全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第13話投稿します。

USJ襲撃事件・中編となります。

主人公が変身するライダーのヒントは
『改造人間』『カブトムシ』『電気』

それでは、どうぞ。


11スレ

(ヴィラン)ッ!?バカだろ!ここ雄英だぞ!ヒーローの学校だぞ!」

 

「プロやヒーロー候補生いるの判って襲撃するなんて普通じゃねえ!」

 

「先生、侵入者用のセンサーは?」

 

「勿論ありますが…」

 

「現れたのはここだけか、それとも学校全体か…。どちらにせよ、センサーが反応しなかったってのは向こうにはそれを阻害する能力の持ち主がいるって事だ。校舎から離れたこの空間にクラスが来たこの時間に奴らは来た。奴らは馬鹿じゃない。これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

 

突然の(ヴィラン)襲撃に切島や瀬呂が驚愕する中、轟は今の現状を冷静に分析する。

 

俺はスマホで雄英に連絡を試みるも妨害電波によって繋がらず、次は()()()()使()()()()()()()を試すとこっちは通信可能だと解り、急いで電気信号を雄英に送り応援を発信する。

 

「13号は生徒と避難して学校へ連絡を試せ!センサーの対策も頭にある連中だ、電波系の個性で妨害している可能性もある」

 

「相澤先生!今通信で学校に応援を要請しました!」

 

「何だと?……いや、でかした佳面!」

 

「佳面さんいつの間に通信を!?()()()()()()()()()()()()()()()ですのに!?」

 

「悪いけど説明は後。急いで避難するよ八百万さん!皆も急いで!!」

 

相澤先生に応援要請した事を伝える俺に八百万さんが驚くも、説明を後にして避難を始める。

 

「相澤先生はどうするんですか!?戦うにしてもイレイザーヘッドの戦闘スタイルは個性を消してからの捕縛。多勢に無勢では不利ですよ!」

 

「覚えておけ緑谷、一芸ではヒーローは務まらん。いくぞエクトプラズム!」

 

「了解!」

 

心配する緑谷にそう答えて、相澤先生とエクトプラズム先生は(ヴィラン)集団に迎撃を始める。

 

(ヴィラン)側も2人に襲い掛かるも、相澤先生の【抹消】で個性を無効化され、エクトプラズム先生が生み出した【分身】によって撃退される。

 

「凄い…!相澤先生が敵の個性を無効化したと同時に分身したエクトプラズム先生が撃退。しかも相澤先生はゴーグルで視線を敵側に悟られてない!2人の個性だから出来る連携だ!」

 

「分析してないで避難するよ緑谷!」

 

「ご、ごめん!」

 

分析する緑谷を一喝し、既に避難を始める皆の後を追う。

 

 

「させませんよ」

 

 

避難する矢先、目の前に黒い靄と共に現れたのは黒霧と呼ばれる(ヴィラン)だった。

 

「初めまして、我々は(ヴィラン)連合。僭越ながら、この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて戴いたのは"平和の象徴"オールマイトに息絶えて戴きたいと思ってのことでして」

 

黒霧は紳士的な口調と仕草をしながら俺たちに目的を告げる。

 

───オールマイトの抹殺。

 

先日の職員室侵入の件で大まかな目的は分かっていたが、目の前にいる黒霧を含め奴らはオールマイトを本気で殺そうとしているのだ。

 

身構えている瞬間、爆豪と切島が黒霧に突っ込み、攻撃を繰り出す。

 

「オールマイトの抹殺だぁ?その前に俺たちにやられるとは思わなかったのか!」

 

「学生だからって舐めてんじゃねえぞ!」

 

「いけません!2人とも下がって!!」

 

2人の攻撃が直撃したと思われたが、喰らった黒霧は無傷のままであった。

 

「危ない危ない。そう、生徒といえど雄英ヒーロー科の優秀な金の卵」

 

すると黒霧は体の一部である黒い靄を拡大させ、俺たちを包み込もうとした。

 

「どういう手段をとったのか知りませんが、応援を呼んでも無駄です。既に刺客は放っています」

 

「そしてあなた方は…散らして、嬲り殺す」

 

(マズイ!)

 

「飯田!麗日さん!」

 

俺は近くにいた飯田と麗日さんの肩を掴み、後ろへ突き飛ばす。

 

「佳面くん!?」

 

「何を!?」

 

「飯田は残された皆を統率!麗日さんは飯田のフォローをお願い!」

 

2人に指示を送り、俺は靄に包まれる耳郎さんと八百万さんの方へ駆け出す。

 

(駄目だ、間に合わないッ!)

