全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
そして、ライダーくんとスレニキたちが迎え撃つ!
※今回の話で仮面ライダーWの漫画【風都探偵】の要素が含まれます。
『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』はまだ観れてませんが、ネットでの評価や感想を観ると賛否両論に別れる作品みたいですが、一体どんな内容なのか凄く気になります。映画の前日譚はTTFCで履修済みですが……何か人類滅亡しかけてて唖然としました。
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21:雄英の仮面ライダー
皆さん、お願いがあります。
勝手な事だとは解ってます。
だけど、お願いします!
皆を助けるのに力を貸して下さい!!
22:空座町の無下限呪術師
>>21
OK!
待ってたよ、その言葉をね!
23:杜王町の幽波紋使い
>>21
当然。
力を貸すに決まってるじゃあないか。
24:太刀川隊の狙撃手
>>21
俺たちは最初からそのつもりだったよ。
25:虚刀流のグラップラー
>>21
待ち詫びたぜ!!
26:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主
>>21
待ってたよ!
27:サクラギ研究所のリサーチフェロー
>>21
やってやんぜ!!
28:海賊系美食屋
>>21
俺たちと一緒に皆を助けようぜ!!
29:鬼滅ごっこをやってる忍者
>>21
仲間のスレ民が困ってんのに見過ごす訳には行かないからね。
30:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)
>>21
それで、どうする?
早速
31:雄英の仮面ライダー
>>30
いえ、実は今夜に肝試しが予定されてまして、恐らくタイミング的にその時に襲撃して来ると思うんです。
ですので、皆さんには肝試しが始まる直前に此方の世界に来て欲しいんです。
32:空座町の無下限呪術師
了解。
なら各々役割決めておこうか。
33:杜王町の幽波紋使い
>>32
OK。
俺は近接戦しか出来ないから肝試しの場所にスタンバっとくよ。
34:虚刀流のグラップラー
>>33
なら、俺も幽波紋ニキと一緒に動きます。
35:プリキュア世界の円卓の騎士(1人)
俺は遠距離も攻撃出来るから遊撃するね。
肝試し側に厄介な"個性"持ってる
36:海賊系美食屋
俺も遊撃役に回るよ。
視覚・聴覚・嗅覚・触覚で敵や雄英側の位置は分かるし。
37:鬼滅ごっこをやってる忍者
それじゃあ、俺は奇襲役をやります。
一応忍者なので森の中だと動きやすいですし。
38:太刀川隊の狙撃手
俺は遠くから狙撃します。
トレーナーニキ、俺を飛行タイプのポケモンに乗せてくれませんか?
39:サクラギ研究所のリサーチフェロー
>>38
分かった!
ボーマンダ以外の飛行タイプも居るから手持ちで連れて来るよ。
40:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主
>>38
俺も索敵役に回るよ。
流石にトールたちを連れて来る訳にはいかないし、俺自身闘えないから。
41:空座町の無下限呪術師
じゃあ、僕は肝試し側で負傷や気絶する生徒たちの救助に回るよ。
僕ならどんな攻撃も効かないし。
42:雄英の仮面ライダー
すみません、皆さん……。
宜しくお願いします!!
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スレニキたちに承諾を貰った俺は、早速
そして、遂にA組・B組による肝試しが始まろうとしていた。
「さて、腹も膨れた!皿も洗った!お次は──」
「「肝を試す時間だぁぁぁぁぁぁ!!!」」
芦戸さんの言葉に砂藤と瀬呂が大声で続くと、そこに相澤先生がヌルリと現れる。
「あー、非常に心苦しいんだが……補習組は今から俺と一緒に補習授業だ」
「嘘だろぉぉぉぉぉ!!?」
相澤先生の非常な発言に芦戸さんが今までに無い程驚愕する。
「すまんな。日中の訓練が思ったより疎かになったのでこっちを削る」
「「「うわあああ堪忍してくれえ!試させてくれえぇぇぇ!」」」
相澤先生に連行される芦戸さん・砂藤・瀬呂は嘆きの叫びと共にこの場から退場する。
「はい!というわけで、脅かす側先攻はB組!A組は2人1組で3分おきに出発。ルートの真ん中に名前を書いたお札があるからそれを持って帰ること!」
「……闇の饗宴」
(また言ってる……)
「脅かす側は直接接触禁止で個性を使った脅かしネタを披露してくるよ!」
「創意工夫でより多くの生徒を失禁させたクラスが勝者だ!」
「やめてください汚い」
「なるほど!競争させることでアイデアを推敲させ、その結果個性に更なる幅が生まれるというわけか……!流石は雄英!!」
「さあ!クジ引きでパートナーを決めるよ!」
ピクシーボブさんが持つクジの入った箱から、A組の皆が各々引いていく。
結果は──
1組目:障子・緑谷
2組目:轟・爆豪
3組目:耳郎さん・葉隠さん
4組目:青山・八百万さん
5組目:蛙吹さん・麗日さん
6組目:尾白・峰田
7組目:飯田・口田
8組目:切島・常闇
9組目:俺
「余りは俺か」
「まあ、クジ引きで奇数だし。絶対誰かがなる運命だから」
「おい、尻尾……代われや!!」
「えぇ……俺って何なの?」
「青山ぁぁぁ。オイラと代わっておくれよぉぉぉぉ!!」
(佳面くんとペアになりたかったなぁ……)
(佳面ちゃんとペアになってみたかったわ……)
(佳面くんとペアになっとったら……アカンアカン!何想像しとる私!!)
