全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

26 / 103
第25話を投稿します。

今回はエスパーダvs拳藤と前回匂わせてた拳藤とのエピソードをメインに行きます。

それでは、どうぞ。


22スレ

『第1試合!Ready Goーーーー!!』

 

 

マイク先生による試合開始の合図と共に、拳藤さんは両手を巨大化させ接近しようとする。

 

「遅い」

 

俺は【サイプラズマバイザー】越しに拳藤さんを睨み付ける。

 

「な!?か、身体が動かない!?」

 

すると拳藤さんの身体は痺れて動かなくなり、その隙に俺は雷鳴剣をベルトに再納刀し、【イカヅチトリガー】を1回引く。

 

 

『必殺読破!』

 

 

そして雷鳴剣を再度抜刀。

 

 

『黄雷 抜刀!』

 

 

「トルエノ・デストローダ」

 

 

『アランジーナ!一冊斬り!』

 

 

雷鳴剣の刀身に稲妻を纏い、目に見えぬほどの速度で居合い斬りを放つ。

 

斬撃の後、拳藤さんの頭上から落雷が発生し、2撃目が追撃される。

 

「これで話は終わりだ」

 

 

『サンダー!』

 

 

神速の居合斬りと落雷の2連撃に、拳藤さんは倒れる。

 

「……ハッ!拳藤さん戦闘不能!佳面くんの勝ち!!」

 

ミッドナイト先生の宣言に、反応が遅れた会場が熱気を取り戻すかのように沸き上がった。

 

 

『い、一瞬だあぁぁぁ!?佳面の目にも止まらない程の超スピードによる居合斬りと落雷に拳藤ノックダウーーーン!!解説する暇すら与えない早技で佳面来太、早くも2回戦進出!!つーーか!俺たちに仕事させろ!!』

 

『相手に何もさせず短期決戦で決める。合理的な戦闘だったな』

 

相澤先生とマイク先生のアナウンスを他所に、変身解除した俺は気絶で倒れている拳藤さんに駆け寄り、抱き抱える。

 

「このまま拳藤さんを医務室へ運びます。よろしいですか?」

 

「え、ええ。お願いね!」

 

「はい。失礼します」

 

俺は拳藤さんを抱き抱えてたまま、医務室へ向かう。

 

『佳面!試合後のアフターケアを忘れず拳藤を“お姫様抱っこ"で医務室へ向かったーー!!おいおい心身ともにイケメンかよ!?』

 

『佳面、そのままお前も婆さん(リカバリーガール)に一応診て貰って来い』

 

この光景に()()()会場から生暖かい視線を向けられるも、俺は無言で拳藤さんを医務室へ運ぶ。

 

 

「(何か葉隠さんと蛙吹さんが()()()()()様に見えたけど、まあ良いか)」

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

105:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

ライダーくん、必殺技による初見殺しで1回戦突破かあ。

 

106:サクラギ研究所のリサーチフェロー

それもありますがライダーくんが睨んだら拳藤さん金縛りになってましたけど。

 

107:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

ライダーくんが変身してたエスパーダのバイザーには睨んだ相手を痺れさせる効果があるんですよ。

俺との模擬戦の時でも使ってました。

 

108:虚刀流のグラップラー

>>107

あれ?円卓ニキにも効果あったの?

対魔力スキル持ってるのに。

 

109:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

エスパーダの力は魔力とは無関係なんですよ。

俺が防げるのは魔術関係だけですので。

 

110:杜王町の幽波紋使い

まあ、その辺は相性とかあるからな。

 

111:太刀川隊の狙撃手

ですね。

一先ず2回戦に進出が決まって良かったですね。

だけど次の対戦相手は……。

 

112:空座町の無下限呪術師

まあ轟になるだろうね。

瀬呂じゃ勝てないのは目に見えてるし。

 

113:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

まあ、轟くんに勝てるのって1年生だと限られてますし。

 

114:杜王町の幽波紋使い

2回戦はより勝負が大変になると言うことか……。

 

115:虚刀流のグラップラー

ライダーくんを信じましょう。

 

116:サクラギ研究所のリサーチフェロー

ですね。

しかし、試合開始前の拳藤の様子おかしくなかったですか?

