ヴィラン名はデザスト!でも雄英高校1年A組の生徒です!   作:白咲

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4話 個性把握テスト

 

船を漕いでいたが待ち合わせをしていた常闇の匂いを嗅ぎ常闇に挨拶する。

 

「お、常闇はよ」

「おはよう、眠そうだな。また眠れなかったのか?」

「うん、まあそんな感じ」

 

ふわあと欠伸をし常闇の隣を歩く。

ねむ、もう学校に行くからギリギリまでヴィランと戦うのはバレそうだからしばらく辞めるべきかな?

 

「入学式では寝るなよ」

「校長先生の話しだいかなあ」

「まったく」

 

常闇は肩をすくめズボンからミント系のタブレットを出し数回振り俺の手に数個落とした。口に入れガリガリと噛み砕く。

 

「いつも悪いな」

「いつものことだ」

 

言葉の通りいつものことで、いつもと違うところは向かう学校が中学校ではなく雄英高校というだけ。

 

 

 

雄英高校に着き1年A組の教室に入る。

常闇も一緒だった。

 

腐れ縁になってきてないか?

でもそれよりちょっと仮眠をとろ。

 

腕を枕にし少し寝る。

 

強い気配を感じ顔を上げる。教室には寝る前より人が増えていたが教室にはお目当ての気配の正体はなかった。ドアの方で眼鏡の少年が少し見えにくいが2人の生徒と話している足元に強い気配の正体がいた。

寝袋に入った無精髭の男が観察する様に見ていた。

 

気配の正体はあの人か。

てかなんで寝袋に入ってだろ?

 

「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。此処はヒーロー科だぞ」

 

ゼリー飲料を飲み干しながらそう言った男は、寝袋から出ながらゆらりと立ち上がった。男の長い髪はボサボサで、首に包帯のようなものを巻きつけている。

 

「静かになるのに8秒もかかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね」

「担任の相澤消太だ。よろしくね」

 

言うと相澤先生は学校指定のジャージを着てグラウンドへ来いと生徒全員に言った。入学式やガイダンス無しに個性把握テストってのをするそうだ。動くのがめんどくさいので動かないでいると常闇の個性ダークシャドウに制服の首根っこを掴まれ引っ張りれる。

 

「うわっ!あ、歩く、歩くから引っ張っるの止めてくれ常闇」

 

そう言うと引っ張られる力がなくなりこけそうになるがすぐに体勢を整え少し先を歩く常闇の隣を歩いて更衣室へと向かった。

 

 

全員がグラウンドに出ると相澤先生は個性把握テストの説明をした。

 

まあ個性使用ありの所謂スポーツテストってやつだな。てかこの先生サラッと文部科学省のこと批判してたな

 

「実技入試成績のトップは爆豪だったな。中学のときソフトボール投げ何メートルだった?」

「67m」

「じゃあ個性を使ってやってみろ。思い切りな」

爆豪と呼ばれた少年は腕の準備運動をする。

「死ねええええええええ!」

と言い投げた。ボールは爆風に乗って飛んだ。

 

いや死ねえって言って投げてるだけど!?いいの?ヒーロー目指してるじゃないの?

頭の中ハテナだらけだよ。

 

爆豪が出した数値に俺を除く全員が盛り上がり楽しそうや面白そうといった声が聞こえ相澤先生の表情が変わる。

 

「面白そう…か。ヒーローになるための3年間そんな腹積もりで過ごす気でいるのか?」

「よし、8種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分としよう」

 

わーお。

個性把握テストめんどくさいって思ったけど面白そうじゃん。

 

相澤先生からのプレッシャーに押されうめき声が聞こえてきた。

 

「生徒の如何は俺たちの自由。ようこそ これが雄英高校ヒーロー科だ」

相澤先生が髪を上げて言った。

「これから3年間雄英は全力で君達に苦難を与え続ける。更に向こうへ…PlusUltraさ」

 

 

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