 

彼女たちを引っ張り出そうと駆け寄ったが間に合わず、俺も靄の中へと入っていった。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

【ライブ配信モード】

 

72:サクラギ研究所のリサーチフェロー

ライダーくん無事か!?

 

73:雄英の仮面ライダー

はい!

なんとか無事です。

 

 

「耳郎さん!八百万さん!大丈夫!?」

 

「ウチは平気!」

 

「私も大丈夫ですわ!」

 

 

74:虚刀流のグラップラー

良かった!

女子2人も無事みたいですね!

 

75:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

しかし、見事に分断されたね。

 

76:太刀川隊の狙撃手

それが向こうの狙いの一つでしょうね。

雄英からの応援も事前に足止めされてるみたいですし、確実に俺たちの知る原作から離れていってますね。

 

77:空座町の無下限呪術師

それよりライダーくん集中。

敵さんやって来たっぽいよ。

 

78:雄英の仮面ライダー

>>77

すいません。

迎撃に移りますので一旦会話から外れます。

 

79:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

OK。

生き残れよ!

 

80:雄英の仮面ライダー

はい!

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

黒霧のワープによって分断された俺は、一緒に飛ばされた耳郎さんと八百万さんと合流し、待ち構えていた(ヴィラン)集団と対面していた。

 

「おいおい、マジで来たぜ、獲物がよ!!」

 

「しかも3人!1人は男だが2人は女だ!!」

 

「それじゃあ先に女を捕まえたヤツから()()()事にしようぜ!」

 

「オレはあのポニテが良い!あの胸とか堪らねえよ!!」

 

「しかも何だよあのハイレグ!完全に誘ってるだろ!」

 

「じゃあ俺はあのボブの方な!犯す時に首が締めやすそうだ!」

 

「お前貧乳派かよ。あんなの触ったって犯した気しねえだろ」

 

「バーカ!良いんだよ、大事なのはあの2人が10代だって事だ。まだ経験ねえだろうし、あっても()()の締まりは良いだろうよ!」

 

「おいおい、楽しむのは良いがあまり汚したり傷入れるなよ!俺はその後皮を剥いでバッグ作りてえんだ!10代の女の皮はハリがあって良いバッグになるんだよ!男の方は……身長185ってところか!なら全身の骨を抜き取ってハンガーラックが作れる!良いねえ、イカしたハンガーラックが目に浮かぶ!!」

 

「「ッ!?」」

 

(ヴィラン)たちの言葉に耳郎さんと八百万さんが顔を青ざめ、後ろに下り自身の身体を抱き締める。

 

あまりにもゲスな会話に()()()()()()()()()()を想像してしまったのだろう。

 

「……八百万さん。絶縁シート作れる?出来る限り君たちの身体が覆い被せる程の大きなヤツ」

 

「え?ど、どうして…」

 

「良いから早く!」

 

「は、はい!」

 

俺の意図が理解出来ないながらも八百万さんは個性の発動準備に入る。

 

「おい!何かしようとしてんじゃねえ!」

 

(ヴィラン)の1人が所持していた拳銃を手にし、銃口を八百万さんに向ける。

 

発砲される直前、俺は八百万さんの前に立ち両手をクロスにして銃弾に備える。

 

 

ガキィィンッ!

 

 

発砲された銃弾は()()()()()()()()()()()()

 

「はあ!?何で弾が弾かれるんだよ!?アイツの個性か!?」

 

「知るかよ!」

 

着弾された手に嵌められた手袋は破け、()()()()()()()()が覗いていた。

 

「まったく、この手袋特殊で再発注に時間掛かるって言われたのに」

 

「佳面さん!絶縁シート出来ましたわ!!」

 

「了解!2人はそれ被ってて!」

 

後ろの2人が絶縁シートに覆った事を確認し、俺は両手の手袋を剥ぎ取る。

 

露出したその両手は、()()()()()()()()()()()()()()()()

 

俺は両腕【コイルアーム】を構え、右から半円を描く様に左へスライドする。

 

 

「変ん身ッ!」

 

 

「ストロンガー!!」

 

 

そして重なった両腕を擦り合わせる様に右腕を引く。

 

その摩擦によって【コイルアーム】はスパークし、腰に巻かれた変身ベルト【エレクトラー】が発光する。

 

