全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
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番外編も連載中ですのでご覧になって下さい。
騎馬戦 後編です。
『始まるぜえええ!!今ッ!合戦がスタァァァァァトッ!!』
「実質
「ふははは!早速勝ちに来たよ佳面くん!」
マイク先生の宣言と同時に葉隠さんチームを含む2組が此方に迫る。
「チェンジ!エレキハンド!!」
俺は白いスーパーハンドから青いエレキハンドに換え、エネルギーをチャージする。
「エレキ光線発射!!」
右手の指先から電撃が放電され、迫り来るB組に直撃する。
「「「ギャアアアッ!?」」」
「緑谷、前進!」
「うん!」
個性発動した緑谷が突進し、B組とスレ違い様に俺が鉢巻を奪う。
取ったのは「685P」と「370P」の2本。これで合計10,001,055P。
『佳面チーム!いきなり鉄鐡チームと葉隠チームから鉢巻を奪取!!しかも騎手の佳面の腕が換わったと同時に電撃光線が炸裂したぞ!つうか腕が換わるってどういう仕組みだ!?』
『電撃で相手チームを怯ませてパワー系の緑谷の突進で接近、そして各鉢巻を瞬時に奪取。悪くない連携だ』
「凄いよ佳面くん!腕を換える事でそんな力が出せるなんて!?」
「驚いてくれるのは良いけど油断しないで」
「2人とも!障子くんが来とる!」
周りでも乱戦が繰り広げており、2位の轟チームや3位の爆豪チームを狙ったりなど、確実に点数を稼いでいく作戦を取っている中、障子が
「障子くん!?あれ1人…」
「違う障子の背中に2人隠れている。この形は…蛙吹さんと峰田か!」
視界をX線で確認すると、障子の【複製腕】の中に蛙吹さんと峰田の姿を捉えた。
「え!?2人背中に隠れてるの!?」
「ケロ、流石ね。佳面ちゃん」
「チッ、気づいちまったらしょうがねえ!だが!この障子・絶対防御形態の前では鉢巻を取る事は不可能だああ!!」
「何かロボットっぽい!?」
「良いですねええ!複数の腕による防御形態!!騎馬の人、是非新型ベイビーの開発の為に身体の構造を教えて下さい!!」
「断る!」
マッドな発言をする発目さんの誘いを障子は律儀に断る。
まあ、そうだよね……。
「麗日さん!発目さん!目を閉じて!!」
合図に2人は両目を閉じ、俺は右手に持つスイッチを押す。すると事前に発目さんから渡されたサポートアイテムが起動してジェット噴射を起こし、回避する。
「と、飛んだああ!?」
「逃がさないわ!」
峰田は驚くが、蛙吹さんは障子の複製腕の隙間から長い舌を伸ばす。
「チェンジ!パワーハンド!!」
俺はエレキハンドを今度は赤いパワーハンドに切り換え、伸びた蛙吹さんの舌を掴む。
「せえ、の!」
俺は掴んだ舌をそのまま放り投げる。
「ケロ!?」
「うお!?」
「ギャアアア!?」
舌に釣られて蛙吹さんたちを背負った障子も空中に放り出させ、地面に落下する。複製腕で隠れてた蛙吹さんと峰田も姿を出して地面に転がる。
「峰田チーム!騎手が地面に落下したため失格!!」
「麗日さん、着地!」
「うん!」
峰田チームが失格になった事を確認して、麗日に着地の指示を出す。麗日さんも両足に装着されたサポーアイテムのホバー噴射で着地の衝撃を緩和。無事に着地する。
「麗日さん大丈夫?俺の【重力操作装置】で負担は抑えられてる筈だけど」
「うん!全然平気!まだまだ浮かせれるよ!!」
「如何ですか私の可愛いベイビーたち!!可愛いは作れるんですよ!」
「うん、予想以上だよ。最っ高だよ、発目さん!」
「でしょーー!!」
「…浮かせとるからやん」
自分の発明品が褒められるのが嬉しいのか発目さんのテンションが上がる。
『さあ!各チームでも鉢巻強奪戦が勃発!!1位だけでなく2位〜4位で堅実に点数を稼ぐのも戦略の一つだぜーー!!』
『一発狙いよりも確実に点数を稼ぐ方が合理的だ』
すると右側から爆発音を感知して振り向くと、空中から爆豪が飛んできていた。
「調子ノッてんじゃねぇーぞ変身野郎ォォォ!!」
「かっちゃん!?」