各々リアクションを取りつつ、最初の1組目である障子・緑谷ペアが森の中へ入って行く。
2組目、3組目、4組目が次々にスタートし、5組目の蛙吹さん・麗日さんペアの番になる。
「それじゃあ、次はケロケロキティとウララカキティ!Go!!」
ピクシーボブさんの合図と共に、蛙吹さんと麗日さんが森の中へ入って行く。
(森の方は頼みます……皆さん)
森の中に居る皆をニキたちに託しながら、俺は
そして、遂にその時が来た。
「何この焦げ臭いの──……」
「黒煙?」
(来たか!)
ピクシーボブさんとマンダレイさんが何か異変に気づいた、次の瞬間──
「わ!?何!?」
「ピクシーボブ!!」
ピクシーボブさんの体がピンク色の光に包まれたと同時に突然浮かび、後方へ引き寄せられる様に飛んで行く。
すると、
「ちょっ!?何今の!?」
「狙撃!?一体何処から!!」
「きゃっ!」
後ろでは、先程の閃光に貫かれた筒状の何かを持ったサングラスを掛けた顎髭の男とトカゲ人間が閃光に驚き、引き寄せられていたピクシーボブさんは地面に落下する。
見知らぬ2人が驚いている間に、俺はピクシーボブさんを抱き抱え、2人から距離を取る。
「大丈夫ですか?ピクシーボブさん」
「う、うん」
「ピクシーボブ!」
「無事か!」
マンダレイさんと虎さんが俺とピクシーボブさんに駆け寄る。
「何で……!万全の筈じゃあ……!何で……!」
「何で
後ろに居る峰田が
しかし、そんな中で俺は内心安堵する。
(ナイス狙撃です、狙撃ニキ!)
◾️◾️◾️◾️
地上から約1km離れた上空では、
「着弾を確認。ナイス狙撃だよ、狙撃ニキ」
「よく此処から当てたね」
「伊達にA級1位の部隊で
夜間でも使える双眼鏡で地上の様子を確認するゴーグルを首に掛けた少年【トレーナーニキ】とポニーテールに眼鏡の青年【小林ニキ】の言葉にスナイパーライフル型の武器を持ってスコープで地上を覗く黒のロングコートを纏う青年【狙撃ニキ】が答える。
「プッシー・キャッツの方はこれで大丈夫っぽいけど、後は……」
「森の方だね。特にガスが発生してる所が厄介だ」
トレーナーニキと小林ニキは双眼鏡越しに渦状に発生するガスを視る。
「大丈夫です。
狙撃ニキは自身が乗っている
発射されたトリオンの弾丸は一筋の閃光となり、ガスを貫通する。
すると、先程まで発生していたガスが止まり、空気中に霧散する。
「ガスの中に居る
「ガスの中が視えてたの、狙撃ニキ!」
トレーナーニキと小林ニキは驚きながら狙撃ニキを見ると、狙撃ニキは一息ついながら答える。
「
「え?最強じゃん」
「狡っ」
「いやいや、これでも迅さんやカゲさんには避けられてますので最強じゃないです」
2人の言葉に狙撃ニキは手を横に振りながら言う。
「それじゃあ、面倒なガスは何とかなりましたし。俺たちは上で索敵しながら皆の援護に回りましょうか」
「だね」
「OK。それじゃあ、ボーマンダ!ファイアー!フリーザー!頼むぞ!!」
トレーナーニキの言葉に、3匹のポケモンは鳴き声を出して応答する。
◾️◾️◾️◾️
森の中では、ニキたちが各々動いていた。
「オラアァッ!」
スポーツウェアを着た青年【グラップラーニキ】が脳無に高速の手刀を叩き込み。
「【キング・クリムゾン】!」
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!』
学ランを着た180cmの青年【幽波紋ニキ】は自身の幽波紋【キング・クリムゾン】で脳無にオラオララッシュを撃ち込む。
◾️◾️◾️◾️
「障子くん、何か焦げ臭いない?」
