全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第10話投稿します。

主人公(仮面ライダーアクセル)vs轟

尾白vs障子 の勝負が決着します。

それでは、どうぞ。


9スレ

【オールマイト視点】

 

ーーーーモニタールームーーーー

 

「凄え佳面!轟の凍結を防ぎやがった!」

 

「体力テストの時と姿が違う!?」

 

「何なんだアイツの個性!?」

 

第2試合開始直後、ヒーロー組の轟少年はビル全体を凍結させ早くも決着が着くと思われたが、佳面少年が赤い姿に変わり物凄いエネルギーを発生した事で凍結を回避した光景にモニタールームにいる全員が驚愕した。

 

(昨日の体力テストや実技試験とはまた別の姿に変身した。彼の個性は一体…)

 

実技試験、体力テスト共に1位になった少年。

 

その実力は他の生徒と比べても頭一つ抜けてるどころか、下手な相棒(サイドキック)や独立したプロヒーローよりもポテンシャルが高いのが観て分かった。

 

「どうやら佳面が轟を、尾白が障子を抑える形で二手に分かれた様だな」

 

「けどよ、轟のさっきのヤツ見たら2人掛かりで戦った方が良いんじゃねえか?」

 

「おそらく障子さんが轟さんのサポートに入るのを防ぐ為に敢えて分断するよう、佳面さんが尾白さんに指示したと思われますわ」

 

常闇少年と峰田少年に八百万少女が的確に解説をする。

 

(くっ、教師としての立場ないな私ぃ)

 

「…ねえ、透ちゃん。聞いてもいいかしら?」

 

「ん?なに梅雨ちゃん?」

 

私が凹んでいると蛙吹少女が葉隠少女に声を掛けた。

 

「今の佳面ちゃんの姿、昨日の体力テストや私が実技試験で見た姿とは全く違うの。もしかして、まだ他にも変身が出来るのかしら?」

 

蛙吹少女の質問に周りの生徒たちの視線が葉隠少女に集まる。

 

「マジで!?実技の時も別の姿になってたの!?」

 

「どんだけ姿変えられるんだよ!」

 

「もはや才能マンじゃん!」

 

「皆!試合を観るのが優先だ!今が授業中である事を忘れるな!」

 

葉隠少女に駆け寄る生徒たちに飯田少年が注意した。

 

「飯田だって佳面の個性気になるだろ!」

 

「ぐっ、それとこれとは話が別だ!今は彼らの試合を観て戦闘技術を学ぶべきだ!」

 

「素直になりなよー」

 

「自分も知りたいくせに!」

 

「うぐぐぐ!」

 

(おっと流石に止めに入った方が良さそうだな)

 

このままでは授業に支障が出ると判断し、急いで止めに入ろうとしたら、

 

「全部見たわけじゃないけど、私が知ってる分だけでもあと30種類は変身出来るよ」

 

「「「30ゥゥッ!!?」」」

 

予想以上の数に、思わず私も声を出して驚いた。

 

それだけの種類の変身が可能であり、その能力を使いこなすであろう佳面少年にただ驚くばかりである。

 

(…しかし、佳面少年のあの動き。明らかに戦い慣れしている。まるで実際に戦闘経験があるかの様だ)

 

長剣で巧みに轟少年の凍結を切り裂き、高熱を纏った拳や蹴りで直接攻撃をしている様は我々プロヒーローの様な熟練された動きであった。

 

(しかも佳面少年は徹底して轟少年の()()に回って攻撃をしている。この短時間で彼の弱点を見抜いたというのか!?)

 

轟少年の個性は【半冷半熱】。

 

身体の右側は氷、左側が炎を操る唯一無二の能力。

 

その両方を使用すれば佳面少年に引けを取らないだろう。

 

しかし、推薦入試と体力テストでは一度も左側を使用しなかった。

 

炎を操るのに相当のリスクが生じるのか。

 

それとも、()()()使()()()()()()()()()

 

(おそらく後者だろうが、これに関しては轟少年の個人的な問題。無闇に周りがとやかく言う事ではないが、このままだと轟少年は佳面少年に勝利するのは非常に困難だろう。さあ、どうする?)

