全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
この作品のお気に入り数が1,000件を突破しました。ありがとうございます!!
引き続き投稿頑張りますのでよろしくお願いします!
1,000件突破したのでちょっとした企画を計画中です。気になる方は後書きを読んでいただけると幸いです。
それでは、どうぞ。
すいませんが今回もスレは休みです。
臨時休校の翌日、授業も再開する事になり俺たちは1年A組の教室で朝のHRを待っていた。
「しかし良かったな緑谷。思ったより早く学校来れるようになって」
「う、うん」
「この間の事、TVで流れてたな」
「当然だよ。ヒーローを育成するヒーロー科の学校が
「俺たちも少し映ってたよな!」
「仕方のない事だけど、ちょっと複雑だよね」
クラス内でもUSJ襲撃事件の事で盛り上がっていた。
「あの時佳面が
「もう良いって。それにあの時頑張ってたのは俺だけじゃ無いだろ?飯田を筆頭に皆で先生たちの手当してくれたから誰も欠ける事が無かったし」
「けどよ!あん時のお前マジで凄かったぜ!」
「まさに雷の化身…」
「変身出来るし電撃出せるし、逆にお前に何が出来ないのか知りたいわ!」
話題が俺の方に移り周りの皆が騒ぎ出すと───
「皆!私語は慎むんだ!もう直ぐ朝のHRが始まる!急いで席に着くんだ!!」
飯田が教卓の前に立ちHR開始直前を伝える。
「もう着いてるって。着いてねえのお前だけだよ」
「うぐッ!お、俺とした事が」
的確な指摘を受けて飯田は急いで自分の席に着く。
「そういえば今日のHR誰が来るんだろ?」
「そうね。相澤先生は入院中だし、他の先生が来るんじゃ無いかしら」
何せ両腕複雑骨折に顔面の骨折、普通なら病院で絶対安静にしないといけない程の大怪我を相澤先生はしているのだ。
流石に他の教師が代役で来ると皆も予想していると、教室の扉が開き入って来たのは───
「おはよう」
包帯ぐるぐる巻きでもはや誰なのか判らないくらい顔が隠されていたが、相澤先生であった。
「「「相澤先生、復活ハエエエーーーッ!!!」」」
ほぼ全員が相澤先生の登場に驚愕した。
「先生無事だったんですね!」
「無事って言えるんやろかアレ…」
「俺の安否についてはどうでも良い。それよりお前たち気を引き締めろ。まだ戦いは終わっていない」
「え?戦いって」
「もしかして…」
「また
相澤先生の言葉に全員が表情を強張らせていると───
「雄英体育祭が迫っている!」
「「「クソ学校っぽいのキターーー!!」」」
予想とは大きく外れて学校イベントだった事に教室中から歓声が鳴り響く。
雄英に入学して初の学校行事に皆がテンションを上げる。
「知ってると思うが、うちの体育祭は日本の特大イベントの一つ。全国に生中継されるし出場するお前たちに当然注目が浴びる」
「しかし、体育祭にはもう一つの意味がある。プロヒーローからのスカウトだ」
「お前たちの活躍がプロヒーローたちの目に留まればプロデビューの近道にもなる。半端な結果は逆にスカウトの機会がなくなる事にも繋がる為、当日に備えて準備を怠るな」
「すいません、相澤先生。1つ良いですか?」
相澤先生の説明に割って入って質問をする。
「何だ佳面」
「体育祭が迫っているのは分かりましたが、つい先日に
「逆だ。例年通り行う事で雄英の危機管理が盤石である事をアピールする為でもある。今年はその点を警戒して例年の5倍で警備体制を敷く事になっている。OB・OG以外のプロヒーローにも警備依頼を要請した。学校側は勿論、OBにはNo.2ヒーローのエンデヴァーにも要請している」
「エンデヴァー!?」
「学校側にはオールマイトが居るし、日本のトップヒーロー2人が警備に参加するとか鬼に金棒だろ!!」
ビッグネームが挙げられた事に皆が歓喜していた中、轟の表情が
「HRは以上だ。それと佳面、悪いが昼飯食べたら職員室に来てくれ」
「はい」
◾️◾️◾️◾️
「体育祭の事すっかり忘れてたぜ!」
「まあ、こうバタバタしてたらね」
「けどよ!ここで活躍出来ればプロへの近道だぜ!」
「数少ないチャンス。必ず物にしなければ」
午前中の授業が終わり昼休憩に入りると、皆は体育祭の話をしていた。
「み"ん"な"ぁ!体育祭がんばろうねッ!!」
