ヴィラン名はデザスト!でも雄英高校1年A組の生徒です! 作:白咲
学校に着くと門が閉じられ報道陣が密集していた。
壁登るか。
今日は止める常闇がいない。なぜならヴィランを殺すのに手間取ってたら約束の時間に間に合わなかったため遅刻するからと常闇が先に行ってしまったからだ。
薄情な奴だ。
なんてな遅れた俺が悪いだからしょうがない。
屈伸運動をする。嗅いだことのある禍々しい匂いを感知した。感知した方を見ると死柄木らしき男がいた。
死柄木か?
まあ今の俺には死柄木かどうかはどうでもいいけど。
壁を足場にし飛ぶ。壁を越えるあたりでクルッと前回転し着地する。
流石俺!
教室へ走った。
教室に着きドアを開ける。
「遅刻を免れることができたな」
「ああ、全力疾走は疲れた」
常闇に声をかけられる。すぐに相澤先生が来てホームルームが始まった。
相澤先生はホームルームの始めに昨日の戦闘訓練あったことで爆豪、緑谷を注意した。
「ホームルームの本題だ。急で悪いが今日は君らに」
なんだ?なんだ?
「学級委員長を決めてもらう」
おお!学校っぽいのだ。
生徒達がやりたくて盛り上がる。ヒーロー科では集団を導く力が磨かれるからだろう。
飯田が静粛にと言った。投票をして決めるのはどうかと提案するが腕が上がっていて説得力があまりないように感じた。
相澤先生は時間内に決められればいいと言い寝袋に入り寝る体勢に入っていた。
投票結果は…
緑谷に3票、八百万に2票で4人を除いた残りが1票ずつといった結果になった。
「じゃあ委員長は緑谷、副委員長は八百万だ」
委員長と副委員長が2人に決まった。
あれ何で俺に1票入っているんだ?常闇も1票だし。
俺の1票は常闇に入れたはずなのに…
「おい、緋道」
「むにゃ…うん?と、こやみ…あ、もう昼休みか」
「嗚呼そうだ。今日はどうするんだ?」
「よくぞ聞いてくれた!」
うきうきとした気分で鞄からとんこつラーメンのカップ麺、又の名をセイバー世界では緑風の豚ラーメンと業務用紅生姜を出した。
「まさか」
「3分間の間に入れた紅生姜はどのタイミングが美味しいかを食べ比べする!」
「はぁあ、またラーメンなのか」
常闇にため息をつかれ呆れられる。
デザストと蓮なんて描写がないだけで3食このラーメンだと俺は思ってる。うん。
「常闇は食堂か?」
始めから紅生姜を入れるラーメンのセッティングをしながら常闇に聞く。常闇は答え教室を出て行った。
さあーて、ではお湯を注ぎ3分間待つ!
昼休みが終わり他の委員を決めるが何故か委員長が緑谷から飯田に変わった。
帰りにでも常闇に聞いてみるか。
「なあ常闇」
「どうした」
「昼休みに何かあったのか?」
「……誰かが校内に侵入したことでセキュリティーが作動したんだ。だが侵入したのはヴィランではなく報道陣だったんだがな。混乱を収めたのが飯田だったんだ」
「なるほど、それでか」
いつもの待ち合わせ場所に着く。
「また明日」
「ああ、緋道。明日は遅れるなよ」
「気をつけるよ」
常闇と別れデザストになる。
裏路地に入りその場所で得意げになっている男にグラッジデントの刃を向ける。
「『自信に満ち溢れた匂いだなあ』」
「ヴィ、ヴィラン殺しの、デ、デザスト?!」
「『さあ力と力がぶつかり合う戦いをはじめようぜぇ』」