 

117:太刀川隊の狙撃手

そうですね。

ライダーくんを意識してた様子でしたよね。

 

118:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

なんだろう、ライダーくんに親近感が湧いてきたんだけど。

 

119:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

恋愛クソ雑魚ナメクジな円卓ニキとライダーくんは違うでしょ。

 

120:空座町の無下限呪術師

いい加減どうするか決めたら?

 

121:杜王町の幽波紋使い

相手を決めれないのならハッキリ言った方が後々面倒にならないんじゃあないか?

 

122:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

>>119>>120>>121

簡単に言わないでくださいよ!!

キッパリ言って関係がギスギスしたら気不味いじゃないですか!!

そんなこと言うなら何か解決案を下さいよ!!

 

123:虚刀流のグラップラー

>>122

ふざけんなよッ!!

俺なんて喧嘩好きの漢たちにほぼ毎日闘いを申し込まれているのに人の恋路に口挟めると思うなよ!?

逆にこっちが助けて欲しいわ!!

 

124:サクラギ研究所のリサーチフェロー

グラップラーニキ落ち着いて!?

 

125:太刀川隊の狙撃手

あーあ、グラップラーニキの地雷踏んじゃった。

 

126:空座町の無下限呪術師

円卓ニキ、何とかしなよ。

 

127:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

君が発端だからね。

 

128:杜王町の幽波紋使い

自分で何とかしろよ。

 

129:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

>>125>>126>>127>>128

あれ!?

まさかの味方0!?

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

【医務室】

 

「(何かスレニキたちが騒いでるなあ)リカバリーガール、拳藤さんの容体は」

 

「攻撃の衝撃とダメージで気を失ってるだけさね。これ位なら私の治癒で治せるよ。チユ〜〜〜〜〜〜!!」

 

看護教諭のリカバリーガールの唇が伸びてベッドで眠っている拳藤さんの頬に触れると、みるみる怪我が治癒されていった。

 

「はい終了。いや〜〜〜若いと生命力に溢れてて治療が早く済むよ。ほら、アンタも診ておこうかね」

 

「あ、いえ。特に怪我してませんし、遠慮し──」

 

「いいから、診せな。それとも強制で治癒した方が良いかい?」

 

断ろうとしたらリカバリーガールから圧を感じて、思わずビクッとした。

 

「お、お願いします……」

 

「分かればよろしい」

 

俺は観念して回転椅子に座り、リカバリーガールの診察を受ける。

 

「うん、特に怪我や何処か痛めてるとかは無いみたいだね。身体は?しんどかったり気怠さとかは無いかい?」

 

「はい、特には。普段から鍛えてるので体力には自信あります」

 

「そーかいそーかい。確かに服の上からでも良い筋肉の感触が分かるからね〜。私がもっと若ければ……」

 

「何言おうとしてるんですか」

 

何故か身の危険を感じて、思わずツッコんでしまった。

 

「冗談さね。ノリが悪いね〜。まあ……USJの時よりかはマシで良かったさね」

 

USJの事を言われ、俺は口を閉じる。

 

「あの時、アンタが頑張ったお陰で幸い誰も死なずに済んだけど、治療を担当する人間からしたらあまり無茶はしないでくれると助かるんだけどね」

 

「…すいません」

 

「まあ、今更な事を言うのもアレだからこれくらいにするけど、自分の命は大事にしなきゃダメさね。ヒーローを目指すなら尚更ね」

 

「はい…」

 

「ン……此処は……」

 

すると、拳藤さんの意識が回復し、うっすらと目を開ける。

 

「気がついた?」

 

「え……?か!佳面来太!?」

 

俺の顔を見た拳藤さんは勢いよくベッドから上体を起こす。

 

「此処は医務室だよ。俺が君を運んだんだ」

 

「そ、そうなんだ……。あ、ありがと……」

 

「どういたしまして。身体は大丈夫?さっきリカバリーガールの治療を受けたばかりだから」

 

「え?あ、うん。ちょっと疲れてるけど…大丈夫」

 

「そっか。良かった」

 

取り敢えず大丈夫な様子に俺は安堵する。

 

拳藤さんは何かを思い出したかの様にハッとする。

 

「試合は!……そっか……私の負けか……」

 

「……うん」

 

「そっか〜。悔しいなあ」

 

