわねメル様♪」

 

「そうだねちょこ先生♪」

 

「え、あの~?い、一体何を……」

 

「大丈夫、メルとちょこ先生で玲二君の事いっぱい愛してあげるから♪」

 

「ふふっ、今夜は寝かせないわよ玲二様♪」

 

「な、何の事だよおいちょっとぉ?!」

 

俺はメルとちょこに腕を掴まれそのまま寝室へと連行されていった。

 

あ、ちょっと待て何脱いでるんだよ何脱がそうとしてんだよ止めろおぉぉぉぉぉぉぉお………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『この夜に何が起きたかは大変申し訳ございませんが本小説では語る事が出来ません。皆様のご想像にお任せ致します by神楽』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―二日後―

 

「いやぁ、本当にありがとうね玲二。お陰で助かったわ」

 

「……そりゃどうも」

 

あれから二日が経ち漸く姉貴が戻ってきて苺を引き取りに来てくれた。この三日間本当に大変だったな、特に夜中が……

 

「メルちゃんにちょこちゃんだっけ?二人もありがとうね♪」

 

「い、いえメルは玲二君とお義姉さんのお役に立ててれば良かったので///」

 

「ちょこもお義姉様の赤ちゃんのお世話出来て嬉しかったですわ♪」

 

窶れた俺とは反対に肌が艶々になってる二人。なんか理不尽さを感じてしまうが口に出したら何されるか分からないからもう黙っておこう……

 

「本当に良い娘達だね♪これからもうちの弟をヨロシクね♪」

 

「「は、はい!///」」

 

「玲二もこんな良い娘達がいるんだからさっさと身を固めなさいよ」

 

「あんたはオカンか?良いから早く帰れって」

 

「ハイハイ、分かってるわよ。それじゃ苺、おじちゃんとお姉ちゃん達にバイバイってしてね」フリフリッ

 

「あーうー♪」

 

「「バイバーイ♪」」

 

こうして姉貴は苺を連れて帰っていった。はぁ、漸く終わった……

 

「それじゃあ玲二君、一休みしたらまたする?」

 

「もうしないっつーの!!」

 

全くこいつ等俺の事も考えてくれよ死ぬわ!!

 

こうして玲二とメルとちょこの三人の子守りは無事(?)終了したのであった。

 

 

 




はい、という事でメルちょこ回でした!
今回初めてガンプラ以外のプラモを登場させて見ましたがいかがだったでしょうか?

そして流れるようにメルちょこに喰われる玲二……なんかこの二人だとこんなネタぐらいしか思いつきませんでした( >Д<;)

次回はホロライブ随一のヤバい女とホロライブの食ざ……羊の回です。気長に待って頂けたら有難いです、ではまた( ゚∀゚)ノシ
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