全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

62 / 103
第61話を投稿します。

アンケート募集中ですので、まだ投票されてない方はご協力お願いします。

今回はウィザードによる【魔獣の森】攻略から始まります。


57スレ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

30:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

ウィザードだ!

 

31:杜王町の幽波紋使い

何か魔法使いみたいな見た目だな。

 

32:太刀川隊の狙撃手

仮面ライダーウィザードと言ってその名の通り魔法を使う仮面ライダーなんですよ。

ライダーくんが使っている指輪【ウィザードリング】をベルトの手形バックルに翳すと魔法が使える仕様になってます。

 

33:サクラギ研究所のリサーチフェロー

しかも火・水・風・土の4属性にフォームチェンジが可能ですし、その強化形態も強力なんですよ。

 

34:空座町の無下限呪術師

本気(マジ)か!?

 

35:虚刀流のグラップラー

本気(マジ)で!?

 

36:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)

本気(マジ)だ!!!

Show time〜♪♪

 

37:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主

唐突にウィザードのOP歌うなって。

解らない人も居るんだから。

 

38:海賊系美食屋

>>37

俺は解るぞ。

 

39:鬼滅ごっこをやってる忍者

>>37

俺も解ります。

 

40:太刀川隊の狙撃手

>>37

同じく。

 

41:サクラギ研究所のリサーチフェロー

>>37

以下略

 

42:虚刀流のグラップラー

>>37

以下

 

43:空座町の無下限呪術師

>>37

まあ、ここのスレ民はオタク率高いから殆どの皆知ってるんじゃない?

 

44:杜王町の幽波紋使い

すまん……俺は知らない。

 

45:太刀川隊の狙撃手

>>44

あっ。

 

46:太刀川隊の狙撃手

>>44

幽波紋ニキ……。

 

47:サクラギ研究所のリサーチフェロー

>>44

その……何かすみません。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

変身が完了した俺は迫って来る魔獣に突っ込む。

 

「ハッ!」

 

振り下ろされる巨大な腕を空中で回転しながら回避し、同時に【ウィザードソードガン ソードモード】の刃で切り裂く。

 

着地と同時に右中指に【バインドウィザードリング】を嵌めて【シフトレバー】を操作し、【ハンドオーサー】に翳す。

 

 

『ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!』

 

 

『バインド!プリーズ!』

 

 

すると、四方八方に魔法陣が出現し、大量の鎖が魔獣たちを拘束する。

 

身動きが出来ない所を【ウィザードソードガン】の中央に備わった手形の魔力解放装置【ハンドオーサー】の親指を引いて展開する。

 

 

『キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!』

 

 

【フレイムウィザードリング】を嵌めた左手でシェイクハンズ(握手)する事によって必殺技を発動する。

 

 

『フレイム!スラッシュストライク!』

 

 

『ヒー!ヒー!ヒー!』

 

 

「ハアアアッ!」

 

 

刀身から赤々と炎が燃え上がり、拘束された魔獣たちに向かって振り下ろす。

 

炎を纏った斬撃が放たれ、魔獣たちを一刀両断にする。

 

地上の魔獣たちが攻撃を受けた事で土塊に戻ると、今度は上空から翼竜型の魔獣が現れる。

 

「次はこれだ」

 

左中指の【フレイムウィザードリング】から【ハリケーンウィザードリング】に嵌め変え、【シフトレバー】を操作して【ハンドオーサー】に翳す。

 

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

 

 

『ハリケーン!プリーズ!』

 

 

左手を上へ翳すと、風を纏う緑色の魔法陣が出現する。

 

 

『フーフー、フーフーフーフー!』

 

 

魔法陣が通過すると、赤く丸かった【センターストーン】や【ルーンイヤー】が緑色の逆三角形となり、胸部装甲が【ハリケーンラングストーン】へと変わる。

 

風のエレメントを司る【ハリケーンスタイル】へとフォームチェンジする。

 

緑色の風を纏い、空中を飛行する。

 

翼竜型魔獣たちを翻弄し、逆手に持った【ウィザードソードガン】で次々と切り裂く。

 

「上の魔獣は俺が全部対処するから皆は連携して地上の方をお願い。それと……魔獣の数が解らない以上、序盤から飛ばし過ぎないように体力は温存しておいて」

 

