全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第30話を投稿します。

トーナメント戦 決勝戦です。
今回で体育祭編は終了してガチャ回を挟んでから職場体験編に突入します。



27スレ

決勝戦進出を決めた俺は緑谷を医務室へ運んだ後、控え室で待機していた。

 

決勝戦の対戦相手は準決勝で常闇を倒した爆豪。

 

【爆破】による高い攻撃力と機動力、そして戦闘時での頭の回転の速さ、彼はどれも1年生の中でもズバ抜けた能力を持っている。

 

そして勝利への貪欲さと誰よりも負けず嫌いさを兼ね揃えている。

 

「(小手調べしてる暇は無さそうだし、最初からワンダーコンボで行かなきゃ勝てないだろうな…。それとまだ観せていないワンダーライドブックの力を使って対策パターンを絞らせない様にしないと…)ん?」

 

作戦を考えていると突然ドアが開いたので振り返ると、爆豪が立っていた。

 

「ハ?何でテメェがいやがる!」

 

「何でって、此処は俺が使ってる控え室だからだよ」

 

「ハァ?……て、此処『2』の方かよ!クソがッ!!」

 

どうやら爆豪は控え室を間違えた様だ。

 

「たまにあるよね、場所が似ていると。爆豪の控え室は奥の部屋だよ」

 

「フォローしてんじゃねェ!!」

 

癇に障ったのか爆豪は目尻を吊り上げて激情した。

 

ホント、何かしらに怒ってるな彼は……。

 

「チッ、……オイ、変身野郎」

 

「何?」

 

「最初から()()で来いや」

 

アレ?

 

「アレって?」

 

「半分野郎を倒したヤツだ!金ピカの!!」

 

「金ピカ……ああ、ゴールデンアランジーナか」

 

「良いか!俺に舐めプしたら殺す!!最初から全力で来やがれ!!」

 

どうやら爆豪はゴールデンアランジーナの俺と闘いたい様だ。

 

そんな爆豪に俺は頷く。

 

「言われなくても君相手に全力で行かなかったら勝てないのは分かってる。最初からトップギアで行くよ」

 

「ハッ!どんな力を使おうが俺はその上を行く!!いいか!俺はNo.1をも超えるヒーローになる!!相手が誰だろうがブッ殺すだけだ!!」

 

そう言って大きな音が鳴る程ドアを強く閉めて爆豪は去って行った。

 

「こっちだって負けられないさ」

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

『リスナー共!待たせたな!!遂に決勝戦が始まる!この闘いに勝利した者が1年最強の称号を得るぞォォォ!!』

 

『ここまで圧倒的な力で勝ち進み、優勝を掴めるか!?ヒーロー科 佳面ァァァ来太ァァァ!!』

 

『誰よりも勝利を望み、邪魔する奴は容赦しない!同じヒーロー科 爆豪ォォォ勝己ィィィ!!』

 

マイク先生のアナウンスと共に会場が歓声で沸く。

 

「佳面くんの変身が完了したと同時に試合を始めます!」

 

ミッドナイト先生の確認事項が終わり、俺はソードライバーとワンダーライドブックを実体化させる。

 

 

『聖剣ソードライバー』

 

 

『ランプドアランジーナ!』

 

 

ソードライバーにワンダーライドブックをセットさせ、もう2冊のワンダーライドブックを取り出す。

 

 

『ニードルヘッジホッグ!』

 

 

『トライケルベロス!』

 

 

3冊のワンダーライドブックを各スロットにセットさせると待機音が鳴り響き、背後に巨大な【トライケルベロス】、【ニードルヘッジホッグ】、【ランプドアランジーナワンダーライドブック】が出現した。

 

 

「変身ッ!」

 

 

俺はソードライバーに納刀した雷鳴剣を抜刀する。

 

 

『黄雷 抜刀!』

 

 

『ランプの魔神が真の力を発揮する!ゴールデンアランジーナ! 』

 

 

抜刀した事でソードライバーにセットされたワンダーライドブックが展開し、そのまま雷鳴剣を下から斬り上げる。

 