「皆、ちょっと行ってくるから着地地点で待機してて。トウッ!」
「佳面くん!?」
俺は爆豪の迎撃の為ジャンプして騎馬から離れる。
「チェンジ!冷熱ハンド!!」
「冷凍ガス発射!!」
冷熱ハンドに切り換え、爆豪に目掛けて左手から冷凍ガスを噴射させる。
「ッメテエ!?」
「ごめんね、ハアッ!」
「ガッ!?」
冷凍ガスで動きを封じた爆豪を蹴り飛ばし、予め指示を出した場所に待機していた緑谷たちに合流する。
蹴り飛ばされた爆豪を騎馬の瀬呂がテープで回収する。
「凄いよ佳面くん!かっちゃんを撃退するなんて!?」
「白から青、青から赤、今度は緑って…一体何種類あるん!?」
「全部で5種類だよ」
「5種類!?やはり身体を隅々まで見せて下さい!!」
「だから見せないって。ッ!?」
後ろから気配を感知し、鉢巻を奪おうとする誰かの手を弾く。
「クッ、残念。鉢巻は奪えなかったか」
奪おうとした正体はB組の金髪の男子生徒。
…確か、物間だったっけ。
「けど代わりに君に
「佳面くんの個性!?」
「どういう事なん!?」
「…他者の個性をコピーする能力か」
してやったりと笑う物間に緑谷たちも動揺する。
「正解!!幾ら個性が強かろうと同じ力なら互角になるのさ!!」
「変身ッ!」
物間がスーパー1の変身ポーズを取り、
しかし──
「…あれ?」
「変身…しとらんね」
「そうですね」
「おい、物間……?」
「どうした?」
「何で変わってないんだよ?」
物間の姿はスーパー1に変わっておらず、ただポーズを決めた物間の姿があっただけである。
「クソッ!よりにもよって
「冷凍ガス発射!!」
「「「ギャアアア!?」」」
隙を見せた物間チームに容赦無く冷凍ガスを浴びせ、身動きを封じる。
「皆、このまま他のチームと距離を取るよ。ある程度点数を稼げたし、後は逃げまくる」
「「「了解!!」」」
『佳面チーム、終始無双状態!!もうコイツらを止められるのは誰も居ないのかあああ!!』
『まだ決め付けるな』
マイク先生の実況を相澤先生が否定すると同時に周りの
「後退!」
俺の声に皆がほぼ反射で後ろへ下がり、迫り来る冷気から難を逃れる。
「そろそろ
冷気を放った場所には轟チームが待ち構えていた。
「来たか、轟」
「常闇!」
「
『アイヨ!』
先手は轟チームの常闇。
個性を発動させ、影のモンスターである
「超高温火炎!」
『キャン!?』
「
俺は
「冷気だけでなく炎も出せるのか!?」
「まるで轟さんの!?」
『佳面!常闇の
『いや…轟は
「…テメエッ!!」
轟は今まで見せたことの無い程の怒りに満ちた顔で俺を睨む。
「言ったでしょ、半分の力しか使わない君では俺には勝てない。このままやっても不利なのは轟の方じゃないかな?」
「勝手に決めつけてんじゃねェ!!俺はお前に…
「落ち着け轟くん!?冷静になるんだ!!」
「そうですわ轟さん!!」
「憤怒に身を蝕まれるな」
怒りで我を忘れて掛ける轟を騎馬の飯田たちが止める。
「佳面くん…」
緑谷も今の轟を心配しつつも、俺の指示を待つ。
「一先ず今は逃げること優先…だけど周りにも注意を払っておいて。あと、常闇の個性の弱点は強い光みたいだからまた奇襲が来たら俺が対処する」
「うん!」
「分かった!」
「了解です!」
『さあ、残り時間5分を切ったぞォ!!最後まで足掻けよお前らァァァ!!』
作戦が決まり俺たちは轟チームから逃亡し、轟たちも俺たちに標的を絞ってひたすら追い続ける。
「チェンジ!エレキハンド!!」
「チャージ完了!200万ボルトエレキ光線発射!!」
「八百万!」
「はい!」
轟チーム含む前方に電撃を繰り出すが、轟の指示により八百万は絶縁シートを創造し、それをガード。
「チェンジ!冷熱ハンド!!」
「冷気ガス発射!!」
「飯田!!」
「分かってる!」
今度は冷凍ガスで動きを封じ込めようとするが、飯田の機動力により回避。
「
『アイヨ!』
「超高温火炎!!」
『キャン!?フミカゲムリダヨ!チカヅケナイ!』
「ク、氷結と業火の二段構え…!」
常闇の奇襲に炎で対応し、激しい攻防を繰り広げ、残り時間は2分を切った。
すると飯田が──
「皆、残り2分。俺は使えなくなる。頼んだぞ!」
「飯田?」