そんな中で麗日さんは危機迫る様子で熱気を上げながら、クラスメイトに語りかける。
「ど、どうしたの麗日さん!?」
「全然麗日って感じじゃないよ?」
「私がんばるッ!!」
「「「お、おう」」」
周りの言葉に耳も貸さず同じ言葉を連呼する。その気迫に圧倒された男子達が片腕を上げて応える。
「麗日さんはどうしてヒーローを目指してるの?」
「え!?あ、あぁ〜それは〜」
いつもの麗日さんに戻ったかと思えば、バツが悪そうな顔をして少し言い淀む。
緑谷の質問に麗日さんは答えづらそうに返答する。
「え!?麗日さんって、お金目当てでヒーロー目指してたの!?」
「う、うん。なんかごめんね!飯田くんとかすっごく立派な理由があるのに、私なんか俗物的な理由でさ」
「そんな事は思わないぞ!なあ、緑谷くん!佳面くん!」
「う、うん!」
「そうだよ。だけど少し意外かな」
「あはは、そうかな?……私の実家は建設会社なんやけど仕事が少なくていつもすかんぴんでさ。そんな両親を見て最初は会社を手伝おうと考えたんよ。私の個性なら物を運ぶのに最適やと思ってさ…」
家の事情の話に俺たちはただ麗日さんの話を聞いていた。
「だけどね、両親は私に"家の事は気にせずやりたい事をやって良い"って言ってくれて、それでヒーローを目指すようになったんよ。ヒーローになればお金が沢山稼げると思って。だから私、ヒーローになって父ちゃんと母ちゃんに楽させたいんだ!」
ヒーローになる理由は十人十色。人を助けたいと思う者も居れば、カッコいい姿に憧れてる者、人気者になりたい者、有名になる事で高額な収入を得たい者。皆、それぞれの理由を抱いてヒーローを目指し、雄英に入ったのだと改めて思った。
「ごめんね!ホンマ俗っぽくってさ。皆と違って変な理由で───」
「変なんかじゃないよ」
「え?」
俺の言葉に麗日さんはこちらを見る。
「ご両親の為にヒーローを目指すのだって"誰かを幸せにしたい"事と同じだよ。自分の為にじゃなくて人の為に……。そんな
「うん、僕もそう思うよ!麗日さんのだって凄く立派な理由だよ!」
「ブラボー!麗日くんブラボー!!」
緑谷と飯田も同意見である。
「そ、そうかな。ありがとね、そう言ってくれて!」
「ハーッハハハハハッ!」
「緑谷少年が居たーーー!!」
突然緑谷の名前を呼ぶ声に、俺たちは声がした方を見るとオールマイトが立っていた。
「お、オールマイト!どうしたんですか?」
「フフフッ、ご飯…一緒に食べよう」
オールマイトは片手に包まれた弁当箱を見せ、緑谷を昼食に誘う。
「ブフッ!乙女や!」
思っていた以上に乙女な理由に麗日さんは吹き出す。
「良いかな?」
「あ、えっと」
「こっちは大丈夫、行って来なよ」
「ああ!折角のお誘いを断るのは良くないぞ緑谷くん!」
「ありがとう!はい、是非」
そう言って緑谷はオールマイトと一緒に給湯室へと向かう。
「デクくんなんやろね」
「USJ事件の事を聞きたいのではないか?それにバスの時に蛙吹くんが言っていただろう?"個性がオールマイトに似ていると"、それも関係しているのではないか?」
「そうかもね。っと、俺も早くお昼済ませないと。相澤先生に呼び出されてるんだった」
「そうや!佳面くんの方は何やろね?」
「理由はどうあれ先生に呼び出されているなら早く行かねばならないぞ佳面くん!」
「そうだね」
緑谷が抜けて3人で食堂へ向かう。
◾️◾️◾️◾️
【職員室】
「失礼します。1年A組の佳面です。相澤先生はいらっしゃいますか?」
「こっちだ」
昼食を済ませてた俺は職員室へ向かうと既に相澤先生が椅子に座っていた。
「すいません、遅くなりましたか?」
「いや、大丈夫だ。態々すまないな」
「いえ、それで御用は?」
座っている相澤先生の元へ行き、呼び出した理由を聞いた。
「まずはこの間の事を謝らせてくれ。お前から事前に情報を貰っておきながら
そう言って相澤先生は頭を下げる。
「やめて下さい相澤先生。俺たちだって無断で
「元はあの場で
「……分かりました。けど、これだけは言わせて下さい。俺たちが無事だったのは相澤先生たちが居たからです。相澤先生とエクトプラズム先生が居なかったら緑谷たちも無事じゃ済みませんでした。だから、俺たちを守ってくれてありがとうございました」