背後の巨大なワンダーライドブックから【ランプドアランジーナ】と無数の針、そして三つ叉の頭をした神獣【トライケルベロス】が飛び出し、俺の周囲を回転し包み込み、ゴールデンアランジーナに変身完了した。

 

『佳面が変身を完了した!しかも初っ端から轟戦で観せた全身金ピカの姿だ!!』

 

『小細工無し、最初から飛ばすみたいだな』

 

『イイネイイネ!それじゃあ2人とも準備は良いな?泣いても笑っても此れが最後の試合だ!!』

 

俺と爆豪は構えて試合開始の合図を待つ。

 

 

『START!!』

 

 

「死ねェェェェ!!」

 

 

最初に動いたのは爆豪。

 

爆破による推進力で接近し、右手を振り下ろす。

 

俺は左側に展開されたマント【アルカナシェード】で身を包む。

 

 

BOOM!!

 

 

振り下ろされた右手から大きな音と共に爆破が起きる。

 

『最初に動いたのは爆豪!右手の爆撃が佳面に直撃!!早くも試合終了か!?』

 

『いや、良く観ろ』

 

誰もが決まったと思った、その時

 

「フッ!」

 

「グッ!?」

 

攻撃を凌ぎ、爆豪の脇腹に拳が突き刺さる。

 

『まさかの佳面ノーダメージ!?すかさずカウンターの右フックが爆豪に炸裂!!アイツあの爆撃効いてねぇのかよ!?』

 

『あの一瞬、佳面は左側のマントでガードした。爆豪の攻撃を完璧に防いだという事はかなりの防御力があるんだろ』

 

カウンターを受けた爆豪は後ろに後退する。

 

 

『ランプドアランジーナ!』

 

 

ワンダーライドブックのページを押し込み、ランプドアランジーナの力を解放する。

 

すると上空から金色に輝く絨毯が現れ、俺は絨毯に飛び乗る。

 

『佳面、今度は空飛ぶ絨毯を召喚して飛び乗った!?つーか空飛ぶ絨毯とか御伽話かよ!?』

 

「調子乗ってんじゃねーぞ!」

 

爆豪は迎撃するが絨毯を操作してそれを回避する。

 

爆豪が攻撃して、俺は回避する。

 

空中で激しい攻防が繰り広げられる。

 

「ハアッ!」

 

回避に徹した俺は雷鳴剣から雷を発生させ反撃する。

 

「チィッ!」

 

電撃を何とか回避した爆豪の隙を見て、絨毯を操作し接近する。

 

「セアッ!」

 

「ガッ!?」

 

雷鳴剣による真っ向斬りが爆豪の頭部に直撃し、爆豪はフィールドに落下する。

 

『佳面の一太刀が決まった!!決まったか!?』

 

『…まだだ』

 

マイク先生の実況を相澤先生が否定する。

 

「……終わって……ねぇよ」

 

爆豪は頭を抑え、フラつきながらも起き上がる。

 

「俺はもう……2度と負けねぇ……負ける訳にはいかねぇんだよ!!」

 

爆豪は鋭い眼差しで俺を睨む。

 

たとえ瀕死になっても勝負を諦める事をしない、それが爆豪だ。

 

「知ってたさ。君の執念は!」

 

俺は()()()()()()()()()()()()()を取り出す。

 

 

『猿飛忍者伝!』

 

 

ソードライバーにセットされたランプドアランジーナワンダーライドブックを取り外し、猿飛忍者伝ワンダーライドブックをセットし直して雷鳴剣を納刀し、トリガーを引く。

 

 

『必殺読破!』

 

 

雷鳴剣を再抜刀する。

 

 

『黄雷 抜刀!』

 

 

『ケルベロス!ヘッジホッグ!猿飛佐助!三冊斬り!』

 

 

『サ・サ・サ・サンダー!』

 

 

「死ねェェェェェェ!!」

 

 

爆豪は最大火力による噴射で突っ込む。

 

しかし黄金色の風を帯びた俺は回避し、高速移動から雷の斬撃を立て続けに叩き込む。

 

「クソ……が……」

 

連続斬撃を受け、遂に爆豪は倒れる。

 

審判役のミッドナイト先生が倒れた爆豪に近づき、意識を確認する。

 

「爆豪くん戦闘不能!よって佳面くんの勝ち!!」

 

 

『遂に決着!決勝戦を制したのはヒーロー科 佳面来太!!』

 

 

観客たちはスタンディングオベーションで称賛を贈る。

 

俺は変身解除し、小さくガッツポーズを取った。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

161:虚刀流のグラップラー

ライダーくんが優勝した!!

