全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
今回は期末試験に向けての勉強会。
ライダー君たちの特別講師として登場するキャラのヒントは「天才」「秘密主義者」「ベルト」です。
「いらっしゃい皆」
「宜しくね!」
「オシャレな建物やわ〜」
「ケロ、宜しくお願いするわ。佳面ちゃん」
「宜しく頼む」
「建物の色合いが素晴らしいね☆」
勉強会当日。
事前に参加者の皆に家の住所を伝えておいたので、時間通りに皆が俺の家に到着した。
「それじゃあ、早速事務所に案内するよ」
俺は建物の横の階段から事務所へ案内する。
「此処が事務所。いつもは店の経営とトレーナー業をやってるオヤッさんが事務や打ち合わせで使ってるけど、許可貰ってるから気にしないで」
「「「(お、オシャレだ…!?)」」」
レンガ風の壁紙に、黒を基調としたアンティークな椅子が6脚と大きな長方形のテーブル、壁際に資料が並べられた棚と天井には大きなシーリングファンが吊るされており、エアコンは勿論巨大ディスプレイが1つ壁に掛けられた事務所の内装となっている。
他には給湯スペースもあり、冷蔵庫も完備されている。
何処か緊張気味な皆(良く出入りする葉隠さんは除く)が椅子に腰掛ける。
「飲み物だけど、コーヒーと紅茶、緑茶に麦茶があるから好きなの選んでね。なんならコーヒーにラテアートするけど」
「ラテアート出来るん!?」
「凄いな」
「ケロ、本当に多彩なのね。佳面ちゃん」
「私アイスコーヒー!イルカのラテアート付きで!」
「僕はアールグレイ☆」
「分かった」
麦茶(麗日さん)、アイスコーヒー・無糖(俺、障子)、アイスカフェラテ(蛙吹さん)、ラテアート付きアイスコーヒー(葉隠さん)、アールグレイ(青山)をテーブルに運ぶ。
各々出された飲み物で一息吐いて、早速勉強会を開始する。
「それと、今回の勉強会に特別講師を呼んだから皆に紹介するよ」
「特別講師?」
「誰か来ているのか?」
「どんな人だい?☆」
「ケロ、気になるわ」
「教えて教えて!」
突然の事に皆は驚いているので、早速特別講師を呼ぶ。
「それじゃあ紹介するよ。出て来てくれ、ベルトさん」
『OK』
俺の呼び掛けに突如この場に居ない男性の声がしたと同時に、テーブルか中央に位置する円形デジタルディスプレイには顔が表示されていた銀色のベルトが出現した。
『
「「「………」」」
突然のベルトさんの登場に、皆はピクリとも動かなくなった。
まるで重加速、通称"どんより"が発生したみたいだった。
「……あれ?ベルトさん重加速した?」
『私は何もしていないぞ来太!?』
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
1:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主
まさかのベルトさん!?
2:空座町の無下限呪術師
Surprise!
3:虚刀流のグラップラー
世界中がDrive!
4:サクラギ研究所のリサーチフェロー
唐突に仮面ライダードライブのOP歌わないで下さい。
5:杜王町の幽波紋使い
ベルトが喋ってるな。
6:太刀川隊の狙撃手
仮面ライダードライブの変身アイテム【ドライブドライバー】ことクリム・スタインベルト博士です。
元々は人間でしたが機械生命体【ロイミュード】によって命を落としてしまい、ベルトに自らの意識データを移したんですよ。
主人公の泊進ノ介から"ベルトさん"の愛称で呼ばれてました。
7:サクラギ研究所のリサーチフェロー
ドライブだとチェイスが好きだったな。
8:海賊系美食屋
俺はハートかな。
9:鬼滅ごっこをやってる忍者
俺は仮面ライダーマッハこと詩島剛ですかね。
10:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)
可愛い担当の霧子とセクシー担当のメディックも捨てがたい。
あとりんなさんも。
11:空座町の無下限呪術師
現さんこと追田現八郎も良いキャラだったよね。
12:虚刀流のグラップラー
本願寺課長や究ちゃんも名キャラだったな。
12:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主
皆、優秀で誠実なブレンさんの事忘れてない?
