全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第32話を投稿します。
今回から『職場体験編』に入ります。

Yo○tubeで仮面ライダーフォーゼ10周年記念の特別インタビューが配信、メインキャストの方々ご本人で言うね。もう感動ですわ。

9/4に放送されたウルトラマントリガーにウルトラマンZとハルキが登場!!
ゼットライザーが故障したから代わりにGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーで変身!しかも変身方法をアキトくんのレクチャーが終わる前に行っちゃったせいで久々の変身コントが炸裂して笑ってしまいました。何気にZさんってハルキ以外の地球人と会話するのって今回が初と言うねw「ナイストゥーミーチュー」には思わず吹いたwww
ベリアロクさんがお父さんぽくてホッコリしました。

あとウルトラマンヒカリ先生の開発したアイテムって壊れやすいのかな?Z本編でもジードライザー壊れてたし…。アキトくんが直したらヒカリ先生並の技術力ってことになるのか?ヒカリ先生、後継者が見つかりましたよ(暗黒笑


職場体験編
29スレ


「此処に来る途中、めっちゃ声掛けられた!」

 

「俺も俺も!」

 

「私も!ジロジロ見られてドキドキしちゃった!」

 

「葉隠さんの場合、いつも通りなんじゃ…」

 

「俺なんて小学生から"ドンマイコール"されたぜ」

 

「ドンマイ」

 

振替休日の翌日、教室では皆が登校時の周りからの反応に盛り上がっていた。

 

「なあ佳面は!お前優勝したから凄かったんじゃ……て、大丈夫か?」

 

「うん……なんとかね」

 

昨日に引き続き疲弊しているが、何とか切島に返事をする。

 

「あー、佳面くんなんて凄かったよ。通りすがりの人たちから写真とか握手とかサイン求められてたから」

 

「だからこんなに疲れてるのか。納得」

 

「あれだけ活躍したからな〜。当然ちゃ当然か」

 

葉隠さんの説明に周りの皆は納得した。

 

HRのチャイムが鳴り立っていた人は速やかに自身の席に着席する。

 

それまでのタイム、僅か1秒。

 

「お早う」

 

「「「お早うございます」」」

 

扉が開き、体育祭とは違いミイラマンでは無くなった相澤先生が教卓に立ち挨拶し、A組全員(爆豪を除く)で返す。

 

「相澤先生、包帯取れたのね。良かったわ」

 

相澤先生の変化に蛙吹さんが反応する。

 

「婆さんの処置が大袈裟だっただけだ。俺の事より今日のヒーロー情報学、ちょっと特殊だぞ」

 

突然の事に一部は動揺する。

 

「"コードネーム"、つまりヒーローネームの考案だ」

 

「「「胸膨らむヤツキターーー!!」」」

 

「おい、まだ途中」

 

全員が歓喜を上げると相澤先生の目つきが鋭くなり、一瞬で静かになる。

 

「簡単に説明すると、先日話したプロからのドラフト指名に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積んで即戦力と判断される2年から3年の時点だ」

 

「今回プロから来た指名は将来性を評価した興味によるものだ。卒業までにその興味が削がれたら、一方的にキャンセルなんて事は良くある。勝手だと思うが、これも越えるべきハードルだと思え」

 

「大人は勝手だッ!」

 

シビアな内容に峰田が机を叩く。

 

「ヒーローに限らず一般企業でも良くある事だ。理解しろ峰田」

 

「それで指名の集計結果だが…例年だともっとバラけるんだが、今年はこの3人に偏った」

 

黒板に映し出された統計グラフには指名があった者の名前と各指名の来たヒーロー事務所の数値が表示され、数の多い順から俺・轟・爆豪の3名に指名が集まっていた。

 

「だ〜〜!白黒ついた!」

 

「あれ?1位の佳面は分かるけど2位が轟、3位は爆豪になってる」

 

「表彰式で囚人みてぇに拘束されてたらプロでもビビるって」

 

「ビビってんじゃねぇよプロが!!」

 

「うわ〜〜〜!!指名来とる!?」

 

「ん」

 

「はぁ……。流石ですわね、轟さん」

 

「殆どは親の名前ありきだろ」

 

「おい緑谷!お前にも指名が1,000近く来てるぞ!?」

 

「う、うん!」

 

統計結果に各々が反応を示すと相澤先生が説明を続ける。

 