「ああ。どうやら何処で何かが燃えている様だ。急いでゴール地点に行くぞ──」
緑谷と障子が急いでゴールを目指そうとした次の瞬間──
「肉、見せて」
「わ!?」
「緑谷!!」
拘束具に身体を縛られた黒い男が剥き出しになった口から刃状の歯を緑谷に向かって伸ばす。
その時──
「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃!」
「あっ!」
「今何かが!」
「下手に動くな緑谷!」
驚く緑谷に叫びながら、障子は【複製腕】で警戒する。
しかし、障子の複製した目や耳には先程の閃光の正体を掴めむ事は出来なかった。
「駄目だ……何も感知出来ない」
「そんな……」
「緑谷!障子!」
動揺する2人に後ろから轟と爆豪が駆け寄る。
「大丈夫か?」
「ぼ、僕たちは平気……だけど」
「突然現れたこの男に襲われそうになった瞬間、
「その何かは何処だマスク野郎!」
「ちょっと、かっちゃん!!」
「すまない、俺も緑谷も姿が見えなかった。それ程の速さで現れ、直ぐに消えた」
「そうか……」
「使えねぇな!何の為の目と耳だ!飾りか?!」
「かっちゃん!!」
そんな4人の姿を、少し離れた所で背中に刀を背負う狐のお面をした少年【忍者ニキ】が木の枝の上で見ていた。
「(何とか原作キャラたちは助かったかな……さて、他の皆は大丈夫かな?)」
そう思いながら、忍者ニキは音も無く姿を消す。
◾️◾️◾️◾️
「動かない方が良い、下手に動くとバラバラになるよ?」
白銀の甲冑にマントを纏う青年は、"ポロン"っと弦楽器の様な黒い弓を鳴らしながらマジシャンの格好をした仮面の男に警告する。
「だ、誰だよ……お前……!……お前みたいなヒーローが居るなんて……聞いてねぇよ!」
全身を弦で拘束された仮面の
「悪いけど、俺はヒーローじゃない。かの騎士たちの力を宿した人間だよ」
「グェェッ……!」
"ポロン"と再び弓の弦を鳴らすと、Mr.コンプレスを縛る弦が更にその身体を縛り上げる。
「無駄な抵抗はしないでくれ……俺は無意味な殺しはしたくない」
甲冑の青年【円卓ニキ】は再びMr.コンプレスに警告する。
◾️◾️◾️◾️
「あ?誰だお前」
「荼毘!俺知ってるぜ!誰だ!?」
燃える木々に囲まれた場所では、ツギハギの身体の男【荼毘】と覆面ヒーローみたいな見た目をした男【トゥワイス】の前に、白・ピンク・青・緑のカラフルな髪色をした大男が立つ。
「ワリぃけど、お前たちには何もさせねぇよ」
そう言うと、大男の肌は毒々しい紫色へと変貌する。
「さあて、駆除を始めるか」
大男【美食屋ニキ】は目の前の2人をニヤリと笑いながら攻撃体勢に入る。
◾️◾️◾️◾️
「──さて、これで全員かな?」
ガスで気絶したA組・B組の生徒たち、そしてラグドールを一箇所に集め終えた白髪の長身に黒のワイシャツにスラックスの上下を身に纏うサングラスの青年【呪術ニキ】は、サングラスに隠れる【六眼】で周辺を視る。
「うん!皆頑張ってるみたいだねー!これなら大丈夫かな?」
呪術ニキはそう言いながら、とある方向を視る。
「後は君が頑張る番だよ……ライダーくん」
そう言いながら、呪術ニキはクスリと笑う。
◾️◾️◾️◾️
「あーもうっ!景気良く1人潰したかったのに、グダグダになっちゃったじゃないのよ!!」
「まー落ち着け、マグ姉。気を取り直して……ご機嫌よろしゅう雄英の諸君!我々
トカゲ
「
尾白が緊迫した表情で訊くと、マグ姉はイライラしながら言う。
「質問なんてどーでも良いわ!早く殺させてよね!」
「待て待て早まるなマグ姉!生殺与奪は全てステインの仰る主張に沿うか否かだ!」
「ステイン……!