13:雄英の仮面ライダー
「俺は文系科目、理数系科目はベルトさんが担当するよ。頼むねベルトさん」
『OK。早速始めていこう』
14:杜王町の幽波紋使い
ライダーくんとベルトさんが各科目で教えていく感じか。
15:空座町の無下限呪術師
ベルトさん科学者だからね。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
俺とベルトさんで担当を決めて勉強会を始める。
苦手でなくても流石に元々科学者であるベルトさんより理系が出来る訳では無いため、俺は文系の科目を教えていく事にした。
「青山、此処の文法はね───」
「なるほどね☆」
『麗日、計算式は合っているが答えが間違っているね』
「え!?ホンマに!?」
「佳面、此処の英文だが」
「ああ、此処はね───」
「ベルトさん、此処を教えて貰えるかしら」
『OK。蛙吹』
「佳面くん、この答え合ってるかな?」
「どれどれ」
途中休憩と昼食を挟みながら勉強会はスムーズに進み、あっという間に勉強会は無事に終了した。
「それじゃあ、これで勉強会を終わります。お疲れ様」
「お、終わった〜」
「疲れたー!」
「あっという間だったわ」
「終始集中してたからな」
「夕日が綺麗だね☆」
『
勉強会を終えた皆を俺とベルトさんは労う。
全員地頭が良いため教えた事を直ぐに理解してくれたので教える側としても苦では無かった。
「時間が時間だし、電車組は駅まで車で送るよ」
「ええの?ありがとう佳面くん!」
「何から何まで済まないな」
「ケロ、ありがとう佳面ちゃん」
「merci☆」
「葉隠さんは?近いけど送ろうか?」
「私はもう少しベルトさんに教えて貰おうかな。良いベルトさん?」
『私は構わないよ』
「分かった。そうだ、帰る前に───」
車に乗せる前に3階の自宅から持ってきたラッピングされた包みを皆に配る。
「佳面、此れは?」
「お土産のクッキー。手作りだけど良かったらどうぞ」
「ええの!?」
「素敵なサプライズ☆」
今の季節に因んでスイカや花火等のアイシングクッキーを前持って用意しておいたのだ。
「───ケロ、佳面ちゃん。私のだけ少し多いわ」
すると自分だけ皆よりも大きめな包みを渡された事に蛙吹さんが質問する。
「蛙吹さんの分は弟さんと妹さんの分もあるから多めに入れてるよ。ほら、前に兄弟の事話してくれてたから」
1人分だと分けると取り分が少なくなると思い、蛙吹さんだけ少し多めにクッキーを入れておいたのだ。
「ありがとう佳面ちゃん。弟たちもきっと喜ぶわ」
「そう言ってくれると作った甲斐があったよ。それじゃあ、そろそろ送るよ。葉隠さんもまた後で。ベルトさん、葉隠さんをお願いね」
『ああ。皆
「皆またね!」
こうして、俺は皆を車で駅まで送ったのであった。
◾️◾️◾️◾️
「ただいま」
『おかえり、来太』
皆を駅まで送り終えた俺は事務所に戻ると、ベルトさんが出迎えてくれた。
「ただいまベルトさん。あれ、葉隠さん寝てる?」
葉隠さんがテーブルにうつ伏せになっている様子を見て寝ている事に気づいた。
『流石に疲れたみたいでね、途中で眠ってしまったよ』
「そうだったのか。けど流石に起こさないといけないし」
『今は寝かしつけておこう。───それより、少し話をしないか?』
ベルトさんの真剣な声に俺は首を傾げる。
「どうしたのベルトさん」
『これを見てくれ』
壁に掛けられたモニターに2つのネットニュースが映し出される。
その内容は───
「路地裏で人の焼死体が複数発見。もう1つは……吸血事件?」
『ここ最近頻繁に発生した怪奇事件だ。どちらも死者が出ている』
記事を読むと2つとも都市部で発生した奇妙な事件の様だ。
「吸血事件はともかく、焼死体の方は火事とかじゃなく?」
『燃やされたのは人間だけの様だ。
「青い炎?」
炎は特定の物質を燃やすと色が変化するのは知っているが、人を燃やしても青くなる訳が無い。
となると───
「確か炎は温度で色が変わるんだっけ。赤は約1500度、黄色は約3500度、白が約6500度。青は───」
『約10,000度を超える。もしそうなら焼死体は10,000度を超える高熱で燃やされた事になる』
「個性による犯行って事か……。もう1つの吸血事件は?」
『ナイフ等の刃物による刺し傷から血液を吸われた様だ。被害者の傷口から犯人と思われる唾液が検出されたそうだ』
犯行に使われた道具が刃物である事に、俺は
「ヒーロー殺しの手口に似ている?」
『いや、ヒーロー殺し《ステイン》の個性に関しては警察側も伏せている筈だ。公の場では公開されていない』
「だよね。…と言うことは模倣犯じゃ無いか」
『だが2つの事件もそうだが、様々な事件がステイン逮捕から増えている傾向にある』
ヒーロー殺しの影響が、既に出始めていると言う事か。
「もし、事件の犯人たちがヒーロー殺しに影響された奴らなら……」
『今後、
視えない所で、悪が動き始めているのかもしれない。
そう思うと、俺とベルトさんはなんとも言えない気持ちになった。
考え込んでいる途中、目が覚めた葉隠さんを家まで送り届けたのであった。
キャラ紹介
クリム・スタインベルト(通称"ベルトさん")
出典 『仮面ライダードライブ』
ベルトさん登場
仮面ライダーシリーズでも屈指の天才科学者であるベルトさんに勉強会の特別講師を依頼していたが、見た目のインパクトのせいで一同が唖然とした。
ベルトさんの口調ってこんな感じだっけ……?
違和感ある方は感想欄で教えて下さい。
殺人事件相次ぐ
焼死体や吸血事件といった奇妙な事件が発生している。
犯人は一体何者なのか……。
今後のピックアップガチャ
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仮面ライダーガッチャード
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仮面ライダーガヴ
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仮面ライダーゼッツ