全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
本編よりも番外編の方が評価高いってあり得るんですかね?
これ以上評価が下がる場合は暫く休載も考えてますが取り敢えず、沢山の方から高評価貰える様に頑張ります。
それと、『仮面ライダーリバイス』のスピンオフでまさかのヒロミさん生存が確認!?
しかも田舎に帰ってたって、その前に貴方どうやって助かったの?
デモンズドライバーの悪魔【ベイル】が我が家に戻ると言ってドライバーから抜けるし、一輝とバイスが完全に電王の良太郎とイマジンズみたいになってるし、この先どうなるんでしょうね……。
そして、『風都探偵』のPVが公開!!
キャスト陣はゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez』を引き継きとは製作側は分かってる!
そんなこんなで第64話を投稿します。
今回の話はA組・B組による女子会です。
「「「帰って来たーーーー!!」」」
「……え?どうしたの?」
【プリミティブドラゴン】との対話を終え施設に戻ると、A組の皆が俺の顔を見て大声を挙げて駆け寄って来る。
「"どうしたの?"っじゃねぇよ!お前大丈夫かよ!」
「1人離れて自主練したと思えば急にドス黒いのが出てくるし!お前の叫び声がこっちまで聴こえるし!昼休憩になっても戻ってこねぇし!」
「獣の如き咆哮だったぞ」
「皆で心配してたんだぞ!」
「佳面ちゃん、大丈夫なの?」
「心配したんだよ、馬鹿ぁ!」
どうやら俺が結界内で対話をしている間、皆気に掛けていた様だ。
申し訳ない事をしたな……。
「うん……ごめん」
「本当に大丈夫なん?」
「お水飲まれますか?」
「腹減ってねぇか?」
「何か要る佳面くん!」
「大丈夫だよ。まあ、全身焼かれたけど」
「「「焼かれた!?」」」
「それに自主練中はずっと意識飛んでたし」
「「「飛んでた!?」」」
「まあ、全然平気だよ」
「「「何処がだよ!!」」」
「茶番はその辺にしておけ。それで……自主練は上手くいったのか?」
皆が一同に驚いていると、相澤先生が聞いてくる。
「はい、バッチリです」
俺は手に持っていた【プリミティブドラゴンワンダーライドブック】と【エレメンタルドラゴンワンダーライドブック】を見せながら答える。
「何だその本?」
「体育祭で使ってたヤツに似てねぇか?」
「こっちの方が厚みがあるけど」
皆も2冊の【ワンダーライドブック】をまじまじと見る。
「そうか……なら、明日からの特訓は他の連中以上にハードにしても良さそうだな?」
「え?」
「1日自由にさせたんだ、地獄の様なメニューが続くと思え」
相澤先生はギロリっと俺を睨みながら言う。
「望むところです」
「そうか……覚悟しとけよ」
俺がそう答えると、相澤先生は不気味に笑う。
相澤先生の姿に、皆がガクガクと震えていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
23:雄英の仮面ライダー
という訳で、【プリミティブドラゴン】との対話は成功しました。
24:空座町の無下限呪術師
お疲れサマンサー!
25:杜王町の幽波紋使い
無事に終わってなによりだ。
26:鬼滅ごっこをやってる忍者
よく【プリミティブドラゴン】の魂を救ったな。
27:虚刀流のグラップラー
しかも1日で。
28:太刀川隊の狙撃手
一先ずお疲れ様。
29:雄英の仮面ライダー
ご心配をお掛けしました。
明日からは相澤先生たちが考えた地獄のメニューをやっていく予定です。
30:サクラギ研究所のリサーチフェロー
>>29
何それ怖っ。
31:杜王町の幽波紋使い
覚悟してた方が良さそうだな。
32:雄英の仮面ライダー
俺の事はこの辺にしておいて、実はマンダレイさんの甥っ子の洸汰くんの事で考える事があって。
33:空座町の無下限呪術師
>>32
ああ、ちっこい爆豪みたいな子か。
34:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)
確かプロヒーローの両親を
35:雄英の仮面ライダー
>>34
はい。
1人離れる洸汰くんの後を追ってカレーを届けたんですけど、その後マンダレイさんたちに聞いたら、そう言われまして。
36:サクラギ研究所のリサーチフェロー
そっか……。
37:太刀川隊の狙撃手
俺の居る世界でも
38:鬼滅ごっこをやってる忍者
こっちもサスケが兄のイタチさんに復讐する為に強くなろうとしてますし。
何とかしたいんですけどね……。
39:空座町の無下限呪術師
ライダーはその子についてどう思ってる?