今度は俺が相澤先生に礼を言い、頭を下げる。
「……ありがとう。そう言ってくれると此方も少しは気が楽になる」
「いえ。それで今日呼び出したのはそう言う理由で?」
「いや、別件だ。体育祭に関する事でな。毎年体育祭は各学年毎に会場が分けられている。それは知っているな?」
「はい、毎年TVで観てましたから」
「なら話は早い。開会式で1年は実技入試が首席だった生徒に選手宣誓を任せている。今年の場合お前だ。やってくれるか?」
どうやら体育祭の事で呼び出したようだ。
「判りました。是非やらせて下さい」
「そうか。内容はありきたりな物で良い───」
「おいおいおい!何を言ってるんだイレイザー!ジェネラルなスピーチじゃ会場を含む全てのリスナーたちが盛り上がらねえだろ!スピーチはホットでクールなヤツで頼むze!!」
相澤先生の隣に居たプレゼント・マイク先生が会話に割って入ってきた。
「何を言っているんだマイク」
「そうね、私も刺激的な物をお願いしたいわ」
すると前に居た"18禁ヒーロー"ミッドナイト先生も会話に参加する。
「ミッドナイトさんまで何を言ってるんです。ありきたりのヤツで良いでしょ。そんな事に時間掛けるのは合理的じゃない」
「合理的とかじゃねえ!イベントってのはスタートが肝心なんだよ!」
「選手宣誓と言うのは選手の代表として行うものなのよ。詰まらない内容じゃ観客も中継を観てる人たちにも印象が残せないわ」
「印象に関しては種目を観れば良いでしょ」
「それじゃあダメよ!体育祭よ!特大イベントよ!選手宣誓でこけたら全て台無しよ!」
「どうせ観てるうちに選手宣誓の事なんて忘れていきますよ」
「お前はそんなんだからダメなんだよイレイザー!祭りは盛り上がってなんぼだろう!!」
何故か目の前で教師3人が議論をぶつけ始めた。
「あ〜、解りました。なるだけ場を盛り上がりそうな事を言います」
「OK!トークが早くて助かるぜボーイ!」
「刺激的で熱いヤツお願いね♪」
「善処します」
「……悪いな、佳面」
相澤先生が申し訳なさそうに謝罪した。
この人も結構な苦労人だなと失礼ながら思ってしまった。
一先ず要件を済ませ、俺は教室へ戻った。
企画で考えている内容を映画のあらすじ風にまとめました。
佳面来太はプロヒーローになる為、雄英ヒーロー科で日々己を鍛えていた。
ある日、来太は不思議な出逢いを果たす。
「逢いたかったぞ。私と異なる"全てのライダーを受け継ぐ者"よ」
「オーマ…ジオウ!?」
出逢ったのは、もう存在しない筈の最高最善の魔王【オーマジオウ】。
「お前には"ある世界"の異変を止めて貰う。止めなければ……お前のいた世界に破滅の未来が訪れる」
「何だって?」
魔王によって飛ばされた世界は、組織「バダン」によって崩壊されかけていた。
「この世界って、まさか…」
そんな中、1人の男に出逢う。
「貴様もバダンの手先か?」
「違いますよ!」
大首領【JUDO】の器として改造人間にされた男【村雨良】。
「何で
「訳は後で言います!それよりも、コイツらをどうにかしないと!」
FBI捜査官【滝和也】。
そして───
「お前は何者だ?」
「俺は……別の世界から来ました」
来太の目の前に現れたのは伝説の戦士たち
仮面ライダーV3【風見士郎】
ライダーマン【結城丈二】
仮面ライダースーパー1【沖一也】
「もし俺が人類の敵になると判断したら……その時は俺を殺して下さい。だけど俺は、この力で目の前の人たちの笑顔を!未来を!夢を守ります!」
来太の叫びに戦士たちは応える。
「君が人類の自由と平和を守ると言うのなら、我々と共に戦ってくれ」
「ありがとうございます。本郷さん」
異なる世界の戦士たちと共に、巨悪に立ち向かう。
「俺は多くの命を奪った。なのにお前は…俺に人を守れと言うのか?」
「まだ会って間もないですけど、村雨さんが本当は優しい人だって事は俺でも分かります」
今、人類の命運を懸けた闘いが始まる。
「「変身ッ!」」
Another story『仮面ライダーSPIRITS feat.ZERO ONE』
時系列的に林間合宿前となります。
(※連載自体は本編と並行して投稿予定)
今後のピックアップガチャ
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