 

「尾白くんたちの方が決まるみたいだよ!☆」

 

青山少年の声に反応し、先程まで佳面少年の話で盛り上がっていた少年少女たちは尾白少年と障子少年が映るモニターを観る。

 

「(ナイスだ青山少年!)さあ、勝負はクライマックス!ここからは瞬き厳禁だぜ、少年少女!」

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

【尾白視点】

 

「オオオオッ!」

 

「ぐぅっ!」

 

佳面と別れた後、窓から1階に降りた俺は障子と対決して7分が経過した。

 

腕を複製した障子の手数の多さに苦戦し、なんとかヒット&アウェイで時間を稼ぐので精一杯だった。

 

(だけど、負けられない!俺を信じてくれた佳面に応える為にも!)

 

正直、多彩な能力の個性を持つ佳面に少なからず嫉妬していた。

 

体力テストでの彼は他を寄せ付けない程の圧倒的な力を見せつけ、総合1位の座を手にした。

 

比べて自分は中間的な順位に収まり、あまりにインパクトが薄かった。

 

しかも実技試験でも首席でもある彼は文字通り、俺から見れば雲の上の様な存在だと思っていた。

 

だけど免許の話や試合開始前の作戦会議で、彼の印象は変わった。

 

優しく、無条件で人を信じる彼は、自分と何ら変わらないただのクラスメイトだったのだ。

 

(そんな彼が俺に頼ってくれた時、俺は絶対に力になりたいと思った!…だから)

 

「負ける訳にはいかない!」

 

俺は尻尾を使ってスプリングの要領で勢い良く自分の身体を跳ね上げ、床から壁へ、壁から床へと空間を利用して縦横無尽に飛び跳ねる。

 

突然の事に流石の障子も動きを止めた。

 

「クッ、それなら!」

 

障子は複製された腕を戻し、新しく目を複製し始めた。

 

(今だ!)

 

俺は戦闘服に隠してたカメラ型のデバイスと黄色のUSBメモリを取り出し、メモリをカメラに装填する。

 

 

『ルナ マキシマムドライブ』

 

 

カメラがコウモリに変形し、レンズから強い光を発光する。

 

「グアァァッ!?」

 

あまりの眩しさに障子は複製した目を引っ込ませ、両膝をついて目を塞ぐ。

 

「ウオォォッ!!」

 

その瞬間、尻尾で壁を力一杯押し上げ、落下した勢いで渾身の蹴りを障子にぶつける。

 

蹴られた障子は床に倒れ込み、そのまま気絶した。

 

「はあ、はあ、はあ」

 

慣れない尻尾の使い方をしたせいか身体中に疲労感が襲い、床に座り込んだ。

 

(…やった。やったんだ!)

 

「佳面ァッ!こっちは抑えた!!」

 

達成感と高揚感で思わず大声でインカム越しに佳面に叫ぶ。

 

『ッ!?……了解!後は任せて!!』

 

佳面は俺の声に驚くも直ぐに頼もしい声で応答した。

 

「頼んだよ……佳面」

 

自分の役割を全うした俺は佳面に後を託して、床に倒れ込む。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

【ライブ配信モード】

 

52:雄英の仮面ライダー

『佳面ァッ!こっちは抑えた!!』

 

「ッ!?……了解!後は任せて!!」

 

53:虚刀流のグラップラー

うおおおお!?

尾白が障子を倒した!

 

54:サクラギ研究所のリサーチフェロー

マジか!?

でかした尾白くん!

 

55:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

凄いぞ尾白くん!

正直勝つなんて予想してなかった!