40:雄英の仮面ライダー
>>39
俺は洸汰くんの考えを否定しないです。
それも1つの考え方ですし、全部間違ってるとは思いません。
それに……少し似てるなって思いました。
過去の俺と洸汰くんが。
41:杜王町の幽波紋使い
どういう事だ?
42:雄英の仮面ライダー
俺もこっちの世界で両親を亡くしてまして、亡くなった当初の俺はかなり荒れていたと言うか、強い喪失感で抜け殻状態だったんですよ。
俺の場合はオヤッさんが居てくれたから何とかなったんですけど。
43:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)
なるほどなぁ。
44:雄英の仮面ライダー
何とかしてあげたいですが、こう言う場合は言葉だけじゃ何も出来ないと思うんですよね。
それだけ洸汰くんの心の傷は深いでしょうし。
45:虚刀流のグラップラー
>>44
確かにな。
46:空座町の無下限呪術師
まあ、その点はライダーくんに任せるとして。
……実はライダーくんに教えておかなくちゃいけない事があってね。
47:サクラギ研究所のリサーチフェロー
>>46
それって、まさかッ!
48:鬼滅ごっこをやってる忍者
>>46
言うのか、呪術ニキ!
49:太刀川隊の狙撃手
>>46
確かに、このタイミングで言うのがベストかもしれないですね。
50:雄英の仮面ライダー
どうしたんですか?
51:杜王町の幽波紋使い
皆、何を騒いでいるんだ?
52:空座町の無下限呪術師
幽波紋ニキも聞いておいてね。
いいかい、ライダーくん。
実は──
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
林間合宿2日目の夜はプッシー・キャッツが初日に言っていた通り"世話を焼くのは今日まで"と言う事で皆で協力して夕飯のカレーを作り、3日目の夕飯が"肉じゃが"と言う事で牛肉にするか豚肉にするかで論争となり、ヒーロー科では【牛肉派】・【豚肉派】・【どちらでも良い派】の3つに分かれ、混沌を極めていた……、ところを来太が言った"牛肉と豚肉を半分にすれば良いと思う"の一言でその場は治まる。
その後は男女各自に分かれ入浴を済ませていたが、峰田が再び女湯を覗こうとして制裁を受けていた。
その際、施設全体で峰田の断末魔が響き渡った。
「……ん?何か聞こえた?」
「男子の声だと思うけど」
布団で寝転がる葉隠に窓際で涼んでいた耳郎が答える。
「峰田の声っぽかったかも。お仕置きされてんのかな〜、されちゃえば良いんだ!」
「ほんまやね!」
「1度痛い目に遭わないと分からないかもしれませんわね」
先程B組の入浴を覗こうとした峰田を懲らしめた後のせいか、A組女子全員がやや過激派になっていた。
「もっと深く刺しとけば良かった」
「もっと酸の濃度を濃くすれば良かったー!」
「けど峰田ちゃんの事だから、そうそう変わらないと思うわ。今までがそうだったし」
耳郎と芦戸に蛙吹が答える。
「ですが、今回は他のクラスやプロヒーローにも被害が出てますわ。同じA組として恥ずかしい……」
八百万が頭を抱えていると、ドアノックと同時に声が聞こえる。
「拳藤だけど、ちょっと良いかな?」