 

162:サクラギ研究所のリサーチフェロー

おめでとう!

 

163:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

おめでとう!

 

164:空座町の無下限呪術師

祝え!

 

165:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

祝え!

 

166:太刀川隊の狙撃手

おめでとう。

 

167:杜王町の幽波紋使い

やったな。

 

168:雄英の仮面ライダー

皆さん、ありがとうございます。

まあ、その後が大変でしたが。

 

169:空座町の無下限呪術師

何かあった?

 

170:雄英の仮面ライダー

はい。

目を覚ました爆豪が暴れ出したので表彰式で拘束されてました。

 

171:虚刀流のグラップラー

>>170

知ってた。

 

172:太刀川隊の狙撃手

まあ、そうなるよな。

 

173:サクラギ研究所のリサーチフェロー

原作でもそうだったし。

 

174:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

表彰式に出たのはライダーくんと爆豪以外だと…。

 

175:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

緑谷と常闇の2人ですね。

 

176:空座町の無下限呪術師

原作だと緑谷じゃなくて飯田だったけど。

そう言えば飯田は?

 

177:雄英の仮面ライダー

飯田は……プロヒーローのお兄さんがヴィランとの交戦で負傷して病院に搬送されたそうなので早退しました。

 

178:太刀川隊の狙撃手

【ヒーロー殺し】か…。

 

179:虚刀流のグラップラー

来たか。

 

180:雄英の仮面ライダー

【ヒーロー殺し】ってここ最近で出没したヒーローを襲うヴィランの事ですよね。

皆さん知ってるんですか?

 

181:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

原作でも登場してたキャラだからね。

 

182:杜王町の幽波紋使い

そうなのか?

 

183:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

うん。

()()()()()()()()()()()ヴィランで血を舐める事で相手の身動きを封じる個性を持ってるんだ。

血液型で拘束出来る時間が変わるのが特徴かな。

 

184:サクラギ研究所のリサーチフェロー

しかも対人戦闘がメッチャ強いんですよ。

刃物を手足の様に使いこなしてました。

 

185:空座町の無下限呪術師

まあ、個性の性質上あまり目立つ場所で犯行に移さないから路地裏とかにヒーローを誘って奇襲する戦い方をするタイプだね。

 

186:雄英の仮面ライダー

そうなんですね。

飯田のお兄さん、無事だと良いんですが……。

 

187:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

ライダーくん……。

 

188:太刀川隊の狙撃手

今は警察やプロヒーローたちに任せるしかないな。

 

189:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

ヒーロー資格が無いと動こうにも動けないですからね。

 

190:空座町の無下限呪術師

>>189

そうそう。

ま!今は優勝した事を喜んで良いんじゃない?

 

191:杜王町の幽波紋使い

そうだな。

今回はライダーくん頑張ったからな。

 

192:雄英の仮面ライダー

……そうですね。

悩んだってどうする事も出来ませんし、今はそうします。

 

193:虚刀流のグラップラー

そうそう。

 

194:サクラギ研究所のリサーチフェロー

一先ず、お疲れ様。

 

195:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

お疲れ。

 

196:雄英の仮面ライダー

>>194>>195

はい。

お疲れ様です。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




ライダーくん、体育祭で優勝する。
爆豪との激闘を制し、無敗で優勝を飾ったライダーくん。飯田の兄『インゲニウム』がヴィランとの戦闘で負傷した事に心配する。
体育祭終了後、葉隠さんを実家のコーヒーショップに招待して祝勝会をする。

猿飛忍者伝を使用する
【仮面ライダーセイバー】本編でエスパーダが猿飛忍者伝ワンダーライドブックを使用した必殺技をライダーくんが使用(※ライダーくんはデザスト退場回直後に転生したのでそれ以降のストーリー展開は知りません)。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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