 

56:太刀川隊の狙撃手

手数的に障子の方が有利ですからね。

 

57:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

後は轟だけですね!

 

58:杜王町の幽波紋使い

さあ、ライダーくん。

今度は君の番だ。

 

59:空座町の無下限呪術師

ここで決めなきゃ相棒として格好がつかないよ。

 

60:雄英の仮面ライダー

「どうやら相方がやってくれたようだ。此方も決めさせて貰う」

 

 

『エンジン ジェット』

 

 

「ハアッ!」

 

61:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

>>60

エンジンブレードにエンジンメモリを装填して刀身から赤い斬撃を飛ばした!?

 

62:空座町の無下限呪術師

浦原さんの攻撃に似てるね。

あれは血液だけど。

 

63:サクラギ研究所のリサーチフェロー

轟も辛うじて避けた!

 

64:虚刀流のグラップラー

だけど体勢は崩れてる!

 

65:雄英の仮面ライダー

 

 

『エンジン マキシマムドライブ』

 

 

66:太刀川隊の狙撃手

マキシマムドライブだ!

 

67:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

イッケー!

ライダーくん!

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

『エンジン マキシマムドライブ』

 

 

「ハアアッ!」

 

 

エンジンブレードのトリガーを弾き、マキシマムドライブで発動させる事でエネルギーがチャージされたエンジンブレードの先端からA字型のエネルギー攻撃【エースラッシャー】を放つ。

 

「クソッ!」

 

轟は瞬時に氷の防壁でガードをするが、防壁は粉砕し衝撃によって轟は大きく後方へ吹き飛ぶ。

 

しかし、まだ轟は戦闘不能になっておらず、身体がフラつきながらも立ち上がろうとしていた。

 

だが()()()()()()()()()()()()()()だ。

 

「これで決まりだ」

 

 

『アクセル マキシマムドライブ』

 

 

エンジンブレードを床に突き刺して左手側の【マキシマムクラッチレバー】を引き、【パワースロットル】を回す事でマキシマムドライブを発動させる。

 

エネルギーがチャージされ、赤い炎が全身を包み込む。

 

「ッ!?このおォォ!!」

 

すると轟は表情を()()()()()()、残りの力を出し切るかの如く鋭い氷の刃を解き放つ。

 

しかし、エネルギーによって発生した炎で氷の刃は蒸発した。

 

「ハアアァッ!!」

 

俺は前方へ跳躍し、轟に目掛けて必殺技【アクセルグランツァー】を繰り出す。

 

今度こそ轟に直撃し、後方へ大きく吹き飛んで壁に激突した轟は静かに床に倒れる。

 

「絶望がお前のゴールだ」

 

 

『WINNER ヴィランチーム!!』

 

 

設置されたスピーカーからオールマイトのアナウンスがビル全体に響き渡り、試合終了を知らせる。

 

こうして、初の戦闘訓練での俺の戦いは勝利で幕を下ろした。




あれ?この作品主人公って尾白くんだっけ?と思うくらい尾白くんを活躍させてしまった。まあ、彼もヒーローになる為に努力し続ける子ですからね、これくらいはやってくれるでしょう。
ちなみに尾白がメモリガジェットの【バッドショット】と【ルナメモリ】を使用したのは作戦会議中に主人公くんが前もって渡してあったからです。

ライダーくんは保険を掛けてアクセル以外に仮面ライダーWに変身出来るよう編成枠にセットしてあったのでアクセルに変身してもW関連のアイテムが使用出来たという仕組みです。


葉隠さんの戦闘服のギミックその①『光学迷彩装置』
アンダースーツとプロテクターに搭載された『光学迷彩装着』は手袋のスイッチを押す事で自分の周りの光を屈折させてあたかも透明になった様に相手から姿が視えない様にする仕組み。胸のプロテクターに超小型バッテリーが搭載されており、連続で3時間使用が可能。バッテリーを改良する事で持続時間が延長される。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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