全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第21話の投稿です。

番外編『仮面ライダーSPIRITS feat.ZERO ONE』も連載中ですので宜しければご覧ください。

今回は騎馬戦 上編です。
そしてライダーくんが変身する仮面ライダーのヒントは『惑星開発用改造人間』『五つの腕』『赤心少林拳』です。

それでは、どうぞ。


18スレ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

31:杜王町の幽波紋使い

1位はライダーくんか。

 

32:サクラギ研究所のリサーチフェロー

終始バイクに乗ってましたからね。

流石にバイクを追い抜く事は出来ませんよ。

 

34:太刀川隊の狙撃手

しかもライダーくんは常に180km/hオーバーで走行してましたから、プレゼント・マイクが言う様にワンサイド・ゲームでしたからね。

 

35:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

けど、1位なったせいで次の種目キツくなるんじゃないですかね?

 

36:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

>>35

確かに。

騎馬戦は上位から順にポイントが高くなってて、1位は1,000万だからね。

 

37:杜王町の幽波紋使い

1,000万って、昔のクイズ番組かよ。

 

38:太刀川隊の狙撃手

それに騎馬戦はチーム戦だからライダーくん1人だけじゃ勝ち残れないですし……。

 

39:虚刀流のグラップラー

さてさて、どうなる事やら。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「そして次からいよいよ本戦よ!!ここからは取材陣も白熱してくるよ!気合い入れなさい!さーて第二種目よ!!私はもう知ってるけど〜何かしら!?言ってるそばからコレよ!!」

 

ミッドナイト先生の言葉と共に巨大スクリーンに競技名が表示される。

 

「【騎馬戦】か」

 

次の種目は騎馬戦であった。

 

「参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ!基本は騎馬戦と同じルールだけど、1つ違うのが、先程の結果にしたがい、各自にポイントが振り当てられること!」

 

「それってつまり、相手によって取るポイントが違うって事?」

 

麗日さんの言葉にミッドナイト先生は頷く。

 

「その通り!そして与えられるポイントは下から5ずつ!42位が5ポイント、41位が10ポイント…といった具合よ。そして」

 

ミッドナイト先生は俺を一瞥し、衝撃の一言を発言する。

 

「1位に与えられるポイントは『1,000万』ッ!!」

 

「「「はぁッ!?」」」

 

明らかにおかしいポイントの振り分けに思わず全員が驚愕する。

 

つまり早い話、俺の鉢巻を奪えば次の種目出場は確定という事になる。

 

本戦に残った全員の視線が1位である俺に集まる。

 

「上位の奴ほど狙われちゃう、下克上サバイバルよッ!!」

 

「上等だね」

 

「いや何でお前ワクワクしてんの!?」

 

全員から狙われる立場となっても楽しんでいる俺に近くに居た切島がツッコむ。

 

「制限時間は15分。その間に2人から4人のチームを作るのよッ!騎馬戦自体は個性発動アリの残虐ファイト!!騎馬を崩してもアウトにはならず、どんなことをしても最後に首から上にポイントの鉢巻を巻いている者が勝者になるわ!でも悪質な騎馬狙いの攻撃は一発退場だから注意しなさい!!」

 

ミッドナイト先生の説明が終わり、生徒たちはそれぞれ騎馬のチームを組むべく動き始めた。

 

「(さてどうするかな。誰かに組んでもらう様頼んでも断られるだろうし、此処はナイトに変身して【トリックベント】で分身作った方が良いかな。あ、それだとルール的にどうだろ?ミッドナイト先生に確認するか)」

 

「佳面くん!」

 

1人で考え込んでいると緑谷が俺に話しかけてきた。

 

「どうしたの緑谷?」

 

「騎馬戦、僕と組んでくれないかな!?」

 

なんと緑谷からチームを申請してきた。

 

「良いの?俺と組んだら真っ先に狙われると思うけど」

 

「う、うん。だけど佳面くんにはこの2週間特訓に付き合ってもらったから、その恩返しもしたくて…」

 

「そんなのこっちは気にしてないのに…。けど、嬉しいよ。よろしくね緑谷」

 