意外な訪問者にA組女子全員が顔を見合わせる。
「ええ、勿論ですわ」
八百万が代表で答えると、ドアが開き先頭の拳藤に続き小大と塩崎、柳が部屋に入る。
「さっきは助かったよ。ありがとうね、これお礼」
「お礼?」
「なになにー?」
拳藤たちが持つ袋の中を芦戸が覗くと、中にはお菓子が入っていた。
「お菓子だーっ!」
「持って来たお菓子の詰め合わせで悪いんだけどさ」
喜ぶ芦戸に拳藤は苦笑しながら言う。
八百万はハッとする。
「もしかして峰田さんの件ですか?それならば必要ありませんわ!むしろ峰田さんが大変ご迷惑を掛けてしまいまして──」
「そんなの気にするなよ、結果的に助かったし」
「教えてくれたお陰で未然に防げたし」
「ん」
頭を下げる八百万に拳藤たちが答える。
「此処に来れなかった取陰さん、小森さん、角取さんもお礼を仰られてました。これは私たちB組の気持ちです」
「しかし──」
塩崎の言葉に八百万は受け取ろうとしないのを芦戸が代わって袋を受け取る。
「まーまー、ヤオモモ。此処は素直に受け取ろうよっ」
「そうよ、八百万ちゃん。気持ちを無下にするのは良くないわ」
「しかし、私たちは当たり前の事をしただけですし……」
躊躇う八百万に、葉隠が提案をする。
「じゃあさ、皆で食べない?」
「え?」
突然の提案に一同が葉隠を見る(透明で顔は見えないが)。
「女子会しよーよ!女子会!折角だし」
「さんせー!こう言う機会じゃないと中々集まらないし!」
「まあ……女子会」
「え、本当に良いの?」
「男子は男子で集まってるっぽいし」
「なら、こっちもやっちゃう?」
と言う訳で、A組・B組による女子会が開催される事となった。
◾️◾️◾️◾️
「「「カンパーイッ!」」」
ジュースの入った紙コップを持って全員で乾杯する。
すると、八百万がワクワクしながら周りを見回して言う。
「私……女子会するのは初めてでして……どう言う事をすれば宜しいのでしょうか?」
「女子会と言ったら、恋バナでしょうがー!!」
芦戸の言葉に一同のテンションが上がる。
「うわぁ〜」
「恋かあ」
年相応の女子高生である彼女たちは、ほんのりと頬を赤くする。
「あー、そう言うノリかー」
「そ、そんな恋だなんて!まだ結婚前ですのに……!」
真面目系女子である拳藤と八百万が各々リアクションを取る。
塩崎はまるでシスターの様な慈悲深い表情をする。
「その通りですわ。そもそも結婚とは神の御前での約束を……」
「鯉バナナ?」
「んーん」
首を傾げる柳に首を振る小大。
女子会の話題は恋バナに決定したところで、芦戸が質問する。
「それじゃあ、付き合ってる人が居る人ー!」
「「「……」」」
しかし、一同は手を挙げずに無言。
「え?誰も居ないの?」
「そもそも中学でも雄英目指す為に勉強が最優先だったし……」
「雄英に入っても授業で忙しいし……」
普段のハードスケジュールで浮いた話は一切無いのだ。
芦戸は少し考え、質問を変える。
「んー、じゃあ好きな男子居る人ー?」
「「「!!!」」」
質問の内容に、葉隠・蛙吹・麗日がピクリと動く。
特に麗日は、期末の実技試験で青山に言われた言葉が脳内にフラッシュバックする。
"君、緑谷出久……いや、佳面来太の事が好きなのかい?"
