全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

28 / 103
第27話の投稿です。

今回はライダーくんvs轟 前編です。

募集中のアンケートが今月末までとなっていますので、まだされていない方はよろしければご協力お願いします。

それでは、どうぞ。


24スレ

『休憩を挟んだところで、早速2回戦を始めるぜ!!しかも第1試合から注目株同士の対決だあぁぁぁ!!』

 

マイク先生の声に感化される様に会場のボルテージがこれまでで1番の盛り上がりを見せる。

 

『稲妻と共に相手を切り裂く仮面の戦士!ヒーロー科、佳面ァァァ来太ァァァ!!』

 

『全てのものを凍てつかせるクールガイ!同じくヒーロー科、轟ィィィ焦凍ォォォ!!ともに1回戦を一瞬で勝利した2人!果たして勝者となるのはどちらだァァァ!!』

 

『お互いに力の全てを見せていない。個性の潜在能力(ポテンシャル)は共に未知数な2人だな」

 

壮絶な過去を打ち明けた以来の対面となるが、目の前の轟は前の時とは表情が違っていた。

 

「佳面くんの変身が完了したと同時に試合を始めます!」

 

ミッドナイト先生の確認事項が終わり、俺はソードライバーとワンダーライドブックを実体化させる。

 

「悪い佳面、少し良いか?」

 

「ん?どうしたの轟」

 

変身しようとした直後、轟が呼び止める。

 

「ミッドナイト、すいませんが少し待って下さい」

 

「え、ええ。手短にね」

 

ミッドナイト先生に謝罪し、轟は俺に視線を戻す。

 

『おいおい、どうしたよ轟。こっちは早く試合を始めて欲しいんだが』

 

『…マイク少し黙ってろ』

 

『What?』

 

マイク先生に相澤先生が止め、会場も困惑する。

 

「お前に言われて、空を見上げてみたよ……お前の言った通り、凄く綺麗な青空だった。それに観客席も、TVで観た事のあるヒーローが何人も居た」

 

「うん……」

 

轟の言葉に俺は頷いた。

 

「少し見方を変えるだけで……今まで気づけなかった事が分かったよ。俺は……そんな事にも気づく事が出来なかった……」

 

「だけど君は今日、それを知る事が出来た……だろ?」

 

「ああ……それと()()()()も思い出せたよ」

 

轟は少し笑みを浮かべ、俺を真っ直ぐ見つめる。

 

「俺がヒーローを目指す理由、昔あの人とTVで観た1()()()()()()()の姿に……俺は憧れた。それが、俺の原点だったんだ」

 

「その人みたいなヒーローに、俺はなりたい。あの人が"なりたい自分になって良い"と言ってくれた事を無駄にしない為に……それとだ、今更になっちまったが、体育祭を楽しむ事にしたよ」

 

「ひとまず過去の事は置いておく、今はただ……お前に勝ちたい!!」

 

かつて無い程に轟の闘志は燃え上がる。

 

『轟!クールさから一変!!闘志を燃やして佳面に宣戦布告ゥゥゥ!!オイオイオイ、マジでどうしちゃったんだ!?』

 

『アイツの中で何かが変わったんだろ』

 

会場も轟の言葉に一層盛り上がる。

 

「……なら俺も、君の本気に応えなくちゃな」

 

 

『聖剣ソードライバー』

 

 

『ランプドアランジーナ!』

 

 

ソードライバーにワンダーライドブックをセットさせ、俺は()()1()()()()()()()()()()()()()を手にし、ページを開く。

 

 

『ニードルヘッジホッグ!』

 

 

『この弱肉強食の大自然で、幾千の針を纏い生き抜く獣がいる……』

 

 

ワンダーライドブックを閉じてベルトに搭載された【生物】のスロットにセットする。

 

ロック調の待機音が鳴り響き、俺の背後に巨大な【ランプドアランジーナワンダーライドブック】と【ニードルヘッジホッグ】が空中に出現した。

 

俺はソードライバーに納刀された【雷鳴剣黄雷】の【ソードグリップ】を掴み、抜刀する。

 

 

『黄雷 抜刀!』

 

 

「変身ッ!」

 

 

