全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第102話を投稿します。

別作品も無理しない程度に連載を続けていきますので、よろしくお願いします。

あと全く関係ない話になりますが、FGOのガチャで新しく実装されたニトクリス・オルタが来てくれました……諭吉さん2人が犠牲になりましたが。


※今後の活動について【活動報告】に新投稿してますので、少しでも興味がありましたらご覧になって下さると幸いです。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=292278&uid=202117


96スレ

「此処を左です、ミルコさん!」

 

「分かった!」

 

入中の"個性"によって出久たちと分断された俺とミルコさんは、残った警官隊の皆さんと共に先へ進んで行く。通路は歪んでいるが俺は目的までのルートを頭に叩き込んでいる為、方向を間違えない限り問題無い。

 

ミルコさんと協力して障害物を壊しながら何とか進んでいると、正面から複数の足音が聞こえ出した。

 

「止まって貰おうか、ヒーロー。それに警察」

 

「人様のシマ荒らしてんじゃねぇぞ!」

 

現れたのはペストマスクを被った構成員の男たちだった。

 

「ハッ!生憎お前たちに用は無い!邪魔するなら蹴り飛ばすぞ!」

 

 

「やってみろヤァァァ!!」

 

 

「行くぞ!」

 

「はい!」

 

号令と共に俺はミルコさんと共に駆ける。

 

「オラァッ!」

 

ミルコさんが先制攻撃で構成員の1人に目掛けて蹴りを放つ。しかし、構成員は紙一重で上体を捻って回避した。

 

「洒落臭せェ!!」

 

ミルコさんは立て続けに蹴り技を繰り出すも、構成員は紙一重で避け続ける。

 

「無駄だ。如何に鋭い攻撃を繰り出そうとも、俺には掠りもしない」

 

「舐めんな!」

 

構成員は涼しい顔で忠告するも、ミルコさんは無視して攻撃を続ける。しかし、ミルコさんが繰り出した攻撃は悉く回避されていた。

 

(並の回避能力じゃない、何かタネがあるのか?)

 

「余所見とか余裕かぁ!?」

 

もう1人の構成員が両手からテニスボール程の大きさのある鉄球を持つと、それを握る。すると、鉄球はまるでゴムボールの様に潰れていく。

 

「そらァ!!」

 

構成員は握り潰した鉄球を投擲する。だが、投げられた鉄球の速度は然程速く無く、俺は難なく避けた。

 

しかし、鉄球は歪んだ天井にぶつかると、スーパーボールの様に跳ね返った。

 

「ほらほら!まだまだ行くぞ!」

 

鉄球男は続けて鉄球を握り潰して投擲する。鉄球は通路内で繰り返す様に跳ね返り、次第にスピードを増して行く。どうやら鉄球を投げた構成員は触れたものを柔らかくする"個性"の様だ。

 

「クッ」

 

「チィッ、面倒な"個性"だな!」

 

スピードが増す鉄球を、俺とミルコさんは何とか回避するも、後ろの警官隊は陣形を組んでパシティック・シールドで鉄球から身を守っていた。

 

「おいおい!防戦一方になってんぞヒーロー!威勢が良かったのは最初だけかァ!!」

 

「そんな事よりお前、こっちにも鉄球が飛んで来てるぞ。投げるならちゃんと狙え」

 

「煩え!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「避けるこっちの身にもなれ。無駄に疲れるんだ」

 

自身に飛んで来る鉄球を寸前で躱しながら相方を嗜める回避男の様子を見て、俺は鉄球を避けながらミルコさんに質問する。

 

「すみませんミルコさん、1つ確認して良いですか!」

 

「こんな状況でか!?何だ!」

 

「あの男と闘っていた時、相手はミルコさんの攻撃が視えてましたか?」

 

「ああ?……そう言えばアイツ、私の攻撃を()()()()()()()()()()()()。多分視えてたワケじゃねぇと思う」

 

ミルコさんの返答を聞いて、俺は確信した。

 

「ミルコさん、おそらく相手の"個性"は()()()()です」

 

「反射神経?いきなり物が飛んで来て目を瞑る的なヤツか?」

 

「はい。相手が予測で避けているのならギリギリまで動かないのは不自然です。つまり、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。相手はミルコさんの攻撃を反射的に避けている事になります」