麗日は脳裏に来太の顔が思い浮かべる。
すると途端に顔を赤くする。
「あー!さては麗日好きな人居るな!?」
「そそそそそ、そうなんとちゃう!久し振りにこんな話するから動揺しちゃって!」
「どんだけ久し振りなんだよ」
赤くなりながら動揺する麗日に耳郎がツッコむ。
「じゃあさ、付き合ってみたい人っている?」
「付き合ってみたいかぁ……」
一同(一部は除く)は考える。
「轟は?個性も派手でイケメンだし!」
「けど、親がエンデヴァーだし」
「息子の交際相手とかに厳しそう」
轟、撃沈。
「飯田は?」
「飯田ちゃんは真面目過ぎて中々進展しないんじゃないかしら?」
「確かに、手を繋ぐのに何年も掛かりそうだわ」
飯田、撃沈。
「爆豪は?」
「爆豪さんはヒーローとしての才能は高いのですが、あの攻撃的な性格が何と言いますか……」
「何でもかんでも直ぐキレそう」
爆豪、撃沈。
「B組には良い感じの男子居ないの?」
「んー、物間は顔は良い方だけど……」
「性格に難ありというか」
「ん」
物間、撃沈。
考えた末、芦戸は1つの結論を出す。
「やっぱり付き合うなら佳面かなー」
「「「!!!」」」
再び葉隠・蛙吹・麗日がピクリと動く。
「顔良し、性格良し、高身長、個性もド派手!非の打ち所が無いパーフェクトイケメンだし!」
「佳面さんは、確かに悪い点が思いつきませんわ」
「けど、3年の波動先輩とかに気に入られ過ぎだけどね」
「そんなに凄いの?」
「ん?」
B組女子も来太に興味を持ち始める。
「入学直後の体力テストで1位取るし、最初のヒーロー演習で轟に勝っちゃうし」
「USJの時もウチとヤオモモを助けてくれたし」
「先生方でも勝てなかった
「体育祭でも優勝したわ」
「期末は私と梅雨ちゃんとお茶子ちゃんも勉強見て貰ってたし」
「期末の実技試験でデクくんと爆豪くんと協力してオールマイトと互角に闘ってたし」
「え!オールマイトに!?」
「恨めしい」
「ん!」
「まあ……何という偉業の数々」
A組女子による来太の武勇伝にB組女子は驚愕する。
「んー、けど完璧過ぎて相手が釣り合わなそう。そうだ!葉隠って佳面と同じ中学だったよね!何か佳面の弱点とか無いの?」
「芦戸さん、本人の居ない所でその様な事を人に聞くのは良くありませんわ」
「えー!ヤオモモも知りたくない?佳面の弱点」
「そ、それは……」
嗜めるつもりが逆になってしまった八百万はまんざらでも無い様子だった。
他の女子たちも顔に出さなかったが、興味津々である。
「んー、弱点と言うか、佳面くんは"お裁縫"が凄く苦手かな」
「「「"お裁縫"?」」」
葉隠の意外な発言に一同が唖然とする。
「家庭科の授業でお裁縫の実技が何回かあったけど、佳面くんって筆記はほぼ満点だけど実技だといつも赤点ギリギリだったんだよね」
「え!?意外……」
「佳面ちゃんって何でも出来そうなイメージあるけど」
「そうなの?」
「うん。例えば……」
【回想シーン】
『あ』
『せんせー!また佳面が指に針を刺しました!』
『え?また!?これでもう
『何で針に糸を通すだけなのに指を刺すのさ!』
『いや、真面目にやってるんだけどね』
1度の作業で針の孔に糸を通す筈が自分の指に針を10回刺したり……。
『何でミシンで真っ直ぐ縫うだけなのに蛇腹にしてんの!?』
『真っ直ぐしてるつもりだったんだけどな』
『えー……』
ミシンで糸を真っ直ぐに縫い付ける作業で縫い目が蛇腹になったり。
【回想シーン終了】
「こんな感じかなあ」
「「「何それ、逆に可愛い」」」
あまりのギャップに一同が口を揃える。
「そう言えば、葉隠と佳面って同じ中学だけど付き合い長いの?」
「うん、3年間一緒のクラスだったよ」