『トゲ!トゲ!ランプドヘッジホッグ!』

 

 

抜刀した事でソードライバーにセットされたワンダーライドブックが展開し、そのまま雷鳴剣を下から斬り上げる。

 

雷鳴剣から稲妻の斬撃が放たれると、背後の巨大なワンダーライドブックから【ランプドアランジーナ】と無数の針が飛び出し、俺の周囲を回転しながら包み込む。

 

仮面ライダーエスパーダとなった俺の装甲の胸部に【ヘッジホッグブレス】と腰巻の【ニードメイル】、マスクに金色の棘【ニードルヘッジホッグマスク】、脚部に【ディグソルト】が加わる。

 

 

『黄雷ニ冊!』

 

 

『キュキュッと擦ると現れた、その魔神への願いとは、チクチクの鎧だった!』

 

 

相性の良いワンダーライドブックを組み合わせた事により派生形態【仮面ライダーエスパーダ ランプドヘッジホッグ】に変身完了する。

 

俺の変身に会場が盛り上がる。

 

『佳面が変身を完了したァァァ!!しかし一回戦で観せた姿と少し違うぞ!?どう言う事だ!?』

 

『さっき佳面が追加でベルトにセットした本。アレの力が加わった形態なんだろ』

 

『マジかよ!?まだ手札を残してたって事か!どんだけ多彩だよ!?それじゃあ、2人とも準備は良いな!俺たちはもう待ちきれねェよ!!』

 

マイク先生の呼び声と同時に俺と轟は構える。

 

 

『第1試合!Ready Goーーーー!!』

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

105:虚刀流のグラップラー

ライダーくん、今度はランプドヘッジホッグに変身した!?

 

106:サクラギ研究所のリサーチフェロー

轟の凍結対策ですかね。

凍らされても内側から棘を出して壊せますし。

 

107:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

あ!

開始直後に轟が氷結を!?

 

108:雄英の仮面ライダー

 

 

『ニードルヘッジホッグ!』

 

 

「なんの!」

 

109:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

ライダーくんの手から棘を飛ばして氷を砕いて対応した!?

 

110:杜王町の幽波紋使い

仮面ライダーの力は本当に多彩だな。

 

111:太刀川隊の狙撃手

平成・令和ライダーは能力が豊富なライダーが多いですから。

 

112:空座町の無下限呪術師

フォームチェンジも100種類以上あるライダーが居るくらいだからね。

 

113:虚刀流のグラップラー

年々インフレが激しくなってますからね、マジで特撮ヒーローはヤバイ。

 

114:雄英の仮面ライダー

 

 

ヘッジホッグ!ふむふむ…

 

 

「ハアッ!」

 

 

『習得一閃!』

 

 

115:サクラギ研究所のリサーチフェロー

今度は雷鳴剣にライドブックをリードさせて必殺技を繰り出した!

無数の棘が轟に向かって発射した!!

 

116:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

轟くんも氷の防壁を張り続けて何とかガードした!?

あ!ライダーくんが轟くんに接近した!?

 

117:雄英の仮面ライダー

「攻撃を止めたからって安心するのは早いよ!」

 

「グッ!?」

 

118:虚刀流のグラップラー

ライダーくんが容赦なく轟に蹴りを入れた!

轟はフィールドで転がるけど何とか氷壁で場外を免れたぞ!?

 

119:雄英の仮面ライダー

「コレなら!」

 

120:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

轟、今度はライダーくんの周囲を氷壁で囲った!

逃げ場を塞いだのか!?

 

121:太刀川隊の狙撃手

次に正面からの氷結攻撃。

ライダーくんの周りは氷壁で塞がれてる、万事休すか。

 

122:雄英の仮面ライダー

「それなら!」

 

 

『必殺読破!』

 

 

『黄雷 抜刀!』

 

 

「トルエノ・ミル・ランザ」

 

 

『ヘッジホッグ!アランジーナ!ニ冊斬り!』

 

 

『サ・サ・サンダー!』

 

 

「ハアッ!!」

 

123:空座町の無下限呪術師

お、必殺技を発動させて大量の針を纏ったランプの魔神を召喚して一斉に針を放って正面からの攻撃を相殺。

それと同時にジャンプして落下に合わせて轟へ落雷と共に縦斬りか。

やるね〜。

 