 

「成る程な!それならッ」

 

俺の仮説に納得したミルコさんは、今まで以上の速度で一直線に回避男に向かって疾走する。

 

「馬鹿が!鉄球地獄の餌食になりやがれ!!」

 

鉄球男は更に鉄球を追加で投擲する。

 

 

『ガッチョーン』

 

 

俺は【ゲーマドライバー】の【アクチュエーションレバー】を閉じる。すると【ゲーマドライバー】から待機音声が鳴り出した。

 

 

「だーーーーい変身!」

 

 

そして、俺は再び【アクチュエーションレバー】を展開する。

 

 

『ガッチャーン!ダブルアップ!』

 

 

『俺がお前で!お前が俺で!マイティ!マイティ!ブラザーズX(ダブル)X(エックス)!』

 

 

【ダブルアクションゲーマーレベルX】のボディがパージされ、中からオレンジ色とエメラルドグリーン色の2人のエグゼイドが姿を現した事で、俺はレベルXからダブルアップした姿【仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマーレベルXX】にレベルアップした。

 

「行くよ、()()!」

 

「任せろ、()!」

 

エメラルドグリーン色のエグゼイド【ダブルアクションゲーマー レベルXX L】の俺に、オレンジ色のエグゼイド【ダブルアクションゲーマー レベルXX R】のオレ()が頷く。そして、2人同時にジャンプした。

 

「ハアッ」

 

「オラッ」

 

それぞれチョコブロックを破壊し、ブロック内に隠れてた【エナジーアイテム】をゲットする。

 

 

『高速化』

 

 

『高速化』

 

 

高速化の【エナジーアイテム】をゲットした俺とオレはチョコブロックを足場にして巧みにジャンプする。

 

「先ずはオレからだ!」

 

 

『ガシャコンキースラッシャー』

 

 

オレ()が専用武器【ガシャコンキースラッシャー】を取り出すと、空中をスローで飛んでいる鉄球を打った。打った鉄球はゴムボールの様に形状を変えて方向を変える。

 

「使え、俺!」

 

「ありがとう!」

 

オレ()から投げ渡された【ガシャコンキースラッシャー】を掴み、俺も別の鉄球を打ち抜く。

 

すると、それぞれ打った鉄球が他の鉄球とぶつかり合い、ビリヤードのボールの様に互いに衝突する。そして、最後に衝突した2つの鉄球が投げた鉄球男本人へ向かって飛んで行き、鉄球男の右肩と腹部に被弾した。

 

「ゴブォッ!?」

 

鉄球自らの鉄球を喰らった鉄球男は勢い良く背中から地面に倒れ込み、そのまま気を失った。

 

「おい、何をやっている!」

 

「そっちも無視してんじゃねぇぞ!!」

 

倒れた鉄球男に意識を向ける回避男にミルコさんが迫る。

 

「無駄だ。何度やっても結果は──」

 

「いいや!変わる!」

 

間合いに入ったミルコさんは突然跳躍し、天井を利用した立体機動で背後に回り、両脚で回避男の首を挟み込む。

 

「何!?」

 

 

月頭鋏(ルナティヘラ)!!」

 

 

ミルコさんは後方へ捻じり込みながら、挟み込んだ回避男の頭地面に叩きつける。プロレス技で言うところの【フランケンシュタイナー】であった。

 

「ば……かな……」

 

「最高速度のまま直前で動きを変えられたら反射で避ける事は出来ねぇだろ。それに、生き物は背後からの攻撃に弱い!ま、私は違うがな!!」

 

気絶寸前の回避男に向かって、ミルコさんは勝ち誇った表情で笑った。




※今後の活動について【活動報告】に新投稿してますので、少しでも興味がありましたらご覧になって下さると幸いです。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=292278&uid=202117


オリキャラ紹介

鉄球男(仮名)

個性:【軟体】
"個性"説明
触れた物を柔らかくする"個性"。但し、生物は例外。


回避男(仮名)

個性:【反射神経】
"個性"説明
物凄い反射神経の"個性"。鍛えれば鍛える程感度が上がる。


次回 『刺客、動く』
そしてライダーくんのレベルはマックスに到達する。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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