「待つんだ佳面くん!編成を──」

 

翼竜型魔獣を粗方倒した俺は地上に居る皆に指示を送り、飯田の静止を振り切ってそのまま飛行する。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

【緑谷視点】

 

「佳面くん!」

 

「……駄目だ、飯田。既に佳面は離れている」

 

【複製腕】で複製した目で視認した障子くんが、佳面くんが離れた事を飯田くんに伝える。

 

「佳面って、あんなスタンドプレイする様な奴だったか?」

 

「どっちかと言うと爆豪とか轟のイメージだけどよ……」

 

砂藤くんと瀬呂くんが単独行動する佳面くんの姿を見てそう言った。

 

「それに今のも、私たちが動く前に魔獣を全部倒したわ」

 

「前から凄かったけど、今まで以上に速過ぎだって!」

 

「正に電光石火……」

 

他の皆も、さっきの佳面くんに戸惑いを感じていた。

 

「クソがッ!モブ共は兎も角、俺を足手纏い扱いしやがって!あのヤローぶっ殺す!」

 

「落ち着けって、爆豪!佳面は空中の魔獣を俺たちに近づかせねぇ為に行ったんじゃねーか?」

 

キレるかっちゃんを切島くんがなんとか宥める。

 

「皆!魔獣が前方から接近中!数は10!」

 

【イヤホンジャック】を近くの木に刺して、魔獣の振動を感知した耳郎さんが警告する。

 

「佳面の言う通り、今は連携してこっちをどうにかすべきだろ」

 

「一先ず空中は佳面さんに任せて、私たちは目の前の魔獣に集中すべきですわ」

 

轟くんと八百万さんが皆にそう言って、魔獣たちに備える。

 

「……そうだな。今は皆で地上の魔獣を迎撃する!行くぞ!!」

 

委員長の飯田くんの声と共に、改めて僕たちは魔獣の迎撃に入る。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「流石に皆に悪かったかな……」

 

空中で翼竜型魔獣を攻撃しながら、俺は皆への態度を反省していた。

 

(それに魔獣の数が多い……これ"3時間で施設に辿り着ける"ってプロ基準で言っただろ)

 

索敵係の障子や耳郎さんが居るにしても、慣れない土地で且つ魔獣の数もどれ程なのかも不明である以上、持久戦は生徒側が圧倒的に不利である。

 

今は空中の魔獣の殲滅し、終わり次第皆に合流して施設へ向かう。

 

「そうと決まったら、あまり時間は掛けられないな」

 

方針を決まり、俺は此方に飛んで来る魔獣たちの殲滅に入る。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

【緑谷視点】

 

【魔獣の森】に入って約1時間半が経過し、途切れる事なく襲い来る魔獣を迎撃しながら施設を目指していた僕たちA組は、次第に体力の限界を迎えていた。

 

「お、お腹が……」

 

「喉カラカラだぜ……」

 

「だりぃ……眠い……」

 

「うぷっ……」

 

「もう……脂質が……」

 

"個性"を休む事なく連続で使用し続けた事で、許容範囲(キャパシティ)の上限ギリギリにまで達した皆から序盤の気迫が感じられなくなった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……クソがぁ!」

 

クラス内でも体力に自信のあるかっちゃんでさえも、繰り返し爆破を行った事で両手にダメージが蓄積されていた。

 

「フゥ……フゥ……」

 

轟くんも左の体温調節を行なっていたが、長時間の氷結によって体に霜が降りていた。

 

「クソッ!エンストが……」

 

飯田くんも脹脛のマフラーから黒煙が噴き出し、脚を引き摺っていた。

 

かく言う僕も【ワン・フォー・オール フルカウル】を発動させ、皆と連携して魔獣に立ち向かうも、体力の限界が近づいていた。

 

「───不味いッ!大型の魔獣が接近!」

 

「数……20!?」

 

障子くんと耳郎さんがそれぞれの"個性"で魔獣に察知する。

 

「あーーーもーーー!!どんだけ来るんだよ!」

 

頭の【もぎもぎ】を取り過ぎて頭皮から血を流しながら、疲労によるストレスで峰田くんが叫ぶ。

 

(100%を使うか……?駄目だ、仮に使ったとしても怪我をして皆の足を引っ張る。それに今は佳面くんが離れてる、どうするッ……!)