突然飯田が分からないことを言い出し、轟は思わず困惑する。だが飯田はそれには答えず、左足を前に出し、前傾姿勢を取りながら他の三人に声をかける。
「しっかり掴まっていろ!絶対奪れよ、轟君!」
すると飯田のエンジンが音を立てながら出力を上げていく。
「(来る!)チェンジ!スーパーハンド!!」
俺は瞬時にスーパーハンドに切り換え、気を集中させ両手を花の形の様に構える。
そして、青い炎が飯田の足の噴射口から勢いよく吹き出す。
「トルクオーバー!レシプロバースト!!」
「!?」
飯田がそう叫んだ次の瞬間、一瞬で俺たちとの距離を詰め、そして抜き去る。
その抜き去る瞬間に轟は俺の鉢巻に手を伸ばし──
飯田は噴射口から黒い煙をまき散らしながら、俺たちから離れたところで停止した。
『何が起きた!?速えええ!?飯田!そんな超加速があんなら予選で見せろよ!!』
実況のマイクが興奮した様子で声を上げる。
そして何が起こったのか分からないのは同じチームの
「トルクと回転数を無理矢理上げ、爆発力を生んだのだ。反動でしばらくするとエンストするがな。クラスメイトにはまだ見せていない裏技さ」
驚きの表情を浮かべて緑谷たちは轟チームを見る。
そして飯田も此方の方を向きながら──
「言っただろう?緑谷君。君に挑戦す──」
飯田が言い切る前に、異変が起きる。
騎手の轟がまるで糸の切れた人形の如く崩れ落ちたのだ。
「!?
『アイヨ!』
地面に落下する寸前、間一髪のところで常闇が
「どうしたんだ轟くん!?」
「轟さん!?」
『どうした轟ィィィ!?飯田の超加速後に突然倒れたぞ!まさかあまりの加速に気絶したのかーー!?』
『……違う』
「(オイオイオイ、マジかよ!?君の実力はそれ程までに凄まじいのか……佳面少年!?)」
「(何を……何をやっている焦凍!!)」
飯田たちだけでなく実況のマイク先生や会場全体が轟の様子に困惑する。
相澤先生・オールマイト・そしてNo.2ヒーローであり轟の父親のエンデヴァーだけが一瞬の刹那に何が起こったのか気づいていた。
『どういうこったよイレイザー!?お前何が起きたのか分かるのか!?』
『……ほんの一瞬だ。飯田の加速によって佳面チームに急接近し、轟が佳面の鉢巻に手を出そうとした次の瞬間、佳面は右手で轟の手を弾いて空いた左手で轟の顎に拳を当てた。拳が顎に当たった事で脳が激しく揺れて脳震盪を引き起こしたんだ……格闘技の試合でも稀に見られる現象だ』
「馬鹿な!?俺のレシプロはクラスの皆や先生方にも教えていない技だ!!そんな一瞬でカウンターを合わせるなんて──」
「…赤心少林拳【梅花の型】」
俺は相澤先生の解説に困惑する飯田にそう答える。
「は?梅花?」
「そう。拳を繰り出し、敵の攻撃をいなして防御する技。花を包み込む『梅花』の様な姿からそう名付けられた。俺は【梅花の型】で轟の手をいなし、拳を轟の顎に目掛けて放った。あとは相澤先生の解説通り、轟は脳震盪を起こしたと言う事だ」
「それと飯田。悪いけど
「そ、そんな……」
あまりにも信じられない現実に飯田は戦意喪失する。
『あっっっとうてきだぁぁぁ!!佳面来太!この男に死角は無い!!』
残り時間、俺たちはひたすら逃げの一手を続けて
佳面チーム 10,001,055P。
不動の1位通過で騎馬戦を終えるのであった。
佳面チーム、騎馬戦を1位通過。
スーパー1無双で終始圧倒。チームメイトとの連携を忘れず相手チームに隙を見せず圧倒した。
物間、やらかす
物間の個性【コピー】でライダーくんの力をコピーしようとするも失敗。理由は、ライダーくんの仮面ライダーの力は所謂【転生による特典】なのでヒロアカ世界に最初から存在しない力のためコピー不可能。
今後のピックアップガチャ
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仮面ライダーガッチャード
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仮面ライダーガヴ
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仮面ライダーゼッツ