124:杜王町の幽波紋使い

けど最後の落雷と斬撃は氷壁で防がれてしまったか……。

惜しかったな。

 

125:太刀川隊の狙撃手

けど現状はライダーくんの有利ですね。

轟も連続で氷結をし続けたせいで身体に霜が出てます。

 

126:サクラギ研究所のリサーチフェロー

個性は身体能力の延長線。

使い続けたら身体への負担も大きくなるだろうし。

 

127:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

ここは左の炎を使うべきだろうけど…。

 

128:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

今の轟に左を使う気があるのか…。

 

129:雄英の仮面ライダー

「やっぱ右だけじゃ厳しいか……それならッ!」

 

130:虚刀流のグラップラー

あ!?

轟の左側から炎が!

 

131:太刀川隊の狙撃手

遂に使うか…!

ライダーくんはどうする。

 

132:杜王町の幽波紋使い

見ろ。

ライダーくんの手にもう一冊の本が。

 

133:空座町の無下限呪術師

あれは【トライケルベロスワンダーライドブック】。

ライダーくんも本気を出すみたいだね。

 

134:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

と言う事は……ワンダーコンボか!?

 

135:サクラギ研究所のリサーチフェロー

よしッ!

行けライダーくん!!

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「やっぱ右だけじゃ厳しいか……それならッ!」

 

互いに激しい攻防を繰り広げ、轟は遂に左側から炎を出した。

 

『轟!遂に左を解・禁・したァァァ!!激しく燃える炎がフィールド内に残った氷を溶かしていくぞォォォ!?』

 

『遂に使ったか……』

 

轟の左側から赤い炎が燃え上がり、炎の熱で周囲の氷が溶け始める。

 

そんな轟の姿を見て、俺はもう1つの切札を切る。

 

「君が想いを貫くのなら……俺も俺の想いを貫く!」

 

雷鳴剣をソードライバーに戻し、新たにもう1冊のワンダーライドブックを取り出した。

 

 

『トライケルベロス!』

 

 

起動音が鳴り、ページを開く。

 

 

『かつて冥界の入り口に、三つの頭を持つ恐ろしい番犬がいた…』

 

 

ワンダーライドブックを閉じてソードライバーに搭載された【神獣】のスロットにセットする。

 

再びロック調の待機音が鳴り響き、俺の背後に巨大な【トライケルベロス】、【ニードルヘッジホッグ】、【ランプドアランジーナワンダーライドブック】が出現した。

 

俺はソードライバーに納刀した雷鳴剣を再び抜刀する。

 

 

『黄雷 抜刀!』

 

 

『ランプの魔神が真の力を発揮する!ゴールデンアランジーナ! 』

 

 

抜刀した事でソードライバーにセットされたワンダーライドブックが展開し、そのまま雷鳴剣を下から斬り上げる。

 

背後の巨大なワンダーライドブックから【ランプドアランジーナ】と無数の針、そして三つ叉の頭をした神獣【トライケルベロス】が飛び出し、俺の周囲を回転し包み込んだ。

 

ランプドヘッジホッグにトライケルベロスの力が宿り、右肩には【トライケルベロスボールド】と右半身の【カテーナメイル】による地獄の番犬の名に恥じない鉄壁の防御力とマスクの右部分に【トライマスク】、手甲の【ケルベロスブレーサー】、更に鎖の描かれたマント【カテーナクローケ】が加わる。

 

 

『黄雷三冊!』

 

 

『稲妻の剣が光り輝き、雷鳴が轟く!』

 

 

これが仮面ライダーエスパーダの最強形態【ゴールデンアランジーナ】。

 

相性の良い3冊のワンダーライドブックの力を一つにし、真価を発揮された姿である。




ライダーくん、ランプドヘッジホッグ→ゴールデンアランジーナにフォームチェンジ
轟の本気に応える為にライダーはエスパーダの最強フォーム【ゴールデンアランジーナ】のワンダーコンボを発動。


次回、轟との対決に決着が着く!またして勝者は……

乞うご期待!!

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。