「うん!」

 

「あ!私も良い?」

 

すると麗日さんも同じチームを志願してきた。

 

「麗日さん!?」

 

「私も佳面くんには特訓付き合ってもろうたし、何か力になりたいから」

 

「麗日さんもか、こっちとしては願ったり叶ったりだよ。よろしくね」

 

「うん!目指すは1位通過だね!!」

 

これで3人。

 

出来ればあと1人加わって欲しいところだ。

 

そう思っていると近くに葉隠さんと蛙吹さんが居た。

 

「葉隠さん、蛙吹さん。まだチームが決まっていないなら2人のどちらか組まない?」

 

「あ、佳面くん」

 

「佳面ちゃん…」

 

葉隠さんは素の身体能力はA組女子の中でも良い方だし、蛙吹さんも身体能力やスタミナが高い。どちらか組んでくれると戦術の幅が広がる。

 

しかし───

 

「ごめんね、チーム組めないや」

 

「私も…今回は佳面ちゃんに挑むわ」

 

「…そっか」

 

断られる可能性があったにしろ、こうも面と向かって拒否られると少し凹む。

 

「あ、違うよ!本当は組みたいけどさ…私って佳面くんと勝負した事が今まで無かったから、折角だし下克上するぞ!って思っちゃって」

 

確かに、中学からの付き合いだか葉隠さんから挑戦された事が無かった。それに、クラスメイトでもありライバルでもあるなら尚更だろう。

 

なら蛙吹さんは───

 

「私もね…佳面ちゃんとチームを組みたいわ。けど、それじゃあダメだと思ったの」

 

「ダメって?」

 

蛙吹さんは人差し指を口元に添えて、真剣な顔で俺を見る。

 

「今まで私は佳面ちゃんに助けられてばかりだったわ…、実技入試の頃から。極端な話、私が雄英に居るのも佳面ちゃんのお陰だと思っちゃうの。だから、今度は自分の力で試練を乗り越えたいの」

 

「梅雨ちゃん…」

 

蛙吹さんから強い意志を感じ取った俺は何も言えなかった。

 

なら俺は、彼女の本気に応えるべきだろう。

 

「解った、全力で来なよ。こっちも全力でいく」

 

「ええ。望むところよ」

 

「私も!2人に勝つからね!!」

 

俺は2人と別れて、緑谷たちと合流する。

 

「ごめん、葉隠さんと蛙吹さんに声掛けたけど断られた」

 

「こっちも…。飯田くんを誘ってみたけど轟くんのチームに入るって」

 

「飯田くん、デクくんに挑戦したいからやって」

 

飯田の方を見ると、轟・八百万さん・常闇が居た。

 

「しかしどうするか、もう他はチームを組んでいるだろうし。最悪3人で挑むしか…」

 

 

「ならば私が加わります!1位の人!!」

 

 

「うわああああ!?だ、誰!?」

 

すると俺の後ろからゴーグルをかけた桃色の頭髪をした女子が此方に向かって提案した。

 

緑谷は気配もなく急に現れた彼女に驚愕する。

 

俺は彼女の外見を見て直ぐに何処の科か判った。金属とオイルの匂い、そして背中に背負っているアイテム。

 

「もしかしてサポート科の人かな?」

 

「正解です!私は発目明!貴方の事は知りませんが、立場を利用させて下さい!!」

 

「ストレートな要求だ!?」

 

「何か凄いね」  

 

初対面の人間にも遠慮の無い発言に緑谷と麗日さんは呆れる。

 

此方の様子を微塵も気にせず、発目さんは装着したゴーグルを外しながら語り始める。

 

「貴方と組むと必然的に注目度がNo. 1になるじゃないですか!そうすると必然的に私の可愛いベイビーたちが企業の目に留まるわけですよ!」

 

「成る程、自分の作った発明品を企業に売り込む為に1位の俺とチームを組みたいと」

 

「簡単に言うとそう言う事です!!如何ですか!?」

 

グイグイと俺に近寄る発目さんに俺は苦笑する。

 