トカゲ
「そして、アアそう!俺はそうお前君だよ
「彼の夢を紡ぐ者だ!」
トカゲ
「ピクシーボブ!!虎!!指示は出した!他の生徒の安否はラグドールに任せよう。私らは3人で此処を押さえる!!」
「分かった!」
「うぬ!」
マンダレイさんの言葉にピクシーボブさんと虎さんは戦闘体勢に入る。
「皆行って!!良い!?決して戦闘はしない事!委員長引率!」
「承知致しました!行こう!!」
マンダレイさんの指示に従い、飯田が皆を率いて施設へ避難し始める。
しかし、マンダレイさんの表情は
「飯田、皆を頼む」
「何を言っている佳面くん!?」
「佳面!!」
飯田と尾白が叫ぶも、俺は無視してマンダレイさんに言う。
「マンダレイさん!
そう言って俺は
◾️◾️◾️◾️
"洸汰!"
"洸汰聞こえてた!?直ぐに施設に戻って!"
"私ごめんね知らないの、貴方がいつも何処に行ってるか……"
"ごめん洸汰!!救けに行けない!直ぐ戻って!!"
【テレパス】で話すマンダレイを他所に、洸汰は秘密基地で1人の大男と対峙していた。
「見晴らしの良いとこを探して来てみればどうも、資料に無かった顔だな」
「なァ、ところでセンスの良い帽子を被った子ども。俺のこのダセェマスクと交換してくれよ。新参は納期がどうとかってこんなオモチャ付けられてんの」
そう言いながら大男はズンズンと洸汰に近づく。
「うあ……」
洸汰は恐怖心に襲われながらも必死で逃げる。
「あ、オイ」
しかし、大男は洸汰が逃げる方向へ先回りする。
「景気づけに一杯やらせろよ」
そう言って大男の左腕が筋繊維が覆い、身に纏っていたコートのフードが落ちる。
晒された顔を見て、洸汰の脳裏で記憶がフラッシュバックする。
"『【ウォーターフォース】……素晴らしいヒーローたちでした』"
"『しかし、2人の輝かしい人生は1人の心無い犯罪者によって絶たれてしまいました』"
"『犯人は現在も逃走を続けており、警察とヒーローが行方を追っています』"
「お前……!!」
過去のニュースで報道された両親を殺した
"『"個性"は単純な増強型で非常に危険です。この顔を見たら直ぐに110番及びヒーローに通報を……尚、現在左眼にウォーターフォースに受けた傷が残っていると思われ──』"
目の前の大男の顔には、
「パパ……!ママ……!」
洸汰は両親の仇が目の前にいる事に色んな感情が込み上げ声が震え、涙を浮かべる。
動けなくなった洸汰に大男の左腕が迫って来た、次の瞬間──
「あ!?」
突然の事に大男は驚く。
洸汰も何が起こったのか分からず、目の前の光景を見る。
すると──
「……鳥?」
洸汰の目の前には鳥型のガジェットが浮遊し、大男から洸汰を守る様に見えた。
そして、鳥型ガジェットから光が射出され、目の前に人のシルエットが浮かび上がる。
その人間を、洸汰は知っている。
「お前……!!」
「良かった、間に合った」
光から現れたのは来太であった。
「テメェは……」
「この子には触れさせないぞ、
大男に来太は宣戦布告する。
◾️◾️◾️◾️
【エクストリームメモリ】に運ばれ洸汰くんが居るだろう秘密基地へ飛んで行くと、洸汰が大男に襲われそうになっていた所に運良く間に合った。
「んん?テメェは
大男は俺の顔を見て、何かを思い出す。
俺は大男に気にせず【ダブルドライバー】を装着する。
「まあ、良いか。どのみち
そう言って大男はニヤつきながらコートを脱ぎ捨てる。
「悪いがお前に費やす時間は無い」
そう言うと、俺の右手の掌に【ファングメモリ ライブモード】が飛び乗り、そのまま手動で【ライブモード】から下半身部分は
「何オモチャで遊んでんだ!」
痺れを切らした大男は拳を大きく振り翳すも、【エクストリームメモリ】がエネルギーを巡らせた状態で突進し、それを妨害する。
その間に【ファングメモリ】を起動する。
『ファング!』
そして左手に持ち替えた【ファングメモリ】を構え──
「変身ッ!」
すると、バックル部分の左側のスロットに【ジョーカーメモリ】が転送される。