すると俺の身体は変化し、頭部はカブトムシの角の様なアンテナ【カブトショック】に大きな緑色の複眼【ビッグアイ】、首元には白いマフラーが巻かれ、身体は黒い特殊戦闘スーツとなり、胸部にはアメフトのプロテクターの様な赤い装甲【カブテクター】が覆われ、胸の中心には大きく「S」の文字が刻まれ、黒いスーツと両手両足には赤いライン【カブトアース】の入り、白い手袋とブーツがそれぞれ装着されていた。

 

 

天が呼ぶ……地が呼ぶ……人が呼ぶ

 

悪を倒せと俺を呼ぶ

 

聞け、悪人共

 

俺は正義の戦士

 

仮面ライダーストロンガー

 

 

その名は【仮面ライダーストロンガー】。

悪の組織【ブラックサタン】に親愛なる友を殺され、復讐の為に自ら改造人間になる事を望み、その力を日本の平和を守る為に使った戦士である。

 

「さあて、俺お得意の電気料理といきますか」

 

変身完了した俺は(ヴィラン)集団を睨み、構えを取る。

 

「姿を変えたからって何だ!やっちまえェェェーーー!!」

 

 

「「「ウオォォ!!」」」

 

 

(ヴィラン)集団が俺に目掛けて走り出す。

 

「行くぞ!エレクトロファイヤー!!

 

再び両手を擦り合わせ電気をチャージさせ、地面に手を当てる。

 

するとチャージされた電気が地面に含まれる砂鉄を導火線の要領で伝って(ヴィラン)集団に直撃する。

 

その出力、10万ボルト!

 

 

「「「ギイヤァァァーーー!!?」」」

 

 

電撃を受けた(ヴィラン)集団は悲鳴を上げ、地面へと倒れる。

 

「ふう、こんなものかな」

 

「嘘…一撃であれだけの数を!?」

 

「凄まじい電撃ですわ!」

 

耳郎さんと八百万さんは目の前の光景に驚愕する。

 

しかし、俺は後ろの2人に駆け寄らず倒れた(ヴィラン)集団へ走り出し、倒れている1人の首筋に手刀を打ち込む。

 

「ガハッ!?」

 

「貴方だけが()()()()()()()()()()()()()()()()。差し詰め電気系の個性を持っているだろ?けど、今の俺は遠くの針が落ちる音をも聞き取れる程の聴力を持っている。死んだフリは通用しない」

 

手刀を打ち込まれた(ヴィラン)は意識を落とす。

 

「佳面!」

 

「大丈夫ですか!?」

 

耳郎さんと八百万さんが俺に近寄る。

 

「うん、平気。2人は?」

 

「こっちは大丈夫。それよりアンタ強過ぎ。1人でやっつけちゃうし」

 

「絶縁シートを用意しろというのは電撃を繰り出す為だったのですね」

 

「ああ。万が一2人が感電しない様に念には念をね。それより、2人共。今から広場に戻るよ」

 

「え?何故広場に?」

 

「今広場には相澤先生たちが居る。プロヒーローがいる所が1番安全だ。それに他へ飛ばされた皆もどうやら広場へ集まろうとしてるみたいだ」

 

「マジで!?アンタ耳も凄いの!?」

 

「変身してる間はね。行こう」

 

「「うん!/はい!」」

 

俺の言葉に2人も納得し、広場へ戻る。

 

しかし、今の広場はここより苛烈であった事にまだ気づいていなかった。




仮面ライダー紹介

仮面ライダーストロンガー

レア度【LR】

出典 『仮面ライダーストロンガー』

今回のUSJ襲撃事件の間の主人公は改造人間となっていますので、通信機無しで外部に通信する事が可能となっています。また、主人公の戦闘服の一部である黒の革手袋は絶縁素材で出来ているので両手の【コイルアーム】から放電が起きない仕組みとなっております。


原作との分岐点
主人公の通信により襲撃を察知した雄英は至急応援に向かうが、その途中で敵連合の刺客である複数の脳無による奇襲を受けてしまい足止めを喰らっている状態。オールマイトはまだ「マッスルフォーム」になれないため現状は回復待ち。


作品とは無関係ですが、ジャンプ本誌で呪術廻戦が連載再開したみたいですね。お帰りなさい、芥見先生。

祝え!芥見先生がジャンプ本誌に帰還した瞬間を!(突然のウォズ口調)

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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