「良いよ。丁度4人目が決まらなかったんだ、此方こそ君に力を貸して貰いたい」

 

「話の分かる人は嫌いではありません!よろしくお願いします!!」

 

そう言って発目さんは俺の右手を握りブンブンと激しく振る。

 

「か、佳面くん。本当に大丈夫かな、この人…」

 

「色々ぶっ飛んどる人やけど」

 

「こう言う人は自分のメリットの為に全力で力を貸してくれるだろうから、心配ないんじゃない?」

 

「そうかなあ…」

 

「そうやろか…」

 

「そうそう」

 

未だに困惑する緑谷たちに俺はそう答える。

 

そして俺は作戦会議の時間が終了する前にミッドナイト先生の所へ行く。

 

「ミッドナイト先生、1つ質問があります」

 

「何かしら佳面くん?」

 

「俺の個性…変身すると服が装甲の中に隠れてしまうので、騎馬戦が始まる前に変身してから鉢巻巻いてもよろしいですか?」

 

「そう言うことね。良いわ!許可します!!」

 

「ありがとうございます」

 

許可してくれたミッドナイト先生に一礼し、俺は緑谷たちの元へ戻る。

 

「ミッドナイト先生に確認して騎馬戦前に変身してから鉢巻しても良いみたいになったから俺が騎手になるよ」

 

「解った!じゃあ、僕たちは」

 

「騎馬やね!」

 

「お任せ下さい!私の自慢のベイビーたちでサポートします!」

 

「うん、皆お願い。さて…」

 

俺は緑谷たちから少し距離を取り、変身の準備に入る。

 

今回の騎馬戦は中距離攻撃も可能なライダーが有利だろう。それに騎手同士の取っ組み合いも考慮すると接近戦もこなせた方が良い。

 

この条件を元に俺は()()()()()()に変身する事にした。

 

右手を斜め上、左手を斜め下に広げ───

 

 

「変身ッ!」

 

 

変身の叫びと共にまるで拳法の型のような動きを行う。

 

両掌底を上下に合わせてみぞおちあたりで構え、ゆっくりと前方に伸ばして上下を回転させると、出現した変身ベルト【サイクロード】のカバーが開き、風車が回転することで変身が完了する。

 

銀色と黒色のボディにスズメバチの様な仮面、紅くつり上がった大きな複眼、首元には紅いマフラーが風で靡く。

 

この姿は【仮面ライダースーパー1】。

 

惑星開発用改造人間と言う悪の組織ではなく、人類の叡智によって生み出された仮面ライダーである。

 

「凄い!また違う姿に変身した!?」

 

「今度は蜂や!?」

 

「凄い!凄いですよ!!今後のベイビーたちの為に是非仕組みを教えて下さいというより身体の中身見せて下さい!!」

 

「リアクションありがとう。あと中身は見せれないからね発目さん」

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

『さあぁぁぁ!!シンキングタイム終了!騎馬も組んで準備オッケー!お前らお待ちかねの本戦開幕だッ!!』

 

『なかなか面白い組み合わせをしてるチームが居るな』

 

会場内で点在する騎馬のチームを見て、相澤先生は面白そうに呟く。

 

「緑谷」

 

「うん!」

 

1番前の騎馬・緑谷

 

「麗日さん」

 

「うん!」

 

その左後ろの騎馬・麗日さん

 

「発目さん」

 

「フッフッフッ、お見せしましょう!私のベイビーたちを!!」

 

右後ろの騎馬・発目さん

 

そしてその上に乗るのは、10000330Pと書かれたハチマキを額に巻いて付けた(仮面ライダースーパー1)

 

 

『始まるぜえええ!!今ッ!合戦がスタァァァァァトッ!!』

 

 

マイク先生の言葉と共に騎馬戦の幕がたった今切って落とされた。




仮面ライダー紹介

仮面ライダースーパー1

レア度【LR】

出典『仮面ライダースーパー1』


チーム佳面 10000330P

騎手 佳面 1,000万P(1位)

騎馬 緑谷 195P(4位)

騎馬 麗日 130P(17位)

騎馬 発目 5P(42位)

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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