「それで高校も同じだし」
「凄いね」
「ん」
「デクくんと爆豪くんも幼稚園から一緒みたいだけど」
「逆にあの2人は付き合いかなり長いのに仲悪いよね」
「爆豪ちゃんに問題があると思うけど」
人間の付き合いも人それぞれと言う事だろう、と一同は思う。
すると、拳藤が葉隠に質問する。
「じゃあ、葉隠と佳面はその時からお互いに雄英……と言うより、ヒーローを目指してたの?」
「……んー、ちょっと違うかな」
又もや意外な返事に一同は首を傾げる。
「どーいうこと?」
「どっちかは雄英を目指して無かったって事?」
「と言うより……佳面くんに会わなかったら、私……ヒーローになる夢を諦めてたと思う」
「えっ」
「どう言う事なん?」
いつもの葉隠ではない様子に、麗日が質問する。
話して良いのか悩むも、葉隠は口を開く。
「中学に入って直ぐはね……私そこまで明るい性格じゃなかったんだよ」
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
"個性"【透明】。
その名の通り、透明人間の"個性"のせいで葉隠は結構苦労していた。
自身の顔がどんななのかも分からなくなる時もあるし、自分がどんな顔をしているのか周りが知らなかったりする。
中学入学したての時も、葉隠は自身の"個性"のせいで中々友だちを作れなかった。
いや、
『葉隠さんって透明だからどんな顔してるのか分からないよね』
『分かる!話してる時も"本当は笑ってないんじゃない?"って時あるよね』
『そうそう!』
クラスの教室で女子たちの会話を壁に身を隠して聞いていた時があった。
『あれでもしヒーローを目指してるってなったらウケるよね!』
『それね。どちらかと言うと
『だよねー!』
『……ッ!!』
半分冗談で言っているかもしれないが、心無い言葉が葉隠の心に突き刺さる。
急いでその場から走り去り、屋上で1人泣いた。
ヒーローになりたいと言う夢を、あんな言葉に簡単に否定させる事に腹を立ったのか、それとも何も言い返せなかった自分に腹を立ったのか、葉隠は分からなくなった。
今はただ、胸の痛みに泣く事しか出来なかった。
その時、
『どうしたの?』
突然声を掛けられ、顔を見上げると同じクラスの男子が心配そうに葉隠を見ていた。
来太である。
佳面は入学直後から周りから頼られる存在で、実質的なクラスのリーダーの様な存在だった。
『……何でもないよ』
『そう?……俺の勘違いなら良いけど、
透明の葉隠を見て、来太は彼女は泣いている様に見えたのだ。
見えていない筈なのに、彼は自分を見てくれた。
そう思うと、葉隠は咽びながら口を開く。
【透明】のせいで周りが自分の感情を解ってくれない。
この"個性"はヒーローよりも
ポツリポツリと、葉隠は来太に言う。
来太はジッと葉隠の言葉に耳を傾けていた。
『そっか……。悔しいよね、そう言われると』
『それで、葉隠さんはヒーローになる夢を諦めるの?』
『……諦めたくない。けど……この"個性"でどうやってヒーローになれるのか解らない』
葉隠のその言葉に、来太は首を傾げる。
『そうかな?俺はヒーローに向いてると思うけど』
『え?』
『だってさ、周りから見えないんでしょ?立て篭もり事件とかさ、
自分の"個性"の使い方をポンポンと考えつく来太に、葉隠は唖然とする。
『諦めなければ必ず夢は叶うなんて言わない……。けど、諦めたら何も残らないんじゃないかな?』
『少しずつで良い、葉隠さんが出来る事を見つけていけば……それが葉隠さんの強さになると思うよ』
『それとこれは受け売りだけど、世界は自分を中心に回っている。そう思った方が楽しいってね。天の道を往く人が言った言葉だよ』