「この結果を踏まえ、指名の有無関係なく職場体験に行って貰う。お前らは一足先に経験してしまったが、USJで実際にヴィランと交戦してプロの活動を体験したが、より実りある訓練をしようって事だ」

 

「成る程!それでヒーロー名か!」

 

「俄然楽しみになって来た!」

 

「まぁ、仮ではあるが適当なヒーロー名は」

 

 

「つけたら地獄を見るよ!!」

 

 

大きな声と共にミッドナイト先生が教室に現れる。

 

「その時の名が世に認知されてそのままプロ名になってる人は多いからね!!」

 

「将来自分がどうなるのか。名を付ける事でイメージが固まり、それに近付いていく。それが【名は体を現す】ってことだ。オールマイトの様にな」

 

「各自、配られたボードに各々ヒーロー名を書け。俺は寝る」

 

「「「(寝るの!?)」」」

 

相澤先生は寝袋を着て教室の隅で寝始める。

 

前の席からボードとペンが配られ、各自ヒーロー名を考える。

 

既に決まっている人はボードに書き始めていた。

 

「(ヒーロー名、アレしか思いつかないな)」

 

俺もペンでボードに書き始める。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「それじゃあ決まった人から前で発表して貰います!」

 

「「「(まさかの発表形式!?)」」」

 

青山の短文、芦戸さんの奇抜なヒーロー名によって大喜利っぽくなったが蛙吹さんの【梅雨入りヒーロー フロッピー】によって浄化された。

 

続いて切島は尊敬するヒーローから因んだ【剛健ヒーロー 烈怒頼雄斗】を発表し、次に俺の番となった。

 

「次は佳面くんね。フフフ、優勝した貴方のヒーロー名は私気になるわ!」

 

「あはは。俺のヒーロー名は──」

 

俺は苦笑し、書かれたボートを皆に見せる。

 

生前、子どもの頃からの憧れ。

 

怪人と闘い、人類の自由と平和を守り続ける英雄(ヒーロー)たち。

 

架空の存在でも、俺はこの人たちの様に人々を守りたいと思い続ける。

 

【変身ヒーロー 仮面ライダー】。これが俺のヒーロー名です」

 

俺が名乗るのはまだ早いかもしれないけど、いつかこの名に相応しくなる事を誓う。

 

ちなみに、爆豪のヒーロー名は全て【爆殺○○】なので却下となり仮名で【バクゴー】になった。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「佳面」

 

「なに?」

 

「昼飯、学食なら一緒に食わねェか?」

 

午前中の授業が終わり昼休憩となり、昼食を学食にするか購買のパンにするか悩んでいると轟にお昼を誘われる。

 

「うん良いよ。丁度学食にするか購買のパンにするか悩んでたから」

 

「そうか」

 

そう言って俺は轟と共に食堂へ向かった。

 

食堂には既に多くの学生が昼食目当てに並んでおり、俺と轟も列に並ぶ。

 

「轟は何にする?」

 

「俺は蕎麦だ」

 

「蕎麦かぁ、じゃあ俺も蕎麦にしようかな。オプションで天ぷら付けれたっけ?」

 

「ああ」

 

前の注文が終わって俺たちの番になりそれぞれ注文する。

 

俺はざる蕎麦(大盛り)に海老天と茄子天。

 

轟はざる蕎麦(普通盛り)と獅子唐と椎茸の天ぷら。

 

空いてる席に向かい合う様にして座り、手を合わせて「いただきます」を言って食べ始める。

 

一口啜ると、手打ちによる喉越しと歯応えに俺は満足する。

 

「うん、美味しい!久し振りに食べるけど蕎麦良いね」

 

「ああ。此処の蕎麦は美味い」

 

轟も今日の蕎麦の美味しさにご満悦の様だ。

 

「……昨日、母親に会って来た」

 

「そうなんだ……。お母さんとは話は?」

 

「して来た。それと、過去の事や入院してから1度も会わなかった事を謝ったよ。向こうも俺の事を許してくれた」

 

「…そっか」

 

轟とお母さんの間にあった溝が少し無くなった事に俺も安堵する。

 

「あと、職場体験……親父の事務所に行く事にした」

 

「……大丈夫?」

 

今も父親であるエンデヴァーを許していないであろう轟に少し心配する。

 