拳藤さんは悔しながら笑う。

 

「けど、うん。仕方ない。次にリベンジすれば良いし!その時は今度は私が勝つからねッ!!」

 

「……ああ。けど次も俺が勝つよ」

 

「言ったな!絶対勝ってやるから覚悟しなよ!!」

 

直ぐに元気になった拳藤さんはリベンジを宣言し、俺も応える。

 

ふと、俺は気になってた事を拳藤さんに質問する。

 

「拳藤さん、1つ質問しても良いかな?」

 

「うん?何?」

 

「試合開始前に拳藤さんは俺を見てなんか様子がおかしかったけど、俺君に何かしたかな?」

 

「え!?私、顔に出てた!?」

 

「うん」

 

拳藤さんは顔を赤くして驚き、毛布で顔を隠した。

 

「う〜〜〜〜!マジか……顔に出てたか……」

 

「俺は君とは今日の体育祭でしかちゃんと面識が無くてさ、何かしたなら謝りたいんだけど」

 

「ち、違う!アンタは何も悪くなくて、私が一方的に──」

 

「一方的に?」

 

毛布から顔を出した拳藤さんは何を言えば良いのか口をモゴモゴさせる。

 

「か、佳面ってさ、()()佳面来太だよね」

 

「えっと……どう言う意味?」

 

「その……2年前までモトクロスの大会で優勝しまくってたよね」

 

彼女の言葉を何となく理解する。

 

俺はオヤッさんの薦めで中学2年生までモトクロス(オートバイ競技の1種)のジュニア大会に出場し、出た大会全て優勝した事があって雑誌やテレビの取材を受けていた。

 

「うん、そうだけど。よく知ってるね」

 

「私の父親がバイク好きでさ、その影響で私もバイクが好きでよくバイク雑誌とか読んだりオートバイレースを観戦したりしてさ。その時に……アンタを知ったんだ」

 

「そっか……何か嬉しいな」

 

世界の人口の約8割が個性を持つこの個性社会で一般的なスポーツやレース関係は全盛期よりも人気が落ちている傾向にあった為、こうも知ってくれてる人が居ると此方も悪い気はしない。

 

「私の父親が取那藤兵衛さんの現役時代からのファンでさ。その人がコーチしてるアンタに興味を持って……その……ファンになってさ」

 

「そうだったのか……」

 

顔を赤らめながら話してくれる拳藤さんに、俺は嬉しさで笑う。

 

「良かったらウチのコーヒーショップに来てみない?現役時代のオヤッさんの写真あるし」

 

「え!?実家コーヒーショップなの!?」

 

「そうそう。オヤッさんがオーナーをしててさ。たまにコーヒー淹れてくれるよ。俺もウェイターの手伝いしてるし。それに料理も凄く美味しいから是非来てくれると嬉しいな。学生割引もしてるし」

 

「行く行く!私コーヒー好きでさ!!絶対行くよ!!」

 

「アンタたち、此処は医務室だよ。逢引きなら他所でやってくれないかい?」

 

盛り上がっていた所でリカバリーガールが話に割って入り、俺と拳藤さんもピタリと会話を止める。

 

「逢引きじゃないんですけど……。じゃあ、俺はそろそろ観客席に行くよ。他の試合も気になるし」

 

「う、うん。その、また話しても良いかな?」

 

拳藤さんは不安そうに聞く。

 

「うん、全然良いよ。折角知り合えたんだし、俺もまた話がしたいな」

 

「そっか、じ、じゃあ!またな!!」

 

「うん。またね」

 

少し手を振る拳藤さんに俺も手を振って応え、医務室を出る。




ライダーくん、2回戦進出
エスパーダの【サイプラズマバイザー】に睨まれた相手は身体が痺れて動かなくなる効果があり、拳藤はそれによって一種のスタン状態となり
瞬時に必殺技【トルエノ・デストローダ】でK.O(一応峰打ち)。


拳藤一佳、ライダーくんのファンだった
ライダーは小学〜中学時代にモトクロス(オートバイ競技の一種)の大会で全戦全勝を記録。雑誌にも掲載されたりTVでも特番を組まれる程で拳藤はメディア媒体や直接レースを観戦してそこでライダーくんを知り、ファンとなった。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。