 

何か打開策を考えていると、姿を現した大型魔獣が此方に襲い掛かろうと迫って来た、その時───

 

 

『ハリケーン!シューティングストライク!』

 

 

『フー!フー!フー!』

 

 

上空から奇妙な音声が聞こえたと同時に数発の風の弾丸が魔獣に当たると、竜巻が発生し魔獣たちを呑み込む。

 

竜巻の中で魔獣たちは粉々になり、竜巻と共に霧散した。

 

「大丈夫?皆」

 

すると、空中で翼竜魔獣の殲滅に向かっていた佳面くんが僕たちの目の前に着地する。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「佳面くん!」

 

「テメェ、変身野郎ォ!」

 

「お前戻って来るの遅えよ!」

 

「心配したよ!」

 

「ケロ、大丈夫?」

 

着地すると皆が俺に駆け寄って来る。

 

爆豪に関しては、今にも殴り掛かりそうな感じだが……。

 

「ごめん。上に居る魔獣は全部倒し終わったから戻って来たんだ」

 

「全部を!?」

 

「マジか!」

 

「流石だぜ!」

 

俺の報告に皆は驚愕しながらも歓喜する。

 

「上から見たけど、此処から施設まで10km位ある。皆はまだ動ける?」

 

「すまない……殆どが既に限界だ」

 

飯田が悔しそうに言う。

 

委員長としての責任感によるものだろう。

 

「分かった。それなら、俺が先行するから皆は後に付いて来て。障子、耳郎さん。2人はまだイケる?」

 

「ああ、何とか」

 

「ウチも」

 

障子と耳郎さんは疲労しながらも返答する。

 

「悪いけど、2人はそのまま索敵をお願い。何かあれば伝えてくれると助かる」

 

そう言いながら、俺は左中指の【ハリケーンウィザードリング】を外し、【フレイムウィザードリング】に酷似した【フレイムドラゴンウィザードリング】を取り出し、中指に嵌める。

 

そして、【シストレバー】を操作し、【ハンドオーサー】に左手を翳す。

 

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

 

 

『フレイムドラゴン!』

 

 

真正面に炎を纏う赤い魔法陣が出現し、俺の身体を通過する。

 

すると、魔法陣から火のエレメントで形成された真紅のドラゴンの幻影が出現した。

 

 

『ボー、ボー、ボーボーボー!』

 

 

炎のドラゴンの幻影が俺の周りを旋回し、燃え盛る紅蓮の炎に包まれる。

 

巨大な一対の炎翼が広がると同時に、俺を包み込んでいた紅蓮の炎が弾け飛ぶ。

 

仮面にはドラゴンの造形が盛り込まれ、竜のヒゲがアンテナ【エクスドラゴロッド】を形作っている。

 

また、額のシグナルや両耳の【ブリリアントイヤー】に魔宝石が埋め込まれ、胸の造形は複雑化しドラゴンの意匠【スカルキュイラス】が飾られている。

 

両肩にはパワー制御のための封印石【グランマジェスティ】を配置され、そして全身を覆うコートは、黒から火のエレメントを表した鮮やかな赤へと変化する。

 

現実世界でウィザードラゴンの力の一部を解放した姿【仮面ライダーウィザード フレイムドラゴン】に強化変身する。

 

「めっちゃ派手になったな!」

 

「真っ赤だ!」

 

「炎龍の衣……ッ!!」

 

皆は【フレイムドラゴン】になった俺を見て各々感想を言う。

 

特に常闇に関しては普段見ない位目を輝かせていた。

 

「そしてコイツだ」

 

 

『コネクト!プリーズ!』

 

 

【コネクトウィザードリング】で出現した魔法陣に手を突っ込ませて、魔道具【ドラゴタイマー】を取り出し、右手に装着する。

 

回転盤【ドラゴダイアル】を回してから起動スイッチ【サムズエンカウンター】を押すことで装置を作動する。

 

 

『ドラゴタイム!セットアップ!』

 

 

『スタート!』

 

 

合図と共に【ドラゴダイアル】が紋章盤【エレメンタルサイン】の上を回り始める。

 

