ヴィラン名はデザスト!でも雄英高校1年A組の生徒です!   作:白咲

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39話 林間合宿2日目

朝5時から始まる。

何人かは欠伸をしていたり顔が眠そうにしている。

 

「おはよう諸君。本日から本格的に強化合宿を始める。今合宿の目的は全員の強化およびそれによる仮免の取得。具体的になりつつある敵意に立ち向かう為の準備だ。心して臨むように」

「というわけで爆豪。そいつを投げてみろ」

 

相澤先生が爆豪に体力テストの時にハンドボール投げで使用したボールを渡す。

 

「これ体力テストの…」

「入学直後の記録は705.2m。どんだけ伸びてるかな」

「んじゃあ、よっこら…くたばれ!」

 

くたばれ…って

 

相澤先生が計測した画面を見せてくれる。画面には709.6mと表示されている。

 

「あれ、思ったより」

「入学からおよそ3か月。様々な経験を経て確かに君らは成長している。だがそれはあくまでも精神面や技術面。あとは多少の体力的な成長がメインで個性そのものは今見た通りでそこまで成長していない。だから今日から君らの個性を伸ばす」

「死ぬほどキツイがくれぐれも…死なないように」

 

 

許容上限のある発動型は上限の底上げ、異形型やその他の複合型は『個性』に由来する器官や部位の更なる強化が行われる。

俺は尾白と同じ硬化した切島を無銘剣虚無で攻撃し能力を高める。

個性強化になるのか?という疑問が浮かぶがとりあえず無視して切島への攻撃に集中する。

 

 

夕方になり特訓は終わる。

 

「昨日言ったね世話役のは今日だけって」

「己で食う飯くらい己で作れ!カレー!」

 

あ、全員からわずかに残っていた元気がなくなった気がする。

 

「アハハ!!全員全身ブッチブチ!だからって雑なネコマンマは作っちゃダメね!」

「確かに..災害時など避難先で、消耗した人々の腹と心を満たすのも救助の一環..流石雄英!無駄がない!世界一旨いカレーを作ろう!!」

「「お…おう」

 

前向きな考えになった飯田の掛け声に全員から覇気のない声が聞こえる。

 

轟が火をつける。

 

「轟~!こっちにも火ちょ~だい!」

「爆豪。爆発で火つけれね?」

「つけれるわクソが!」

 

ボンと爆破の音を立つ。

残念ながら火はつかずに少し壊れてしまっていた。

 

 

カレーが完成した。

 

「「いただきまーす!」」

「店とかで出したら微妙かもしれねえけどこの状況もあいまってうんめー」

 

切島が食べながらながら言う。

 

「ヤオモモがっつくね~!」

「ええ。私の個性は脂質を様々な原子に変換して創造するので沢山蓄えるほど沢山出せるのです」

「うんこみてぇ」

 

八百万が悲し耳郎が言ってしまった瀬呂を殴る。

 

あーあ、デリカシーないな。

…なんか食欲が少し失せたような…?

 

緑谷がカレーを持ってどこへ行く。道の先にはマンダレイの甥である洸汰くんの匂いがした。

 

しばらくすると洸汰くんから嫌悪の匂いが強くなり緑谷からは悲しみに近い匂いが強まった。

 

 

夜中俺は死柄木、黒霧を除くヴィラン連合の匂いの中から憎しみに近い匂いを感知し飛び起きる。

 

あ、やべ。ここに襲撃かけるから集まれって言われてたの忘れてた。

んー襲撃時に合流でもいける…よな…多分。

 

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