右手で【ジョーカーメモリ】を押し込み、右側のスロットに【ファングメモリ】をセットする。
待機音が鳴り響く中で、バックル部分を展開し、【ファングメモリ】の下半身部分である
『
バックル部分がアルファベットの『W』に展開されると、専用の待機音と共に俺の顔に複雑な涙ラインが浮かび上がり、俺の周りにエネルギーの風が舞う。
そして、そのエネルギーは俺の肉体を変化させる。
俺の右半身【ソウルサイド】は白色、左半身【ボディサイド】は黒色に、中央には銀色の帯【セントラルパーテーション】で綺麗に分かれる。
頭部には『W』のアンテナ【ダブルフィーラー】が備わり、目は赤い複眼【ホークファインダー】で統一される。
しかし、強化訓練で変身した従来のWとは異なり、【ファングメモリ】の影響で全身が鋭角な形状となり、両頬には一筋の涙ラインが刻まれている。
Wの特殊強化形態【仮面ライダーW ファングジョーカー】に変身完了する。
バックル上部にはみ出した【ファングメモリ】の【タクティカルホーン】を1回叩く。
『アームファング!』
音声と共に右手首に【アームセイバー】が伸びる。
「ウオオオオオオオ!!」
雄叫びを上げ、俺は大男に突っ込み右ストレートを放つ。
「グッ!それだけかぁ!」
拳は顔面を捉え、大男は僅かによろけるも直ぐに体勢を整える。
しかし──
「オオオオオオオオオオ!!」
大男が再度拳を大きく振り翳そうとする寸前で距離を詰め、殴る蹴るの連続攻撃を放ち続ける。
「調子乗ってんじゃ──」
「オオオオオオオオオオ!!」
大男が動く前に、俺は右手首に伸びた【アームセイバー】で大男の筋繊維を斬り裂く。
次に【ファングメモリ】の【タクティカルホーン】を今度は2回叩く。
『ショルダーファング!』
音声と共に右手首に伸びた【アームセイバー】が消え、右肩に【ショルダーセイバー】が出現する。
「ハアッ!」
俺は【ショルダーセイバー】を掴み、大男に目掛けてブーメランの様に投げ飛ばす。
「チイィィィィッ!」
投げ飛ばされた【ショルダーセイバー】は高速で回転し、大男に覆われた筋繊維を削ぎ落とす様に斬り裂く。
肉塊となっていた大男の身体は【ショルダーセイバー】の斬撃によってボロボロとなっていた。
そして、俺は【ファングメモリ】の【タクティカルホーン】を3回叩く。
『ファング!マキシマムドライブ!』
すると右足首に【マキシマムセイバー】が出現し、俺は重心を落とす様に構える。
そして、高々と跳躍する。
「餓鬼イィィィッ!!」
「ファングストライザー!!」
大男は再び全身に筋繊維を覆い尽くし、俺は大男を斬り裂く様に回転飛び蹴りを放つ。
「ガハッ!!」
命中の瞬間、恐竜の頭部のようなオーラが現れ、喰らった大男に衝撃波と共に【F】の字が浮かび上がり、大男は大きく吹き飛ぶ。
「や……やった?」
後ろに隠れていた洸汰くんがそう言った。
その時──
「チクショウが……」
地面に倒れた大男はフラつきながら身体を起き上がらせる。
(驚いたな、マキシマムドライブを直撃してまだ立ち上がるか……。覆っていた筋繊維がクッションの役割を果たしていたのか……)
内心少し驚きながらも、大男の様子を分析する。
「久し振りだぜ、こんなにボコられたのはよ……お前強えな、話に聞いてた以上だ」
「話?死柄木に聞いたのか?」
口を開いた大男に質問する。
「そうだ。"
(連合の目的は俺と爆豪?個性関連か?それとも洗脳目的か……)
考えていると、大男は義眼であろう左眼を外し、ズボンのポケットから真っ赤な義眼を取り出し、空洞になっていた瞳に嵌める。
「けどよ、もうそんなのどうでも良くなった。俺はな、殺したい時に心置き無く殺したいんだよ。つまりだ、今は……本気でお前を殺したい!!」
大男はそう叫ぶと、先程以上に筋繊維を覆って俺目掛けて突進する。
「(避けたら後ろの洸汰くんが危ない……)それなら──」
一瞬で結論を出した俺は、バックル部分を上げ左側のスロットから【ジョーカーメモリ】を抜き取り、
「潰れちまえ!!」
大男の拳が俺に迫る。
しかし、
ブチブチブチッ!!