「佳面、前方から魔獣が接近!」

 

「数は20!」

 

「分かった」

 

障子と耳郎さんの索敵で魔獣の出現を確認し、【ウィザードソードガン】を軽く回して前へ走る。

 

すると2人の情報通り魔獣が20体現れ、此方に向かって来る。

 

俺は走った勢いのまま地面を蹴り、空中回転をしながら魔獣の1体を蹴り飛ばす。

 

そして、ダイヤルの針が【エレメントサイン】の水のエレメントである青色に到達した所で【サムズエンカウンター】を押す。

 

 

『ウォータードラゴン!』

 

 

俺の魔力とドラゴンの指輪が同調し、魔力結晶【プリズムドラゴライト】によって投影された光が分身体へと変化し、青い魔法陣から【ウォータードラゴン】が現れる。

 

「ハアッ!」

 

ウォータードラゴンがフレイムドラゴン()に迫って来る魔獣の攻撃を受け止め、止まった所をフレイムドラゴン()が斬り裂く。

 

「何もない所から青いのが出て来たぞ!」

 

「あれも佳面くんなん!」

 

「体力テストの時と同じ奴か!?」

 

「佳面くんが2人!?」

 

後ろをついて来る皆がウォータードラゴンの出現に驚く。

 

「さあて」

 

「「2人かな?」」

 

 

『ハリケーンドラゴン!』

 

 

ダイヤルの針が風のエレメントである緑色に到達した所で【サムズエンカウンター】を押す。

 

「ハッ!」

 

すると今度は空中に緑の魔法陣が出現し、【ハリケーンドラゴン】が【ウィザードソードガン ガンモード】で魔獣に弾丸を撃ち込む。

 

「今度は3人かよ!」

 

フレイムドラゴン()が魔獣を斬り裂き、ウォータードラゴンが魔獣の攻撃を受け流し、ハリケーンドラゴンが銃弾で援護する。

 

「もう1人居たりして」

 

 

『ランドドラゴン!』

 

 

最後に土のエレメントである黄色に到達した所で再び【サムズエンカウンター】を押す。

 

「ふん!」

 

すると地面から黄色の魔法陣が出現し、【ランドドラゴン】が現れると、その怪力を活かした蹴りで魔獣を吹き飛ばす。

 

「俺も居るよ」

 

フレイムドラゴン()、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴンの4人の【ドラゴンスタイル】が結集した瞬間である。

 

「行くぞ!」

 

「「「ああ!」」」

 

フレイムドラゴン()の声と共に3人が応え、魔獣に立ち向かう。

 

 

『チョーイイネ!グラビティ!サイコー!』

 

 

ランドドラゴンが【グラビティウィザードリング】の魔法で魔獣たちの頭上に黄色の魔法陣を出現させると、重力操作によって魔獣たちが地面に沈み込む。

 

 

『チョーイイネ!ブリザード!サイコー!』

 

 

『チョーイイネ!サンダー!サイコー!』

 

 

動きを封じた所をウォータードラゴンとハリケーンドラゴンによる氷結と雷撃で一網打尽にする。

 

「さあ、一気に行こうか!」

 

勢いが付いたまま、皆を先導しながら魔獣を迎撃していく。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

午前11時40分になった時点で漸く目的地の施設に辿り着くと、施設の前に相澤先生と【プッシー・キャッツ】の2人と男の子が立っていた。

 

「お疲れ、諸君」

 

「凄い凄い!まさか本当に12時よりも早く辿り着くなんて思ってもみなかった!」

 

「今年の1年はかなり優秀だねー!」

 

予想よりも早く到着した俺たちにプロヒーロー組が労う。

 

「ふぃ〜……」

 

無事に辿り着いたので俺は変身を解除すると、飯田が挙手してプッシー・キャッツに質問する。

 

「あの!スタート時点の時"12時前後で着く"と仰っていた筈ですが?」

 

「あー、あれ。()()()()()って意味だったんだけど、まさかそれを上回るなんてね」

 

(((実力差自慢する為だった……!!)))

 

(まあ、そうだろうとは思ったけど……)

 

「ねこねこねこ……正直夕方まで掛かると思ってた。私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されてたし、手も足も出なかった……。特にキミ!!