「ああ。アイツの事は今でも許せないが、ヒーローとしてのアイツの姿を直で見てみようと思う。……もう、目を背けない為にも」

 

轟の瞳には迷いが無い様に見えた。

 

「轟が自分で決めたのならきっと大丈夫だよ。……さて、俺も放課後までに提出しておかないと」

 

「決まってるのか?」

 

「うん。【ラビットヒーロー ミルコ】。彼女から指名来てたから行ってみようと思う」

 

ヒーローランキング10位以内に入る武闘派の女性ヒーロー。

 

個性【兎】による脚力と瞬発力を活かした格闘戦は日本のプロヒーローの中でもトップクラスに位置する。

 

「確か相棒(サイドキック)どころか事務所も持っていないヒーローだよな。特殊過ぎないか?」

 

「そうだね。変わったヒーローだけどトップ10入りする程の実力者だから興味あってさ。他だとホークスやベストジーニストからも指名来てたけど、俺の戦闘スタイル的にミルコみたいな格闘戦主体のヒーローの方が学べる物も多いと思って」

 

「成る程な」

 

「俺はそんなとこだけど、……飯田大丈夫かな」

 

話題を飯田の事に切り替えると轟の表情が変わる。

 

「インゲニウム……【ヒーロー殺し】の事か?」

 

「うん。お昼前に飯田が志望書を提出するのを見たけど、()()()のヒーロー事務所が書かれてあった事に気づいて……気になってね」

 

「保須ってインゲニウムが襲われたとこだろ。……まさか」

 

轟も察しが付いたのか顔を顰める。

 

「俺の思い過ごしならそれで良いけど、一応飯田に声掛けてみるよ。最悪、相澤先生に相談してみる」

 

「そうだな」

 

すると──

 

 

「あ!いたーー!!」

 

 

突然声が女性の大声が聞こえたので顔を向けると、青に近い紫色の長い髪をした容姿端麗な女子生徒がお昼ご飯の定食の載ったトレーを持って此方に近づいて来た。

 

「ねえねえ君たち1年A組だよね!君が佳面くんでそっちが轟くん!」

 

「そうですけど……轟知り合い?」

 

「いや知らねえ。佳面は?」

 

「俺も。少なくとも()()に知り合いは居ないよ」

 

「え!?何で私が先輩って知ってるの!?不思議ーー!!ねえねえ何で?」

 

「ちょっ」

 

見知らぬ女子生徒はそのまま俺の隣に座って顔を近づけて質問して来た。

 

「佳面くんの個性って変身する個性だよね?何種類変身出来るの?バイクにも乗ってたけどそれも個性なの?けど変身する個性なのに何でバイクを出せるの?ねえねえ教えて!!」

 

「それは──」

 

「ねえねえ!轟くんは自分の個性で風邪引かないの?寒かったり熱かったりで大丈夫?それに何で顔に火傷の跡があるの?」

 

「ッ!これは──」

 

「2人とも職場体験は何処の事務所に行くか決めてるの?決まってるなら何処に行くの?決まってないならリューキュウの事務所に来ない?!」

 

返答しようとすると話題が一瞬で変わる上に全く聞く耳持たない彼女に俺と轟は圧倒される。

 

「落ち着いて下さい」

 

「アタッ」

 

あまりのマシンガントークに思わず軽くチョップして彼女を静止させる。

 

「むぅ〜!何するの!」

 

「一旦落ち着いて下さい。あと質問してるのに急に話題変えられたら俺たちも返答出来ません。それと自己紹介してくれませんか?」

 

「あ!そうだったごめんね!私は波動ねじれ!3年ヒーロー科だよ!」

 

そう言って波動先輩はニコッと笑う。

 

その後、波動先輩の質問に俺と轟は答えられる範囲で返答し、何故か昼食を共にするのであった。




ヒーロー名【変身ヒーロー 仮面ライダー】
自身の夢であり目標でもある彼らの総称をヒーロー名にしたライダーくん。果たしてその名に相応しくなれるかは、まだ少し未来の話。


波動先輩、現る
轟と昼食を摂っていると突如目の前に現れたのは3年生の波動ねじれ先輩。あまりのマシンガントークにライダーくんと轟は圧倒される。ちなみにライダーくんが彼女を先輩だと気付いたのは去年の雄英体育祭を観ていたからである。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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