攻撃した大男の腕に覆れた筋繊維が音を立てて千切れる。
「何!?」
大男は逆に自身の筋繊維が千切れた事に驚愕する。
「言った筈だ、"お前に費やす時間は無い"って」
『
俺の左半身である【ボディサイド】は黒から銀色へと変わり、【ファング】の派生形態の1つ【ファングメタル】にハーフチェンジする。
「色が変わっただと?」
「悪いがあまり時間を掛けられないんだ。一気に終わらせる」
「グオッ!?」
唖然とする大男の顔面を殴り、後方へ大きく吹き飛ばす。
俺は【ファングメモリ】の【タクティカルホーン】を今度は2回叩く。
『ショルダーファング!』
すると、【ソウルサイド】の右腕に大小の6本の刃が出現する。
更に、
『ショルダーファング!』
今度は【ボディサイド】の左腕からも大小の6本の刃が出現する。
そして俺は大男を指差し、
「さあ、お前の罪を数えろ!」
「罪だと……?そんなの数えて何になる!!」
大男が突進の体勢に入る前に、
(は、速えっ!!)
「ウオオオオオオオオオオオ!!」
宙に浮いた大男を掴み、地面に叩きつける様に左拳で殴る。
「グッ!(コイツ!さっきよりも硬え!!左側が変わった影響か!?)」
「ウオオオオオオオオオオオ!!」
間髪入れず大男を振り回し、何度も地面に叩きつける。
ジジ……バチバチッ
すると、俺の体の中央にある【セントラルパーテーション】から電流が走る。
「そろそろ限界だ……。この変身も……俺の怒りも!」
俺は【ファングメモリ】の【タクティカルホーン】を3回叩く。
『ファング!マキシマムドライブ!』
音声と共に両腕の刃が肥大化し、エネルギーが集約される。
「ハアッ!」
「グオッ!」
そのまま俺は大男を天高く蹴り上げる。
そして、重心を落とす様に構え、必殺技を放つ。
「ファングスピアバレット!!!」
「ウギャアアアアアアアア!!」
高速回転しながら跳躍し、蹴り上げた大男を覆われた筋繊維を削り貫き、剥き出しとなった本体にダメージを与える。
断末魔を上げ、大男は地面に落下し気絶する。
着地した俺は理性が飛ぶ前に変身を解除させ、気を失った大男に向かって言う。
「味わえ、今まで殺した人たちの痛みも一緒にな」
A組・B組による肝試しの最中に、遂に
しかし、ライダーくんと打ち合わせしていたスレニキたちが各々対応を始める。
スレニキたちの各自の役割
呪術ニキ:護衛(ガスで気絶した生徒たちの救助&ラグドールの誘拐阻止)
小林ニキ&トレーナーニキ&狙撃ニキ:索敵&狙撃(連携して上空から援護)
幽波紋ニキ&グラップラーニキ:迎撃(脳無の撃退)
忍者ニキ:奇襲(ムーンフィッシュの撃退)
円卓ニキ:遊撃(Mr.コンプレスの足止め)
美食屋ニキ:遊撃(荼毘&トゥワイスの足止め)
ライダーくんvsマスキュラー
マスキュラーに襲われそうになる洸汰くんの元に【エクストリームメモリ】と共に駆けつけたライダーくん。
【仮面ライダーW ファングジョーカー】に変身し、交戦を始める。
マスキュラーの筋繊維を増幅し体の内外に纏う【筋力増強】に対し、【ファングジョーカー】の俊敏性と野生的な戦闘スタイルで筋繊維を高速で切り裂き、必殺技の【ファングストライザー】で決着したかに見えたが、辛うじて筋繊維の肉壁で直撃を免れる。
ファングのもう1つの姿、その名は【ファングメタル】
ライダーくんは【ジョーカーメモリ】から【メタルメモリ】に切り替え、漫画『風都探偵』に登場したオリジナル形態【ファングメタル】にハーフチェンジする。
堅牢なボディと高い俊敏性を活かして、マスキュラーの懐まで一気に接近し、連続で打撃と斬撃を叩き込む。
そして、必殺技【ファングスピアバレット】で肉壁を貫通し、マスキュラーに大ダメージを与え、勝利する。
※今作の【ファングメタル】や【ファングトリガー】の持続時間は約3分間。
今後のピックアップガチャ
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仮面ライダーガッチャード
-
仮面ライダーガヴ
-
仮面ライダーゼッツ