彼の言葉が胸の痛みを消してくれた。
彼の言葉が、自分の可能性を広げてくれた。
今は、それだけで良かった。
その後から、葉隠は変わった。
【透明】だからこそ明るく振る舞うようになったり、仕草で感情を表したり、周りにコミュニケーションを取る様になったお陰で友だちもだんだん増えていった。
自分が変わった事で、周りの世界が180°変わったのだ。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
「あの時の佳面くんの言葉で、私はヒーローの夢を諦める事を辞めたんだ」
葉隠の言葉に全員が黙る。
すると、
「葉隠えぇぇぇ!!アンタ凄いよおぉぉぉ!!」
「うわっ!」
芦戸が泣きながら葉隠に抱き付く。
「芦戸さんの言う通りですわ。葉隠さんは夢を諦めず、自身の強さを見つけた凄い方ですわ」
「透ちゃん、これからも一緒に頑張りましょ」
「ウチも」
「私もぉぉぉ!!」
八百万たちも葉隠を抱き締める。
「私たちも負けないよ」
「はい、クラスは違えど共にヒーローを目指す同士……」
「お互いに頑張ろう」
「ん」
B組女子たちも葉隠にそう答える。
葉隠は抱き締められる苦しさを感じながらも、笑って言う。
「うん!皆でヒーローになろう!」
A組・B組による女子会は何だかんだクラスの枠を越え、絆を築く事が出来たのであった。
……実はその後、芦戸は補習に遅れて相澤に叱られるのであった。
◾️◾️◾️◾️
「……」
俺は施設の外で夜空に広がる星を見ながら、呪術ニキの言葉を思い出していた。
「明日、
(しかも、俺たちの中に内通者が居るかもしれない……)
突然の事に、俺はただ黙りこくっていた。
「ッ!?」
すると、右手に【暗黒剣月闇】が実体化すると俺の頭に
磁石の様な武器を持つグラサンの
筋繊維の塊の様な
森の中で刃の様な歯を持つ
セーラー服を着た女
そして、爆豪を庇い、仮面の男に捕まる
「ゴホッ!ハァ、ハァ、ハァ」
【暗黒剣】による未来予知を見た俺は、そのまま膝をつき、咽せながら息を吐き出す。
「これが、これから起きる未来……」
否、
雄英の、ヒーローの信頼を地に堕とす為に。
「守ってみせる……」
俺は【暗黒剣】を強く握り締める。
「皆を、先生を、プッシー・キャッツを、洸汰くんを……。その為なら──」
俺自身が、雄英から居なくなる事になったとしても。
洸汰くんの過去を知るライダーくん
秘密基地に1人で居る洸汰くんにカレーを届けるライダーくん。
洸汰くんがヒーローと個性社会を強く嫌悪する理由を知ったライダーくんは、過去の自分と彼を重ねる。
A・B組による女子会
峰田の2度目の女湯覗き未遂の後、A・B組の女子による女子会が開催。
年相応の女子高生な彼女たちは恋バナを始める。
ライダーくんの弱点【裁縫】
ライダーくんと中学が同じである葉隠は芦戸から"佳面に苦手な事ある?"と聞かれたので"裁縫"と答える。
あまりのギャップに女子一同がときめく?
ライダーくんと葉隠の出逢い
【透明】の"個性"のせいで、周りから距離を置かれていた葉隠。
陰でクラスメイトから"ヒーローに向いてない"と言われ、1人泣いていた所に偶然出会したライダーくんが彼女の心の叫びを聴く。
そして1つの助言を伝えたライダーくんは、彼女とヒーローを目指すライバル兼友だちになる。
ライダーくん、
スレのニキたちから
最悪の結末を変える為、ライダーくんは覚悟を決める。
例え、自分自身が雄英から去る事になろうとも……。
次回 ライダーくんvs無限土魔獣
今後のピックアップガチャ
-
仮面ライダーガッチャード
-
仮面ライダーガヴ
-
仮面ライダーゼッツ