 

金髪の女性が俺の方に指を向ける。

 

「たった1人で空中の土魔獣を全滅させるし、分身作って地上の分も圧倒するし!1人だけ動きが全然違ってた!!()()()によるものかしらん?」

 

するとキランッと目を光らせ、俺に駆け寄って来る。

 

「3年後が超楽しみ!ツバ付けとこうーー!」

 

言葉通り唾を付けて来ようとしたので、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ンッ!!?」

 

「駄目ですよそんな事したら。折角の美人さんなのに勿体ないです」

 

 

ズキューーーーンッ!!

 

 

何か銃声のような音が幻聴で聴こえると、金髪の女性は顔を真っ赤にして大人しくなった。

 

それと同時に後ろに居る葉隠さんと蛙吹さんから圧を感じる。

 

(何やろ……なんかモヤモヤする)

 

「……ねえ、イレイザー。あの子普段からあんな感じなの?絶対モテてるでしょ?」

 

「知りませんよ、生徒のプライベートなんて。後マンダレイ、あの人の方もあんなでしたっけ?」

 

「彼女は焦ってるの。適齢期的なアレで」

 

相澤先生とマンダレイさんが此方を見てそう言った。

 

「そう言えば、聞きたいことがあるのですが」

 

「な、何!?私の本名とか趣味とか!そ、その流石にスリーサイズはまだ早いと言うか……」

 

「待って下さい、そこじゃないです。後、峰田。興奮するの止めてね」

 

「な、何で分かったんだよ!」

 

暴走する金髪の女性と峰田を静止して、俺は男の子の方を見る。

 

「其方の男の子はお二人のどちらかのお子さんか親戚の子ですか?」

 

「この子は私の甥っ子だよ。洸汰!ホラ挨拶しな。1週間一緒に過ごすんだから」

 

俺は男の子【洸汰くん】に近づき、腰を落として挨拶する。

 

「こんにちは、洸汰くん。俺は佳面来太、これから1週間宜しくね」

 

俺が右手を差し出しと、洸汰くんは俺の股間目掛けて殴り掛かろうとするも、寸前で受け止める。

 

「おっと、元気だね」

 

「!?離せよ!」

 

俺が手を離すと、洸汰くんは施設の方へスタスタと歩く。

 

「ちょっと洸汰!」

 

「ヒーローになりたいなんて連中と連む気ねえよ」

 

「連む!!?幾つだ君!!」

 

マンダレイの言葉を無視してそう言った洸汰くんの態度に飯田が驚く。

 

「マセガキ」

 

「お前に似てねえか?」

 

「ハア!?似てねえよ、つーか話しかけてくんな半分野郎!」

 

「悪い」

 

「茶番はいい。早くバスから荷物を降ろせ。部屋に荷物を運んだら食堂で昼食、その後は各自自由に過ごせ。自主練したいなら必ず俺かプッシー・キャッツに声を掛けろ。その後は夕食と入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からにする。さァ、急げ」

 

轟と爆豪が戯れついていると相澤先生がスケジュールの説明を行い、一先ず俺たちは荷物を降ろして部屋に移動する。

 

(洸汰くんのあの態度、()()()()()()()()()()()()……)

 

俺は洸汰くんを見てふと何かを思い出そうとするが、急いで荷物を持って部屋に向かった。




ライダーくん、別世界での戦いにより更なる成長を遂げる
ウィザードに変身し、次々と土魔獣を撃退するライダーくん。
A組の皆も負けじと奮闘するが、体力を消耗してしまい、次第にジリ貧になる。
そこでライダーくんはフレイムドラゴンスタイルにフォームチェンジし、【ドラゴタイマー】の力でウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴンの分身を召喚。
抜群の連携と強力な魔法を駆使し、予定の12時よりも早く施設に辿り着く。

年上キラー ライダーくん
婚期に焦るピクシーボブは有望株のライダーくんに唾を付けようとする(物理的に)も、スマートに止めたライダーくんに心を射抜かれてしまう。
そんな光景を見て嫉妬する葉隠と蛙吹。
そして何処かモヤモヤする麗日。

次回、特訓回。
※アンケート期限は61話までですので次の投稿までにご協力宜しくお願いします。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。